この本には『読書』と『紙の本』の魅力がたくさん詰まっています。
この本を読む前は電子書籍派だったのですが、
読み終わったあとは、
「これからは紙の本で読むようにしよう」
「自分も自分が読んできた本を並べた書斎を作りたい」
と心変わりしました!
紙の本の価値の1つである
『五感を使って読む』
も体感できるような工夫が施されています♪
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書斎の鍵 (父が遺した「人生の奇跡」) Tankobon Softcover – June 3, 2015
by
喜多川 泰
(著),
「元気が出る本」出版部
(編集)
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Purchase options and add-ons
2055年、東京。
大手医療機器メーカーに勤める浩平は、疲れたような毎日を送っていた。
そんなある日、突然受け取った父の訃報。
生前、親交が薄れていた父が、浩平に残した唯一の遺産、
それは、鍵がかかったままの「書斎」だった……。
自己啓発小説の旗手・喜多川泰が大人たちに贈る感動作。
――この本を読んだあなたは、
自分という存在の価値を感じずにはいられないだろう……。
【著者からのメッセージ】
自分が持っている逃げ場に入り込んで、幸せになることを放棄している人がたくさんいます。実際には、たくさんどころか、誰もが心の中に、そういう逃げ場を持っている。それが邪魔をして、幸せになれないでいます。
本作を読んでいただいたあなたにも、過去に背負った苦しみや、自らが作り出した逃げ場から抜け出して、今、目の前にいる人の人生を幸せにするために、遠慮なく幸せになって欲しい。このことが、この作品によってうまく伝わっていたら幸いです。(「あとがき」より抜粋)
大手医療機器メーカーに勤める浩平は、疲れたような毎日を送っていた。
そんなある日、突然受け取った父の訃報。
生前、親交が薄れていた父が、浩平に残した唯一の遺産、
それは、鍵がかかったままの「書斎」だった……。
自己啓発小説の旗手・喜多川泰が大人たちに贈る感動作。
――この本を読んだあなたは、
自分という存在の価値を感じずにはいられないだろう……。
【著者からのメッセージ】
自分が持っている逃げ場に入り込んで、幸せになることを放棄している人がたくさんいます。実際には、たくさんどころか、誰もが心の中に、そういう逃げ場を持っている。それが邪魔をして、幸せになれないでいます。
本作を読んでいただいたあなたにも、過去に背負った苦しみや、自らが作り出した逃げ場から抜け出して、今、目の前にいる人の人生を幸せにするために、遠慮なく幸せになって欲しい。このことが、この作品によってうまく伝わっていたら幸いです。(「あとがき」より抜粋)
- Print length264 pages
- LanguageJapanese
- Publisher現代書林
- Publication dateJune 3, 2015
- ISBN-104774515183
- ISBN-13978-4774515182
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Product description
About the Author
喜多川 泰(きたがわ・やすし)
作家/聡明舎 代表
1970年、東京都生まれ。
愛媛県西条市に育つ。
東京学芸大学卒業。
1998年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視したまったく新しい塾として地域で話題となる。
2005年に『賢者の書』(ディスカバー・トゥエンティワン)を出版し、作家としても活動をスタートする。2作目となる『君と会えたから……』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は9万部を超えるベストセラーとなった。
その後も、『「手紙屋」 僕の就職活動を変えた十通の手紙』『「手紙屋」蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「福」に憑かれた男』(総合法令出版)、『心晴日和』(幻冬舎)など次々に作品を発表する。2010年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(サンマーク出版)は12万部を突破するベストセラーとなった。同作は映画化され2013年9月に全国公開となり、2014年9月からは台湾でも劇場公開された。その後も『母さんのコロッケ』(大和書房)、『スタートライン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『One World』(サンマーク出版)と次々と話題の作品を発表している。多数の作品が台湾、韓国、中国でも翻訳出版され、その活躍は国内にとどまらない。
現在は、執筆活動だけではなく全国各地での講演や、大人が学ぶ「親学塾(しんがくじゅく)」も全国で開催しながら、現在も横浜市と大和市にある聡明舎で中高生の指導にあたっている。
●喜多川泰 ウェブサイト
http://www.tegamiya.jp/
●喜多川泰 facebook
https://www.facebook.com/tegamiya.kitagawa.yasushi
作家/聡明舎 代表
1970年、東京都生まれ。
愛媛県西条市に育つ。
東京学芸大学卒業。
1998年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視したまったく新しい塾として地域で話題となる。
2005年に『賢者の書』(ディスカバー・トゥエンティワン)を出版し、作家としても活動をスタートする。2作目となる『君と会えたから……』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は9万部を超えるベストセラーとなった。
