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おおきな森 単行本 – 2020/4/23

3.8 5つ星のうち3.8 18個の評価

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東北から南米へ
戦前から現代へ
時空の森を貫き
その列車は疾る

小説家兼探偵・坂口安吾が、失踪した高級コールガールの行方を追う「第一の森」。
記憶を持たない男・丸消須ガルシャが乗った列車で不可解な殺人事件が起きる「第二の森」。
そして私は小説に導かれ京都、長崎、東北と漂泊し、手記「消滅する海」をしたため続ける。

ミステリ、SF、幻想小説にして世界文学。
前人未踏のギガノベル、ここに誕生!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2020/4/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/4/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 898ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4065187397
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065187395
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.5 x 6.4 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 18個の評価

著者について

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古川 日出男
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年7月27日に日本でレビュー済み
中国に進出して満洲国を建国した日本に、原爆が投下され、アメリカに占領された、
という戦前から戦後にかけての日本の歴史状況に基づいた幻想小説です。

日本人の社会状況と南米文学とも絡み合って、
探偵小説、殺人事件のサスペンス小説、そして私小説
というジャンルの枠を貫き、突き抜けています。

「ミステリ、SF、幻想小説にして世界文学」(本書の「帯」より)

確かに。
坂口安吾の文学と宮沢賢治の文学と南米ガルシア=マルケスの文学とも絡み合って、
古川日出男さんの代表作が、本書によって更新されたことを実感させてくれました。

おおきな本。なんと890頁以上。
対して、表紙カバーの書名『おおきな森』という活字の、何とちいさいことか。

<偉大なる>何とかや、<大日本帝国>とか、おおきいものは消滅して、
ちいさな「私」が、みたび妻や家族のもとに戻り、人生を「やり直す」(893頁)
という物語。

「目次」は、まるで索引。何カ所にも同じ章名が繰り返し登場する小説。
おかげで、この小説の骨組み(構成)が透けて見えるようです。

おおきな森が三つある。
その三つの森の関係が描かれる。
「第二と第三の森」の関係ね。ふん、ふん。
「第三と第一の森」の関係ね。ふん、ふん。
「第三と第二の森」の関係ね。おやっ? 「第二と第三の森」の関係と同じでは?

第三の森は、北半球と南半球に分けて描かれる。なぜでしょう?
「一九二八年」と「一九五〇年」に、いったい何があったのでしょうか?

「第一の海」。ふん、ふん。
「第二の海」。ふん、ふん。
「第三の海と一九四九年」。なに? 「一九四九年」に「第三の海」で、何が起きたのか?
「消滅する海」は、何番目の海?

最後の「目次」は、「九足す一」。「九足す一(再度)」。「九足す一(みたび)」
仏の顔も三度撫でれば腹立てる。
「私」の妻は、みたび戻ったときにも同じことを言う?

この小説の骨組み(構成)がわかりません。
とにかく読もう。斜め読みでもなんでも。
この超長篇小説を読み終わりました。何も、わかりませんでした。
あと何度読めばわかるでしょうか? 「みたび」では済まなそうです。

《備考》
「九足す一」は、十に決まっています。でも、なんか意味ありげな算術です。
「十」という漢字は、墓の土の上に立てられた十字架のように感じます。
「土」という漢字は、墓の土の上に立てられた十字架のように見えます。
「私」の(三番目の)妻は「九足す一は、幾つ?」と尋ねるだろう。
あなたは、死んで、十字架の下で土になってしまったんじゃなかったの? と。
「目次」からは、この小説のテーマも筋(プロット)もまったく想像がつきませんでした。
「おもな登場人物」には、鶏の「レギーちゃん」や馬の「嘉助」までが入っています。
人も動物も一緒の物語です。みんな集まれー動物の森へ。
すべてが驚きっぱなしの奇想天外の長篇小説です。ゲームのように面白いと言えば面白い。
主人公は、三人も登場します。
第一の森にいる主人公は「坂口安吾」
第二の森にいる主人公は「丸消須(まるけす)ガルシャ」。細川ガラシャを連想しました。
第三の森には、主人公はいません?
手記「消滅する海」を執筆する「私」も、主人公。
舞台は、列車?
列車は、おおきな森を貫き疾走する。東北から南米へ、と縦横無尽に。
「そして私は小説に導かれ京都、長崎、東北と漂泊」(「帯」より)する。
「私」のモデルは、この本の著者の古川日出男さんでは?
五十代になった古川さんが、この本で言いたかったことを考えました。
タイトルが、『おおきな森』ですから、もちろん森のことを書きたかったのでしょう。
それにしても、この漢字一文字の「おおきな森」は何て読むのでしょう? 創作漢字?
この漢字の「おおきな森」は、何度も何度も何度もこの本に出てきます。

