書いてある技術的内容はそんなに目新しくもないし、具体性にも乏しい。人によっては「当たり前のことを言っている」と思っても当然だと思う。
重要なのは「真っ当なことをちゃんとやっている組織は本当に強いということへの裏付けを取った」という点ではないかと私は思う。組織に何かを導入したいとか、ああいう手法を取るのはまだ不安がある、と思っている方の理由後押しや不安解消には大いに役立つし、今やっているプラクティスでなかなか成果が出ないと思っている方は、自分が今どういうフェーズにいて何が足りないのか?ということを考える上で助けとなる一冊ではないかと。
あと、「まだ当たり前がよくわかってないレベルの人」が敢えてこの本を読んだら、チームに対する新たな観点を持てるようになって面白いかもしれない。