サンフランシスコに住む日本人アーティストのゲンと、色々な肌の色や文化を持つアーティストたちが大きなビルを丸ごとギャラリーにしてアートで挑戦する爽やかな青春物語。
家賃の高騰で家を失うところから最後のギャラリーで迎える朝のシーンまで一気に読んでしまいました。
主人公以外にもロビン、デーヴィス、マーカス、ジャスティンなど個性的なキャラクターがたくさん登場し、頭の中に全員の姿が浮かんで楽しかったです(とくにジャスティンの行動には笑いっぱなしでした)。
サンフランシスコに行ったら絶対に彼らを思い出すと思います。
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ロンリー・プラネット ペーパーバック – 2022/6/21
カワカミヨウコ
(著)
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【内容紹介】
「世界はイズムであふれている!」
「アートは政治に乗っ取られたのか⁉」
舞台はアメリカ西海岸、サンフランシスコ。ITバブルで地価高騰が続くサンフランシスコの町で、アートに魅せられ、アートに生きることを選んだ男たち。風景の美しさをありのままに表現したいと願う主人公「ゲン」と、政治的な主義主張(イズム)を象徴してこそアートだと信じる仲間たち。信条こそ違えど、アーティストとして生きるには常におカネの問題がつきまとう。ITエリートが町を支配するサンフランシスコは、コロナ禍を経た今も対立が続いていた。60年代のヒッピー文化が栄えていた頃からそこに暮らす古参の住人たちは、IT企業に勤めるエリートたちを「グーグル・キッズ」と呼び毛嫌いしていた。
「俺たちの町はグーグルに乗っ取られたんだ!」
新旧ふたつの文化が町を分断する。GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)が世界を席巻する現代で、アーティストは社会の最下層なのか? それでも絵を描くことに魅了されてしまった人間は、貧困という宿命を背負うのか? そこに希望は? オールドスタイルのアートを追求するアーティストたちの渇望と葛藤を描くアナログなアートストーリー。
【著者のことば】
電子書籍だからこそ、表現できる物語があります。
私はこの小説「ロンリー・プラネット」を書き進めていた時から、これは電子書籍向きのストーリーだなと思っていました。私が考える電子書籍向きの本とは、政治性が濃かったり、著者の世界観や方向性がはっきりと色付けされていたりするものです。「ロンリー・プラネット」はまさにそうした物語でした。私自身の人生観や価値観を登場人物に託したストーリーを、伝わる人だけにしっかり届けたいと思います。全国の書店の棚に並べるために、万人向けに内容や主張を薄めることはしたくなかった。つまり、本を読んでもらう前から読者を選ぶ、というわがままで贅沢なことが、電子書籍なら叶うと思ったのです。
そんな私の願いを後押ししてくれたのは、「白兎舎(はくとしゃ)」という、電子書籍制作を専門とする、ひとり出版社との出会いでした。編集長から「アーティストの心理描写がリアルで驚く」と言われ、アートイベントを企画している人たちにぜひ読んでほしいと太鼓判を押していただきました。
私のことをすでに知ってくれている人、私と似たようなイズムの人からじわじわと広がり、友達の友達がそのまた友達を連れてくるようにして、共感の輪がじんわりと拡大していったら嬉しい。「ロンリー・プラネット」は、顔の見えない幻想の大衆読者を想定して万人受けを狙うことはしません。1ページずつ読んでもらうごとに、狭くて濃密で温かい心の交流を読者のみなさまと交わしたいと思っています。初めてなのになぜか親しみを感じる、似た者同士の読者たちが同じページをめくってくれる。そんな奇跡が起きることを信じています。
【著者プロフィール】
カワカミ ヨウコ
1975年神奈川県生まれ。東京女子大学で女性学に出会い、ジェンダーの問題を深く学びたいと思い渡米。ニューヨーク州立大学、サンフランシスコ州立大学卒業。ジェンダー・スタディーズ修士号。911をアメリカで経験。2020年、311からの震災復興を遂げた福島の未来の姿を描いた小説「おもてなし2051」を刊行し、単行本デビューする。「朝日」、「読売」、「毎日」の大手3紙に加え、「週刊読書人」、「政経東北」の誌面にも広告が掲載された。2022年、単行本とは異なるもっと幅広い層に言葉を届けたいと思い、初の電子書籍を刊行する。
「世界はイズムであふれている!」
「アートは政治に乗っ取られたのか⁉」
舞台はアメリカ西海岸、サンフランシスコ。ITバブルで地価高騰が続くサンフランシスコの町で、アートに魅せられ、アートに生きることを選んだ男たち。風景の美しさをありのままに表現したいと願う主人公「ゲン」と、政治的な主義主張(イズム)を象徴してこそアートだと信じる仲間たち。信条こそ違えど、アーティストとして生きるには常におカネの問題がつきまとう。ITエリートが町を支配するサンフランシスコは、コロナ禍を経た今も対立が続いていた。60年代のヒッピー文化が栄えていた頃からそこに暮らす古参の住人たちは、IT企業に勤めるエリートたちを「グーグル・キッズ」と呼び毛嫌いしていた。
「俺たちの町はグーグルに乗っ取られたんだ!」
