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ソニー 盛田昭夫―――“時代の才能"を本気にさせたリーダー 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/22

4.4 5つ星のうち4.4 103個の評価

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ソニー創業者、盛田研究の決定版!
「常に自分の頭で考え、世界と渡り合い、時代を創造してき男」
今こそ日本は、盛田の生き方を、学ぶべき時です。

本書は、スティーブ・ジョブズを魅了した「ソニー・盛田昭夫」の経営を、新事実を基に解明し、次代の指針を提示します。
清新な理念を掲げ、“時代の才能"を引き寄せ、多くのイノベーションを実現してきたソニーは、世界の企業のロールモデルとなった。今、進むべき道を見失っている日本のビジネスマンに、この稀有な企業の歴史を掘り起こし、日本がソニーと盛田昭夫を持てた意味を、成功と失敗のメカニズムとともに伝えます。

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商品の説明

著者について

大阪生まれ。同志社大学法学部卒。経済誌『週刊ダイヤモンド』記者として、商社、食品、流通、金融、エレクトロニクスなどを担当した後、副編集長として経営問題をカバー。大学や企業での講演も多い。共著に『複雑系のマネジメント』(ダイヤモンド社)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2016/4/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/4/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 576ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4478028699
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478028698
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.2 x 3.1 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 103個の評価

著者について

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森 健二
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
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お客様のご意見

お客様はこの書籍について、緻密な取材に基づく事実関係の記載と経営理論に基づいた解説的な記載を高く評価しています。非常に詳細に書かれており、ドラマ化したら面白いという意見もあります。また、読者の年齢や興味によって考えさせられる内容だと感じているようです。読みやすさについても好評で、読むのに無駄にならないと感じています。大作の良書として評価されており、マスコミ取材の限界を感じさせる内容だと考えています。

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5人のお客様が「内容」について述べています。5肯定的0否定的

お客様は本書の内容を高く評価しています。緻密な取材に基づく事実関係の記載に加えて、経営理論に基づいた解説的な記載がされている点を高く評価しています。非常に詳細に書かれており、ドラマ化したら面白いと感じています。また、熱意を会社に伝染させる技術についても述べられており、社員への火の付け方として高く評価されています。

"...本書の特徴はなんといっても、緻密な取材に基づく事実関係の記載に加えて、経営理論に基づいた解説的な記載がなされていることである。これは経済誌出身の著者によるものであることや、HBRの連載であったことなどが理由だろう。これは盛田氏を扱った類書には見られない特徴である。..." もっと読む

"盛田氏が如何にソニーに熱を注いできたか。それがわかるような一冊。 すごいと思ったのは、その熱意を会社に伝染させる技術。 いわば、社員への火の付け方だ。 盛田氏は新入社員に先制パンチを食らわせるのが恒例だったという。 例えば、こんな感じだ。..." もっと読む

"非常に詳細に書かれていて、特にミレニアル世代としては、ソニー生命やプレイステーションなどの今ソニーを支える屋台骨の誕生シーンは勉強になった。ただ少し作者の熱が入りすぎているためか、ストーリー以外の解説がくどく、本全体の印象を下げてしまった感がある。" もっと読む

"ドラマ化したら面白いのに、下町ロケットスタッフで。" もっと読む

3人のお客様が「読みやすさ」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの書籍の読みやすさを高く評価しています。読むのは無駄にならないと感じており、大作の良書だと評価されています。記事がまとまった本であることから、内容にくどさはあるものの、容易に読み通すことができるという意見があります。

"...これによって、私のような盛田氏の著書に親しんだものだけでなく、初めて氏に関する本を手に取る人でも、この分厚さの本にしては十分容易に読み通すことができるようになっている。..." もっと読む

"...日本を離れ、いち早くアメリカに目を向ける慧眼に凄みを感じます。記事をまとめた本のため、内容にくどさはありますが、読むのは無駄にはなりません。" もっと読む

"マスコミ取材の限界を感じさせるが、それでも大作の良書..." もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2016年4月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本書はダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビューの連載が書籍化されたものである。
    私は、盛田氏の自著『MADE IN JAPAN』を始め、江波戸哲夫『小説盛田昭夫学校』など、多くの盛田氏に関する著書を読んできたが、本書はいずれにも劣らずエキサイティングな読み物であった。
    本書の特徴はなんといっても、緻密な取材に基づく事実関係の記載に加えて、経営理論に基づいた解説的な記載がなされていることである。これは経済誌出身の著者によるものであることや、HBRの連載であったことなどが理由だろう。これは盛田氏を扱った類書には見られない特徴である。この記載のおかげで読者はより大きな視点から氏の歩みを見ることができる。
    また、著者は多くの文献や取材をもとに本書を構成しており、文献からの引用が多いが、注目すべきは、引用文等の重要な部分を太字にしていることで、読者が本質をつかむのが極めて容易になっていることである。また、本文における太字にする部分の選択も的確かつ無駄がない。これによって、私のような盛田氏の著書に親しんだものだけでなく、初めて氏に関する本を手に取る人でも、この分厚さの本にしては十分容易に読み通すことができるようになっている。

