元来ノンフィクションが好きで読み漁っていますが 単なる漂流から生還というものではなく
生き様、人間模様が描き込まれており 引き込まれる内容に感動しました。
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漂流 (新潮文庫) 文庫 – 2020/3/27
角幡 唯介
(著)
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波間に消えたマグロ漁師を追え!
37日間海上を漂流して生還したのち、
再び海へと消え去った男を描く
傑作ノンフィクション!
1994年冬、沖縄のマグロ漁師・本村実はフィリピン人船員らとともに37日間海上を漂流した後、奇跡の生還を遂げた。だが8年後、本村は再び漁に出て、今度は二度と戻らなかった……。命を落としかけたにもかかわらず、なぜまた海へ向かったのか?著者は本村の後姿を追って沖縄、グアム、フィリピンを彷徨い歩く。国境などないかのように生きる海民の声を聴くうちに見えてきたものとはーー。
この本で書きたかったのは一言で、海、である。/数多ある行方不明船、行方不明者、遭難者、漂流者を発生させるもの、これもまた海である。過去のことを系統だって説明できないマグロ漁師の口ぶり、郷土への屈折した感情、あるいは夥しい数のフィリピン人漁師をのみこんだ巨大台風の不条理、これらも全部海だ。ーー文庫版あとがきより
潮にさらわれて戻ってこられないかもしれない。かなり手前で屁っぴり腰になる書き手の多いなかで、実地の冒険力をもってして彼の領域に達する角幡唯介のなんと強靭で、想像力のしなやかなことか!ーー真藤順丈氏解説より
37日間海上を漂流して生還したのち、
再び海へと消え去った男を描く
傑作ノンフィクション!
1994年冬、沖縄のマグロ漁師・本村実はフィリピン人船員らとともに37日間海上を漂流した後、奇跡の生還を遂げた。だが8年後、本村は再び漁に出て、今度は二度と戻らなかった……。命を落としかけたにもかかわらず、なぜまた海へ向かったのか?著者は本村の後姿を追って沖縄、グアム、フィリピンを彷徨い歩く。国境などないかのように生きる海民の声を聴くうちに見えてきたものとはーー。
この本で書きたかったのは一言で、海、である。/数多ある行方不明船、行方不明者、遭難者、漂流者を発生させるもの、これもまた海である。過去のことを系統だって説明できないマグロ漁師の口ぶり、郷土への屈折した感情、あるいは夥しい数のフィリピン人漁師をのみこんだ巨大台風の不条理、これらも全部海だ。ーー文庫版あとがきより
潮にさらわれて戻ってこられないかもしれない。かなり手前で屁っぴり腰になる書き手の多いなかで、実地の冒険力をもってして彼の領域に達する角幡唯介のなんと強靭で、想像力のしなやかなことか!ーー真藤順丈氏解説より
- 本の長さ688ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2020/3/27
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101019517
- ISBN-13978-4101019512
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商品の説明
著者について
角幡唯介
1976年、北海道芦別市生れ。探検家・ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部卒、同大学探検部OB。2003年朝日新聞社入社、08年退社。著書に『川の吐息、海のため息』、『空白の五マイル』(開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫 山と探検文学賞)、『雪男は向こうからやって来た』(新田次郎文学賞)、『アグルーカの行方』(講談社ノンフィクション賞)、『探検家の憂鬱』、『探検家の日々本本』(毎日出版文化賞書評賞)、『漂流』、『旅人の表現術』、『探検家、40歳の事情』、『極夜行』(Yahoo!ニュース 本屋大賞2018年ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞)、『新・冒険論』、『極夜行前』、『探検家とペネロペちゃん』、『エベレストには登らない』がある。
1976年、北海道芦別市生れ。探検家・ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部卒、同大学探検部OB。2003年朝日新聞社入社、08年退社。著書に『川の吐息、海のため息』、『空白の五マイル』(開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫 山と探検文学賞)、『雪男は向こうからやって来た』(新田次郎文学賞)、『アグルーカの行方』(講談社ノンフィクション賞)、『探検家の憂鬱』、『探検家の日々本本』(毎日出版文化賞書評賞)、『漂流』、『旅人の表現術』、『探検家、40歳の事情』、『極夜行』(Yahoo!ニュース 本屋大賞2018年ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞)、『新・冒険論』、『極夜行前』、『探検家とペネロペちゃん』、『エベレストには登らない』がある。
