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食べることと出すこと (シリーズ ケアをひらく) 単行本 – 2020/8/3
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(だが、悩める管だ。)
個性的なカフカ研究者として知られる著者は、大学生のときに潰瘍性大腸炎という難病に襲われた。
食事と排泄という「当たり前」が当たり前でなくなったとき、世界はどう変わったのか?
絶望的な日常と、絶望だけしているわけにはいかない日常。その狭間に漂う不思議なユーモア。
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社医学書院
- 発売日2020/8/3
- 寸法14.8 x 2.3 x 21 cm
- ISBN-104260042882
- ISBN-13978-4260042888
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出版社より
目次
第1章 サンプル1
第1章 サンプル2
第5章 サンプル1
第5章 サンプル2
商品の説明
出版社からのコメント
「飢えから、栄養不足による飢えを引いたもの」を体験した人はあまりいない。
点滴によって栄養は足りているのに、「喉」は何かを飲み込みたいと言い、「顎」は犬のように骨の形をしたガムを噛みたいと叫び、「舌」はとにかく味のするものを! と懇願してくるのだと著者はいう。
こうして、食べて出すことがうまくできないと、日常は経験したことのない戦いの場となる。
絶食後に始めて口に入れたヨーグルトが爆発するとは?
茫然と便の海に立っているときに看護師から雑巾を手渡されたときの気分は?
便が心配でひきこもり生活が続いた後、外を歩くと風景が後ろに流れていくとは?
食べて出すだけの日常とは、何かを為すためのスタート地点ではなく、偉大な成果であることが心底わかる傑作。
切実さの狭間に漂う不思議なユーモアが、何が「ケア」なのかを教えてくれる。
著者について
文学紹介者。
筑波大学卒業。大学3年の20歳のときに潰瘍性大腸炎を患い、13年間の闘病生活を送る。
そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を出版。その後、『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』(春秋社)、『NHKラジオ深夜便 絶望名言1・2』(飛鳥新社)、『絶望書店 夢をあきらめた9人が出会った物語』(河出書房新社)、『トラウマ文学館』(ちくま文庫)、『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)などを刊行。
月刊『みすず』で「咬んだり刺したりするカフカの『変身』」を隔月連載中。
登録情報
- 出版社 : 医学書院 (2020/8/3)
- 発売日 : 2020/8/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 328ページ
- ISBN-10 : 4260042882
- ISBN-13 : 978-4260042888
- 寸法 : 14.8 x 2.3 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87,655位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 429位臨床心理学・精神分析
- - 3,760位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
著者について
文学紹介者。筑波大学卒。
大学3年の20歳のときに難病になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、2011年『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社/新潮文庫)を編訳、10万部以上のヒットとなる。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している。
編訳書に『絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ 文豪の名言対決』(草思社文庫)、『ミステリー・カット版 カラマーゾフの兄弟』(春秋社)。
監修書に『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』(平松昭子、飛鳥新社)。
著書に『絶望読書』(河出文庫)、『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』(春秋社)、『食べることと出すこと』(医学書院)、『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)、『自分疲れ』(創元社)。
編者を務めたアンソロジーに『絶望図書館』『トラウマ文学館』『うんこ文学』(いずれもちくま文庫)、『絶望書店 夢をあきらめた9人が出会った物語』(河出書房新社)、『ひきこもり図書館』(毎日新聞出版)がある。
共著に『病と障害と、傍らにあった本。』(里山社)、『366日 文学の名言』(三才ブックス)、『こどもに聞かせる一日一話 「母の友」特選童話集』(福音館書店)。
ラジオ番組の書籍化に『NHKラジオ深夜便 絶望名言』『NHKラジオ深夜便 絶望名言2』(共に飛鳥新社)。
NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーに出演中。
日本文藝家協会、日本うんこ文化学会会員。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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購入して大正解。
私自身、潰瘍性大腸炎の姉妹病のクローン病を患って、29年。
これまでは、同様の病気を持つ方よりもコントロール・操縦は上手くいってたと感じていました。
が、ここ3年、急に操縦・コントロールが上手く出来なくなって、1日1日がいっぱいいっぱいで生きている。
その時期に、ここまで共感できる本に出逢えるとは…。
サザエさんの家庭の如く、大人になってのんびり・心にゆとりを持って生活できるはずだったが…
(といいつつ、サザエさんの家庭も例がくなく!?各家庭色々見えない部分では、事情があるのは勿論知ってはいる。)
自身の身体をコントロールしていけるか?
はたまた寛解・完治に向け私自身あらゆることにチャレンジしている。
「生老病死」なるほど…。
今、色々体験している最中。
試練・挫折・絶望を乗り越えると意気込んでいる。
が!
ふと、くじけそうになった時、読み返したくなる1冊です。
この本を読んで、あの時兄弟がどんな気持ちで1人、病と闘っていたのか、少し想像できました。とてもありがたいです。何度も読み直しながら、これから先の支援の方法や声かけの仕方を考えていこうと思います。
大変な病気の事なのに、作者の性格と文章力で、暗い話にはなっていない。
たくさんの人に読んで、知ってもらいたい内容でした。
特に、第3、第4章……あたりに入ると、体験というよりも一般論や事柄の説明に終始してしまい、体験記としての本の面白みから離れていってしまう印象で……その後は「文学紹介者」の面が強く出て来たり……とーー結果、頭木さんも好きとよく言われる「薄い本」ではなくなり、かなり「厚い本」になっている。
どうも私にはバランスの悪い書物な感じがしてならない。章立ても、<体験の時期・期間>が割られていくのなら納得が出来るのだが……構成の問題上 ”章立てしないとバラバラ過ぎるため章立てして収まり良くした”ように感じられてしまうのです。
ガッツリ『体験記』として(なんの引用=文学紹介を全くせずとも)全編読み通せるものにはなっていないのが、この本の弱さに……思うのです。
それと個人的には、山田太一なら頭木さんの「早春スケッチブック」の引用=紹介もそのうちうかがってみたい(次も楽しみにしています)。
発症から入院生活、その後の生活を
面白い可笑しく描いています。
また哲学者でもある著者の深い
考察もあり、病気と向き合う姿勢など
勉強にもなりました。