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○×式で解説 誰でもかんたん!! パースがわかる本: 空間認識力アップで漫画・イラストが上手くなる! 単行本 – 2016/4/6

4.1 5つ星のうち4.1 37個の評価

漫画やイラストで、キャラクターや背景を描くときに必要とされる技法がパースです。
パースには遠近法、透視図法とがあり、絵に奥行きを出したり、人物が背景に自然に存在させるために、
これらの技法を正しく使わなければなりません。

同書では、まず、理論は見て学ぶという手法をとっており、パースがくずれた作例と正しい作例を比較して、
どうなっていると間違っているのか、どう描くと正しく見えるのかが、簡単に理解する事ができます。

パースがしっかりした魅力的なカラーイラストとその作画手順も掲載されており、難しいパース理論を楽しく学ぶとこが出来ます。

監修の斉藤むねお以外にも、村上もとか・夢野れい・ユウヘイ・天乃一水・純友良幸・森山広臣・成田りうく・ねこがえる・
湯島ちょこ・島村つばめら、上は還暦から下は小学生まで幅広いプロ&アマの作例を収録し、
実際に本書の内容を学んだ人のビフォア・アフターも確認できます。
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商品の説明

著者について

斉藤 むねお:1966年生まれ。漫画家。秋本治・藤原カムイ・古沢優・原哲夫・杉森健・
金子ナンペイ・きたがわ翔・曽山一寿・ことぶきつかさら、多数のマンガ家・イラストレーター・
アニメーターを輩出した本郷高校在学中に『克巳・パラドックス』で、週刊少年サンデー主催の
第13回新人コミック大賞入選デビュー。代表作に週刊少年サンデー連載
『ジョーダンじゃないよ! 』、コロコロコミック連載『ポケットモンスター金・銀 ゴールデン・ボーイズ』、
小学館学年誌連載『がんばれ! ドッジファイターズ (原作:村上としや)』などがある。
『ポケットモンスター』の、エンテイ・ライコウ・スイクンのモンスターデザインも手がける。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 誠文堂新光社 (2016/4/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/4/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 199ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4416516053
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4416516058
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.5 x 1.5 x 25.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 37個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
37グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2017年4月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    「漫画やイラストの背景をきちんと描きたい」
    「遠近法やパースについて知りたい」
    という人へ、ぜひ最初の1冊として読んでほしい本。

    かなり高度な内容までしっかり解説しているので、すごくとっつきやすい本ではないかもしれませんが
    初心者からでも段階を踏んで理解していける構成になっていると思います。

    パース関係の実践的な参考書を探しているなら、この本1冊あれば十分だと思います。
    (本書に載っていないもっと高度な技術もあるようですが)

    自分のようにいくつかパースの本(漫画背景用やパースそのものの解説本)を読んだ後だと、
    多くの同様の技巧書で解説している「一点透視・二点透視・三点透視」等の名前と方法が多少なりとも頭に入っていて、
    どうしてもその知識に邪魔されて最初は飲み込みにくく感じます。

    この本ではそういう分類で解説しません。
    透視法の成り立ちや理屈、そしてどんな描画が出来るかを解説してくれる感じでしょうか。
    一点透視・二点透視…という分類がダメなのではなく、この本の内容を理解するとその透視図法も含め、
    もっと自由にパースを使いこなせるようになります。

    最初の1冊に、と書きましたが、いくつか技法書を読み、
    なんとなく言ってる意味はわかるんだけど使いこなすまではいけない…!
    という人は最初入りにくくても頑張って読んで損はありません。

    紙面は実際の描画方法(と手順)がメインなので、今現在仕事や趣味などで絵を描いている人向け。
    読むだけだと「ワープ技法」「多角形分割法」「トコロテン技法」など見慣れない単語が並びますが、
    実際描いてみると「なるほどね」と納得がいきます。
    また「こういうショットを描きたいときはこうすればいいのね」という、アイレベルや消失点・ガイド線の引き方が
    分かるようになってきます。

