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ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方 (PHP文庫) 文庫 – 2010/9/2
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2010/9/2
- ISBN-104569674739
- ISBN-13978-4569674735
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2010/9/2)
- 発売日 : 2010/9/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 202ページ
- ISBN-10 : 4569674739
- ISBN-13 : 978-4569674735
- Amazon 売れ筋ランキング: - 370,003位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,510位PHP文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
苫米地 英人(とまべち・ひでと)
認知科学者((計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
1959年、東京生まれ。
カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLabフェロー(サイバー防衛)、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授(認知戦防衛)、早稲田大学研究院客員教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO会長兼基礎研究所長。
マサチューセッツ大学を経て上智大学卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験後、フルブライト全額給付特待生としてイエール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の米最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。ATR自動翻訳電話研究所滞在研究員などを経て、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。
1992年にはカーネギーメロン博士研究の単調性データ構造を利用した世界最初の仮想通貨ベチユニットを開発、不可変データ構造離散基盤数理として単調性理論は後のナカモト論文などにも影響を与える。その後、次世代サイバー防衛技術開発を米国防総省とも協調しカーネギーメロンで進め、2014年から2019年にかけては自衛隊サイバー部隊の創設と教育に統合幕僚長直轄で尽力。また2012年から複数国の顧問を務め、特に通貨システムを含む次世代基盤システムのアドバイザーをしている。サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償の子供向けボランティア教育プログラムとして普及活動中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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苫米地さんは、それでも周りの学生と比べて本を読めて、時間も作れていたそうです。
その大きな理由は知識量。読者の側がもともと持っている知識量が、速読を可能にする最大条件なのだそうで。やっぱり知識量なのですね!!
でも、それではせっかくの速読本なのに身も蓋もない…。
ということで紹介されているのが「ハイサイクルリーディング」です。
人間の生体時間=クロックスサイクルを上げることで速読を実現する。
ステップとして
1、速読意識の醸成。とにかく本を読むことを習慣化。意識すること。
2、速読テクニック「先読み」の習得。
3、自分自身をハイサイクル化させるためのトレーニング法
3の項目が一番おもしろかったですね。
すべての行動を加速する!! 速く食べる、速く歩く、速く歯を磨く!! もちろん、メニューも見た瞬間に決める!! 生活全般をスピードアップする!! 文章のイメージ化!!→見たものを瞬間的にイメージ変換できるようにする。
すべてを意識して加速することが大事なんですね!!
他にも面白い脳の使い方たくさん載っていて、すごく興味深い内容でした。
今回は速読を学びたくてこの本を手に取りました。
なるほど、たしかに有益な情報はのっています。
ですが、これで本当に350ページの本を5分で読むことにつながるのでしょうか?
著者はこれまでの速読の本は、飛ばし読みだ、と指摘しています。
それには納得しました。
著者の主張する、一字一句飛ばさず早く読む速読には共感します。
しかし、一字一句飛ばさず350ページの本を5分で読むことは難しいのでは?と感じてしまいます。
読み終わって、なんだか煙にまかれたような気分です。
悪い本ではないのですが、速読の本としては宇都出雅巳氏の本の方が自分にはしっくりきました。
そして、本当の「速読することの意味」を教えてくれる本です。
ここでは後者の「本当の「速読することの意味」」について、最後の章の中の最後の節の「25世紀のために」から紹介したいと思います。
(引用が長くなってしまいますので、少し要約させていただきます。)
<要約開始>
(速読の方法の1つとして)自分の人格という視点に加えて、著者の人格という視点でもって本を読むことによって、「速読」が可能になる。という話に続いて、そのような複数の人格の視点を持つという方法を利用して、とても生産的なことが可能になるという話が続きます。
それは二足のワラジ方式、つまり、二つの「職業」を持つということです。一つはいまあなたが現実にしている職業。もう一つは情報空間での「職業」。例えば、その職業とは、小説家であり、作曲家であり、フリーソフト作家です。
ただし、それらは、お金儲けのためや、自分の楽しみの「趣味」のためにするのではありません。なぜなら、本来「職業」とは、「人の役に立つ」ということだからです。(つまり、お金にならなくても、人の役に立てば「職業」だということです。)
もしここで、「それは理想論で、やはりお金にならないのは職業とはいえない」と思ったとしたら、それは、貨幣経済に洗脳されている可能性があります。
例えば、中世のヨーロッパを考えてみてください。
その時代では神が万能でした(現在のお金のように)。神の名のもとに、あらゆることが行われていました(十字軍や魔女狩りのような戦争も裁判も)。
21世紀の一般的な常識で考えれば、ありえないことですし、昔の人の考えや行動について理解に苦しむ部分もあるでしょう。
しかし、当時の人達にとっては神は実際に存在したのです。なぜなら、神に対して畏敬の念や恐怖を抱き、疑問を口にすれば裁判が待っているのですから。
(21世紀の私たちがいくらバカげているといっても、その時代に行ったら、同じように振舞ったはずです。)
<要約終了>
<引用開始>
貨幣社会もそれと同じです。21世紀のいまは神の代わりが貨幣です。食料にもならない紙切れのために働くことを全く疑わない社会が現代なのです。
今のこの社会を25世紀の未来人が見たら、「そんな紙切れのためになんでそんなに頑張ってるの?えっ、殺し合いまでするの!?」と驚かれるのではないでしょうか。
あなただって冷静に考えればわかるでしょう。
紙切れのために働くか?
それとも人びとのために働くか?
