舞台説明と登場人物の紹介的な内容が強かった1巻に対し、2巻では物語が大きく動きを見せている。
あやねぇとのキスの思い出を引きずりながら、凪夏へアプローチを続ける幹隆に対し、あやねぇだけでなく彼に好意を寄せる従姉妹の双子伊緒・摩耶、更に2人の年下の従姉妹が登場することで、混沌とした様相を呈していた。
男子中学出身という背景を持つ幹隆が女性慣れしておらず、傍から見たら微妙な選択を続ける彼に、どこか親近感を覚えながらも、全体的に物事がうまく進まないもどかしさが、この作品が持つ個性としてよく表現されていた。
そんな中唯一従姉妹ではないヒロイン、凪夏が終盤に見せた強さが強烈。次巻以降の展開をさらに読めなくしている。序盤で登場していた夜中に涙ながらにキスをした従姉妹も含め、この混沌とした物語の決着をつけるのは、誰なのか。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥814¥814 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥814¥814 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥300¥300 税込
配送料 ¥350 5月30日-31日にお届け
発送元: yashiro shop 販売者: yashiro shop
¥300¥300 税込
配送料 ¥350 5月30日-31日にお届け
発送元: yashiro shop
販売者: yashiro shop
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
たかが従姉妹との恋。 (2) (ガガガ文庫 ガな 11-2) 文庫 – 2023/5/18
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥814","priceAmount":814.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"814","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"iqj4bkSjuEQ2bjkTXkRfWc7oM9mF0hAvnVU9bgdwAP6t2VTsPhYpSFbfsCfeSPJ1sOt7CizzeSRrYNJIROlrcy5Y09ftznsKtAs8X%2BbRNvlIJBG2nmIqj9yWlfaq91cLd0%2Bl1w1IhSk%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥300","priceAmount":300.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"300","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"iqj4bkSjuEQ2bjkTXkRfWc7oM9mF0hAv8%2Flo9EXNTWnZyHOPjziXsoXM7JCtzyTf2%2FHA%2B17tCB%2FdQDd4dSuc98n9yMwhfK10cPLagXDGq8OZQEdA%2BZb1E5HJCAsElXMfF8KuLIrqtFYWSY2%2Ft%2BTH1pE0mjk535xQTRhK5jPutevAW2X4YqrI5HL05JaflEdE","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
四人の従姉妹、正体不明のキスとその真実。
四人の従姉妹たちとのお泊り会の夜に事件は起きたーー。
皆が寝静まったころ、幹隆は誰かにキスをされたのだ。だが暗闇の中ということもあって、誰にキスをされたのかはわからなかった。ただひとつ確かなことは、その人物が泣いていたということ。幹隆はここに至るまでの三週間のあいだに起きた出来事を一つ一つ思い出していくーー。
テスト勉強でファミレスに通っているうちに次第に仲良くなっていったミステリアスな女子中学生のこと。バッティングセンターで凪夏にコーチしてあげたこと。新たにやって来た従妹のこと。あやねえの愛車で出かけた小旅行。そしてその日の夜のこと……。やがて事態は、幹隆の想像を遥かに超えたものへと展開していく。
初キスの相手は四つ年上の従姉だった。ーー従姉に初恋したことから始まる、悲喜こもごもの青春模様。波乱を迎える第二幕が上がる。
四人の従姉妹たちとのお泊り会の夜に事件は起きたーー。
皆が寝静まったころ、幹隆は誰かにキスをされたのだ。だが暗闇の中ということもあって、誰にキスをされたのかはわからなかった。ただひとつ確かなことは、その人物が泣いていたということ。幹隆はここに至るまでの三週間のあいだに起きた出来事を一つ一つ思い出していくーー。
