どのページを開いても情感溢れる文章で、読んでいて心地よいのですが、1つだけ残念なことが
あります。私は昭和45年発行の初版も持っています。改版した本の装丁を近代的なピカピカの
茶器に喩えると、初版本には何処となく古風で渋い趣の茶器を感じます。できるならば、古い
茶器の方で味わうことをお勧めしたいと思います。
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春風夏雨 (角川ソフィア文庫) 文庫 – 2014/5/24
岡 潔
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「生命というのは、ひっきょうメロディーにほかならない。日本ふうにいえば“しらべ"なのである」科学から芸術や学問まで、岡の縦横無尽な思考の豊かさを堪能できる幻の名著。待望の復刊! 解説:茂木健一郎
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日2014/5/24
- 寸法10.7 x 1 x 15 cm
- ISBN-104044094659
- ISBN-13978-4044094652
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商品の説明
出版社からのコメント
1901年大阪生まれ。京都帝国大学卒業。フランス留学を経て、帰国後、広島文理科大学、北大、奈良女子大で教鞭をとる。後年、多変数解析函数論の分野における超難題「三大問題」を解決し、数学者としてその名を世界に轟かせた。1960年に文化勲章を、1963年に『春宵十話』で毎日出版文化賞を受賞。1978年没。多くの名随筆を残した。
著者について
1901年大阪生まれ。京都帝国大学卒業。フランス留学を経て、帰国後、広島文理科大学、北大、奈良女子大で教鞭をとる。後年、多変数解析函数論の分野における超難題「三大問題」を解決し、数学者としてその名を世界に轟かせた。1960年に文化勲章を、1963年に『春宵十話』で毎日出版文化賞を受賞。1978年没。多くの名随筆を残した。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川学芸出版 (2014/5/24)
- 発売日 : 2014/5/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4044094659
- ISBN-13 : 978-4044094652
- 寸法 : 10.7 x 1 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,254位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 452位角川ソフィア文庫
- - 996位哲学 (本)
- - 1,704位その他の思想・社会の本
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月8日に日本でレビュー済み
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数学者の独特の人生観が随所に感じられて、小説や偉人の書いたものとは違う人間の存在を強く見てとれた。一寸思い込みが強いとも思えるが何しろ大きな業績を上げた人である。変わってるといわれる人でも業績を上げれば尊敬されるし地位も得られる。
学問の世界でも自由に生きることの重要さを全く偏りなく読めるところが最大の利点だろう。
学問の世界でも自由に生きることの重要さを全く偏りなく読めるところが最大の利点だろう。
2020年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理解するには、その読んだ後ではなく、何度も読んだ後に宿るようである。この本を読んでから1日を過ごすと、読まないで過ごす日より幸せになる。
2016年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
難解と言われる岡潔の思想を知る手がかりとなる短いエッセイ集。美本でした。
2014年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思った通りの書籍です。作者は奇行な方だとの評判もありますが、文章を読んでいるとまともすぎる純粋な方だと思われます。複数冊読んでも考え方は一貫していると思います。数学者としての岡潔と超常識者としての岡潔の対比が心惹かれます。
2014年9月22日に日本でレビュー済み
「・・・六十年後の日本はどうなるだろうと思うと慄然とならざるを得ません。それで私は単に教育だけではなく、このくにの今の世相全体が大変心配であると呼びかけようと考えました。」と、1965年に書かれた本書はしがきにある。けれど、本書は教育論や社会論といった類のものではない。ぱらぱらとめくると仏教書のように見えるかもしれない。
著者は数学者だ。30数年前、大学進路に迷っていた私が血迷って数学にしようかなと言ったとき、知り合いが「数学は哲学の世界にはいっちゃうからな」と言ったのを思い出す。俗人には論理の極みのように思える数学を、その道に通じている人は直観で語る。そして、その(心の)目線で観れば対象が絵画や音楽であっても、浮かび上がってくるのはその本質である。直感ではなく、直観。
自己と向き合いつつ、それを解き放つ。言葉ではうまく言えないが、自分と世界が一体となるよう我を捨てるという感じ。その時になって初めて感じるであろう喜び。
本書が書かれてからほぼ50年。物質主義、個人主義に偏ってしまった“このくに”は滅んではいないが、そこに暮らす人々はどれだけ心からの喜びを感じているか。
岡さんの文章を読むと心が澄んでいくように感じる。いや、澄まさねばいけないように思ってしまうというほうが正しいか。物質的享楽も大好きなのだが、精神的高揚のない人生もつまらないし。『春宵十話』とともに折に触れ読み返す一冊になりそうだ。
著者は数学者だ。30数年前、大学進路に迷っていた私が血迷って数学にしようかなと言ったとき、知り合いが「数学は哲学の世界にはいっちゃうからな」と言ったのを思い出す。俗人には論理の極みのように思える数学を、その道に通じている人は直観で語る。そして、その(心の)目線で観れば対象が絵画や音楽であっても、浮かび上がってくるのはその本質である。直感ではなく、直観。
自己と向き合いつつ、それを解き放つ。言葉ではうまく言えないが、自分と世界が一体となるよう我を捨てるという感じ。その時になって初めて感じるであろう喜び。
本書が書かれてからほぼ50年。物質主義、個人主義に偏ってしまった“このくに”は滅んではいないが、そこに暮らす人々はどれだけ心からの喜びを感じているか。
岡さんの文章を読むと心が澄んでいくように感じる。いや、澄まさねばいけないように思ってしまうというほうが正しいか。物質的享楽も大好きなのだが、精神的高揚のない人生もつまらないし。『春宵十話』とともに折に触れ読み返す一冊になりそうだ。
2017年3月16日に日本でレビュー済み
岡先生の情緒を大事にされるお気持ち、復刻本で皆さんに伝われば嬉しいです。
2014年6月22日に日本でレビュー済み
岡潔は自分の足で真理を目指し、かなりのところまで行った人なのだと思う。
岡潔の言う「情緒」とは、彼が独自に到達した真理を表す言葉であり、真理という人間にとってあまりに途方もない、想像するほかない、宇宙の根源について、岡潔のような人は独力で近づいていき、自分なりの答えを漠然とであっても出せたのだと思う。
岡潔はきっと、数学に限界を感じたのではないか。数学では表現しきれないところまで行って、それからさらに表現するために、仏教に行ったのではないか。でも岡潔はそこからさらに自分独自のやり方で真理に近づこうとしたようにぼくは思う。
岡潔の言う「情緒」は、きっとだれにも正確には理解できないとぼくは思う。それは岡潔だけにしかわからない、岡潔だけの言葉である。でもぼくは、岡潔のこの発想に何よりも美しさを感じ、素敵だと思った。その感性を、岡潔は自分のあとに続く日本人に期待しているのだと思う。
岡潔の言う「情緒」とは、彼が独自に到達した真理を表す言葉であり、真理という人間にとってあまりに途方もない、想像するほかない、宇宙の根源について、岡潔のような人は独力で近づいていき、自分なりの答えを漠然とであっても出せたのだと思う。
岡潔はきっと、数学に限界を感じたのではないか。数学では表現しきれないところまで行って、それからさらに表現するために、仏教に行ったのではないか。でも岡潔はそこからさらに自分独自のやり方で真理に近づこうとしたようにぼくは思う。
岡潔の言う「情緒」は、きっとだれにも正確には理解できないとぼくは思う。それは岡潔だけにしかわからない、岡潔だけの言葉である。でもぼくは、岡潔のこの発想に何よりも美しさを感じ、素敵だと思った。その感性を、岡潔は自分のあとに続く日本人に期待しているのだと思う。