    また「どうしてこの技法で正確ってわかるの?」と理論から入る人向けに、数学的な解説ページもあります。
    (技法だけなぞる人は飛ばしても大丈夫)

    おまけ的に、デジタル作画用の3Dソフトの活用法や、人とモノとの大きさ対比等をまとめたページ等も収録
    されています。

    全体的に「実際手を動かしながら考えるて身につける」本なので、ただ読むだけでは「???」という感じに
    なりそうですが、手を動かすと知識として連動します。

    「読みながら手を動かす」はどの技法書でも共通する使い方ですが、こちらの本ではその結果身につくものが
    かなり実践的で応用が利きます。
    自分もまだまだですが、使いこなせればかなり力強い本です!

    ※こちらはタイトルにもある通り「パース」そのものの使い方を解説してくれるのがメインなので、
    「ビル(家屋)背景の描き方」「自然背景の描き方」というような項目はありません。
    作例として載っているものはありますが、理論や方法はいいからズバリそのものを描きたい!という方には
    別のハウツー本の方がいいかも
    12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年12月29日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    実際に背景を書く際に実践的に使える技術の基本的なことが多く記載されているので、
    よく背景を書く人には使いやすい本だと思いました。
    ただアナログな作業の部分が多いので、PCで省ける作業があるなと思いました。
    漫画背景の制作には良いのではないでしょうか。

    ただ、本書の参考イラストの人物が軒並み下手なところに目がとまりやすいです。
    特にChapter01のバスケットボールをする少年達のイラストはちょっとびっくりしました。
    私はamazonで購入しましたが、店頭で手に取って購入を検討する人たちのために
    最初の40ページぐらいは上手いイラストだけにした方が良いのではないでしょうか。
    キャラに目が止まり過ぎて集中できないので☆3です
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年12月31日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    趣味で絵を描いています。
    背景を描けるようになったらいいな、とぼんやり思ってはいたものの、
    一般的に説明で使われる「アイレベル」「水平線」「二点透視」~云々、というものが
    いまいち理解しきれず悩んでおりました。
    ですがこの本はそんな自分にとって、理解への糸口となりそうです。

    まず考え方からして、既存の説明とは違いました。
    三角形などの簡単な図形からパースを導き出す?ような説明が基本になっています。
    なので描きたいもののイメージを絵にするのが目的である場合に
    とても実用的な考え方のように思えます。
    また、三角定規などを使った方法も合わせて説明されている為
    アナログ描き派でも困りません。

    <水平線?消失点?え?こんな雰囲気の描くにはどうしたらいいの?>
    <パース定規の操作自体はわかるけど…そもそもどこに何をおけばいいの??>
    <パースについて挫折しかけてる/苦手意識が拭えない>
    となっていた自分のような方がもしいらしたら、ぜひ一読をお勧めしたい本です。

    また、パースのついた絵を描く際に関連しそうな
    その他の一般的な知識についても軽く触れられています。
    人体のバランスの基準やスケール比較など。
    「さらに踏み込んで知識を獲たい場合にはこういう本を読んだり調べたりするといい」
    といったお薦めが具体的に挙げられています。
    なので絵を描き始めたばかりの初心者さんでも
    まずはこの本から知識を広げていくのもアリ?…のような気がします。
    他の方のレビューにもあるように、実践練習を重ねやすい内容が豊富です。
    なので見出しの通り、
    「もっと早くに出会いたかった…!!」そんな一冊です。

