目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】
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目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】 Audible版 – 完全版

4.5 5つ星のうち4.5 1,366個の評価

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

読まれると経済学者・官僚が困る本ナンバー1 経済常識が180度変わる衝撃!
第1部 経済の基礎知識をマスターしよう
1.日本経済が成長しなくなった理由 平成不況 デフレとは何か 輸入品の価格を巡る注意事項 「合成の誤謬」
2.デフレの中心で、インフレ対策を叫ぶ 政府が悪い 二つの経済政策 平成不況の原因は明らか
3.経済政策をビジネス・センスで語るな 問題は「合成の誤謬」 競争に負けた企業は、淘汰されればいい? 政府の無駄遣い 公共投資は無駄だった? インフレ対策とデフレ対策とは、正反対
4.仮想通貨とは、何なのか 仮想通貨の登場 仮想通貨の決定的な欠陥
5.お金について正しく理解する 貨幣とは、負債の一種 貨幣の歴史 銀行は、貨幣を創造することができる 貸出しと預金の関係 貨幣と租税
6.金融と財政をめぐる勘違い 社会通念がひっくり返る デフレ下では、中央銀行は貨幣供給量を増やせなくなる 財政赤字をめぐる誤解 財政赤字は民間貯蓄に制約されない 財政政策は、金融政策 需要不足か、貨幣不足か 仮想通貨とデフレ マッドサイエンティストのような主張
7.税金は、何のためにある? 財政赤字の限界 財政赤字の制約はインフレ率 財政赤字の大きさは関係ない 税は、財源確保の手段ではない 政策手段としての税
8.日本の財政破綻シナリオ ハイパーインフレになるのか 金利の高騰は起きうるのか 日本を財政破綻させる方法
9.日本の財政再建シナリオ プライマリー・バランスを黒字化して破綻する 国内民間部門の収支+国内政府部門の収支+海外部門の収支=0 財政健全化は徒労に終わる 財政悪化無くして財政再建なし! 第2部 経済学者たちはなぜ間違うの?
10.オオカミ少年を自称する経済学者 「国難」としての自然災害 「亡国」の財政破綻 経済学者たちの緊急提言 オオカミ少年
11.自分の理論を自分で否定した経済学者 構造デフレ説 経済構造と貨幣の関係 インフレ目標と期待 後任の日銀副総裁 円安の効果?
12.変節を繰り返す経済学者 状況が変わった? あまりに時代遅れの理論 正論は負ける!
13.間違いを直せない経済学者 ノーベル経済学賞受賞者の批判 エリザベス女王の疑問 なぜ、インフレ対策しか出てこないのか 経済学者たちの閉鎖的な内輪意識
14.よく分からない理由で、消費増税を叫ぶ経済学者 消費増税の深刻な悪影響 痛みを分かち合う? 財政赤字についての誤解 間違いだらけの財政論 なぜ消費税でなければならないのか
15.経済学は、もはや宗教である 自由貿易の定理 自由貿易の効果の試算 自由貿易の歴史 戦後の自由貿易は成功したか グローバリゼーションは、歴史の必然? 経済学者の無知

登録情報

再生時間 6 時間 45 分
著者 中野 剛志
ナレーター 志村 倫生
配信日(Audible.co.jp) 2023/8/25
制作 MediaDo
フォマット オーディオブック
バージョン 完全版
言語 日本語
ASIN B0C3MC2MWY
ナレーションのアクセント Standard Japanese
Amazon 売れ筋ランキング - 14,997位Audibleオーディオブック (Audibleオーディオブックの売れ筋ランキングを見る)
- 417位政治学 (Audibleオーディオブック)
- 168,570位社会・政治 (本)
- 176,270位ノンフィクション (本)

