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中国仰天事件簿単行本（ソフトカバー） – 2023/1/22

楊逸 (著)

3.8 56個の評価

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購入オプションとあわせ買い

これは近年の中国で起きた「フツーの事件」です

YouTubeチャンネル「デイリーWiLL」にて本書の紹介動画がご覧いただけます。
動画URLはこちら➡https://youtu.be/YilD2C4r900

もし小説にしたら「作りすぎ」と酷評されそうな話の数々。
でもこれら刑事事件の顛末を読み進むうちに覚える
「中国社会の理不尽」とそれに振り回される中国人の切なさ。
芥川賞作家・楊逸が小説を超えた新ジャンルで浮き彫りにする「中国社会のリアル」。

事件1　「愛人職」を狙った女子大生の代償
事件２　俺は大富豪の息子のはずだ !
事件３　車のナンバーのために繰り返された離婚、結婚
事件5　「夫人営業」の悲しき結末
事件７　「令嬢」は玉の輿を狙ったが･･･
事件10　兄の愛人を妻にさせられて
事件11　シャトーマルゴーに壊された人生　ほか

人類史上初めての「一人っ子社会」中国では「もう欲望が止まらない！」

＜著者より＞
「中国人である自分は、自省するつもりで、長いこと同胞を鏡にして我が姿を映しては、
見つめ直す作業をしてきました。権力至上や拝金主義のはびこる中国に暮らす人々には、
詐欺や欺瞞であろうともどん底から這い上がろうとする以外道は残されていないのです。
私もその境遇にいたらと思うと、背筋に冷や汗が走ります。
私は逃れられました。幸運でした。でも幸運に胸をなで下ろすだけでいいのでしょうか？
外の世界の皆さんに、中国人の大変さ､切なさも知って欲しいのです」

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本の長さ

210ページ
出版社

ワック
発売日

2023/1/22
寸法

2 x 13 x 19 cm
ISBN-10

4898319661
ISBN-13

978-4898319666
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出版社より

商品の説明

著者について

1964年、中国ハルビン生まれ。87年、来日。95年、お茶の水女子大学文教育学部卒（地理学専攻）。2007年、『ワンちゃん』（文春文庫）で文學界新人賞受賞。08年、『時が滲む朝』（文春文庫）で日本語を母語としない作家として初めて芥川賞受賞。他の作品に『金魚生活』（文春文庫）、『すき・やき』（新潮文庫）、『あなたへの歌』（中央公論新社）他多数。共著に『中国の暴虐』（ワック、櫻井よしこ氏、楊海英氏）などがある。現在、日本大学芸術学部教授。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ ワック (2023/1/22)
発売日 ‏ : ‎ 2023/1/22
単行本（ソフトカバー） ‏ : ‎ 210ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4898319661
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4898319666
寸法 ‏ : ‎ 2 x 13 x 19 cm

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日本太郎

人民が愚かなのは、中国共産党が愚劣だからです。

2024年2月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ここに出てくる人民はみんな愚かです。
しかし、こういう知的レベルの民度にしてきたのも、中国共産党です。
騙すよりも騙される奴が悪い――という風土は、世界にとっても害悪でしかありません。
中国共産党は、世界のガンですね。
早く倒れることのみを望みます。

2023年2月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

２０１２年～１０年間の中国における１１件の事件と著者の解説で、大量殺人、残虐な事件は除いてあるそうです。
事件は：若い女性が就職出来ぬため愛人職、を狙って騙される話：　若い二人が資産家を脅して大金を巻き上げようとして失敗：　愛人のいる資産家の妻を揺すって金を取ろうとして最終的には失敗：　出世のために妻を上司に差し出し、妻は上司（フランス人）の子供を出産して夫は最終的にその子供を殺す、など、文字通り仰天の事件簿です。
中国では成功すればすぐ愛人を囲い込み私生児を生ませる事態がここ３０年流行（？）で　理由はそれが中国の「成功者」の印、ないしはステータスなので（中略）官位や財産の額にかかわらず　成功者はとにかく若い「愛人」を持って周りとの「差」をつけようとする、のだそうです。
著者は文革中（１９６４年生）に生まれ育ったので著者の世代は「愛」という言語は、我愛毛主席、　我愛北京天安門、　などに限定で使われて、男女間の愛情を表す表現ではなかった、と。
共産党は１９４９年に建国してから９０年代にかけて４０年間、強権を持って愛という本来人間的な感情を人々の心から根こそぎ抜き取り抹殺した、と著者は述べます。
本書に描かれた直近中国のおぞましい事件の数々を読むと、日本はずっと暮らしやすい有り難い国である、と思います。しかし、政治家や起業家の少なからぬ人数が中国のハニートラップに罹り、近未来には軍事力が増大した中国の属国に成り下がる、などと言われる現今の日本、人間関係の信頼がまだ保たれている間にしっかり国を立て直すことが急務です。立ち上がれニッポン！

22人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

林檎

とても良いです。

2023年9月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

とても面白い本でした。何度も読みました。中国人は面子ですね。

役に立った

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