テスト勉強でファミレスに通っているうちに次第に仲良くなっていったミステリアスな女子中学生のこと。バッティングセンターで凪夏にコーチしてあげたこと。新たにやって来た従妹のこと。あやねえの愛車で出かけた小旅行。そしてその日の夜のこと……。やがて事態は、幹隆の想像を遥かに超えたものへと展開していく。
初キスの相手は四つ年上の従姉だった。ーー従姉に初恋したことから始まる、悲喜こもごもの青春模様。波乱を迎える第二幕が上がる。
- 本の長さ294ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2023/5/18
- ISBN-104094531254
- ISBN-13978-4094531251
よく一緒に購入されている商品
対象商品: たかが従姉妹との恋。 (2) (ガガガ文庫 ガな 11-2)
¥814¥814
最短で5月28日 火曜日のお届け予定です
残り6点(入荷予定あり)
¥704¥704
最短で5月28日 火曜日のお届け予定です
残り7点(入荷予定あり)
¥814¥814
最短で5月28日 火曜日のお届け予定です
在庫あり。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2023/5/18)
- 発売日 : 2023/5/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 294ページ
- ISBN-10 : 4094531254
- ISBN-13 : 978-4094531251
- Amazon 売れ筋ランキング: - 459,556位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
顔見せ要素の強かった1巻からより加速して錯綜した恋愛関係のストーリーになってきました。
本人たちは浮気をするつもりとかはなく、十代としての青臭さと未熟さをもちながら恋愛に真剣であるとことが伝わるのでいい感じです。
ある種の「重さ」もあるので軽くは読めないというか怖さもあります。
主人公の幹隆のうかつさが危機を招いている所もありますが、中学が男子校だったという設定にため、同性ばかりですごしたことでの経験のなさというか迂闊さがいきていると思います。
凪夏の男前ぶりにおののきましたが、2巻で登場した他の従姉妹もあり、従姉妹と同級生との恋愛関係がどうなるかと続きが気になる所で次に続きます。
登場人物たちの感情がよく伝わるので、評価をもっとあげるか悩みました。刺さる人には刺さる出来になっていると思います。
少し作中で響いたことに「名前をつける」ことで説明がつかない、曖昧な関係がいいみたいなニュアンスがありますが、
老子の「名の名とすべきは常の名にあらず。無名は天地の始め。有名は万物の母なり」のような思想でしょうか。
1つの名前、定義があってもそれを受けとるとらえる人などにより実態は違い、常態が完全同一の名、定義はない。
名前、定義付けがない曖昧な混沌とした常態が先にあり、それを名付けることにより関係や文明、全てのことが始まる、と。
だから、従姉妹、恋も本来は定義できない。たかが従姉妹との恋といいながら、従姉妹だからこその恋もある。
言葉に出来ない関係や想いから名付けられる関係や恋にもなる。
一方で恋や結婚は形式として形や名前から始め、感情という曖昧なものを後で形作ることもあるわけで、
さてこの物語はどう流れるのか行き着く先が楽しみです。
本人たちは浮気をするつもりとかはなく、十代としての青臭さと未熟さをもちながら恋愛に真剣であるとことが伝わるのでいい感じです。
ある種の「重さ」もあるので軽くは読めないというか怖さもあります。
主人公の幹隆のうかつさが危機を招いている所もありますが、中学が男子校だったという設定にため、同性ばかりですごしたことでの経験のなさというか迂闊さがいきていると思います。
凪夏の男前ぶりにおののきましたが、2巻で登場した他の従姉妹もあり、従姉妹と同級生との恋愛関係がどうなるかと続きが気になる所で次に続きます。
登場人物たちの感情がよく伝わるので、評価をもっとあげるか悩みました。刺さる人には刺さる出来になっていると思います。
少し作中で響いたことに「名前をつける」ことで説明がつかない、曖昧な関係がいいみたいなニュアンスがありますが、
老子の「名の名とすべきは常の名にあらず。無名は天地の始め。有名は万物の母なり」のような思想でしょうか。
1つの名前、定義があってもそれを受けとるとらえる人などにより実態は違い、常態が完全同一の名、定義はない。
名前、定義付けがない曖昧な混沌とした常態が先にあり、それを名付けることにより関係や文明、全てのことが始まる、と。
だから、従姉妹、恋も本来は定義できない。たかが従姉妹との恋といいながら、従姉妹だからこその恋もある。
言葉に出来ない関係や想いから名付けられる関係や恋にもなる。
一方で恋や結婚は形式として形や名前から始め、感情という曖昧なものを後で形作ることもあるわけで、
さてこの物語はどう流れるのか行き着く先が楽しみです。