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新規事業を必ず生み出す経営 単行本 – 2023/4/22
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99%の確率で陥るムダな失敗を回避し、事業の成功確率を高める「3つの型」と、自社の強みを上手に活かし構造的な弱点を克服する「3つの策」を軸に、投資リスクを最小に抑えながらスケールさせる事業開発の実戦急所を網羅。
著者みずから資金を投じて挑んだ成功事業の数々を実例にあげながら、数百万円の元手から何十億、何百億円規模の事業を生み出す仕組みを分かりやすく説く《中小企業経営者、垂涎の実務書》。
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社日本経営合理化協会出版局
- 発売日2023/4/22
- 寸法15 x 4 x 20 cm
- ISBN-104891014695
- ISBN-13978-4891014698
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出版社より
商品の説明
レビュー
新規事業を、必ず生み出すための「型」
本書は、私が新規事業家として、50以上の事業開発を手掛ける中で編み出した、事業を再現性をもって生み出す「基本の型」を公開するものだ。
「型」というのは、ムダな失敗を回避して、成功確率を高めるための姿勢や形式のことだ。たとえばスポーツでも、パフォーマンスを向上させるうえで、自分に合った正しいフォームを身につけることが欠かせない。
なぜなら、正しいフォームによって、身体への負担を軽減させたり、長い距離をラクに走れるようになったり、ムダな動きを少なくし、ロスを最小限にできるからだ。
これと同様に、じつは新規事業にも「型」がある。
私は30年にわたり製造業、印刷、物流、広告、教育、医療・介護、金融、農業、建設、IT、アパレル…と、さまざまな新規事業に同時・連続して挑み続ける中で、黒字化せずに失敗した事業や、それ以前にそもそも参入を果たせなかった事業には共通要素があった。
そして、その要素を回避して失敗を防ぐことで、成功確率は格段に上がるという結論に至ったのである。
残念ながら、新規事業には、「こうすれば必ず成功する」という百発百中の必勝法はない。もし、そんな超万能な解決方法があれば、この世には億万長者があふれている。
ただし、ものすごい数の失敗を経験していくと、さすがに同じ転び方はしなくなる。
新規事業は多産多死が前提で、十中八九失敗するが、それはつまり「10回ちゃんとやりきれば1つは成功する」ということである。そうであるならば、9回転んでも致命傷を負わない痛手を負わない転び方で正しい試行錯誤を重ねれば、さらなる高確率で必ず事業は生み出せる、ということである。
これが、私が言うところの「新規事業を再現性をもって成功させる基本の型」であり、本書では、私が30年にわたる成功と失敗の量稽古で身につけ、実践の場で使っている型を、
①マーケットアウトの型(どういう事業をつくれば成功するか)
②仮説・実証・参入の型(どういう手順でやれば成功するか)
③新規事業のプロと対象市場のプロの型(どういうメンバーでやれば成功するか)
という3つに体系化した。
さらに、企業の新規事業に参画する場合に、これまで99%の確率で遭遇してきた「構造的な失敗要因」を挙げ、これを避けるための仕組みづくりを、
●本業の汚染を回避する3つの視点(3つの切り離し、2つの機能、1人の戦士)
としてまとめた。
この「3つの型」と「3つの視点」を、皆さんが自社の新規事業において実践してもらえるよう、できるだけ平易な言葉で、豊富な事例をまじえながら詳しく解説したので、どうか本書をお読みいただき、「既存事業の稼ぎがあるうちに、必ずや次の収益の柱を育てるのだ」という社長の強い決意のもとに、すぐにでも動き出してほしいと思う。
最後になるが、本書の出版に際して、新規事業の先駆者であり、私の人生の師であるミスミ(現・ミスミグループ本社)創業者の田口弘さんから教わったことが、いまの私の血肉となっていることに、この場を借りて改めて感謝したい。
私が「一貫して新規事業だけをやり続ける」という、稀有な経験を積めたのは、ご自身もたくさんの新規事業を生み出し、ミスミを東証一部(現 東証プライム)企業へと育て上げた田口さんの、こんな考えによるからだ。
