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教育学がわかる事典 単行本 – 2003/5/9

4.8 5つ星のうち4.8 3個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

なぜ、学校教育が必要とされたのか? 学校建築のモデルは監獄? 性教育はどうして難しいのか? 発達段階論はまちがっている? 身近な話題から、「そもそもどうして?」の話まで、多角的に教育と教育学をめぐる情況を解説。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本実業出版社 (2003/5/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4534035810
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4534035813
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 3個の評価

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田中 智志
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年4月17日に日本でレビュー済み
教育学(教育心理学の一部を含む)の諸領域について、手っ取り早くイメージを持ちたい場合に、
よむとためになる辞書(どこからでも構わない感じ)代わりとして活用可能な、教育学事典だと思います。
といってもいわゆる辞書式の記述ではなく、互いに関連するキーワード群を結節点として、
いろいろな専門書や普及用の啓発書の関連するくだりをさらに要約的に抽出して、
立体的に結んでいったような書物であり、その意味では有機的な仕上がりでしょうし、
実際パラパラと関心箇所をザッピングしてみても、そんな印象です。

例えば、試みとして、ピグマリオン効果、ビルドゥング、教育人類学などと引いてみると、
「失敗を避けるよりも成功を期待することの効用」とか、「何かを観相することによる精神形成作用」、
「伝統社会からのまなざしを包摂した近代への観相」といった概念について、縷々述べてあります。
また、まえがきによると、本書即ち教育学研究の意図は、
○教育理解の要諦は、結局現代社会に生きる子どもたちの「生育関係史」を解明すること、
○研究とは、自分のこだわりを、学術知を媒介としながら、窮理し、新たな学術史を生成すること、
となっています。実に教育研究者らしい視点であるなあ、と思います。

テーマとしては、「学校論」、「子ども論」、「社会との関係論」、「国家との関係論」、「学び・教えること」、
「家族変容論」、「近代教育論」、「新たな教育論」、「現代教育政策論」、「教育学変革論」と全部で10本あり、
各章があてがわれていますが、それらがさらに小テーマごとに数ページ割かれ、
いくつかのキーワード(太字部分)をコアとして、概念どうしの関係性が、
他のページとリンクするように記述されています。小テーマから大テーマ、
ひいては教育学全体に関連した具体例も豊富で、文体も分かりやすく、
内容的にもヒントに満ちていると思います。

p245には、現状存在する本邦の教育関連学会とおもな機関誌一覧表もあり、
文献リストも充実ですが、むしろ巻末の索引を逆用して、各内容を参照する方法もあり、
キーワード学習法などといっていますが、最近の学術的出版物はそうした傾向が強く、
結局院受験などに際した専門基礎の知識面の拡充意識のためなのでしょう。
学部での勉強はともすると断片化しがちであり、体系性にかけるうらみがありますが、
そういう場合には一度キーワード学習法を経ると、そのへんがカバーされると思います。
のみならず論文テーマや処理の方向性に関するヒントにも満ちた本書を、
関心者や関係者におすすめしておきます。
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