新旧ふたつの文化が町を分断する。GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)が世界を席巻する現代で、アーティストは社会の最下層なのか? それでも絵を描くことに魅了されてしまった人間は、貧困という宿命を背負うのか? そこに希望は? オールドスタイルのアートを追求するアーティストたちの渇望と葛藤を描くアナログなアートストーリー。
【著者のことば】
電子書籍だからこそ、表現できる物語があります。
私はこの小説「ロンリー・プラネット」を書き進めていた時から、これは電子書籍向きのストーリーだなと思っていました。私が考える電子書籍向きの本とは、政治性が濃かったり、著者の世界観や方向性がはっきりと色付けされていたりするものです。「ロンリー・プラネット」はまさにそうした物語でした。私自身の人生観や価値観を登場人物に託したストーリーを、伝わる人だけにしっかり届けたいと思います。全国の書店の棚に並べるために、万人向けに内容や主張を薄めることはしたくなかった。つまり、本を読んでもらう前から読者を選ぶ、というわがままで贅沢なことが、電子書籍なら叶うと思ったのです。
そんな私の願いを後押ししてくれたのは、「白兎舎(はくとしゃ)」という、電子書籍制作を専門とする、ひとり出版社との出会いでした。編集長から「アーティストの心理描写がリアルで驚く」と言われ、アートイベントを企画している人たちにぜひ読んでほしいと太鼓判を押していただきました。
私のことをすでに知ってくれている人、私と似たようなイズムの人からじわじわと広がり、友達の友達がそのまた友達を連れてくるようにして、共感の輪がじんわりと拡大していったら嬉しい。「ロンリー・プラネット」は、顔の見えない幻想の大衆読者を想定して万人受けを狙うことはしません。1ページずつ読んでもらうごとに、狭くて濃密で温かい心の交流を読者のみなさまと交わしたいと思っています。初めてなのになぜか親しみを感じる、似た者同士の読者たちが同じページをめくってくれる。そんな奇跡が起きることを信じています。
【著者プロフィール】
カワカミ ヨウコ
1975年神奈川県生まれ。東京女子大学で女性学に出会い、ジェンダーの問題を深く学びたいと思い渡米。ニューヨーク州立大学、サンフランシスコ州立大学卒業。ジェンダー・スタディーズ修士号。911をアメリカで経験。2020年、311からの震災復興を遂げた福島の未来の姿を描いた小説「おもてなし2051」を刊行し、単行本デビューする。「朝日」、「読売」、「毎日」の大手3紙に加え、「週刊読書人」、「政経東北」の誌面にも広告が掲載された。2022年、単行本とは異なるもっと幅広い層に言葉を届けたいと思い、初の電子書籍を刊行する。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 発売日2022/6/21
- 寸法14.81 x 1.07 x 21.01 cm
- ISBN-104600010604
- ISBN-13978-4600010607
登録情報
- 出版社 : 小さな電子出版社 白兎舎 (2022/6/21)
- 発売日 : 2022/6/21
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 184ページ
- ISBN-10 : 4600010604
- ISBN-13 : 978-4600010607
- 寸法 : 14.81 x 1.07 x 21.01 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,284,633位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
芸術・アートという事で、読む前はとっつきにくい話なのかと思いきや、リアルで大変とっつきやすく、自分ごととしても捉えられて、大変面白かったです😊
作中で書かれているアートも本当にありそうでした。
アーティストの苦悩も、自分の生活している社会と置き換えられて、興味深い論点でした!
作中で書かれているアートも本当にありそうでした。
アーティストの苦悩も、自分の生活している社会と置き換えられて、興味深い論点でした!
2022年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アートを小説で書くって大変そうだなぁという印象から入った本ですが、読み進めると不思議と登場人物が作り出す全ての作品が、まるで本物を見てきたかのように脳裏に浮かび、映画を見ているような感覚でした。
きっと読んだ人それぞれに異なるアートが浮かんでるんだろうな。
前作同様、人類万歳!と叫びたくなるような、人への愛を感じるお話でした。自分とは異なる全ての人を理解したい、理解する努力をしたいという何だかわからない渇望が生まれて、道ゆく人ひとりひとりにハグしそう!(心の中で…)
あと、サンフランシスコに行きたくなる本!
きっと読んだ人それぞれに異なるアートが浮かんでるんだろうな。
前作同様、人類万歳!と叫びたくなるような、人への愛を感じるお話でした。自分とは異なる全ての人を理解したい、理解する努力をしたいという何だかわからない渇望が生まれて、道ゆく人ひとりひとりにハグしそう!(心の中で…)
あと、サンフランシスコに行きたくなる本!