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
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無からおカネを創り出す「信用創造」は単なる事実です
5 星
無からおカネを創り出す「信用創造」は単なる事実です
本書は、経済学を学んだことのない私でも経済の本質を理解できた経済書です。本書を読まれた方の中には、「銀行はいくらでもおカネを貸せるわけがない」と批判している方がいますが、著者も別にいくらでもおカネを貸せるなんてことは言っていないわけで、ちゃんと本書を読めば書いてあります。著者は、「借り手の返済能力」が上限になると書いています。本書に書かれていないことをもう少し詳しく書きますと、バーゼル銀行監督委員会で決められたバーゼル規制によって、銀行は貸出上限を、国内業務を行う銀行は自己資本の25倍まで、国際業務を行う銀行は自己資本の12.5倍までに納めるよう決定されています。この、無からおカネを創り出す信用創造行為は、現実に行われている業務です。例えば、イングランド銀行も季刊誌で「商業銀行は、新規の融資を行うことで、銀行預金の形式の貨幣を創造する」と書いていますし、日本の全国銀行協会が編集している『図説 わが国の銀行』には、「銀行が貸出を行う際は、貸出先企業Xに現金を交付するのではなく、Xの預金口座に貸出金相当額を入金記帳する。つまり、銀行の貸出の段階で預金は創造される仕組みである。」と、書かれています。また、日銀の黒田総裁も副総裁も無からおカネを創り出す信用創造を国会で答弁していますし、最近ではマクロ経済学の教科書でも書かれるようになっています。(『入門マクロ経済学 第6版』中谷巌ら)更には、2022年度大学入学共通テストの政治・経済の科目で、この正しい信用創造が出題されていて話題になりました。(ただし、現代社会の科目では、従来の又貸し形式の信用創造が出題されていました)……このように、無からおカネを創り出す「信用創造」とは単なる事実にすぎません。また、金融経済と実体経済を混同していると批判している方もおりますが、実際に混同してきたのは主流派経済学のほうなんです。日銀が国債を買って日銀当座預金を増やせば民間の銀行預金が増えると勘違いしていたので、アベノミクスの異次元の金融緩和が行われてきたわけです。しかし、実際はそんなことはなく、インフレ率もわずかしか上がらず、消費税増税など増税をし続けたことで失敗することとなりました。本書に書かれているように、民間の銀行預金を増やすには政府が財政支出することが有効です。(デフレ下では併せて金融緩和も必要)本書を読むとよくわかりますが、ネット上にも著者による解説がたくさんあります。2020年の特別定額給付金では、政府が国債発行した分、みなさんの銀行預金が増えました。ああいうことなんです。そして、政府債務は完済する必要などなく、借り換えを続けて増やし続けていけばいいんです。そんなバカな!と思うかもしれませんが、どの国も政府債務を増やし続けていますし、家計金融資産も増え続けています。ですから税金を徴収して「借金」の返済に充てる必要などないわけです。実際、アメリカやイギリスの予算には、日本のような債務償還費などという項目はありません。「じゃあ、税金って一体なんなんだ?」ということは、本書内に書かれています。
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすくて面白かった。
基礎知識編ということで当たり前のことを言っているのだが、たしかに当時は目からウロコでした。
この本を全国民が読んで理解すれば、ザイムショーも大人しくなるかも?
実態としてはそこまでシンプルな話では済まないのだと思いますが、基本的な考え方としては非常に重要なことを書いていただいていると思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初心者にわかりやすい
2021年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
変動相場制の下、金融緩和と財政政策(消費税減税+累進課税制度の先鋭化+国土強靭化部隊の半永久的常設)なくしてデフレ脱却なし。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変わかりやすかったです。
さくさく読むことができました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済の基礎とMMTってなんぞやということを概略的に理解するにはいいと思いました。ただ、筆者はMMTのみをゴリ押しMMTを採用すれば全て解決!何でそんなこともわかんないの?という論調なので、全部読むと食傷気味になるかも。一個人の人生も一本調子ではままならないのに、世の中一つの理論だけで全てうまくいくほど単純ではないと思います。一意見として拝読いたしました。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平成がどんな時代であったかよくわかりました。1960 年代生まれです。特に20 代、30 代の方々は読む価値ありだと思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この書物は、読み進めていくと著者が記述に苦労したのが分かる部分が沢山見られる。
しかし、書中に用いられている用語については、私自身が新たに自分用の用語を作り、置き換えて読み進めた。
 本文の理解を深めたと自負する新用語がある。それらを、新読者のために紹介してみたい。
 この価値ある書物の理解の深まりのためには役に立つと思う。
(この巻では、一国の国内を対象にして議論している。他国が関連すると、為替の問題が出てくるので多少事情が変わるかもしれないので注意したい。)
以下、四つの用語に限り、読み替えの提案をしたい。
 