いわく、「わが国には、経理や法務のプロはいる。弁護士が弁護がうまいのは、弁護ばかりやっているからだ。しかし、新規事業だけを延々とやっている人は誰もいない。うまくいくとその事業の責任者になって出ていってしまい、失敗すると二度とアサイン(任命)されなくなってしまう。だから、先人の失敗が引き継がれず、いつまでたっても同じ失敗を繰り返す。その非効率から脱して再現性をもつために、君には延々と新規事業を担ってもらう」。
ミスミに新卒で入社した私に田口さんは熱っぽくこう語りかけ、かくして私は、田口さんのもとで膨大な失敗を重ね、膨大な資金を溶かしながらも新規事業だけに邁進し、アッチにぶつかりコッチにぶつかりながらも、新規事業の型を習得できたのである。
現在ありがたいことに、私のもとには企業経営者や独立起業家の方々から、「こんな事業を立ち上げたい、一緒にやりませんか?」というオファーが毎週のように届く。
しかし、10以上の案件に常に取り組んでいることもあり、残念ながら、いただくオファーのほとんどをお受けすることができない状況である。
ただ、失敗し続けてもバッターボックスに立たせ続けてくれた田口さん、そして、私がこれまで参画させてもらったすべての新規事業に関わる方々から得た学びを、「共有知」として社会に還元しなければならない。
こうした使命感にも似た思いから、一年の歳月をかけて書き上げたのが本書である。
どうか、本書を手にとっていただいた企業の中から、一つでも多く、社会にインパクトをもたらすニュービジネスが沸き起こり、日本経済活性化の一助となれば、こんなに嬉しいことはない。
著者について
30年で50余りの事業開発に関わる、わが国屈指の「新規事業のプロ」。
自ら資金を入れて役員に就き、事業責任を負うスタイルを基本とし、医療、介護、ヘルスケア、印刷、金融、教育、農業、製造業…と、様々な分野の新規事業に従事。2018年に「ブティックス」「ラクスル」を2カ月連続で上場に導いたほか、参画したスタートアップが毎年のように上場を果たしている。
【一部紹介】守屋氏がこれまで参画した新規事業・組織
キャディ、シタテル、ガラパゴス、みらい創造機構、ファンディーノ、日本農業、サウンドファン、VALT JAPAN、セイビー、リベラウェア、ミーミル、あすけん、テックフィード、ドクターメイト、カイテク、SoVa、MAGIC SHIELDS、CAVIN、フリーランス協会、みんなのコード、おうちにかえろう病院、JAXA、博報堂、リクルートホールディングス、JR東日本スタートアップ、東京医科歯科大学、経産省、内閣府…など
登録情報
- 出版社 : 日本経営合理化協会出版局 (2023/4/22)
- 発売日 : 2023/4/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 392ページ
- ISBN-10 : 4891014695
- ISBN-13 : 978-4891014698
- 寸法 : 15 x 4 x 20 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 25,560位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 43位中小企業経営
- - 1,434位その他のビジネス・経済関連書籍
- - 1,591位ビジネス実用本
- カスタマーレビュー:
著者について
1969年生まれ。明治学院大学卒。1992年にミスミ(現ミスミグループ本社)に入社後、新市場開発室でメディカル事業の立上げに従事。2002年に新規事業の専門会社エムアウトを、ミスミ創業オーナーの田口氏とともに創業、複数事業の立上げおよび売却を実施。2010年に守屋実事務所を設立。新規事業家として活動。ラクスル、ケアプロの立上げに参画、副社長を歴任後、キャディ、シタテル、ガラパゴス、みらい創造機構、日本クラウドキャピタル、日本農業、サウンドファン、VALT JAPAN、セイビー、カタラクシー、ミーミル、あすけん、テックフィード、ドクターメイト、カイテク、MAGIC SHIELDS、フリーランス協会、みんなのコード、おうちにかえろう病院、JAXA、博報堂、リクルートホールディングス、JR東日本スタートアップなどの取締役、顧問、フェローなど、東京医科歯科大学など講師、経産省、内閣府など有識者委員、山东省工业和信息化厅の人工智能高档顾问を歴任。2018年4月ブティックス、5月ラクスルを、2か月連続で上場に導く。近著に「起業は意志が10割」(講談社)、「DXスタートアップ革命」(日本経済新聞出版)、「新しい一歩を踏み出そう! 」(ダイヤモンド社)などがある。Wiki掲載 https://ja.wikipedia.org/wiki/守屋実
