おもしろい、はずれなし! 料理などしない私ですが、実に興味深く読めました。
30前後になって、それまで嫌いだった食品が、つぎつぎと食べれるようになった。しかも、おいしい!すごくおいしい!
え~っ?そんなばかな。 わたしは、あいかわらず小骨の多い魚はダメです。いわし・にしん・あじ1年に1どくらい試しに買ってみるけど、買わなきゃよかった。ぶどうも柿も、絶対買いません。とつぜん、美味しく感じられるようになるなんて、うらやましい。
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今日もごちそうさまでした (新潮文庫) 文庫 – 2014/7/28
角田 光代
(著)
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「食べられない」から「食べる」に移行するときには、ダイナミックな感動がある(あとがきより)。自他共に認める肉好きのカクタさんに、食革命が起こった。なんと苦手だった野菜、きのこ、青魚、珍味類が食べられる! 次々出会う未知の食材は、買って作って味わう毎日を楽しい発見で彩ります。三度の食事に思いをこめて。読むほどに、次のごはんが待ち遠しくなる絶品食エッセイ。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2014/7/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-10410105830X
- ISBN-13978-4101058306
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2014/7/28)
- 発売日 : 2014/7/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 410105830X
- ISBN-13 : 978-4101058306
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 199,050位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。2010年7月には、毎日新聞の連載『ひそやかな花園』も単行本化された。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月7日に日本でレビュー済み
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食べもののエッセイは好きですが、これはそんなに ひきつけられませんでした。これなら安野モヨコのくいいじのほうが楽しかった、なんて思ってしまいました。そもそも偏食と名乗るには食べられるものが多すぎます。
2016年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎日の料理、新しいレシピを取り入れ頑張っていますが、時々うんざりすることも・・・
この本を読んでまた食文化への興味が増し、時間のかかるレシピにも取り組んでいます。
特にレシピが載っていた訳ではないのですが、食への好奇心がムクムクと喚起されたのです。
この本を読んでまた食文化への興味が増し、時間のかかるレシピにも取り組んでいます。
特にレシピが載っていた訳ではないのですが、食への好奇心がムクムクと喚起されたのです。
2015年11月18日に日本でレビュー済み
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著者の独特の言い回しがとても楽しいと感じました。肩ひじ張らずに読めていいと思います。
2014年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆるグルメ本ではありません。
ひとつひとつの食材に愛情がこもっていて、
楽しく読める1冊です。
そしてこのエッセイのいいところは、決して賛美だけではなく、
それほど思い入れのない食材に対してもきちんとそれを明記しているところです。
角田ファンはもちろん、食べることに関心がある人にもお勧めです。
ひとつひとつの食材に愛情がこもっていて、
楽しく読める1冊です。
そしてこのエッセイのいいところは、決して賛美だけではなく、
それほど思い入れのない食材に対してもきちんとそれを明記しているところです。
角田ファンはもちろん、食べることに関心がある人にもお勧めです。
2014年12月23日に日本でレビュー済み
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あまり期待していなかったのですが、さすが面白かったです。
エッセイもよいですね~
エッセイもよいですね~
2012年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自他ともに認める肉好きという割には、肉以外の食材についての方を多く書いている。
30代まで激しい食べず嫌いで、それが一気に食に目覚めたという経験を持つ。
だからそれまで食べようと思わなかった食材と、強烈に新鮮な出会いをしたわけだ。
かなり意識的に言葉を操るようになってからの体験なので、言語化しやすかっただろう。
なぜこれを食べなかったのだろう。なぜこんなにおいしいのだろう。それが様々な食材を対象に繰り返し語られる。
家族のことも、食の思い出とともに語られる。
だが、特に前半は食材全体を語ろうとしてしまい、個別の体験や瞬間が見えにくかった。
慣れてきたのか、後半かなりのってくる。
だが総じて、食材に対して生真面目に正面から相対している。
30代まで激しい食べず嫌いで、それが一気に食に目覚めたという経験を持つ。
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なぜこれを食べなかったのだろう。なぜこんなにおいしいのだろう。それが様々な食材を対象に繰り返し語られる。
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だが、特に前半は食材全体を語ろうとしてしまい、個別の体験や瞬間が見えにくかった。
慣れてきたのか、後半かなりのってくる。
だが総じて、食材に対して生真面目に正面から相対している。