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平山 三郎
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実歴阿房列車先生 (中公文庫 ひ 37-1) 文庫 – 2018/9/21

4.3 5つ星のうち4.3 34個の評価
すべての形式と版を表示
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貴君、僕は大阪へ行って来ようと思う――。一九五〇年秋、この一言から汽車に乗りたかった内田百間の『阿房列車』シリーズは始まった。以後、五年間にわたる全行程に同行した〈ヒマラヤ山系〉こと元国鉄職員の著者。百鬼園の旅と日常を豊富なエピソードを交えつつ綴った好エッセイ。解説・酒井順子
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  1. 本の長さ
    341ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    中央公論新社
  4. 発売日
    2018/9/21
  5. 寸法
    10.6 x 1.5 x 15.2 cm
  6. ISBN-10
    4122066395
  7. ISBN-13
    978-4122066397
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商品の説明

著者について

平山三郎
一九一七(大正六)年東京生まれ。作家。法政大学文学部日本文学科卒業。三二年鉄道省東京鉄道局に就職。運輸省誌『大和』、日本国有鉄道誌『國鐵』の編纂に従事する。五〇年から五五年頃、内田百間の阿房列車に同乗。七一年より『内田百間全集』の編集・校訂にあたる。二〇〇〇(平成一二)年没。主な著書に『詩吟酒の人』『わが百鬼園先生』など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2018/9/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/9/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 341ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122066395
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122066397
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1.5 x 15.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 34個の評価

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平山 三郎

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上位レビュー、対象国： 日本

ぱーたん
5つ星のうち5.0 「阿房列車」シリーズとセットで
2017年8月9日に日本でレビュー済み
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この本だけを読んでもおもしろくないでしょう。内田百閒の「阿房列車」第一～第三を完読してからでないと、この本の価値は低いと思います。逆に言えば、「阿房列車」を読んでからこの本を読むと、「阿房列車」に描かれている情景が一層鮮やかになります。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
麻冷
5つ星のうち4.0 いい時代だったのだなあという感慨もある読後感
2023年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平山三郎は
運輸省誌「大和」などを編纂
1950年から55年頃
阿房列車 に同乗
その切符の手配から
百鬼園先生の思いついた
燗酒を入れた魔法瓶を用意など
晩年まで仕事を中心に
その人生に寄り添う

気難しい百鬼園先生は
初めての訪問者はいっさい面会謝絶
親しいひとも
門柱の「春夏秋冬日没閉門」
そして玄関の引戸の上に貼った
「世の中に人の来るこそうれしけれ
とはいふもののお前ではなし」云々を見て呼び鈴を押すのをためらったという話

晩年はおからでシャンパンを常とし
最晩年は横臥しながらストローでシャンパンを飲んだそうな

1971年に82歳で逝去
昔なら大往生ということだろう
その最後も見送った筆者の
先生への敬慕がしみじみと伝わる文章である。

この本が最初に出たのが1965年
旺文社文庫で出たのが1983年
そして2018年に中公文庫で出て
親戚よりたまたま読んでいたら
私の祖父の名前が出ているという連絡あり

筆者が鉄道省東京鉄道局職員として在籍中に鉄道省の雑誌として「大和」を創刊することになり、その編集の指導を祖父に受けたとあり。今でいうところの出向だったのだろうか。たった一行の掲載だがこの文庫の発刊を機に初めて知り、そのおかげで味わい深いこの本を読む機会を得ることが出来て嬉しい収穫となったのである。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
ソクラテスジーコ
5つ星のうち4.0 側近者の楽屋落ち
2021年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
側近者の楽屋落ちで興味深いが、本人か、百閒の記述なのか曖昧な点もある。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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老書生
5つ星のうち2.0 阿房節に飽きた
2018年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
記憶ではもっと面白かったと思ったが、読み出すうちにぶつぶつ文句を言うものぐささに飽きた。もう古い。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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