①新自由主義→再興リベラリズム(再興自由主義)
    この名称は、元はといえば英語でのネオリベラリズムの翻訳である。
現在も例外なく、この翻訳日本語がどのような日本語の書物、雑誌でも使用されている。
ごく稀にネオリベラリズムとする本もみられる。
定義は、必ずしも一般に公認されたものはないが、「アダム・スミスに起源をもつ【自由放任された経済活動は、人間の手で制御を試みるよりは、むしろ見えざる手に任せたほうが、より円滑に進展するようになっている。】との思想を徹底的に現代の経済活動に適用しようという経済思想(イデオロギー)である。つまり、市場に対し、政府の規制は可能な限り、排除するのが良いと考える。
この思想は、政治思想のリベラリズムに重なるところがありので、ネオリベラリズムと呼ばれることもあるわけである。
   関連する学者としては、ミルトン・フリードマン、日本では竹中 平蔵氏(ただし、氏は、不思議なことに、自分は新自由主義者ではないと最近ー去年の12月に公言されている)が著名である。  政治家としては、1980年代の米国のレーガン大統領、英国ではサッチャー元首相が挙げられる。  この思想と主張は、多くの少数派に追いやられた正統派の政治・経済学者を苦しめた。   
    先を急ぎたい。
  私見だが、この新自由主義は、現在その役割を終えて、歴史の彼方に消え去ろうとしている。 この思想は、正統派経済学者ケインズにより、経済的リベラリズムが1930年代に否定され、それに代わり経済学界に広く認められた。 にもかかわらず、米国でレーガン政権時代にたくましく再興して来たのである。
  トランプ政権を経て、漸くその終焉を迎えようとしている。
この新民主主義を捨てて、新しい経済思想に乗りかえる日本の経済政治学者が多数輩出することが予想される。戦後の日本の言論風景を思い出させて、面白い見ものとなるであろう。
  従って、再興自由主義と読み替えて、この書籍を読むとその歴史的意義が明確になろう。
関連する他の経済書を読まれるとき、この置き換えをすることは極めて有益のはずである。

②民主社会主義→再興ケインズ主義
     この用語は中野先生が、この本で提唱されているものです。日本の現下での経済学の
碩学に対し、このような提案をするのは。失礼であり万死に値いします。   しかし、この用語は卑近な言い方をすれば、ビッシリと手垢がつきすぎています。 おまけに経済思想よいうよりも、むしろ政治思想です。
  ケインズ主義が、信じがたいことですが、大学を含めて全世界で忘れ去られ、講義さえなされていないと聞きます。 誤った別の経済思想が適用がされ、再興自由主義が蔓延しています。

   実に皮肉なことに、表向きは共産主義の中国では、習近平政権によりケインズ主義に起源をもつMMCの知識の習得に励み、政策に採用され、経済の活性化が実現しているようです。
    再興ケインズ主義という用語で、その歴史的意義も明確になり、かえって中野先生の主張も明確になるのではないでしょうか。

