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象は鼻が長い ―日本文法入門 (三上章著作集) Tankobon Softcover – October 30, 1960

4.3 4.3 out of 5 stars 74 ratings

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二重主語問題の代表的例文を書名に、鮮やかな変形操作と千以上の生きた例文を駆使し「ハ」の本質を明らかにしたベストセラー。現在の日本語学研究に海外にまで大きな影響をもたらした一冊。三上章の代表作。

■目次
序……サクマ カナエ

第一章「ハ」の兼務
1・Xハの両面
2・無題化ということ
3・Xガ
4・Xヲ
5・Xニ、Xデ
6・T( )
7・Xノx
8・モノ
9・雑例

第二章「ハ」の本務
1・題述の呼応
2・ピリオド越え
3・コンマ越え
4・コレとソレ

第三章「ハ」の周囲
1・Xナラ
2・Xモ、Xデモ
3・X―

終わりに
付録一、彼女ヲ好キナ彼
付録二、近代論理学抄

増補―批判と反批判
1・奥田書評
2・その反論―日本人の言語意識
3・初版の訂正

増補第二回
1・日英文法の比較
2・存在文の問題

初版の訂正
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From the Publisher

二重主語問題の代表的例文「象は鼻がない」を書名に、「ハ」は「ガノニヲ」を代行(兼務)するという鮮やかな変形操作と、1,000以上の生きた例文を駆使し、「ハ」の本質を明らかにしたベストセラー。序 佐久間鼎。

※三上章の一連の著作は、初版刊行当時(1960年代~)の版面をもとに印刷しております。そのため、一部に文字の掠れなどがあります。あらかじめご了承ください。

Excerpt. © Reprinted by permission. All rights reserved.

(はしがきより)日本語の文法手段のうち、もっとも重要なのはテニ
ヲハです。中でもハです。本書は、問題をそのハ一つに絞って、日本語文法の土
台を明らかにしようとしたものです。代行(=兼務)というのが中心概念の一つ
になっています。ハはガノニヲを代行(=兼務)する、というのです。

Product Details

  • Publisher ‏ : ‎ くろしお出版 (October 30, 1960)
  • Publication date ‏ : ‎ October 30, 1960
  • Language ‏ : ‎ Japanese
  • Tankobon Softcover ‏ : ‎ 270 pages
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4874241174
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4874241172
  • Customer Reviews:
    4.3 4.3 out of 5 stars 74 ratings

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三上 章
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Reviewed in Japan on June 10, 2021
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言語学の世間ではお馴染みの「象の鼻(象は鼻が)」問題です。未だに決着の日の目を見ていないらしいですが、私は三上先生を現時点では支持します。

『日本語には主語が無い』・・・日本語を貶める常套句ですね。一部の日本人学者も同調しているのでややこしいのですが、自虐も大概にして頂きたいものであります。

「あいまい」・・・"あいまい" な語り口から話者の気持ちを正確に理解出来る言語圏の人間と、”あいまい” では殆ど理解出来ないか誤解する言語圏の人間と貴方ならどちらの人々がより賢いと思いますか?

更に考えて下さい・・・「あいまい」で成立する社会の本質とは何でしょうか? 「あいまい」が通用しない社会の本質とは何でしょうか? 貴方は『善良』が優勢な社会と『疑心・狡猾』が根底にある社会、どちらを好もしくお思いでしょうか?

日本語から日本人の矜持を発掘しましょう。言葉が人・文化・国の礎です!