当然、答えは…………、紙切れでしょうね。
それが今を生きるということでもあるのだとは思います。
(同書、p190〜191)
<引用終了>
確かに、神や超越的存在・超自然的存在をリアルに感じて、それらを指針にして、政治、外交、司法を行っていた中世ヨーロッパと、
翻って、お金=紙切れをリアルに感じて、そのお金(紙切れ)を指針にして、政治、外交、司法を行っている現在、
両者は構造的には全く同一です。
苫米地さんの主張は続きます。
<引用開始>
紙切れの呪縛から解き放たれるためにも、もう一つ念のために物理的な仕事をもっておきましょう、といっているのです。こちらのほうは思い切り、お金の奴隷でいいのです。(…)
しかし、もう一つの職業。情報空間で働く人格の方だけはせめてお金の奴隷はやめませんかといっているのです。
(…)
もう一つの人格は徹底的に人のために使ってみませんか、と。
人類がみなそう思えば、世界は間違いなく変わるでしょう。
あなたの親もあなたの子供も、そしてあなた自身も住みやすい世界になっている。
もうひとつの人格の報酬を強いていうなら、この住みやすい世界ということになるのだと思います。これは報酬の中でも、最高のものではないかと私は思うのですが。
(同書、p191〜194)
<引用終了>
‥そうでした。本来、「働く」とは「他者(ひと)の役に立つこと」でした。
決して、お金のためではありませんでした。
お金は目的ではなく、手段に過ぎませんでした。
それが、いつの間にか、私たちは、本来の目的を忘れて、お金のために働くようになっていたんですね。
本来は、「他者の役に立つ」ために「働い」て、
「「他者の役に立つ」ために「働く」」ために、「お金」があったはずなのに、
いつの間にか、「他者の役に立つ」かどうかに関係なく、「お金」のために「働く」ようになっていたんですね。
(『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(岩崎夏海、ダイヤモンド社、2009年)のピーター・ドラッカーさんも「非営利企業(NPO)の経営(マネジメント)」などの主題を通して、同じことを仰っていましたね。)
(…本のタイトルになっている肝心の「速読」についても、著書の前半と中盤できちんと、説明されています)
フォトリーディングなどのスキルの捕捉はかなり助かりました。
そのお金教の呪縛から解き放たれるためには「二足のワラジ」。
ひとつは馬車馬のように物理空間で仕事を行い日々のファイナンスに充てる。そしてもう一足のワラジは情報空間内に展開する。
そこで気をつけるのは、お金のためにやってはいけないということと、自分の楽しみのためにやってはいけないということ。
お金のためにするのは、すでに物理空間でやっているファイナンス活動に特化する。
そして自分の楽しみで行うのはただの趣味なのでもう一足のワラジにはなり得ない。
ポイントは人のため。お金の奴隷から解放され、人のためにする仕事。
馬車馬のようにお金の奴隷としてせっせとファイナンス活動をする。そしてもう一人の人格としてこちらは徹底的に人のために働く。その報酬は住みやすい世界。
速読の話から壮大な話にたどり着いたけどなぜ速読するのかというゴールが明確になった。
速読をすることでファイナンスに役立つのはもちろんのこと、せっかく手に入れる技能なのでそれを世のため人のため世界のために使う。とてもスカッとした!
徹底的に個人的に役立たせることと、それだけではせっかくの技能が勿体無いので、徹底的に世のため人のため世界のために使う。なんと清々しいことか!
この本を読む前のこういう見通しがなかった状態を無明というのだろう。
読書が自己実現のためだけでなく世界平和にもつながっていくと思うと一層張り切って読んじゃう。
この本はその中の1冊だ。
この人の書く本は、自分の体験や思いの事柄を
知ってもらう為の要素が色濃く付いている。
そして表現の仕方も、
伝えたい内容についても述べ方はうまい方だと思う。
しかしこの人の本は例え話や身の上話が多い、
境遇の凄さや自慢話が多々ある。
そして自分の書いた他の本を読んでくれと言わんばかりの
文面がどの本に記述があり、1冊で完結していない気になるではないか。
物事とは確かに関連性があり、一言だけで言え無い事があるが、
どうしてもこの人は1冊で言い切れず、自分の本を紹介してしまう癖がある。
なので好きな人は好きだろうが
嫌いな人は嫌いな人物であると思う。
確かに当たり前の事への執着を持ち、
科学した事柄を堂々と述べ広めるセンスは良いだろう。
しかし、なんとなくこの人の本は酷く商売感を感じる。
この作者が嫌いな面は商売の面で狐と狸を平然と演じてしまう所、
この作者が好きな所は堂々と自分の伝えたい事柄を伝える所だ。
それを感じて理解して読まなければ、気持ちの悪いファンが出来るだけな気がする。
私もある意味ファンなのだが、狐と狸の商売には気をつけたい。
580円を安いと見た私にはこの本は1つの得であったが、
この本を私が書き直すのならば、ページ数は半分以下になったと
大げさ気味に言っても過言ではない。
知識量の世界で他人に自慢するのが好きな人でないなら、
物事の捕らえ方が増えたことだけは評価できると思う。
追伸:
この本は、前半と後半でイメージが違う、
多分前半は身の上話が覆いせいで、読みにくいのだろう。
なので前半だけ読むと個人的に良いイメージが無いが、
後半まで全て読めば言いたい事が分かると思う。
語学にもいえることだけど、英語を身に着けたければ海外に行けばいい
速読もどうしても必要な環境なら身に付くだろう
本を読んで知識量を上げれば本を読む速度はあがる
卵が先か鶏が先か
先読み、早読み、言葉とイメージをつなげるとか後付けでしかない
とにかく本を読みなさい
とにかく読めよ、読めばわかるさ
ご清聴ありがとうございました!