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DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2022年 10月号 特集「DXを成功に導く組織のデジタルリテラシー」[雑誌] 雑誌 – 2022/9/9

4.0 5つ星のうち4.0 29個の評価

|特集|DXを成功に導く組織のデジタルリテラシー

●誰もがイノベーションの当事者となる
デジタル・トランスフォーメーションを民主化せよ
ハーバード・ビジネス・スクール 教授
マルコ・イアンシティ
マイクロソフト 会長兼CEO
サティア・ナデラ

●既存人材の育成がカギ
デジタルマインドセットが組織変革を実現する
ハーバード・ビジネス・スクール 教授
セダール・ニーリー
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 教授
ポール・レオナルディ

●アマゾン、グーグル、ネットフリックス……
巨大テック企業が活用するデータグラフとは何か
ダートマス大学 タックスクール・オブ・ビジネス 教授
ビジャイ・ゴビンダラジャン
ボストン大学 クエストロムスクール・オブ・ビジネス 教授
N.ヴェンカット・ヴェンカトラマン

●デジタル人材だけに任せない
ヤマト運輸のデータドリブン経営は
社員全員のデジタルリテラシー向上で実現する

ヤマト運輸 執行役員(DX推進担当)
中林紀彦

●[インタビュー] 現場、エンジニア、戦略担当者の協働を促す
DX人材の育成にはプロジェクトを通じた相互学習が欠かせない
ベイシア 代表取締役会長、カインズ 代表取締役会長
土屋裕雅

|HBR翻訳論文|
【イノベーション

●デジタルツールの利点を活かす
顧客の「まだ満たされていないニーズ」をイノベーションにつなげる法
IMD 特任教授
ジャン=ルイ・バルスー
IMD 教授
マイケル・ウェイド
IMD 教授
シリル・ブーケ

【テクノロジー】
●クオリティ、コスト、アクセスが劇的に改善する
バーチャルヘルスケア時代の幕開け
スタンフォード大学 ファカルティ
ロバート・パール
インターマウンテン・ヘルスケア 遠隔医療サービス担当エグゼクティブディレクター
ブライアン・ウェイリング

【ファイナンス】
●TSRは経営指標として万能か
COSR:企業の価値をより適切に評価する方法
ハーバード・ビジネス・スクール 教授
ミヒル・デサイ
ハーバード・ビジネス・スクール 准教授
マーク・イーガン
ハーバード・ビジネス・スクール 上級講師
スコット・メイフィールド

【リスクマネジメント】
●行動科学の知見を活用する
職場の不正行為を未然に防止するアプローチ
&サムハウド 行動リスク・エキスパート
ウィケ・ショルテン
&サムハウド マネージングパートナー
フェムケ・ド・ブリース
&サムハウド 行動変革分野シニアエキスパート
タイス・ベジュー

【自己管理】
●キャリアの成否を決める
同僚との関係性を戦略的にマネジメントする方法
ロンドン・ビジネススクール 教授
ランドール S.ピーターソン
ロンドン・ビジネススクール 客員教授
クリスティン J.バーファー

|Idea Watch|

●多様な取締役を揃えるだけでは不十分
『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編

●ありふれた寄生虫が人を起業家にする
IEビジネススクール 助教授
ダニエル・ラーナー

|EI[Emotional Intelligence]|
●変革に必要なのは、権限よりもリーダーシップ

コンサルタント
グレッグ・サテル

|Synthesis|
●メタバースを探索する

『ハーバード・ビジネス・レビュー』シニアエディター
トーマス・スタックポール

出版社より

デジタルリテラシー扉
DX
マインド
ヤマト
カインズ

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0B84VV323
  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2022/9/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/9/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 雑誌 ‏ : ‎ 145ページ
  • 寸法 ‏ : ‎ 28 x 21 x 0.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 29個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
29グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
様々な角度からDXを概観するのに適当。古い記事も含み、しばらく賞味期限の落ちそうにない内容だった。