その後も、『「手紙屋」 僕の就職活動を変えた十通の手紙』『「手紙屋」蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「福」に憑かれた男』(総合法令出版)、『心晴日和』(幻冬舎)など次々に作品を発表する。2010年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(サンマーク出版)は12万部を突破するベストセラーとなった。同作は映画化され2013年9月に全国公開となり、2014年9月からは台湾でも劇場公開された。その後も『母さんのコロッケ』(大和書房)、『スタートライン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『One World』(サンマーク出版)と次々と話題の作品を発表している。多数の作品が台湾、韓国、中国でも翻訳出版され、その活躍は国内にとどまらない。
現在は、執筆活動だけではなく全国各地での講演や、大人が学ぶ「親学塾(しんがくじゅく)」も全国で開催しながら、現在も横浜市と大和市にある聡明舎で中高生の指導にあたっている。
●喜多川泰 ウェブサイト
http://www.tegamiya.jp/
●喜多川泰 facebook
https://www.facebook.com/tegamiya.kitagawa.yasushi
Product Details
- Publisher : 現代書林 (June 3, 2015)
- Publication date : June 3, 2015
- Language : Japanese
- Tankobon Softcover : 264 pages
- ISBN-10 : 4774515183
- ISBN-13 : 978-4774515182
- Amazon Bestseller: #19,705 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
- #1,544 in Self-Esteem (Japanese Books)
- #5,360 in Literature & Literary Criticism (Japanese Books)
- Customer Reviews:
About the author
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1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。
「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内に止まらず、現在は多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。
執筆活動だけではなく全国各地での講演やセミナーも開催。出会った人の人生を変える講師として人気を博している。
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4.6 out of 5 stars
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生きる力が増しました^ ^
この本のAmazon商品ページ「本の概要」説明欄には【――この本を読んだあなたは、自分という存在の価値を感じずにはいられないだろう……。】とあるのに対し、読んだ方のレビューの殆どが「本を読むことの大切さ」に言及するようなものだったので、不思議に思いました。この2点が内容欄にある『時代遅れの書斎』というワードとどう繋がっていくのだろう?と興味を掻き立てられ、購入しました。 結論。買って良かったです。^ ^わたしも「書斎」を創りたくなりました、笑。 ネタバレになるので控えますが、著者からのメッセージにある通りです。【自分が持っている逃げ場に入り込んで、幸せになることを放棄している人がたくさんいます。…….目の前にいる人の人生を幸せにするために、遠慮なく幸せになって欲しい。このことが、この作品によってうまく伝わっていたら幸いです。】 本という存在に関しては、わたしにとっては今後の人生に必要な、だけど忘れていたものを思い出させてくれました。お蔭で生きる力が増しました。喜多川さん、ありがとうございます。 わたしには間違いなく 素晴らしく「良書」です。なので、上記 著者からのメッセージに加え、次の帯の言葉(画像添付あり)に興味を惹かれる方には、購入をお勧めします。【自分が幸せになることでしか、救えない人生がある】 どういうこと??と思う方は是非!^ ^これは 単に本を読みましょう というお話ではありませんよ。
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【――この本を読んだあなたは、自分という存在の価値を感じずにはいられないだろう……。】とあるのに対し、読んだ方のレビューの殆どが「本を読むことの大切さ」に言及するようなものだったので、不思議に思いました。この2点が内容欄にある『時代遅れの書斎』というワードとどう繋がっていくのだろう?と興味を掻き立てられ、購入しました。
結論。買って良かったです。^ ^
わたしも「書斎」を創りたくなりました、笑。
ネタバレになるので控えますが、著者からのメッセージにある通りです。
【自分が持っている逃げ場に入り込んで、幸せになることを放棄している人がたくさんいます。…….
目の前にいる人の人生を幸せにするために、遠慮なく幸せになって欲しい。
このことが、この作品によってうまく伝わっていたら幸いです。】
本という存在に関しては、わたしにとっては今後の人生に必要な、だけど忘れていたものを思い出させてくれました。お蔭で生きる力が増しました。喜多川さん、ありがとうございます。
わたしには間違いなく 素晴らしく「良書」です。
なので、上記 著者からのメッセージに加え、次の帯の言葉(画像添付あり)に興味を惹かれる方には、購入をお勧めします。
【自分が幸せになることでしか、救えない人生がある】
どういうこと??と思う方は是非!^ ^
これは 単に本を読みましょう というお話ではありませんよ。
【――この本を読んだあなたは、自分という存在の価値を感じずにはいられないだろう……。】とあるのに対し、読んだ方のレビューの殆どが「本を読むことの大切さ」に言及するようなものだったので、不思議に思いました。この2点が内容欄にある『時代遅れの書斎』というワードとどう繋がっていくのだろう?と興味を掻き立てられ、購入しました。
結論。買って良かったです。^ ^
わたしも「書斎」を創りたくなりました、笑。
ネタバレになるので控えますが、著者からのメッセージにある通りです。
【自分が持っている逃げ場に入り込んで、幸せになることを放棄している人がたくさんいます。…….
