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先生、どうか皆の前でほめないで下さい―いい子症候群の若者たち Kindle版
・「成功した人もしない人も平等にしてください」
・選択の決め手はインフルエンサー
・「浮いたらどうしようといつも考えてます」
・LINEグループで育まれた世界観
・もう「意識高い系」とすら言わない
・上司からの質問を同期に相談する
・自分に自信はないけど社会貢献はしたい
令和の時代の重大異変を、イノベーションとモチベーションの研究家が徹底分析!
【主な内容】
はじめに
第1章 先生、どうか皆の前でほめないで下さい--目立ちたくない若者たち
第2章 成功した人もしない人も平等にして下さい--理想はどんな時でも均等分配
第3章 自分の提案が採用されるのが怖いです--自分で決められない若者たち
第4章 浮いたらどうしようといつも考えてます--保険に保険をかける人間関係
第5章 就職活動でも発揮されるいい子症候群--ひたすら安定を求めて
第6章 頼まれたら全然やるんですけどね--社会貢献へのゆがんだ憧れ
第7章 自分にはそんな能力はないので--どこまでも自分に自信のない若者たち
第8章 指示を待ってただけなんですけど--若者たちの間に広がる学歴社会志向とコネ志向
第9章 他人の足を引っ張る日本人--若者たちが育った社会
第10章 いい子症候群の若者たちへ--環境を変える、自分を変える
謝辞
筆者の研究業績一覧(主なものを抜粋)
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2022/3/18
- ファイルサイズ14229 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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出版社より
「いい子症候群」の若者たち
「最近の若者は…」は、いつの時代も定番フレーズ。もちろん時代とともに、少しずつ若者たちの心の中も変化しています。令和の若者に対しては、「まじめで素直」、「打たれ弱く、繊細で、何を考えているかわからない」といった声をしばしば耳にします。 本書では、「いい子症候群」というフレーズがぴったりな、今の若者たちが抱える複雑で微妙な心理や、行動原則を徹底分析します。
突然で恐縮だが、あなたは今、大学生だとしよう。朝一の講義を受けるため、あなたは広い講義室に入ったところだ。講義室のどのあたりに座ろうと思っただろうか? 「後ろはだいたい埋まっていて、前の座席も両端は誰かが座っており、前方真ん中に空きが多い」という感じを想像するのではないだろうか。
だが、それはもう過去の話。現在の大学生はそういった座り方をしない。ポイントは学生同士の距離だ。明らかに密集して座るのである。学生たちはなぜこのような座り方を好むようになったのだろうか。本書では、こうした行動の背景にある若者心理を探っていく。
「わからなくなったらいつでも聞いて」の罠
こんなエピソードがある。
上司が新入社員にひととおりのやり方を教えた上で、「わからなくなったらいつでも聞いて」と言い残し、ある業務を任せた。もちろん、ちょっと教えただけですべてサラサラとできる業務ではない。しかし、彼らは一向に質問に現れない。なぜか。 任せた業務のデッドラインが近づく。しびれを切らして席を立ち、自分は次のどちらかを演じることになる。
(1)「なぜすぐに質問に来ないんだい?貴重な時間を無駄にしてはいけないよ」
(2)「君たちはできなくて当たり前なんだから、どんなことでも聞けばいいんだよ」
いい子症候群のリアクションは、次のうちのどちらかになる。
・次からあらゆることを聞きに来る(だってそう指示されたから)
・やっぱり何も聞きに来ない(だって質問の仕方に関する例題を授かってないから)
ここには、現代の若者たちの「行動の三原則」が働いている。
1:提示された例題はものすごく参考にする
2:例題の提示がなければ基本、何もできない(しない)
3:よって、参考とすべき例題の提示を強く望む
質問に現れなかった理由は、行動の三原則の1と2にある。彼らは、質問の仕方に関する例題を示してもらっていないのだ。
令和時代の若者心理、その驚くべき実像とは?