    難点を言うなら、著者が本書を貫くキーワードとして用いている『手考足思』や、盛田氏の行動を心理学の『フロー体験』で説明しようとする部分などは、決して間違っているとは思わないが、その切り口は私にはピンとこなかった。

    本書にも頻繁に出てくる盛田昭夫夫人も先日亡くなられた。盛田氏を知る人々がどんどんいなくなっていく中で、本書に続くような良書は出てくることはないだろう。本書は、盛田昭夫研究の『決定版』である。
    28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年1月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    出る杭は打たれる。
    でも出るのを恐れていては何も出来ない。
    ということを学びました。
    盛田さんの行動が世の中を変えたんですね。
  • 2016年8月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    盛田氏が如何にソニーに熱を注いできたか。それがわかるような一冊。
    すごいと思ったのは、その熱意を会社に伝染させる技術。
    いわば、社員への火の付け方だ。
    盛田氏は新入社員に先制パンチを食らわせるのが恒例だったという。
    例えば、こんな感じだ。
    「つぶれる可能性のあるソニーのなかで、がんばってわが社をもり立てていこうと意欲に燃えた人だけが、集まっているのがソニーグループです。皆さんが入ることがプラスになるように、と祈る私たちの気持ちは切実なものがあります。ソニーが大会社だから、給料もいいだろう、景気もいいだろうと思って加わられたのでは、私たちも迷惑です。あなた方にとっては、ただ一度しかない人生ですから、自分が満足できるような人生を過ごす権利と義務があります。ですから、もしソニーでは自分の人生に満足が得られないということであれば、自分のために早くやめたほうがいい。」
    こう言われて、火がつく社員を集めて会社推し進めていく。そういうことの積み重ねがソニーという揺るがない会社を作ってきたのだと感じた。
    また、盛田氏は若手とも激論を交わし、決してそれを怒ることなく、受け止めていたという。
    そして、また別の機会にどう納得させて跳ね返すのかを考えてコミュニケーションを取る。
    そういった若手を腐らないためのコミュニケーションというのも学びになった。

    ソニーをグローバル企業にした経営者の社員への接し方を学びたい方におすすめ。
    15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年11月7日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    500ページを超える大著だ。マスコミの立場から得られるソニーの情報が、盛田昭夫氏を中心にして満載されていた。ただし、すべてが取材結果または外部情報の記載だった。マスコミの立場としては仕方のないことなのだろう。しかし、事実は現場に居た人間にしかわからない。たとえば、第16章の「最後のメッセージ」で1993年11月29日に盛田氏が倒れた日のことが述べられ、品プリのテニスコートで、早朝、実弟の盛田正明氏とテニスをしていたときのことだと書かれている。
    最近、『ソニーの闇に学ぶ』という本がアマゾンのPODで出版されたが、そこには当日の昼、本社の広報や渉外に勤務する社員に対して、マスコミなど外部からの問い合わせに対して、「大賀社長とテニスをしていて倒れた」と答えるように、という指示がソニー上層部から口頭であったと、その言葉を聞いた本人が記述している。
    人間には表と裏(闇)があって当然だろう。それはソニーの闇。その朝、盛田氏はどこで倒れたのだろうか。両方の書籍を読むと、真実を追求しようとする第三者、マスコミの取材の限界(絵物語)が見えてくる。ただし、両書ともソニー創業の一翼を担った盛田昭夫氏への尊敬の念に満ちている。本書は、マスコミ取材の限界を見せながらも、やはり良書の大著だと思う。
  • 2023年6月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ソニー創業者の1人、盛田昭夫氏の功績を知ることができます。日本を離れ、いち早くアメリカに目を向ける慧眼に凄みを感じます。記事をまとめた本のため、内容にくどさはありますが、読むのは無駄にはなりません。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年2月26日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    非常に詳細に書かれていて、特にミレニアル世代としては、ソニー生命やプレイステーションなどの今ソニーを支える屋台骨の誕生シーンは勉強になった。ただ少し作者の熱が入りすぎているためか、ストーリー以外の解説がくどく、本全体の印象を下げてしまった感がある。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年2月26日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ドラマ化したら面白いのに、下町ロケットスタッフで。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2020年5月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    素晴らしい