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人口減少時代の農業と食 (ちくま新書 1729) 新書 – 2023/5/11
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人口減少で日本の農業はどうなるか。農家はもちろん出荷や流通、販売や商品開発など危機と課題、また新たな潮流やアイデアを現場取材、農業のいまを報告する。 日本農業にとって人口減少は諸刃の剣といえる。これまでのあり方を一部で壊してしまう一方で、変革の推進力にもなる。農産物の生産や流通は、総じて人手不足で、生産者と流通、販売、消費の間の溝やズレも明らかになっている。ピンチをチャンスに変えるべく、こうした課題に立ち向かう現場がある。生産から出荷までの合理化、消費者と直接つながる商品の開発、物流のルール変更への対応……。世間で思われているほど暗くない、日本農業の未来を報告しよう。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2023/5/11
- 寸法17.3 x 10.6 x 1.4 cm
- ISBN-104480075542
- ISBN-13978-4480075543
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商品の説明
著者について
窪田 新之助(くぼた・しんのすけ):ジャーナリスト。日本農業新聞記者を経て、フリー。著書に『農協の闇』(講談社現代新書)、『データ農業が日本を救う』(インターナショナル新書)など。
山口 亮子(やまぐち・りょうこ):ジャーナリスト。愛媛県生まれ。京都大学文学部卒、中国・北京大学修士課程(歴史学)修了。時事通信記者を経てフリー。窪田との共著に『誰が農業を殺すのか』(新潮新書)など。企画編集やコンサルティングを手掛ける株式会社ウロ代表取締役。
山口 亮子(やまぐち・りょうこ):ジャーナリスト。愛媛県生まれ。京都大学文学部卒、中国・北京大学修士課程(歴史学)修了。時事通信記者を経てフリー。窪田との共著に『誰が農業を殺すのか』(新潮新書)など。企画編集やコンサルティングを手掛ける株式会社ウロ代表取締役。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2023/5/11)
- 発売日 : 2023/5/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 304ページ
- ISBN-10 : 4480075542
- ISBN-13 : 978-4480075543
- 寸法 : 17.3 x 10.6 x 1.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 144,623位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年6月7日に日本でレビュー済み
人口減少時代の農業を読み解くヒントが満載でした。
2023年10月9日に日本でレビュー済み
日本の人口は減っていく。農業の人口も減っている。輸入に頼れるかというと、ウクライナ侵攻等世界の状況変化や円安を考えると厳しくなる一方だろう。こうした日本の農業を取り巻く状況の変化、そして各地の農業従事者がどのような動きをして問題を解決していこうとしているのか、様々な面から書かれている。トラックの運転手の労働時間削減により地方の農業がどういったダメージを受け、少しでもダメージを減らすためにどのような対策を行おうとしているか。農業ロボットはどのような進化をとげているのか。減反政策が米農家に与える影響。
どの話もなかなか興味深かったが、特に輸送の問題はページも多く割かれており分かりやすかった。一番消費する首都圏に新鮮なまま送ることは既に難しくなっている。熊本や北海道の果物を生でおいしくいただける時代を終わらせないよう、裏で様々な努力や技術が動いているのは、もっと知られてよい話だろう。
どの話もなかなか興味深かったが、特に輸送の問題はページも多く割かれており分かりやすかった。一番消費する首都圏に新鮮なまま送ることは既に難しくなっている。熊本や北海道の果物を生でおいしくいただける時代を終わらせないよう、裏で様々な努力や技術が動いているのは、もっと知られてよい話だろう。