現代の若者にとっては、「目立つ」ことが最も怖いこと。「横並びでいたい」「浮くのが怖い」と思っており、この「いい子症候群」は社会人になってからも急に変わることはありません。
ーー若者からは、本当に多くのことを教わる。そして、もし変わる必要があるとしたら、それは彼らではなく大人が作った社会の方だと、強く感じさせられる。(p.10より)
学生や若手社員とのコミュニケーションの手助けとして、また、令和の若者たちが育った社会を考えるきっかけとして、複雑な若者たちの心理をのぞいてみませんか?
先生、どうか皆の前でほめないで下さい | AI vs. 教科書が読めない子どもたち | 人の顔した組織 | LEADER’S LANGUAGE 言葉遣いこそ最強の武器 | リード・ザ・ジブン ユニクロで人材育成の責任者をやってみた。 | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 | ¥2,200¥2,200 | ¥2,200¥2,200 | ¥1,760¥1,760 |
著者 | 金間 大介 | 新井 紀子 | 福澤 英弘 | L.デビッド・マルケ著/花塚 恵訳 | 宇佐美 潤祐 |
内容紹介 | ほめられたくない、目立ちたくない、埋もれていたい。若者に起きている重大異変を、イノベーションとモチベーションの研究家が分析。 | AIの誤解・限界を示す一方で、日本人の読解力の低下を指摘。AI化が進んだ未来の行き着く先は、教育の劣化を伴った最悪の恐慌だ。 | 個人の能力の総和と組織の能力は必ずしも一致しない。ではどうすればいいだろうか。組織には組織の行動原理があり、それを構成するヒトにも固有の思考原理がある。本書では、組織にありがちなエピソードと経営学的な分析を中心に、人類学や脳科学からの知見を加えて、組織の本質に迫る。 | 個人の能力の総和と組織の能力は必ずしも一致しない。ではどうすればいいだろうか。本書では、組織にありがちなエピソードと経営学的な分析を中心に、人類学や脳科学からの知見を加えて、組織の本質に迫る。 | ファーストリテイリング(ユニクロ)で人材育成機関(FRMIC)担当の執行役員を務めた人物による人材&チーム育成術。阿吽の呼吸で、状況変化に臨機応変に対応しながら全員で攻撃ができる、予測不可能なものが多い時代に勝ち残れる“最強チーム”をつくる方法とは? |
発売日 | 2022/3/18 | 2018/2/2 | 2021/12/17 | 2021/5/21 | 2020/1/17 |
商品の説明
出版社からのコメント
第1章 先生、どうか皆の前でほめないで下さい--目立ちたくない若者たち
第2章 成功した人もしない人も平等にして下さい--理想はどんな時でも均等分配
第3章 自分の提案が採用されるのが怖いです--自分で決められない若者たち
第4章 浮いたらどうしようといつも考えてます--保険に保険をかける人間関係
第5章 就職活動でも発揮されるいい子症候群--ひたすら安定を求めて
第6章 頼まれたら全然やるんですけどね--社会貢献へのゆがんだ憧れ
第7章 自分にはそんな能力はないので--どこまでも自分に自信のない若者たち
第8章 指示を待ってただけなんですけど--若者たちの間に広がる学歴社会志向とコネ志向
第9章 他人の足を引っ張る日本人--若者たちが育った社会
第10章 いい子症候群の若者たちへ--環境を変える、自分を変える
著者について
金沢大学 融合研究域融合科学系 教授、東京大学 未来ビジョン研究 センター 客員教授
北海道札幌市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科物理情報工学専攻(博士)、バージニア工科大学大学院、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、文部科学省科学技術・学術政策研究所、北海道情報大学経営情報学部准教授、 東京農業大学国際食料情報学部准教授、金沢大学人間社会研究域経済学経営学系准教授、2021年より現職。博士号取得までは応用物理学研究室に所属し、表面物性の研究に従事。博士後期課程中にバージニア工科大学大学院へ渡米し、新規開講科目だったイノベーション・マネジメントの分野に魅了され、それ以来イノベーション論、技術経営論、マーケティング論、産学連携等の研究を進める。また「イノベーションのためのモチベーション」研究も遂行しており、教育や人材育成の業界との連携も多数。主な著書に『イノベーションの動機づけ:アントレプレナーシップとチャレンジ精神の源』(丸善出版)、『イノベーション&マーケティングの経済学』(共著、中央経済社)など。
登録情報
- ASIN : B09P2XYYTJ
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2022/3/18)
- 発売日 : 2022/3/18
