これまでのダイバーシティ本は、マイノリティが置かれた差別的状況を、マジョリティに理解してもらうという姿勢が多かったが、本書はダイバーシティインクルージョンの社会を実現するためには『マジョリティの特権への気づきを促す責任と役割はマジョリティ側にある』という志がある。
そのうえでマジョリティ側に理解させるためにはどうするか、その点を徹底的に分析し対策を講じている。
そういった点で本書は非常に有意義であると感じた。
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真のダイバーシティをめざして: 特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育 単行本 – 2017/3/1
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- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社上智大学出版
- 発売日2017/3/1
- 寸法14.8 x 1.8 x 21 cm
- ISBN-104324101167
- ISBN-13978-4324101162
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登録情報
- 出版社 : 上智大学出版 (2017/3/1)
- 発売日 : 2017/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4324101167
- ISBN-13 : 978-4324101162
- 寸法 : 14.8 x 1.8 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 20,446位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,164位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
-
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年2月23日に日本でレビュー済み
真のダイバーシティとはなかなか重いテーマである。
真のダイバーシティを目指すために何が必要なのか。
著者の答えは副題である「特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育」である。
ダイバーシティというと、マイノリティが注目されることが多いのではないか。
しかし、世の中は文字通りマジョリティが多数派である。
マイノリティへが自分たちをアピールすることも必要であるが、本当に社会が変わるためには多数派であるマジョリティこそが鍵となる。
本書は原書がアメリカの書であるため、マジョリティは白人、男性、キリスト教徒を視野に入れて著述が進められる。この辺りだけでも日本とはかなり状況が違い、アメリカの社会状況も窺い知れるのである。ただマジョリティを対象としている内容であるので、日本でも十分に通ずる内容がある。
本書の白眉は第6章「特権集団にとっての抑圧の代償」である。
これに第7章「特権や抑圧について学び直す」も加えて熟読したい。
現状の差別のある状態は特権集団にとっても不利益があるということを理解してこそ、社会を変える力となっていくということである。人道に訴えるだけでは多くの人々の心には届かない。ダイバーシティの実現は全ての人にとって前進であり、利益があると認識して初めてマジョリティも動くのであろう。
マジョリティこそ変わる、変わることが利益になる。日本の人権問題ではあまり前面に出てこない主張であるが、社会を変えるための有効な手法であることは疑いない。
第1章から第5章はこの認識に至るまでの指導者の準備段階であり、第7章から第11章は指導者が指導に当たって心することが述べられている。
読後に気づいたのであるが、第6章をクライマックスに、ダイバーシティの実現を目指すための指導者としてのあり方を学ぶことのできる構成となっている。
日本はアメリカほどダイバーシティは問題になっていないようにも見えるかもしれない。しかし、差別とは多数派と自認する人々によって自覚に行われる場合もあり、無自覚さで言えば日本はかなり深刻な状況とも言える。
日本においても真のダイバーシティの実現を目指すために本書の主張が広まってくれることを期待したい。
真のダイバーシティを目指すために何が必要なのか。
著者の答えは副題である「特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育」である。
ダイバーシティというと、マイノリティが注目されることが多いのではないか。
しかし、世の中は文字通りマジョリティが多数派である。
マイノリティへが自分たちをアピールすることも必要であるが、本当に社会が変わるためには多数派であるマジョリティこそが鍵となる。
本書は原書がアメリカの書であるため、マジョリティは白人、男性、キリスト教徒を視野に入れて著述が進められる。この辺りだけでも日本とはかなり状況が違い、アメリカの社会状況も窺い知れるのである。ただマジョリティを対象としている内容であるので、日本でも十分に通ずる内容がある。
本書の白眉は第6章「特権集団にとっての抑圧の代償」である。
これに第7章「特権や抑圧について学び直す」も加えて熟読したい。
現状の差別のある状態は特権集団にとっても不利益があるということを理解してこそ、社会を変える力となっていくということである。人道に訴えるだけでは多くの人々の心には届かない。ダイバーシティの実現は全ての人にとって前進であり、利益があると認識して初めてマジョリティも動くのであろう。
マジョリティこそ変わる、変わることが利益になる。日本の人権問題ではあまり前面に出てこない主張であるが、社会を変えるための有効な手法であることは疑いない。
第1章から第5章はこの認識に至るまでの指導者の準備段階であり、第7章から第11章は指導者が指導に当たって心することが述べられている。
読後に気づいたのであるが、第6章をクライマックスに、ダイバーシティの実現を目指すための指導者としてのあり方を学ぶことのできる構成となっている。
日本はアメリカほどダイバーシティは問題になっていないようにも見えるかもしれない。しかし、差別とは多数派と自認する人々によって自覚に行われる場合もあり、無自覚さで言えば日本はかなり深刻な状況とも言える。
日本においても真のダイバーシティの実現を目指すために本書の主張が広まってくれることを期待したい。
2023年6月15日に日本でレビュー済み
マジョリティ集団の特権を見えないものとして、当たり前のようにマイノリティの権利を認めない現在の日本の法律や人々の意識そのものに嫌気が差します。
学校教育で、社会人教育でこの本の内容が周知されることを心から祈るし、自分も出来るだけ広められるように発信したい。知るのに遅すぎるということはないと思う。
学校教育で、社会人教育でこの本の内容が周知されることを心から祈るし、自分も出来るだけ広められるように発信したい。知るのに遅すぎるということはないと思う。