③機能的財政論→状況応変運営主義(または状況応変的財政論) 
     著者が縷々と,進めている財政政策・金融政策に関する事項をこの用語で纏め。締めくくっておられる。この用語がこの書籍のエッセンスともいえる。 
  つまり物価が上がりすぎるときは、緊縮財政にして、物価が低下しすぎる時は、積極財政にするという、一般的な活動にも適用できる、当然の経済思想なのである。
   しかし、この用語・機能的財政論では、学者間でも一見、一聞しても分かりにくいのではあるまいか。 ましてや、経済学には縁のない一般市民には、その重要性は分かりにくいであろう。
    だが、この財政論は、本書で見事に十分に説明されている。眼からウロコが落ちるであろう。 
  ただ惜しむらくは、デフレ、インフレという「手垢」まみれの経済用語が、説明の過程で他の言葉と合成されてふんだんに出現しているのである。 よほど読者が注意して、インフレ率が物価上昇率の意味で使用されていることに注意していないと、下に示すように一部の読者は、直ちに書を閉じるであろう。
 つまり、この二つの用語は、恐ろしい魔力を持っているのである。1930年代米国の一般市民と農民にとってのデフレ、1920年代の第一次世界大戦後のドイツ市民とその子孫にとってのインフレ、悪夢であり。彼らが持っている怨念は、我ら日本人の一部にも伝染している。

④流動性の罠→(デフレ時の)低金利の蟻地獄
     この用語は、近代経済学者・金融機関の関係者間では、よく知られている筈の言葉である。
どうゆうわけか、著名の経済学者・政府の経済政策の顧問格の方もその真の意味するところをご存じないか、或いはご存じでないふりをするとみられるのである。
    デフレ時に、金利が低下しているときに不景気から離脱しようと試みる。しかし、金融政策で、この金利を上昇させようと試みても成功しない。つまり、罠にまり込んだ獲物のように動きがとれなくなる状況を例えているのである。 
  この用語は、一般には分かりにくい。流動性という用語が分かりにくいからである。
金利の存在の意味・意義は、宗教的にも倫理的にも古来から論じられている。  この金利に関連して生まれた用語のようである。 
  ここではそれに深入りすることは避けて、罠にはまった状態を、蟻地獄にはまった昆虫と例えれば良いのであろうと考える。 用語の正当性から言えば、 流動性の罠という方がはるかに事態を表すのに正確である。何故なら、罠にはまった獲物は、確実に殺されるわけではなく、生き残るチャンスはある。  一方蟻地獄では、どんなに藻掻いても脱出できずそこにいるウスバカゲロウに必ず捕食され、生命を絶たれる。
だから、適切な方法で脱出する可能性があるので、経済の状況が 蟻地獄に陥ったと例えるのは不適当であろう。 
  しかし、このいま新たに提案している経済用語は、実体の恐ろしさを世間に広く知らしめるにはインパクトは充分にあると思う。
  あのケインズ先生が1930年代にこの事象を言及している。彼は、金融政策で解決するのを考えるのは。愚策で、してはならないと仰っている。これは、この中野氏の著作でも紹介されている。
実際、過去の各国の金融政策での結果は、この理論の正しさ実証している。新自由主義の祖であるフリードマンも大不況の原因は、中央銀行の貨幣の発行の不足であると主張していた。 
この意見は間違いであることは、その後の学者のデータの解析で証明されている。 
  日本で現在も進行中の日銀の黒田・浜田・岩田の金融政策は、この政策の不毛性を証明するものだと説く経済評論家もおられる。 日銀の政策で10数年にわたり、2~3百兆円にのぼり投入されて資金は、金融商品かあるい 実需の不動産に流入して 、実際の投資、消費にはわずかにしか流入せず循環するか退蔵されているのであろう。しかし、ここはこの程度にとどめよう。その是非を議論する場所ではない。
     ただ、私の提案する新用語を参考になさると、一般人にも、多数の読者にも日銀の現在とる政策の意味への理解が進むであろうということである。もちろん著者の主張も入る。

最後に編集者に一言。巻末の索引の作成を惜しまないでください。著者から20個あたりのキーワードを頂きパソコンで作成すれば良いだけである。 再版の際、この索引を付加すればこの本は良書から名著に変身するであろう。
                                  以上である。妄言であったら多謝する。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年4月18日に日本でレビュー済み
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政治家がこの本のレベルに到達してないから日本がずっとデフレから脱却できないということがわかる本
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