オマケ/
本書を手にしたのは六年程前ですが、最近発見した "知的教養系エンタメ動画”「ゆる言語学ラジオ」に触発されレビューしました。この動画の影響か本書の注文が伸びたそうです。
私のお薦め本「日本・日本語・日本人/大野晋 森本哲郎 鈴木孝夫 (新潮社)」
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Reviewed in Japan on June 2, 2023
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説明も丁寧で分かりやすかった。これが僕がうまれる前に出版された本とは驚き!
Reviewed in Japan on December 29, 2016
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「日本文法入門」とあるので、特に中身を確認せず手にとったのが良くありませんでした。
結論から言うと、この本は決してゴロ寝して読むレベルのカジュアルな本ではなく、ある程度の日本語文法知識(たとえそれが西洋から輸入されたものであっても)を得て、そこそこ文法を体系的に捉えられる人が手にとって読む本だろうと感じました。

包摂判断・類概念といった専門用語からはじまり、さまざまな学者の説も交えているので、初学者にとってはちんぷんかんぷんでした。

他にも解説が不可思議なものが何点かあり、
・「甲は、乙に丙を紹介シマシタ」とあって、「甲は」は「マシタ」に係るが、「乙に」はせいぜい「紹介シ」までしか係らない
・「わたしハ、幹事デス」の、"かげにある"、「わたしガ」は、「幹事デ」までにしか係らない
といったものは『「係る」とはなんだ?』という思いを起こさせ、脳内が混迷を極めました。

また、淡々と「ハ」の使い方が列挙されていき、それが正しいかどうかよくわからないまま、
悪い言い方をすれば、「ぼくのかんがえたさいきょうのぶんぽう」を公式に当てはめた例文が列挙されている感じを受けました。
その最たるものが、例文中の「わたしニ手伝いガ楽しかった koto」(←原文まま。ぼくの変換がおかしいわけではないです)で、
「わたしに手伝いが楽しかった」とは言わないように思えます。(1960年はそう言っていたかもしれませんが…)

また読んでいて思ったのが「確かにそうぼくたちは話しているなぁ〜」とかいなでに思うだけ思って、中味を容易に流しがちになりそうだということです。
ぼくが日本語ネイティブであるがゆえに、表面的にはまったく何も思考していないが如くつらつらと頭に浮かぶ助詞を使えてしまい、それが読解と文法への理解を阻害しているように感じられました。
したがって適当に読んでいるだけではなかなか論旨が見えませんでした。

さいごに。
ぼくがこの本を手に取った理由は「日本語には主語がない」といった主張の人々が絶賛していたからということで、
実際この本の中でも「日本語では主語は廃止するべきだ」といった主張がなされていますが、別の著書では「妥協案としてのとりたての主語を用いる」という主張もあり、とどのつまり主語があるかないかということがはっきりしているようには思えません。
であるので、「主語を使うのは西洋の後追い」だとか「学校教育での文法は間違いだらけ」だとかいう、反権力主義者・アナキストが悦びそうな文言がふんだんに盛り込まれてありましたが、その主義の正当性を示す証拠・燃料としてこの本を活用・盲信、現在の言語学者を弾劾するのではなく、一主張として「こういう概念がある」と考える必要性、そしてぼくの日本語運用能力の伸びしろに光明を感じました。

さんざん批判しましたが、まだぼくには読むには早すぎたというだけで、良本であると思います。
今後はリファレンスとして活用するつもりです。
27 people found this helpful
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Reviewed in Japan on February 4, 2019
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この本に出会うのが30年早かったらなーと、とても残念に思っています。 日常何気なく、何の疑問も抱かず使っている
日本語がいかに曖昧かを思い知らされました。世界に誇れるきれいな日本語を正しく使おうと若い頃から努力してきたつもりでしたが、「は」と「が」の使い方があまりにもいい加減だったこと知り、この本を何度も何度も読み返し、外人にも
判りやすく説明し、日本語に慣れ親しんで貰おうと思っています。
15 people found this helpful
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Reviewed in Japan on July 24, 2020
日本語は膠着語である。「一語」には「一意」だけである。
助詞も同じであり、格の指示は「格助詞」にしかできない。
「は」は「格の指示でない、別の意味・働き」がある。
「は」は、「格を指示していない」からこそ、多くの「用言・述部」に係っていくことができる。
「は」は、句読点を越えて、多くの文の「用言」に係っていく。
だから、係助詞である。

現在、母語が「中国語」の外人に、日本語を教えている。
格助詞「が」「を」と、副助詞「は」「も」は、文法規則は単純である。
明確に区別して使用できる。
現に「普通の10歳ぐらいの」子供でも、正確に区別して使用している!