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2020/3/27)
- 発売日 : 2020/3/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 688ページ
- ISBN-10 : 4101019517
- ISBN-13 : 978-4101019512
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 103,629位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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極地旅行家・作家。主な探検行はチベット・ツアンポー峡谷単独探検(02~03年冬、09~10年冬)、カナダ北極圏1600徒歩旅行(11年)、極夜の探検(16~17年冬)、北極徒歩狩猟漂泊(18年)、北極犬橇狩猟漂泊(20年)などなど。現在は国内では日高山脈地図無し登山を、北極ではグリーンランド最北の村シオラパルクに15頭の犬を飼い、毎年犬橇狩猟漂泊を継続中。『空白の五マイル』『アグルーカの行方』『漂流』『極夜行』『そこにある山』など。最新作は『狩りの思考法』。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮古島という、リゾートアイランドから橋で渡れる伊良部島にある佐良浜。
佐良浜出身の漁師が二回も遭難した。
沖縄人でもなく、宮古人でもなく、池間海洋民族と自称する人たち。
日本に海洋民族がいることにびっくり。
漁師ってこういう環境で育つから、豪快で刹那的で自虐的になるのだ、と説得力ある描写が続きます。
長いけど、それぞれの逸話が突拍子もないので飽きずに読了しました。
釣りたてのカツオの刺身に酢醤油とマヨネーズの漁師飯、指で引きちぎったカツオを海水につけてたべるオヤツ?、あこがれます。
2013年7月1日に放映したNHKのサラメシで、佐良浜独自のアギヤー漁の漁師飯(獲ったグルクンをぶつ切りにして酢醤油に漬けて骨ごと、おにぎりと一緒に食べる)を見て、どんな人たちなんだとずっと気になってましたが、本書を読んでつながりました。漁師飯、あこがれます。
面識はないけど大学の同級生の著者、今後も読ませるドキュメンタリーに期待します。
佐良浜出身の漁師が二回も遭難した。
沖縄人でもなく、宮古人でもなく、池間海洋民族と自称する人たち。
日本に海洋民族がいることにびっくり。
漁師ってこういう環境で育つから、豪快で刹那的で自虐的になるのだ、と説得力ある描写が続きます。
長いけど、それぞれの逸話が突拍子もないので飽きずに読了しました。
釣りたてのカツオの刺身に酢醤油とマヨネーズの漁師飯、指で引きちぎったカツオを海水につけてたべるオヤツ?、あこがれます。
2013年7月1日に放映したNHKのサラメシで、佐良浜独自のアギヤー漁の漁師飯(獲ったグルクンをぶつ切りにして酢醤油に漬けて骨ごと、おにぎりと一緒に食べる)を見て、どんな人たちなんだとずっと気になってましたが、本書を読んでつながりました。漁師飯、あこがれます。
面識はないけど大学の同級生の著者、今後も読ませるドキュメンタリーに期待します。
2020年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
角幡作品は全て購入、読破しましたが、本作品「漂流」がもっともつまらない。角幡さんは元ジャーナリストの経歴を持ってらっしゃるようですが、これは書かされたジャーナリズムに感じます。
冒険家としての野心や、そこから読者を引き込む「ワクワク感」に欠けていて読みきるのもつらかった。私は冒険家としての角幡さんの作品が読みたい。同じジャーナリズム的作品の「雪男は向こうからやってきた」の時のような熱が欲しい。
私も娘がおり、冒険などと言うと周囲から白い眼で視られる一人ではあるが、せめて本の中だけでも「ワクワク」したい!
角幡さん、真の作品を待ってます。何年でも、、、
冒険家としての野心や、そこから読者を引き込む「ワクワク感」に欠けていて読みきるのもつらかった。私は冒険家としての角幡さんの作品が読みたい。同じジャーナリズム的作品の「雪男は向こうからやってきた」の時のような熱が欲しい。
私も娘がおり、冒険などと言うと周囲から白い眼で視られる一人ではあるが、せめて本の中だけでも「ワクワク」したい!
