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後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫) Kindle版
大陸の強国、金椛(ジンファ)帝国。貴族である星家の公子、遊圭は、ひとり闇夜を逃げ惑っていた。皇帝が崩御し、叔母が皇后に選ばれ……。「天皇に外戚なし」の法のもとに、星家は一族すべて殉死を命じられたのだ。一家の療母(薬師)、胡娘(コジョウ)の助けにより、一人逃げ延びた遊圭は、町娘の明々に出会う。明々はかつて遊圭に救ってもらったことを恩に感じており、遊圭を匿ってくれた。その矢先、明々の後宮への出仕が決まる。再びの絶望的状況に、明々はからりと言う。「あんたも、一緒に来るといいのよ」――かくして、小柄で女子にも見える体躯を生かし、少年・遊圭は後宮へ出仕することに。しかし美貌の宦官・玄月に正体を疑われ……。つぎつぎと襲いかかる試練に、対抗できるのは己の知恵と仲間だけ。理不尽すぎる世の中で、少年は生き抜くことができるのか。傑作中華風ファンタジー!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2016/12/22
- ファイルサイズ1316 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
●篠原 悠希:1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。
登録情報
- ASIN : B01NCLVB5S
- 出版社 : KADOKAWA (2016/12/22)
- 発売日 : 2016/12/22
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1316 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 274ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,645位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ニュージーランド南島在住の主婦、島根県松江市出身
2013年、野性時代フロンティア文学賞を受賞。
同年、受賞作を改題した日本史考古学ファンタジー「天涯の楽土」でデビュー。続編「蒼天の王土」を2020年に刊行
主に東洋史、ユーラシア史から着想を得た素材を、キャラクター文芸に持ち込む作家的立ち位置
既刊一覧
日本弥生時代冒険ファンタジー「天涯の楽土」「蒼天の王土」
中華架空王朝ファンタジー「金椛国春秋シリーズ」全10巻、外伝
古代オリエントを舞台にした歴史小説「マッサゲタイの戦女王」
中華時代小説(清朝乾隆後期)「親王殿下のパティシエール」既刊5巻
中華歴史(五胡十六国時代)ファンタジー「霊獣紀」既刊2巻
現代青春小説「狩猟家族」「座敷わらしとシェアハウス」
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白くて、kindle unlimitedで読める5巻まで一気に読んでしまいました。
2021年3月20日に日本でレビュー済み
架空の大国、金椛国を舞台に序盤から窮地に立たされた主人公の少年がひょんなことから女装して後宮へ。
少年の波瀾万丈の人生を描いた後宮ファンタジー。続きが気になります。
少年の波瀾万丈の人生を描いた後宮ファンタジー。続きが気になります。
2022年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
構成や文章もしっかりしていて大人も楽しめるファンタジーです。この子生きていけるの?と思うほど病弱でいいとこボンな主人公が、全てを失くしても自身の才覚で道を切り開いて生き延びていきます。
この作者さんの描写は繊細で素晴らしいと思いました。
少女が少年に恋してるという描写はそれまで一切なかったのに、後ろを向いてしばらく上を見上げ指を右に動かした。と書かれてるのを読んで、あぁ、彼を思って落ちそうになった涙を隠したんだ!と彼女の思いが初めてわかりました。
たくさんの人に読んで欲しい。
この作者さんの描写は繊細で素晴らしいと思いました。
少女が少年に恋してるという描写はそれまで一切なかったのに、後ろを向いてしばらく上を見上げ指を右に動かした。と書かれてるのを読んで、あぁ、彼を思って落ちそうになった涙を隠したんだ!と彼女の思いが初めてわかりました。
たくさんの人に読んで欲しい。
2019年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久々に面白いシリーズに当たって嬉しい限りです。
とにかく続きが気になる作品で、大人買いして一気に読んでしまいました。
後宮が舞台、女装して後宮に入り込み、薬草の知識を生かして…