目の前にいる人の人生を幸せにするために、遠慮なく幸せになって欲しい。
このことが、この作品によってうまく伝わっていたら幸いです。】
本という存在に関しては、わたしにとっては今後の人生に必要な、だけど忘れていたものを思い出させてくれました。お蔭で生きる力が増しました。喜多川さん、ありがとうございます。
わたしには間違いなく 素晴らしく「良書」です。
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どういうこと??と思う方は是非!^ ^
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結論。買って良かったです。^ ^
わたしも「書斎」を創りたくなりました、笑。
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目の前にいる人の人生を幸せにするために、遠慮なく幸せになって欲しい。
このことが、この作品によってうまく伝わっていたら幸いです。】
本という存在に関しては、わたしにとっては今後の人生に必要な、だけど忘れていたものを思い出させてくれました。お蔭で生きる力が増しました。喜多川さん、ありがとうございます。
わたしには間違いなく 素晴らしく「良書」です。
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【自分が幸せになることでしか、救えない人生がある】
どういうこと??と思う方は是非!^ ^
これは 単に本を読みましょう というお話ではありませんよ。
【――この本を読んだあなたは、自分という存在の価値を感じずにはいられないだろう……。】とあるのに対し、読んだ方のレビューの殆どが「本を読むことの大切さ」に言及するようなものだったので、不思議に思いました。この2点が内容欄にある『時代遅れの書斎』というワードとどう繋がっていくのだろう?と興味を掻き立てられ、購入しました。
結論。買って良かったです。^ ^
わたしも「書斎」を創りたくなりました、笑。
ネタバレになるので控えますが、著者からのメッセージにある通りです。
【自分が持っている逃げ場に入り込んで、幸せになることを放棄している人がたくさんいます。…….
目の前にいる人の人生を幸せにするために、遠慮なく幸せになって欲しい。
このことが、この作品によってうまく伝わっていたら幸いです。】
本という存在に関しては、わたしにとっては今後の人生に必要な、だけど忘れていたものを思い出させてくれました。お蔭で生きる力が増しました。喜多川さん、ありがとうございます。
わたしには間違いなく 素晴らしく「良書」です。
なので、上記 著者からのメッセージに加え、次の帯の言葉(画像添付あり)に興味を惹かれる方には、購入をお勧めします。
【自分が幸せになることでしか、救えない人生がある】
どういうこと??と思う方は是非!^ ^
これは 単に本を読みましょう というお話ではありませんよ。
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Reviewed in Japan on April 7, 2023
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同作家を一気読みしています
他の作品同様良かったです
他の作品同様良かったです
Reviewed in Japan on September 6, 2023
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本を読むことの大切さを物語にして伝えていますが、とにかくストーリーが面白い!
あっという間に読めます。最後は感動です。
あっという間に読めます。最後は感動です。
Reviewed in Japan on October 21, 2022
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いつも感動と共感といただきありがとうございます
Reviewed in Japan on December 6, 2018
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書斎の鍵
『手紙屋』で喜多川さんの本にはまり、本作は2冊目でした。正直、手紙屋があまりに素晴らしかったので、それ以上の感動は得られないだろうなぁなんて思いながら読み始めたのですが、稀有な心配でした。これはこれで負けず劣らず素晴らしい作品です。
とくに感動した点をピックアップします。
それは、「自分のため」ではなく「大切な人のために本を読む」というくだりです。
端的にそれが分かる本文の一部を引用させていただきます。
***
自分一人が生きていくためだけになら、確かに本を読まなくても、不安や心配事を何とかやり過ごしながら、一生を全うすることができるかもしれません。
しかし、自分の愛する誰かを幸せにするためには、知識も、物事の見方も、今の自分より少しでも広く深い見識を持っていた方がいい--、だから本を読む、自分を慕ってついてきてくれる社員たちを幸せにするためには、自分一人の経験や考えからくる決断で舵取りをするのは、危険が多い-ー、だから本を読む。同時代に生きる人たちのために、違いを受け入れられる心を持ち、共に認め合える幸せな社会をつくるために本を読む。そして、次の世代の子どもたちのために、戦争のない世の中をつくってあげたいから、本を読む……。