日本語の最大の特色は「相手・聞き手・読み手」の「知っている・理解している部分」は非表示にする。
「好きだよ。」・・・「主格」も「目的格・対象格」も、相手には「自明」だから、非表示である。
「助詞」でも、自明の場合は、非表示にする。できる。
「今日、誰が行く?」「私、行く。」…格助詞「が」は非表示。しかしそこには「が」の機能がある。
「お昼に、何を食べる?」「カレーライス、食べる。」…目的格「を」は非表示。

助詞とは、「名詞・概念」の後ろに付加し、「後続の動詞・用言」との関係を示す。
その関係の「内容・意味」は、「助詞」と「動詞」の関係で生まれてくる。

・水、飲みたい。・・・助詞が非表示でも、水が「目的格」の関係であることが自明である。
・水が、飲みたい。・・・主格が「一人称」なので、目的格に「が」が使用できる。自然態である。
          格助詞「が」は「飲む」という動作を起こさせる「原因・動機・指向」を示す。
・水を、飲みたい。・・・目的格「を」がやや不自然堅いので、目的格「水」が強調されている。
・妹が、水を、飲みたがっている。…主格の「が」が既に使用されているので、避けて「を」に。

膠着語では、一つの「語」には、一つの「意味」しか持たせない。
「複雑な意味」は、「助詞」でも複数個を膠着させて表現する。
すると、ここで指定する順序規則が、発生する。「は」は最後。
父「に」「だけ」「は」、知らせるな。
父「だけ」「に」「は」、知らせるな。

結論!副助詞「は」「も」等と、格助詞「が」「を」等との単純な規則。

(1)副助詞「は」「も」等と格助詞「が」「を」等には、意味上で重なりなし。
つまり「は」「も」等には「格」を示す働きは、一切ない。
「格」は、格助詞「が」「を」等だけが示すことができる。
だから、副助詞「は」「も」は、「格以外の意味」を付与する。
つまり「は」「も」等と「が」「を」等は、一切、関係性はない。
だから、「は」と「が」とを比較すること自体が間違っている。

(2)「xx は yy」文には、格助詞が非表示なので、受け手側が補う。
なお、格助詞「が」「を」の場合は、必ず非表示とする。以下、記号<と>で囲む。
「どの格助詞か」は、「xx」と「yy」との関係で推測される。決まる。
例:(主格)桜 <格助詞「が」> は 美しい。
例:(目的格)今回のテストの成績 <格助詞「を」> は 父が褒めた。

「が」「を」以外は、普通は、格助詞をそのまま明示する。
例:公園 に は 行かない。…これが、普通。自然態。
例:公園 は 行かない。…これも可。個人の語感覚による。

(3)格助詞は、直後の「一つの用言」だけに係る。
例「父が買って」くれた本を、「姉が持って」行った。

(4)副助詞は「格の意味はない」ので、複数の用言に係る。
つまり、句読点を越えて、複数の文にまで、係る。
各々の「用言」に応じて、受け手側が適切な格助詞を補う。

この場合、「トピックス」「題名」「テーマ」の働きをすることになる。
これが「三上章の文法」となる。
例:この本「は」、
<この本の>題名が良かったので、さっそく、
<この本を>図書館に借りにいった。しかし、既に、
<この本が>貸し出し中だったので、
<この本を>予約した。

(5)副助詞「は」は、或るカテゴリーの中の「一つ」を限定する。「取り出す」。
これが「大野晋の文法」となる。
「は」は「既知の情報」、「が」は「未知の情報」で、区別して使用する。

例:月曜日「は」、3時間、勉強した。…「一週間」のカテゴリーから既知の一つを。格助詞なし。
例:人間「は」、一番、賢い。…「動物」というカテゴリーから既知…を。非表示「が」
例:廊下で「は」、走らない!…「広い空間」から、既知の一つを限定。
例:田中さん「は」、学生だ。…「知っている人々」から、既知一人を限定。非表示「が」
例:京都大学「は」、卒業した。…経歴のグループから、既知一校を限定。非表示「を」

