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風に濡れた女 [Blu-ray]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | テイ龍進, 中谷仁美, 永岡佑, 塩田明彦, 間宮夕貴, 木美智子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 18 分 |
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メーカーによる説明
風に濡れた女 [Blu-ray] | 風に濡れた女 [DVD] | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.7
37
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価格 | ¥4,102¥4,102 | ¥3,264¥3,264 |
製品仕様 | Blu-ray | DVD |
発売日 | 2017/9/2 | 2017/9/2 |
商品の説明
大自然の中で欲望の渦に飲まれていく、彼らの行きつく果ては―?
本能むきだしでヒートアップする、男と女のラブバトルを描くオフビート活劇!
長編デビュー作『月下の囁き』から17年、塩田明彦監督が原点回帰して挑んだ初ロマンポルノ作品!
ロマンポルノの名称・神代辰巳監督をリスペクトし、師匠の大和屋竺(脚本家・監督)にたたきこまれた脚本術で、本能むきだしでヒートアップする男と女の駆け引きを微妙に描いている。
歴史ある第69回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門にも選出され、<若手審査員賞>を受賞。ロマンポルノ作品として国際映画祭のメインコンペへ招待されたのは本作が初めてとなる。本映画祭では、神代監督の『恋人たちは濡れた』(73)と共に招待された。ロカルノを皮切りに数々の海外映画祭から招待を受けており、自由に性を描いたセンセーショナルな映画として海外でも注目されている。
【ストーリー】
ある昼下がり、アンティークの椅子を乗せたリアカーをおき、港にたたずむ男の目の前を、突然、若い女が自転車に乗ったまま海に突っ込んだ―。
濡れた肢体をおしげもなくさらけ出す野性味溢れる魅力を放つ女は、男に「5000円でいいよ」とつげると、野良犬のように男にまとわりついてくる。この出会いをきっかけにして、過去から逃げるように山小屋で静かに暮らしてきた男は、迫りくる女の欲望にどんどん巻き込まれていくはめに…。
【キャスト】
■間宮夕貴 『甘い鞭』『GONIN サーガ』『屋根裏の散歩者』
■永岡佑 『月とチェリー』「花燃ゆ」(NHK)「重版出来!」(TBS)
■テイ龍進
■鈴木美智子
■中谷仁美
【映像特典】
・予告篇
・メイキング映像
・初日舞台挨拶
【音声特典】
・塩田監督×間宮夕貴×永岡佑 (オーディオコメンタリー)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 100 g
- EAN : 4907953088344
- 監督 : 塩田明彦
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 18 分
- 発売日 : 2017/9/2
- 出演 : 間宮夕貴, 永岡佑, テイ龍進, 木美智子, 中谷仁美
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B0725QD6LG
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 38,083位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 289位日本のエロス映画
- - 1,204位ブルーレイ 日本映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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冒頭の登場シーンで、女は、自転車に乗ったまま海に突っ込んでいく。これは、ヴィム・ヴェンダースの『さすらい』(1976)で自動車に乗ったまま男が海に突っ込むショットとよく似ているとはいえ、むしろ、神代辰巳『恋人たちは濡れた』の終盤で自転車に乗ったまま中川梨絵が海に突っ込んだことの引用だろう。『風に濡れた女』は、「濡れた」という言葉によって『恋人たちと濡れた』の記憶を召喚するだけでなく、冒頭に置かれたショットによっても『恋人たちと濡れた』の記憶を召喚する。塩田明彦は『恋人たちは濡れた』に対して特別な畏敬の念を抱いているようで、著書『映画術』(2014)でもこの映画に言及している。