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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堅い業界なので副業をしていると正職員になれない、という事で、派遣から直雇用になる時にパートとして採用して貰いました。もうあと数年で企業定年の年(退職金も大して無い)だという事もありましたし、役職を貰えるキャラクターではないのに給与だけは妙に高いという特殊な状況なので、会社としてもポジションに困るだろうなとも思っての事です。
また、立ち上げて2年は鳴かず飛ばずだったのが漸く少しずつでも仕事を戴けるようになったのに、途中でそれを辞めてまた数年後に再開するのは難しいと思った事も大きな理由でした。
75歳までは働きたいと思っているのでパートとして正々堂々個人事業主の現業をしつつ、事業会社に勤める事が必要な位に細々とした稼ぎなので、平行して出来る事業を考えなくては、と思っていたところにこの本の事を知りました。
抜き書きやレビューを読んで、これは良いかも、と思いました。
確かに金額は通常の本より高いけれど、怪しげな情報商材に比べると格段に安い。なおかつ、アマゾンだとレビューが読めて、そのレビューをした人の他のレビューも確認してステマかどうかも判断し易い。
数年越しの資格試験の10日前だったので、とにかく或るレビューにあった在庫がなくなる前に、と思ってポチり、試験が終わってほっとしてぼーっとしていたのですが、夕べなかなか寝付けなかったのでふと思い出して繙きました。
将に巻を措く能わず。結局動画は最初だけ観て、続きは朝観る事にしましたが、2時過ぎまで掛かり読了しました。
まずは「新規事業は損益分岐点を上回るまでとても時間が掛かる」「事業を成功させる為にはその事業にとことん取り組む人が必須」と教えて下さった、今勤めている事業会社の元上長や、新天地に向かう為に先月末退社した元同僚にこの本の事を知らせ、新規事業の種蒔きをしませんか、と話をしようと思います。
読者限定の「新規事業交流会」は既にオンサイト分は当然ながら満席だったのでZoom参加としましたが、もし可能であればオンサイトでの交流会のおかわりがあれば嬉しいな、と思っています。
「守破離」のまずは「守」の為に、やる気はあるけれど新規事業を始めるのにどうしたら良いか分からない、という時に本当に役立つ本だと思います。
買おうか迷っているときに、まえがきを読み、
新規事業には、「こうすれば必ず成功する」という百発百中の必勝法はない。
多産多死が前提で、十中八九失敗するが、本書で述べることを10回ちゃんとやりきれば1つは成功する。
9回転んでも致命傷を負わない転び方で正しい試行錯誤を重ねれば、投資リスクを最小に抑えながら
数百万円の元手から何十億、何百億円規模の事業を必ず生み出せる
という一文があり、耳障りの良いだけの、机上の空論を言う本ではなさそう…と思ったからです。
結果的に、最初の直感は当たっていました。
切れば血が出るような、生々しい実戦論を説いていて、社長が一番知りたかったことが、分かりやすく述べられていました。
とても刺激と学びのあるフレーズばかりで、ネタバレにならない程度にとどめますので、いくつか紹介させてください。
●社長は新規事業の「モノサシ」を示し、全社員と共有せよ
「なぜ新規事業をやるのか」を明確にして、「何の事業をやるべきか」の方針を示さないと、いつまでたっても事業は生み出せない。
●経営者の役割は、新規事業の生存確率を知り、失敗を成功につなげるよう導くこと
放任・丸投げ、1分の1で成功を求めるやり方では、人も新規事業も育たない。
●高収益でどんどん伸びていく事業はすべからくマーケットアウト型
マーケットインでも通用しない、プロダクトアウトは論外
●有望市場、画期的な事業アイデアははいくらでも転がっている
いろんな人が一所懸命考えた珠玉のアイデアがたくさんある場所に行って、そこから自社のモノサシに合うもの、自分が課題に共感して、心からやりたいと思えるものを選べばよい。
本当に時間をかけるべきはそのあとで、「腐るほどあるアイデアから、わが社が本気でやるべきはどれか」を決めることであったり、実際に考えたアイデアを実現するために動くこと
●「仮説→実証→参入」のステップを踏むことで確実に勝ち筋に至る