(6)副助詞「も」は、或るカテゴリーに、更に「一つ」を追加する。
例:リンゴ 「も」好きです。…好きな果物に、追加する。非表示「が」
例:京都大学 「も」 卒業した。…卒業大学に、追加。非表示「を」
例:京都大学 「を」 「も」 卒業した。…これも可。少し不自然。だから強調になる。

(7)否定の場合は、否定の「対象を限定する」ので、「は」を使用する。
例:月曜日に「は」、父「は」、犬と「は」、公園で「は」、散歩「は」、
<述部・用言>していない。

========

日本語は、膠着語だから、助詞にも様々な「順列組み合わせ」がある。
その中には、「禁止のケース」が存在する。
ただし、個人の語の感覚には差異が大きいだろう。
係助詞:は、も、こそ、さえ、でも、ほか、しか、
副助詞:ばかり、まで、やら、か、だけ、ぐらい、

副助詞が前、係助詞が後。
正:この本…「だけ」「は」…残したい。
誤:この本…「は」「だけ」…残したい。

正:あの本…「まで」「も」…持っていかれた。
?:あの本…「も」「まで」…持っていかれた。…少し不自然。

正:この本…「こそ」「は」…是非とも手に入れたい。
誤:この本…「は」「こそ」…是非とも手に入れたい。

格助詞と副助詞とは、順序の交換が可能。
正:東京…「に」「だけ」…「は」、寄りたい。
?:東京…「だけ」「に」…「は」、寄りたい。…少し不自然。
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Reviewed in Japan on September 4, 2021
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概ねわかりやすかったがたまに出てくる専門用語が解りづらかった
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Reviewed in Japan on June 27, 2013
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『象は鼻が長いー日本語入門』、と言う題名からして、気楽に読める本だと思って、図書館で借りました。
ところが読みだすと、とても寝転がって読める本ではありません。内容が難しかったからです。でも読まずに放り出せるような本でもありませんでしたので、買いました。

この本は文法を勉強したい人には必読の本でしょう、それよりむしろ私は、日本語を書く人のための宝の本だと思います。

日本語の「は」が他の格助詞を兼務する役割を知ると、日本語に対する認識がたいへん深まります、それにより自分の考えを的確に表現出来ます。
それに、「は」の本題を明示する役割を認識すると、英語のパラグラフと同じような文章が簡単に作成できてしまいます。

この本を日本語を書く人すべてに推薦します。
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Reviewed in Japan on August 16, 2010
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 助詞「は」だけで1冊の本になるということにまず驚く。次に、我々が学校で習った日本語文法よりも説得力のある文法論であるにも拘わらず、学界や教育現場から無視されていることに更に驚く。
 本書は半世紀前の出版だが、三上文法の代表作で、今もその輝きは衰えない。故筆者は東京帝大建築学科出身で長らく旧制中学校で数学を教え、後に新制高校と大学で教鞭を取った。学界とは距離のある「街の文法学者」だった。欧語文法に倣って、名詞に助詞「は」または「が」が付いて主語になるとした学界の日本語文法に異を唱え「主語廃止論」を展開した。その典型的な例文が本の表題だ。筆者は「は」以外の「が、の、に、を」などの助詞を格助詞とし、「が」は主格を形成する助詞としつつも、この主格は欧語における主語の重要さを文章の中で持ち得ず、代わりに係助詞「は」で「これについてこれから述べるぞ」という主題提示が日本語の中では欧語の主語に匹敵する重要性を持つとしている。
 豊富な例文で満ちているが、その中から論理的結論を読み取るのにやや困難を感じる本だ。読み取ろうと努力する必要がある。三上文法が普及しない一因かも知れないと感じた。
 日本語に興味を持つ人が、賛否は別としても一度は読まなければならない本だ。
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