『風に濡れた女』は、1971年から1988年まで製作された日活ロマンポルノの誕生45周年を記念して立ち上げられた日活のロマンポルノ・リブート・プロジェクトの5作品のうちの1つとして製作された。このプロジェクトの作品には、10分に1度の濡れ場、製作費約1000万円、上映時間約80分、撮影期間約1週間という条件が課せられたという。
基本的な設定は次のようなものだ。山奥に暮らす男の前に女が現れるのだが、金を払えば体を売るという女に対して男が初めのうち拒絶したことから、男と女の性行為は遅延される。そのため、いつになったら彼らは性行為をすることになるのだろうかというサスペンスが作り出される。そして、終盤になってようやく結ばれると、2人は、小屋が崩れ落ちようが空腹を覚えようが、延々と性行為を続ける。
低予算のため早撮りをする必要性があったという事情もあるだろうが、長回しショットが多用されている。そして、どのショットも、迫力のあるショットとなっている。冒頭では、自転車に乗って海に突っ込んだ女が堤防に上がってきて濡れたシャツを絞りながら男に話しかけるまでがワンショットで捉えられている。続いて、リヤカーを引いて山奥の家に帰る男に女が付いてきて一方的に話しかける姿がワンショットで捉えられている。男が演劇人であることを知った女が演技をしてみたいと述べたのち、男の指示のままに女が演じる姿もワンショットで捉えられている。地方巡業の途中で男の家に立ち寄った演出家の女が男に付きまとっていた女に即興芝居の指示を出した時も、指示を拒んで別の設定での即興芝居を提案して演じる姿がワンショットで捉えられている。欲情して女に襲いかかってみたものの首を絞められたため意識を失った男が女に水をかけられて意識を取り戻すまでの過程もワンショットで捉えられている。終盤では、性交しながら喫茶店の冷蔵庫から食べ物を取り出して男と女が交互に貪る姿がワンショットで捉えられている。
男が女に欲情するまでの過程は、棒を挟んで女と向かい合って徐々に体を近づけていくうちに男がむらむらと欲情してくるという仕方で、動きによって感情が作り出される巧みな演出がなされている。この演出も、神代辰巳の映画を踏まえたものだろう。『映画術』において塩田明彦は、神代作品について、「性格」が「行動」を生み出す従来のアメリカ映画とも「感情」が「行動」を生み出すジョン・カサヴェテスの映画とも異なり、「動き」が「感情」を作り出すと捉えていたからだ。
映画では、イスと女とのつながりが作られている。冒頭で男は道端でイスを拾ってリヤカーの荷台に積む。その後、女が男の前に現れる。男にしつこく付きまとう女はリヤカーの荷台に積まれたイスに座って男の暮らす家にたどり着く。その後も、女は、男の家に現れるたびに、野外に置かれたイスに座る。男と女が格闘する時、女はイスを手にして男に挑む。終盤で、男の前から姿を消した女は、男へのメッセージをイスの座面に記して残す。注意すべきことに、このイスに男が腰かけることは一度もない。イスは、しつこく男に付きまとう女によって座られるためにのみ、男によって拾われたわけだ。
どこからともなく唐突に現れたかと思うと惜しげもなく乳房を曝け出して不可解な行動を繰り広げる女を演じる間宮夕貴が非常に素晴らしい。また、捕獲対象となった男に対する「逃げられると思うなよ」といった台詞やその気になって迫ってきた男に対する「まだその時じゃないんだよ」といった台詞を彼女が吐く際の低くて太い声は素晴らしくて強く印象に残る。
映画には、男と女の格闘でのアクションの要素や濡れ場でのエロティックな要素やセリフの言い回しとタイミングから生み出されるコメディの要素など、種々の要素が取り入れられている。アクションもエロティシズムもコメディもある『風に濡れた女』は、数少ない要素で非常に大きな効果を生み出しており、魅力的な作品だ。
自己を見つめるために隠遁生活を歩む主人公に
得体の知れない女が近づきストーリーが始まる。
親切な自動車整備工や少し嫌みな喫茶店のオーナー
主人公が隠遁生活前に関係があった女と劇団員。
それぞれが絡み合いながら映画は進むが、最後は
親切な自動車整備工が理想の女性と巡り会い駆け
落ちするもの。
監督或いは作者が表現したい事が伝わってこない。
エロを見たいなら別な作品があるだろうし、
コミカルにするならもっとそこを突けば良いし、
どっちにしろ中途半端と言えば中途半端な作品。
評価は大目に見て☆3つ。
間宮さんの演技が上手いし本当に買って良かったです。