とにかく試しきって、勝ち筋が見えたものにだけ一気呵成で本格参入する。
●一意専心でやってきた本業の固定観念は根深い。
日常に転がっている課題を無意識にスルーするクセがついていると自覚せよ
●本業人材だけが集まるとワナに落ちる
対象市場のプロと新規事業のプロがいれば、「しなくていい失敗」を回避できる。
●ノウハウやテクニック以前に、「あり方」が間違っているとすべてがうまくいかない。
「新規事業版 7つの大罪」を回避せよ
‥‥もちろん、これらの示唆に対して、「じゃあ、実際に何をどうやればいいか」について、
実務も詳述されています。
高額書籍ですが、読んでちゃんと実行できるので安いものだと思います。
これまで5回新規事業にチャレンジし、いずれもスケールせずに撤退した苦い経験がありますが、この本を読んで私の失敗は「失敗すべくして失敗したんだな」ということがよく分かりました。
決意もあらたに新規事業を必ず生み出そうと、また意欲が出てきました。
本書との出会いに感謝です。
しかし、この本はそういった書物とは一線を画している。新規事業を立ち上げる過程で得た成功体験だけでなく、困難な局面や心が折れそうになった時の感情まで率直に記されている。新規事業を創出するという作業は、必ずしも成功へと直結するわけではない。むしろ、思うように進まない期間の方が遙かに長く、そのような状況に直面した時にどのように対処し、どのように感じたかが描かれていることが、この本の価値を高めている。
新規事業を成功させるためには「時間軸」が重要である。一般的な業務では顧客からの要望により締め切りが設けられるが、新規事業においては明確な締め切りは存在しない。スタートアップでは資金のバーンアウトが事実上の期限となるが、大企業の新規事業開発では、社内政治を上手く操ることで期限がぼやけてしまうこともある。
一方、既存の事業部の時間軸を新規事業にそのまま適用しようとすることも問題である。例えば、「既存事業では1年毎に新機能を開発・追加して、その度に売上を10億円伸ばしているぞ!君たちも1年で10億円の事業を作り上げるべきだ」と言われても、新規事業開発とは時間軸が異なるため困惑する。
この本では、どの程度の時間で業界を把握し、どの規模の事業を立ち上げられたかが詳細に記述されている。その点でも非常に参考になる。
自宅でこの本を読んでいると、息子から「また『さつまいもの本』を読んでいる」と言われた。
確かに本の紫具合がさつまいもやなぁ
第5章の後半と第6章は経験豊富な著者だけあって、現場で採用したいと思う実務的Tipsが複数あり、参考になった。著者の熱量が高く、チャーミングなキャラクターもあいまって(想像だが)、飽きずに読み進められる書籍だったが、新規事業の実務者にとっては価格相応のインプットは得られないように思う。
すでに一定の経験値を積んでいる責任者クラスの人材が、1つでも2つでも良いから新しい視点や知見を得られるなら1万5,000円は問題ない、と思えるならば一読の価値はあります。
ちなみに、書籍価格は内容の濃さに関係なく、ページ数でほぼ一律な状況は問題だと思っている。1万超えに値する書籍はもっと他にたくさんあるし、売れている書籍=内容が濃いではない。書籍のプライシング方法に一石を投じている価値を評価して、内容的には★3つですが★4とさせていただきました。
ご自身の経験だけではなく、法則として表現していただいたのが実に学び多いものでした。
また、読み返して自分のものとします。
本書では、新規事業7つの大罪(「1.意思なき企業」「2.経験なき理屈」など)など、新規事業立ち上げ時にガイドとなる様々なフォーマットが示され、それぞれについて実例を挙げながら「なぜそう言えるのか」だけではなく、「実際に自分がやった時には何が起きたのか」が説明されます。それぞれのガイドとなる項目は、著者が繰り返し実践してたどり着いた結論です。本書を読むだけで新規事業開発における注力ポイント、あるいは危険回避ポイントをまとめて知ることができます。最後の方で「おまけ」的についている、著者が30年以上書き留めてきた「心得メモ」も役立ちました。
ただ、著者自身が言う通り、とにかく「最初の一歩を踏み出す」ことが肝心で、本を読んで理解するだけでは何も始まりません。税込15,000円近くもする高価な本ですが、それは本書を自分が新規事業に取り組む上でのノートとして活用することで元が取れます。つまり、著者の述べる新規事業開発の要諦を自分なりに咀嚼し、自分のアイデアに置き換えるということです。