というと最近のラノベにも結構ありそうな雰囲気ですが、
そうなるに至る背景や、主人公や周囲の人達の境遇が
きちんと書きこまれているため説得力があります。
そして病弱かつおぼっちゃん育ちの少年である主人公は
一人では極めて無力であることが作中でも度々意識されており、
安易に「俺ツエー・無双」小説になっていないのも
評価できる点だと思います。
また、美形宦官の玄月が実に油断できない人物でよいですね。
通常この手のキャラは途中で仲間になるかと思うのですが、
困った時には手をまわしてくれつつも、主人公が心を許せない
冷ややかな立ち位置をずっと崩さないのはなかなか斬新でした。
彼自身の内面はなかなか不明瞭で本心を見せず、
綺麗な見た目に反して闇のようなものを感じて目が離せません。
恋愛要素が無いのが人によっては物足りないかもしれませんが、
主人公は命がけで毎日を送っていてそれどころではないので
個人的には違和感はありませんでした。
とにかく続きが気になる作品で、大人買いして一気に読んでしまいました。
後宮が舞台、女装して後宮に入り込み、薬草の知識を生かして…
というと最近のラノベにも結構ありそうな雰囲気ですが、
そうなるに至る背景や、主人公や周囲の人達の境遇が
きちんと書きこまれているため説得力があります。
そして病弱かつおぼっちゃん育ちの少年である主人公は
一人では極めて無力であることが作中でも度々意識されており、
安易に「俺ツエー・無双」小説になっていないのも
評価できる点だと思います。
また、美形宦官の玄月が実に油断できない人物でよいですね。
通常この手のキャラは途中で仲間になるかと思うのですが、
困った時には手をまわしてくれつつも、主人公が心を許せない
冷ややかな立ち位置をずっと崩さないのはなかなか斬新でした。
彼自身の内面はなかなか不明瞭で本心を見せず、
綺麗な見た目に反して闇のようなものを感じて目が離せません。
恋愛要素が無いのが人によっては物足りないかもしれませんが、
主人公は命がけで毎日を送っていてそれどころではないので
個人的には違和感はありませんでした。
2021年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画で同作品を読み、続きが気になって買いました。
今回は、○○暗殺、が一番大きな事件で
その中で主人公が正体を隠しながらも、宮廷で活躍していく。
愛情には愛情で、恩を返し、悪意あるものは主人公に
悪事を暴き出される。
続編を買ったくらいなので面白くないことはないと思います。
が、続編でも引っ張られる大テーマが、宮廷脱出くらい? と
なると、興味が続かなぁ。
人間関係は結構面白いんだけど。
変な恋愛がみたいなのがないのがかえってよいと
いう人もいるかもしれません。
ちなみに続編は『後宮に星は宿る2』ではなく『後宮に月は満ちる』です。
今回は、○○暗殺、が一番大きな事件で
その中で主人公が正体を隠しながらも、宮廷で活躍していく。
愛情には愛情で、恩を返し、悪意あるものは主人公に
悪事を暴き出される。
続編を買ったくらいなので面白くないことはないと思います。
が、続編でも引っ張られる大テーマが、宮廷脱出くらい? と
なると、興味が続かなぁ。
人間関係は結構面白いんだけど。
変な恋愛がみたいなのがないのがかえってよいと
いう人もいるかもしれません。
ちなみに続編は『後宮に星は宿る2』ではなく『後宮に月は満ちる』です。
2019年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病弱な主人公が、生き延びるための闘いにハラハラした。続きが気になって、一気読みしてしまった。
2018年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズの連作なのですが名前がそれぞれ違っていて同じシリーズの新作を買うのに苦労します。副題が目立って作品名が隠れてしまっていて・・・でもとても面白くて毎回次回作を期待して待っています。ただのお坊ちゃまの苦労話かと思いきや内容が濃く深い。明明よりもっと玄月さんの事が知りたいのですがやっと少し情報が出てきて、今後の彼の活躍が期待しできるかな・・・期待してます!
2018年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後宮に逃げ込んだ少年のサバイバルストーリー。
いろんなエピソードが散りばめてあるけど主人公の少年と美貌の宦官青年の協力せざる得ないなかでの反発と葛藤が一番気に入りました。そのため話の前半、後宮に逃げ込むまでのエピソードがかなりどうでもよくなってしまいました。
記憶にもあまり残ってないです。
いろんなエピソードが散りばめてあるけど主人公の少年と美貌の宦官青年の協力せざる得ないなかでの反発と葛藤が一番気に入りました。そのため話の前半、後宮に逃げ込むまでのエピソードがかなりどうでもよくなってしまいました。
記憶にもあまり残ってないです。