角幡さん、真の作品を待ってます。何年でも、、、
2022年5月30日に日本でレビュー済み
この本はノンフィクション。
しかしトップレビューは「ワクワク感」等とノンフィクションを理解していないもの。
そんなおかしなレビューがトップ評価で、サポートは違反事例以外受け付け窓口がないようなのでサポートへの連絡代わりにレビューとして書くことにした。
しかしトップレビューは「ワクワク感」等とノンフィクションを理解していないもの。
そんなおかしなレビューがトップ評価で、サポートは違反事例以外受け付け窓口がないようなのでサポートへの連絡代わりにレビューとして書くことにした。
2020年3月29日に日本でレビュー済み
題名は「漂流」
紹介文は「37日海上を漂流し、奇跡的に生還しながらふたたび漁に出ていった漁師。その壮絶な生きざまを描き尽くした超弩級ノンフィクション」
私の見解からすれば漂流なんか単なるイントロダクション。
漂流した木村実さんには魅力を感じない。
が、宮古島の近くの漁村「佐良浜」の風土、歴史がべらぼうに面白い。
補陀落僧の伝説・戦前の南洋新出・戦後ダイナマイト漁・密輸入貿易からの南洋マグロ漁。
日本、アメリカ統治下、本土復帰とジェットコースターな時間軸に佐良浜の破天荒な漁師たち。
沖縄史の一部分としても読む価値はあります。
なお、雑誌連載のリライトであるため重複部分や漁師のインタビューがだれる場面もある。
紹介文は「37日海上を漂流し、奇跡的に生還しながらふたたび漁に出ていった漁師。その壮絶な生きざまを描き尽くした超弩級ノンフィクション」
私の見解からすれば漂流なんか単なるイントロダクション。
漂流した木村実さんには魅力を感じない。
が、宮古島の近くの漁村「佐良浜」の風土、歴史がべらぼうに面白い。
補陀落僧の伝説・戦前の南洋新出・戦後ダイナマイト漁・密輸入貿易からの南洋マグロ漁。
日本、アメリカ統治下、本土復帰とジェットコースターな時間軸に佐良浜の破天荒な漁師たち。
沖縄史の一部分としても読む価値はあります。
なお、雑誌連載のリライトであるため重複部分や漁師のインタビューがだれる場面もある。
2020年12月14日に日本でレビュー済み
これぞドキュメンタリー。まさに珠玉。
タイトルから「漂流記」あるいは「漂流中の出来事」を期待した人には肩透かしで退屈かもしれないが、「漂流から奇跡の生還を果たした男は、なぜ再び海に出たのか」という疑問点から出発して、そこにまつわる人々の人生を真摯にたどり、集落や海洋民の文化や歴史に学び、かれらが何を見た風景を著者自らも追体験すべく海外に赴き、厳しい漁船に乗る。
著者も作家である以上、物語の「筋」をある程度想定して取材に臨むのだが、それを何度も覆され、自分の考えを疑ってさらに深みに達してゆく。その客観性を求める姿勢も素晴らしい。
「自分が見たもの」が真実であると無邪気に信じ、そこに電話取材で味付けしたようなドキュメンタリーが称賛される中、これは本物。
著者の真摯で謙虚な内面とともに海洋民の本質を追う一大叙事詩です。
タイトルから「漂流記」あるいは「漂流中の出来事」を期待した人には肩透かしで退屈かもしれないが、「漂流から奇跡の生還を果たした男は、なぜ再び海に出たのか」という疑問点から出発して、そこにまつわる人々の人生を真摯にたどり、集落や海洋民の文化や歴史に学び、かれらが何を見た風景を著者自らも追体験すべく海外に赴き、厳しい漁船に乗る。
著者も作家である以上、物語の「筋」をある程度想定して取材に臨むのだが、それを何度も覆され、自分の考えを疑ってさらに深みに達してゆく。その客観性を求める姿勢も素晴らしい。
「自分が見たもの」が真実であると無邪気に信じ、そこに電話取材で味付けしたようなドキュメンタリーが称賛される中、これは本物。
著者の真摯で謙虚な内面とともに海洋民の本質を追う一大叙事詩です。
2020年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
淡々とインタビューを中心に展開されるストーリーに飽きてしまいました。余程この事件に興味のある方でないと読了できないのではないでしょうか?