この<漢字一文字>の活字が見つからないので、ここでは<大・森>と表記して引用します。
引用箇所の全体から、<大・森>の概念がなんとなく理解できますように。祈り。

「こんな漢字、とヨワンがぶつぶつ言った。僕、読めないよ」(208頁)
「『大きいのね』と言う。『<木(傍点あり)>よりも、<林(傍点あり)>よりも、<森(傍点あり)>よりも。でも森であるところ』」(208頁)
「そのサチを<大・森>で……直接捜索、だと?」(471頁)
「<木(傍点あり)>よりも<林(傍点あり)>よりも<森(傍点あり)>よりも大きな<大・森>にはね、うちの娘(こ)たちをね、磨きぬいてしまう効用があるんだわって」(472頁)
「<大・森>の地図が準備される。都内に散らばる<大・森>の、だ。<大・森>の断片の、だ」(474頁)
「<大・森>には京都がある」(559頁)
「それは(それらは、それらの罪業は、悪業の物語は)、何を産む?
 <大・森>だ、と安吾は回答する」(630頁)
「しかし、俺は、これが最初の夜だ。初夜だ、この<大・森>での」(695頁)
「すなわち<大・森>に派(つか)わされた<第一次(傍点あり)>移民団」(696頁)
「『森は二つあるの。大きな、大きな、とんでもないほどに巨(おお)きな森が』
 <大・森>は二つある、と安吾は咀(か)む」(705頁)
「だから、鉄道を素材に、世界は生じる。
 国は生じる。あるいは、生じ直す。二つの<大・森>に」(733頁)
「海を誕生させる列車が、<大・森>――第二満州を走り出した」(797頁)
「あちらの<大・森>にもこちらの<大・森>にも。海は現われた。そうして横溢し続け」(885頁)
「海。ああ海はなあ、<大・森>はどこでも浸(ひた)すけれども、それは概念としての<大・森>をゼロにするだけで、ちゃんと普通に森を残す、しっかりと陸を残す」(890頁)

あーあ、概念としての<大・森>は、ゼロになってしまいました。
手記「消滅する海」を執筆する「私」は、
「複数の宇宙を見通して。その視線(め)でつらぬいて」(892頁)、
「消滅する海」を見てきたのです。
みたび「やり直す」(893頁)ために、東京都の北区の、十条の家にきたくする。
「九足す一は、幾つ?」と同じ質問を「みたび」尋ねる妻。その妻がいる家に戻る。
不思議な数字の「三」が何度も登場します。

「京都は三つある」(394頁)
「新京も、東京も、京都なのかもしれない」(394頁)
「南米で、南半球でずっとミミって呼ばれて、もしかしたら呼びならわせるようになって、宛(あて)がわれた漢字は、三実」(404頁)

「われわれは三人で、共同執筆しているのでした」
「執筆を?」
「ええ。三実という女(ひと)の物語を、です」(438頁)

三実は、「おもな登場人物」に入っていません。なぜでしょう?

