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ゲームブック 伝説の秘宝 ペーパーバック – 2022/10/28
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小説版もあります。
プロローグ
君はあっと驚くことはないかと道をぶらぶら歩いていた。すると、背後からひょいと白髪頭の老婆が現れる。
「これそこの若者よ、待たれい!」
そう君を呼び止め、少し話がしたいと言うのだ。老婆は今時仙人のような時代遅れに見える服をまとい、腰に手を当てている。君はなんだろうと思い、退屈していたところだしと話を聞くことにした。
老婆の話によると、人類は後1週間で滅びるというのだ。そして、君は人類滅亡の危機を救えるたった一人の救世主なのだという。
「人類を救うためには3つの秘宝が必要じゃ。その三大秘宝が揃ったときこそ、人類は救われる。その秘宝とは何なのか、どういった力があるものなのかまでは私にもわからないが、南方の神々に守られていることは確かじゃ。その神々に会うまでにはさまざまな困難に遭うであろう。じゃが、そんなことに負けてはならん。さあ若者よ、秘宝を探しにいざ南へ出発するのじゃ~~」
腰に当てていた方とは逆の手で南の方を力強く指差す。君がそちらへ顔を向けようとした瞬間、老婆は煙のように消えた!
君は何がなんだかわからなかったが、本当に自分が人類滅亡の危機を救えるたった一人の救世主なのだとしたら、今すぐ旅立つべきだろうと奮い立ち、一旦家に駆け戻る。1食分の弁当、お札を数千円だけ入れた財布をリュックサックに入れ、背負う。あとは道中で何とかしよう。
急ぎ足で老婆と出会った場所に戻り、三大秘宝を求めて君は南へ出発する。
【1】
1時間くらい歩いたところに小さな町があった。腕時計を見ると昼少し過ぎ。疲労を感じ始めていた君は、この町で一休みすることにする。
公園の水飲み場で渇いた喉を潤し、秘宝について尋ねてみようと近くの一軒の家を訪ねる。
「こんにちは」
玄関のドアの前で声をかける君だが、中から返事がない。呼び鈴を鳴らしてみても誰かが出てくる気配もない。仕方なくドアを開け、また声をかける。
「あのー、すみませーん。ちょっとお尋ねしたいことがあるんですけど」
……やはり返事がない。不審に思った君が中に入って確認してみると、人っ子一人いないではないか。他の家も調べてみたが一緒であった。この町はすでに無人の町と化していたのだ!
どうしてこうなってしまったのかはわからないが、突然人々が消えてしまったかのようにどの家も食卓に湯気の立つ料理がそのまま残されていた。後1週間で人類が滅びるというのは本当なのかもしれない。
君はそう思い、この無人の町を去り、秘宝を求めてさらに南へ進むことにした。
少し歩くと道の脇で一匹の子犬に出会う。その子犬は母親と思われる犬の亡骸の匂いを嗅いでいる。どうやら車にひかれてしまったらしい。
今のところは車が通る気配はないが、このままだとこの子犬は母親と同じ運命を辿ることになるだろう。しかし、子犬にとっては母犬の傍にいるのが一番幸せかもしれない。
食べ物をあげて立ち去る 12へ
連れて行く 10へ
- 本の長さ109ページ
- 言語日本語
- 発売日2022/10/28
- 寸法10.49 x 0.71 x 17.3 cm
- ISBN-13979-8359372480
登録情報
- ASIN : B0BKRX92Q4
- 出版社 : Independently published (2022/10/28)
- 発売日 : 2022/10/28
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 109ページ
- ISBN-13 : 979-8359372480
- 寸法 : 10.49 x 0.71 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,494,343位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 107,287位絵本・児童書 (本)
著者について
2022年10月27日更新。
鹿児島県霧島市出身。Kindle本122冊(体験版7冊、出版代行したマイミクさんのゲームブック2作品と小説含む)、ペーパーバック55冊出版中。
代表作は「SAIKAI」「怪しい階段」「良いゲームブックの作り方」「明晰夢を見る方法」「我流格闘術」、ゲームブック60冊以上(短編集、姉兄原作の作品、英語版含む)、ゲームブックの小説版、子供の頃の漫画、イラスト集など。ゲームブックを800冊以上収集。
ゲームブックが出始めた小学4年生の頃にゲームブック第1作目の「ゾンビタカラサガシゲーム」を作成、その後にのちの家族救出3部作ゲームブックシリーズ「妖怪村」「鳥王の島」「ゴーリキの要塞」を作り、「変身くん」「ニルの大冒険」「アリラスの戦士」などの漫画を描きました。
中学生になって「アフレドーの竜の洞窟」と数百ページに及ぶ未完の漫画「ブリーチの冒険修行」を描きました(こちらは残っているものを参考に小説を書く予定です)。
高校時代はいくつかのゲームブックや漫画の出だしだけ、スロット、モグラ叩き、相撲、怪獣格闘、シューティングなどのポケコンゲームを多数作り、「クーロン戦記」という漫画用に設定や登場キャラクターの絵を描き、ゲームデザイナー通信講座を受講したりしました。この頃に「Super fighters」という対戦格闘ゲーム案用の登場キャラクターの絵も描きました。その2作の絵はイラスト集にするかもしれません。
小学3年生前後に無人島のようなところで奇妙な果物をとって食べたりする漫画を、その後ホラー漫画の影響を受けて残酷なものへと描き直し、時期は不明で120パラグラフゲームブックを作ったような記憶(トロンボーンという主人公を助ける登場人物とその挿絵のみ)と、最後の漫画で「サンダー ~○○?~」という落下事故で手の甲に稲妻の傷のある主人公のを数ページ描きました。これらのノートは現在行方不明に。
それから20年ほどのブランクがあって、自身初の長編ゲームブック「SAIKAI」をエブリスタで公開、幸い好評を得まして、それからネットに過去のものも含めて自作ゲームブックを多数公開しました。
2014年1月18日からはKDPに過去作の加筆修正版や新作など多数のゲームブックなど出版、2021年10月21日からは「オークションのすすめ 」でペーパーバック版の出版も開始しました。
カスタマーレビュー
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