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新訳 マクベス (角川文庫) Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 132個の評価

卓越した武勇と揺るぎない忠義でスコットランド王ダンカンの信頼厚い将軍マクベス。しかし荒野で出会った三人の魔女の予言はマクベスの心の底に眠っていた野心を呼びさます。夫以上に野心的な妻にもそそのかされ、マクベスは遂に自分の城で王を暗殺。その後は手に入れた王位を失うことを恐れ、憑かれたように殺戮を重ねていく……。悪に冒された精神が崩壊する様を描くシェイクスピア悲劇の傑作。リズムある名訳でおくる決定版。
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商品の説明

著者について

●河合 祥一郎:河合祥一郎:1960年生まれ。東京大学文学部英文科卒。東大およびケンブリッジ大学にて博士号を取得。現在は東大教養学部助教授。『ハムレットは太っていた!』にてサントリー学芸賞受賞、他、シェイクスピア関連の著訳書も多数、現在国内のシェイクスピア研究の第一人者。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B009GPMA0I
  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2012/6/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/6/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 2816 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 195ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 132個の評価

著者について

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カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
132グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジャケ買い、装丁買いです。
全作揃えて飾りたい!
2016年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めてのシェークスピアでしたが、一気に読めました。誰の心にも潜むマクベス。上手くコントロール出来なければ破滅の道へ進んでしまう、古今東西共通の存在なのだなと身震いしました。次はどのシェークスピアにしようか思案中です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シェイクスピア劇の不幸の多くは、人物の評価を誤るところから起こっている様に思います。
国王ダンカンもまた、マクベスを過信して非業の最期を迎えました。
そのダンカン王の台詞
「顔を見て人の心を読み取る術はない。」(第一幕第四場)
とありますが、含蓄深い言葉です。

一方の、加害者である主人公マクベスとその夫人。
彼らも、 国王・王妃という分不相応な地位を得て、却って破滅してしまいました。
マクベス夫妻の罪の意識に苛まれる様は、本当に憐れです。
王妃の地位と共に、罪の重荷を得た夫人の台詞
「殺して悶々と楽しめぬなら、殺されたほうがまだまし。」
(第三幕第二場)

そんな夫人を眺める侍女の台詞
「どんなに偉くなろうと、あんな心を持ちたくはありません。」
(第五幕第一場)
とは、極めて素朴ながら、最大の真理を突いていると思います。
この世で罪悪感ほど、深い苦悩をもたらし、かつ向き合う事が困難な感情は無いでしょうから。

主人公マクベスも、魔女たちの予言(むしろ煽動?)だの、夫人の一時的な歓心だの、あてにならないものを拠り所として、悪逆と破滅の道を突き進んでしまいます。
夫人の訃報に接したマクベスの「トモロー・スピーチ」は、彼自身の生涯を言い得ているでしょう。
「人生は歩く影法師。哀れな役者だ。」
(第五幕第五場)
「何やら喚きたててはいるが、何の意味もありはしない。」
(同上)

ちなみに、どうでもいい事ですが、マルカムを擁立するマクダフによって、マクベスは討伐された。と、「マ」で始まるカタカナ四文字の名前の主要な登場人物が三人いて、ちょっとややこしいです。

ともあれ、本作『マクベス』は、「四大悲劇」の中で最も短く、話の筋もシンプルですが、人間考察の素材として、とても魅力に富んだ作品だと思います。
2023年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Sleep No Moreの予習のために読みました。
登場人物が多くて、セリフだけですすんでいくのでなかなか読むのが難しかったです。
最初にネットであらすじを読んでから読んだらなんとか読めました😅
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の訳を読んだことはありませんが、日本の作家でもこれほどまでに劇的に感情を綴った表現を見たことはありません。
もちろん、劇中のセリフということもありますが、訳注もついてて分かりやすく読めます。
展開もすごく早く、長くないので、いっきに楽しく読めました。
映画も見てみたいと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
河合祥一郎の『新訳マクベス』は、リズム感のある口調の良さが光ります。たとえ
ば、第一幕第三場。魔女全員のセリフ。
  運命預かるあたしたち、
  手に手を取って駆け巡る、
  海と陸とをぐるぐると、
  おまえ三度に、あたしも三度
  もひとつ三度で、九回だ。
  しーっ。まじないが結ばれた。
日本人の耳に心地よくひびく七五調がさりげなく使われている。

河合の新訳は口調がいいだけでなく訳語の選び方もいい。たとえば、第一幕第一場
の魔女たちの会話。
  魔女1 いつまた三人、会おうかね? 雷、稲妻、雨の中?
  魔女2 騒ぎが終わったそのときに 戦に負けて勝ったとき。
  魔女3 それなら日没前だろね。
  魔女1 落ち合う場所は?
  魔女2 あの荒れ地。
  魔女3 そこで会うんだ、マクベスに。
  魔女1 今行くよ、虎猫や。
  魔女2 呼んでるよ、ヒキガエルが。
  魔女3 あいよ!
  全員  きれいは汚い。汚いはきれい。
  飛んで行こうよ、霧と穢れた空の中。
ここには魔女の手下の虎猫(原文は Graymalkin)が出てくる。これを先人たちは、
灰毛猫(グリマルキン)、黒猫、老いぼれ猫、お化け猫などの訳語をあててきた。字
義的には灰毛猫が近いかもしれないが、老いぼれ猫やお化け猫よりは虎猫のほうが
いい。本書の注によると、Graymalkin は「灰色の猫のマチルダちゃん」といった
意味合い。

『新訳マクベス』は、狂言師野村萬斎とのコラボ作品。口調とリズムにとことんこ
だわった。萬斎によると、魔女が虎猫やヒキガエルを使って悪さをさせるのは、陰
陽師の使う式神(陰陽師の命令に従って変幻自在に姿を変えて不思議な術をなす鬼
神)に似ているとか。それはともかく、リズム感あふれる河合祥一郎の『新訳マク
ベス』は、数多い類書のなかのイチオシです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫本~マクベス~各社5冊購入しましたが、角川文庫の新訳マクベスは、ダントツにいいです。訳注は詳細で、専門的です。訳注が面白くてなかなか、先に進めません。~きれいはきたない、きたないはきれい~1ページ目で魅せられました。マクベスの~トモロー・スピーチ~の訳と注釈は最高です。訳者の河合さんは、とても頭のいい方ですね。とてもお得なお買い物でした。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、無料の青空文庫で読み始めた。台詞回しが意味不明で10ページ程で諦めた。それから新潮、岩波、角川と本屋で中身をチェックした上での明確な相違点があった。
例えば、魔女が猫について言及するシーンで、各社により灰色の猫、黒猫、虎猫、と表現がバラバラであった。そんなに違うのかと。なんで?って訳者の人に聞きたい。
そこで、訳注の多い角川を選んだが、読むにつれ表現がまだ硬いと感じた。
自分的には岩波の方が良かったのでは?とおもう。

正直、ストーリーは把握できたものの、訳注の多さもあり気が散ったと言うか、没頭出来なかった。
もう一度読んでみるかな。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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