「九実足すマルケスは、幾つか?」(503頁)
「九実はあの世界的文学者ガブリエル・ガルシア=マルケスと交わっている」(503頁)
「『九実足すマルケスは、幾つか?』――解答は三。九実足すマルケスは三なのだ。三つめの原爆投下だったのだ」(511頁)
「そうか……三番めまで、生じるのか。三が、必ずある。一、二、そして三。原爆ですら、一、二、そして三発め」(538頁)
「悪は三つしかない」(621頁)
「三つだ、ミミ」(627頁)

日本の「男は全員アメリカの奴隷だ」(865頁)と三実の情夫の石上(いしがみ)は言う。
だからね、女のあたし(三実)は海をわたり、南米に行ってミミとなり家族を作る。
「だから、あなたも来て。イシガミさん!」(866頁)と三実は言う。
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2020年7月26日に日本でレビュー済み
900ページ弱の大作。本の厚さ重さも超弩級で、とても寝っ転がっては読めません。
3つの物語が絡まり合いながら、夢を見てるかのように次から次へと世界が展開して、終結に向かって進んでいきます。
久々に物語にどっぷり身を委ねて読書の楽しみを再発見しました。
ただ、作者特有の、言葉を重ねたり同じものを別に言い表したりする表現は、流し読みなんざハナっからさせません的なヘビーなものでした。
ま、この文体のリズムがないと魅力も半減なんだと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月9日に日本でレビュー済み
 宮沢賢治、ラテンアメリカ作家(ボルヘス、マルケス、コルタサル)、坂口安吾に加えて作者自身も登場させつつ、作家の直観・意識が現実を生み出す魔術的世界の中で、日本という国家システムと日本語を批判しようとした作品である。2020年に出版されたもう一つの話題作、中村文則 『逃亡者』にも国柱会の話が出てきたが、この点は執筆時の政権と某団体の関係に対する作家達の問題意識が共通したのかもしれない。

 ある事象には何通りもの呼び名、呼び方があるという話を執拗に繰り返しながら、多重世界を開いて時空を行き来する話なのだが、企図に反してマジックリアリズム作品のようなビジュアル感に欠ける点は致命的である。幻想世界を超論理でのみ説明しようとしているので、理屈っぽくて長ったらしいし、そもそも美しくない。

 また、安吾の巨大なニヒリズムと、それを裏打ちするヒューマニズム、ラテンアメリカ作家達の孤独感、宮沢賢治の優しさや悲しみやヤバさ(かなり複雑な人格の人なので、端的な言葉で表せられない)などなど、各作家の核にある魅力がすっ飛ばされて、単に名前と年代記的エピソードだけがキャラ的に拝借されているところも残念だ。もしかしたら、作者の彼らへの愛は「浅い」のではないだろうか?少なくとも、これらの作家は本作のような甘いラストは絶対に書かない。

 一方で、この作品の登場人物には選ばれていないが、作者ご本人が耽読してきたことを公にしている村上春樹作品の影響は、本作でも色濃く感じられる。(例:人物名の付け方、異世界の物語、日本というシステムや昭和史への批判、ほか。)漢字や人物名の表記がカギになる作品なので、絶対に他言語に翻訳不可能な小説なのだが、良くも悪くも春樹フォロワーのトップランナーである以上、この作品もいつか無理やり翻訳されて海外で出版されるのだろう。

 安吾、ラテンアメリカ幻想文学、宮沢賢治という三つの要素を寄せ集め、あたかも三つの粘土の塊を力技でくっつけて一つの球を作ったような作品である。この三片が滑らかにくっついてはおらず、割れ目が粗あらしく残っているのだが、そのような造形の方が、滑らかな一つの球を見せられるよりも、力強さは見る者に伝わるだろう。そういった「粗さ」を楽しめる人とそうでない人で、評価は分かれる作品のはずだ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハッタリばかりでいつから面白くなるのだろうと思い始めたのが半分読んだ時点。貧弱な読書経験をバーでまったく読書などしない若い世代にひけらかすちょい悪オヤジ丸出し。ちょい悪オヤジにしても作者はセンスの良さなどもいっさいなく、隅々に世代特有の無意識な女性蔑視、出自の自虐が鼻につく。文体、スタイルのない作家の作品は二度と読むまいと決意させられたほどの近年にない駄作。購入をお考えの方には買わないでとはっきり言います。お金、何より時間の無駄です。
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