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 14229 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 264ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 15,306位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 14位学生の就職 (Kindleストア)
- - 23位学生の就職(エントリーシート)
- - 857位倫理学・道徳 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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例に挙げると「本当はAの発言がしたいけど、周りの目を気にしてBの発言が1番良い気がする」と考えてしまう理由が分かった気がします。自分より年上世代の人の考え方との違い等もデータにあり、読んでいてスッキリしました。
今後の人生や方向性に迷っている人や年代の違う人と関わることで悩んだりする人には、1度読んでもらいたい1冊です。
見方を変えると若者だけでなく、日本に住む多くの人の傾向がこの本に書かれているのかも知れません。
今の若者気質を見事に書いています。私が常日頃感じていた事を分析して書いているので頭の中を整理しやすいです。
ただ、今の若者は私の感覚ですが3~4年で別の人種になりますので(今の20歳と4年前の20歳は別の人種です)、この本も今を含めて2年くらいの寿命と考えた方がいいでしょう。著者が定期的に続編を書いてくれれば面白いなと思います。
結論!横のつながりを重視する日本人や自分の意見をはっきり述べることができない学生がどうしてそういうことに陥っているのかをしっかりとしたデータをもとに記載されているので説得力がある良書です。
私が本書の中で私が一番面白いと感じたところは第9章の日本人と他の国と比較したことをうまく表現している有名なギャグである。間違いのないように伝えるため、この部分を抜粋して添付させていただいた。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
【第9章】
〜他人の足を引っ張る日本人〜
・125カ国中125位の称号
クイーンエリザベスⅡ世号を連想してください。タイタニック号でも構いません。そんな国際大型旅客船が、浅瀬に乗り上げ沈没しそうになっています。
船長は救命ボートを用意させましたが、女性や子どもを優先した結果、ボートはいっぱいになり、男性の多くはかなりの高さから海に飛び込まなければなりません。
当然ながら彼らは皆、ジャンプするのをためらっています。そこで船長は、彼ら に対し次のように活を入れました。
アメリカ人へ向けて:
"Go! Jump!! And you will be a hero."
「さあ、ジャンプしよう。そしてヒーローになるんだ!」
ドイツ人へ向けて:
"Jumping is a rule of the ship!!"
「ジャンプすることがこの船のルールなのだ!」
イタリア人へ向けて :
"If you jump now, you are going to get women's hearts."
「今ジャンプすれば、女性たちのハートはあなたのものになるだろう」
韓国人へ向けて:
"The Japanese guy has already jumped."
「日本人はもうジャンプしたぞ」
日本人へ向けて: "Just look at people around you. Everyone is jumping."
「周りを見てみなさい。皆ジャンプしてるぞ」
おもしろい。が、笑えない。日本人にとってはそんなエピソードじゃないだろうか。日本人に挑戦させ るなら、皆に同じ行動をさせればいい。 アメリカ人め、よく見ておる。
そう考えると、笑えないどころか、少し怖いくらいだ。 ここまで、現在の若者たちをいい子症候群と称 して、彼らの横並び主義や意思のなさを見てきたが、何のことはない、それは昔から日本全体がそうだっ たという話だ。しかも、海外からもバレバレなレベルで。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
本書より一部抜粋して紹介
この文章のように私も大人になって、世界一周をしたり、海外の書物を読んだり、本場ハリウッドに行き気付いたことがあります。
日本人は一人だけというを非常に嫌う民族であり、みんなで一緒に行うことが当たり前。
では具体的に、我々日本人はどうすればよいのか本書に記載されています。
【まとめ】
最後まで、レビューをお読み下さりありがとうございます。
本書に若者の気持ちを伝えてもらい、それが集団になると集団心理がどう変化していくのか?という知的好奇心を満たしてくれる本でした。
【レビューを終えて一言】
『私の知りたかった若者の行動、その解決策がよくわかってスッキリしました。著者に感謝です。』
学生、社会人問わず、すべてのみなさまにお薦めしたい一冊です。