    自分もまだ理解が進んでいない為うまく説明しきれないのですが、
    この本で勉強して、少しずつ描けるものを増やしていきたいです。
    16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2020年6月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    他のパースの本よりものの描き方の方法がしっかりしてたと思います。
    特にトコロテン技法と本書内で書かれてる技法は、私にとってわかりやすかったです。
    パースが付いた図形の正確な分割方法が載ってるのも良かったです。
    立体物を二次元に落とし込む能力の欠如を感じたので今はBlenderという3DCGソフトを使って背景を作ってますが、押し出しや分割などに近い操作を2次元上に人力で行う手段が載ってると思います。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年2月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    姉妹編の構図がわかる本も良かったですが、こちらの本もわかりやすく、勉強になりました。ただ、手っ取り早くお手軽にパースを理解したいという人には、向かない本でしょう。基本となる分割法とか、面倒くさがり屋には不満でしょうし、対角線を使った技法は算数の図形問題が苦手な人は避けたいでしょうし、トコロテン技法はコツコツと積み重ねることが嫌いな人には、ダメな本でしょう。でも検索すると、プロの漫画家が何人もこの本を推薦していますね。私も含め、ここでレビューを書いてる人はたぶん、漫画家やイラストレーターや洋画家や日本画家でなく、素人の立場からあーだこーだ書いてるにすぎません。なので、できれば手に取って試し読みして、自分の判断で購入されるのがよいでしょう。この手のパース本を読むと、3分割さえ説明してない本がほとんどで、5分割や7分割を説明している本は稀少です。それどころか、なぜその技法が数学的に正しいか、証明まで解説してる本はたぶん海外にもないでしょう。対角線を使った多彩な技法も、他の入門書では見ない内容ですし、しかもその技術を理解する練習問題まで用意されている。技術自慢に走る本は数あれど、読む側の立場に立って本に思えました。トコロテン技法はゲーム感覚で楽しく学べましたが、これまたこんな方法論は初めて見ました。私には高度すぎて難しい技術もありますが、初心者からプロ用技術まで、全部段階的につながっているのでしょう。手っ取り早くわかった気になれる、上手くなった気になれる本ではないかもしれないけれど、良い本だと私は思いました。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年4月29日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    「アイレベルってなぁに?水平線(地平線)のこと?」
    ってくらいの初心者が最初の一冊とするならこの本は勧めません
    その辺はある程度わかってる人向けの本です

    実際に背景のある絵を描いてみて
    「透視図法は出来てるはずなのになんか変。なぜ?」

    この本の情報が必要な人はこういうレベルの人です
    どうして変なのか、どうすれば自然に見えるのか
    そういうテクニックに重点を置いて書かれています

    私はアニメーターをしておりまして自分を中級者以上であると思っていますが
    何か仕事を楽にする新情報はないかと購入してみました
    残念ながら9割方既知の情報でしたが
    欄外やコラム等で時折気付きのようなものを得られたので
    買って良かったかなと思います
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年1月28日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本にするレベルではない。
    初心者向けを意識しているからか、はっきりいってパース本としては無駄なページが多い。感覚的な表記も多く理論的でない部分も多々。

    そもそも、読者をどの地平まで連れていきたいのか、という、ビジョンが見えず、だから体系的でない、せいぜいメソッドの羅列で終わっている。
    この本を読んで「パースがわかる」、というものではない。
    22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年4月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    買ってよかったです。いろいろな作家さん達が本書の内容を用いて描いた実際のイラストや、実際に内容を理解する前と後の比較図もあり、そのビフォーアフターにも驚かされました。
    技法の面ではとても細かく丁寧に書いてあり、最初から完璧には出来るとは思いませんが、回数を重ねるごとに確実にできるようになるであろう、痒い場所に手の届く教本です。
    これから背景技術を付けたいと思っている方、
    絵が好きな方、この本を手に取ってみると、思わぬアドバイスが貰えるかもしれません。
    また、絵が描けなくても、もしかするとこの本は新しい世界を見せてくれるかもしれません。
    図形を書くのが好きだったり、製図をする方にとっても面白いと思います。この本の内容はお絵描きと違い、もっと理論的なものであると思います。
    読み物としても面白いので、久々に良い買い物をしました。
    ありがとうございました。
    30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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