「そんな大袈裟な……」
こんな声も聞こえてきそうです。が、むしろ、「自分以外の人のために本を読む」ほうが、読書の本来の目的であるとさえ、僕は思っています。
(p206)
***
私は暇さえあれば本を読んでいる読書人間ですが、今まで本を読むことはただ単に好きなことであり、当たり前のように自分のために読んできていました。ところが、この本で初めて、「人のために本を読む」という概念が響いてきたんです。それはとても素晴らしい想念であり、今まで以上に読書の深い意味がわかったような気がします。
実を言うと、今こうしてレビューを書いているのもそれが理由です。自分が本を読んだという事実が、誰かの役に立つんだ、これを使ってほんの少しの些細な行動でいいから、世界に働きかけてこそ意味があるんだ、という思いに至ったからです。
そう思わなければお金をもらえるわけでもないのに貴重な時間を割いてレビューなんてしなかったと思います。(笑)
喜多川さんの本は今作も含めて、いわゆる「自己啓発本」のジャンルに入ると思います。世の中にはすでにたくさんの自己啓発本がありますし、これからも毎日のように新しい本が世に出てくるでしょう。ですが、その中でも価値ある本というのは、読んだ人間に行動させる力を与える本だと思います。ただ読むだけでは自己啓発の役目は果たしきれていませんし、著者さんたちはすべからく、読者に行動してもらうことを願って、一生懸命執筆をされているはずです。
そういう意味では、今作『書斎の鍵』は成功しています。事実、わたしにこうして長いレビューを書かせる力を与えたのですから。
『手紙屋』で喜多川さんの本にはまり、本作は2冊目でした。正直、手紙屋があまりに素晴らしかったので、それ以上の感動は得られないだろうなぁなんて思いながら読み始めたのですが、稀有な心配でした。これはこれで負けず劣らず素晴らしい作品です。
とくに感動した点をピックアップします。
それは、「自分のため」ではなく「大切な人のために本を読む」というくだりです。
端的にそれが分かる本文の一部を引用させていただきます。
***
自分一人が生きていくためだけになら、確かに本を読まなくても、不安や心配事を何とかやり過ごしながら、一生を全うすることができるかもしれません。
しかし、自分の愛する誰かを幸せにするためには、知識も、物事の見方も、今の自分より少しでも広く深い見識を持っていた方がいい--、だから本を読む、自分を慕ってついてきてくれる社員たちを幸せにするためには、自分一人の経験や考えからくる決断で舵取りをするのは、危険が多い-ー、だから本を読む。同時代に生きる人たちのために、違いを受け入れられる心を持ち、共に認め合える幸せな社会をつくるために本を読む。そして、次の世代の子どもたちのために、戦争のない世の中をつくってあげたいから、本を読む……。
「そんな大袈裟な……」
こんな声も聞こえてきそうです。が、むしろ、「自分以外の人のために本を読む」ほうが、読書の本来の目的であるとさえ、僕は思っています。
(p206)
***
私は暇さえあれば本を読んでいる読書人間ですが、今まで本を読むことはただ単に好きなことであり、当たり前のように自分のために読んできていました。ところが、この本で初めて、「人のために本を読む」という概念が響いてきたんです。それはとても素晴らしい想念であり、今まで以上に読書の深い意味がわかったような気がします。
実を言うと、今こうしてレビューを書いているのもそれが理由です。自分が本を読んだという事実が、誰かの役に立つんだ、これを使ってほんの少しの些細な行動でいいから、世界に働きかけてこそ意味があるんだ、という思いに至ったからです。
そう思わなければお金をもらえるわけでもないのに貴重な時間を割いてレビューなんてしなかったと思います。(笑)
喜多川さんの本は今作も含めて、いわゆる「自己啓発本」のジャンルに入ると思います。世の中にはすでにたくさんの自己啓発本がありますし、これからも毎日のように新しい本が世に出てくるでしょう。ですが、その中でも価値ある本というのは、読んだ人間に行動させる力を与える本だと思います。ただ読むだけでは自己啓発の役目は果たしきれていませんし、著者さんたちはすべからく、読者に行動してもらうことを願って、一生懸命執筆をされているはずです。
そういう意味では、今作『書斎の鍵』は成功しています。事実、わたしにこうして長いレビューを書かせる力を与えたのですから。
Reviewed in Japan on January 28, 2021
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志を持って心を磨く お客様の喜び、自分の今の役割に喜びを感じて、今の立場で楽しむ、効率性も大事だけど昔の公の気持ちとのバランスも 周りも幸せにできる 自分の幸せから
Reviewed in Japan on September 24, 2020
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発送は早い。綺麗。