やや理論的なアカデミアの著者の記事が2本、技術的な記事を1本挟んで日本企業の記事が2本というように、具体と抽象のバランスが取れているのも良い。

特筆すべきものはないが、他人に勧めやすい良書。星5つ。
2022年9月30日に日本でレビュー済み
コンピューターがビジネス社会に浸透したのが、ざっくり言って1990年代からだとすれば、その過程で
何が成功のポイントになるのか、何を見落としたらうまくいかないのかという法則があることに気づき
ます。
誰もがわかるし、むしろそこだけに焦点を当てすぎて矮小化しがちなのは、ITあるいは今でいうところ
のデジタル部門の強化です。
これが企業のデジタル化(以前はIT化)の推進役を担いことは、間違いありません。
現在世間ではDX という言葉が花盛りです。これに乗り遅れたらえらいことなりますよと、なかば脅迫
観念に縛られている感すらあります。どこかの社長が、IT部門の長に「これからはDXの時代らしいから
急いでDXを進めてくれ!」とげきを飛ばしたという話を聞くと、いつものトラップに嵌まっているなと
ため息が出てしまいます。(詳細を知りたい方は、楠木建さんの『逆タイムマシン経営論』をどうぞ)

前置きが長くなりましたが、本号のメッセージは、タイトルにある『組織のデジタルリテラシー(デジ
タルデータをビジネスに活かす能力)』を高めるために焦点を当てるべきは、”リーダー層”と ”一般
従業員” のリテラシーの向上にある、です。

■ リーダーの果たす役割

前書きで新しいテクノロジーが世に出た時にありがちなリーダーの行動を書きましたが、本気でDXを
進めるのであれば、次の姿勢や行動がリーダーには最低限求められます。

 ・変革を受け入れて、続けるために力を尽くすこと
 ・明確な戦略を明確な言葉で示して、伝え続けること
 ・過去の習慣という鎖を断ち切ること

こうやって列挙すると、DXに限らず、変革(トランスフォーメーション)に欠かせない要素を述べて
いるに過ぎないことがわかります。
言い換えると、少し考えればわかる当たり前のことです。ですが、それをふわっと受け止めてしまって
いるリーダーが多いのも確かで、なぜいま変革が必要で、その変革のためにデジタルというツールが
自社で必要なのか、そのためにはどこをどうすればよいのかといったグランドデザインをリーダーは
描けないといけないですし、一時の流行で終わらせないために「グリット(やり抜く力)」が求め
られます。
さらにたいへんなのは、わかることと実行することは別だということです。いくら戦略的に動こうと
計画を立てても、どこかで予期しない困難にぶつかります。その時に出てくるのが守旧派です。
そのとき、挙げた項目の末尾のように、退路を断ち切る覚悟があるかがリーダーには問われます。

■ 従業員のデジタルマインドセットが組織開発実現の要諦

ハーバード・ビジネス・スクール セダール・ニーリー教授の論文に次の文があります。

 DXには、新しいテクノロジーに関するスキル習得が不可欠だが、従業員がそのスキルを「活用できる
 マインドセット」が必要だ

 ※デジタルマインドセット:デジタル中心の世界で成功の道筋を描き出せるようになる能力

この論文の中には、フィリップスが従業員がデジタルスキルを習得するための学習インフラを構築して
いる話や、ユニリーバがDX担当副社長のリーダーシップの下で世界規模のアジャイルチームの結成し
活動しているストーリーが掲載されています。

おそらく最も重要なことは、従業員が「活用できる」レベルまでスキルを習得することと、それを
身につけることが当たり前、さらに言うなら、デジタルリテラシーが一定レベル以上備わっていないと
自社では仕事にならないというところまで、企業文化をもっていくことなのでしょう。

なかなかゴールは遠いなと思う反面、過去を振り返ってみると、企業のIT化は、従業員がPCを一人
一台持つようになった時に劇的に進んだことを思い出します。
デジタルの変化は直線的なものではなく、幾何級数的なものだということを覚えておきたいです。

もう一つ。現在起こっているデジタルの変化の特徴を言い表した本論文の言葉で締めくくります。

 変化は「現在の状態から将来の状態への移行の間に起こること」ではなく「継続的なプロセス」だ

人事部門に携わってきた私にはそこまで響かなかった号でしたが、変革の本質を知ることができる
論文集でした。
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