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Meta Communication 【Forbes JAPAN(フォーブスジャパン)2023年1月号別冊】 雑誌 – 2022/12/12

3.9 5つ星のうち3.9 16個の評価

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購入オプションとあわせ買い

│特集│
Meta Communication
メタバース〜覚醒する能力と五感

新たな時代のコミュニケーションの在り方とその奥にある本質をさまざまな側面から読み解く一冊。

「ヘッドセットをつけてアバターを操る」。そんなあなたの固定観念は跡形もなく一新される。
オタク文化を牽引するタレントが、東大教授が、写真家が、VRアーティストが、
「鮮烈なその先」へと招待する。

★Opening Dialogue
香道 メタバース 五感にアクセスする非言語コミュニケーションが、
次代のウェルビーイングの土台となる。
蜂谷宗苾 志野流 第二十一代目家元継承者(若宗匠)
佐藤浩之 Ridgelinez Innovation & Business Creation(IBC)プリンシパル

Chapter 1
Definition of Meta Communication メタバースがコミュニケーションを拡張する

ヒトと、AIやロボットが共存する「ミラーワールド」
ケヴィン・ケリー「WIRED」創刊編集長、シニア・マーヴェリック

Web3/ブロックチェーンの現在と未来―日本のWeb3に必要なものとは
渡辺創太 STAKE TECHNOLOGIES PTE 代表取締役

Chapter 2
7 Approaches to Creating the Future ウェルビーイングな未来を創出する7つのアプローチ

IOWN構想×メタバース 次世代のテクノロジーの融合が社会に新たな価値を創造する
池田大造 NTT 新ビジネス推進室 未来サービス推進担当統括部長
佐藤浩之 Ridgelinez Innovation & Business Creation(IBC)プリンシパル
五十嵐智生 Ridgelinez Innovation & Business Creation(IBC), Director
宮下賛紀 Ridgelinez Innovation & Business Creation(IBC) 一級建築士

資本主義の最後に現れた壮大な詐欺―現在のWeb3に欠けているもの
斎藤幸平 経済思想家

Chapter 3
Innovators Look to the Future メタコミュニケーションが有機的に機能する未来

思い出の場所を残し、自由に行き来したい
中川翔子 歌手・タレント

「見えない世界」への視座転回が課題解決のカギとなる
神崎亮平 東京大学先端科学技術研究センター 教授・前所長
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0BLZL76JR
  • 出版社 ‏ : ‎ リンクタイズ (2022/12/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/12/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 雑誌 ‏ : ‎ 188ページ
  • 寸法 ‏ : ‎ 18 x 11 x 1.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 16個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年12月14日に日本でレビュー済み
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【概要の感想】
Webを介したコミュニケーションが「言語」だけでなくなる中、「『何』を以ってコミュニケーションしていくか、どのような在り方をしていくか」についての壮大な思考実験の本

肩肘張った技術論、ビジネス論に留まらず「感度」の領域まで触れた内容になっている
全編を通して読み終わった後、「メタバース 覚醒する能力と五感」がまさにこの本を表した副題であるのだと気づいた

【気づき①:メタバースの4次元性】
メタバースの持つ底の深さというか、「深み」のようなものに気づいたのは中川翔子氏の記事
「思い出」という極めて情緒的なことばによってメタバースの本質的な価値の一端が表現された気がした

というのも、「高さ、横幅、奥行き」と「一方向に絶えず流れる時間の時間の流れ」が現実世界の3D世界だとしたら、メタバース空間は「時間」が自由になるため、「ある過去」「ある場所」「ある自分」を表現できる4D空間である、ということに気づけたからだ

例えば、取り壊される建物や変化する町並みの保存という「過去への自由」、ありうる未来の仮想実装など「未来構想の自由」が3Dを以って実現されるのではないか

【気づき②:差別や偏見の超克】
また、紹介されていた「白人女性がメタバース内で黒人女性に変身してしばらく過ごしたら、無意識化の黒人の方への偏見が減った」という研究例が興味深かった

暴力的な方法で訴求するのではなく「仮想実体験」を通じた気づきの提供というのは、昨今抱えるダイバーシティに関する様々な課題を解決する糸口を提供してくれるのではないか
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
形式としては、チャプター1、2、3ごとに、6前後の対談やコラムが織り込まれており、ショートストーリーとして楽しめた。いわゆるゲーム、イベント的なメタバースについての本ではない。

全体としては、思想家からアーティスト、事業実践者まで多様な視点でWeb3の価値観にアプローチしており、言語的なコミュニケーションから脱却した感覚、感情、体験価値や文化的発展の可能性を見出そうとしている。物質的な思想から離れて、見えないものや、共感、共鳴、感じるということを言語で表現して本質的な理解を得るのは、正直難しい、と率直には思うところだが、その点にチャレンジしていると感じた。

各コラムの中では、Wiredの創刊編集長ケヴィン・ケリーさんによるコモンズへの示唆、OISTトム・フロースさんによる脳と身体の共鳴・共感覚について、斉藤幸平さんのWeb3への危機感、などメタバースに関わらずこれからの時代を考える補助線として学びになった。

またブロックチェーンの渡辺創太さん他、IOWNやまちづくり、建築、写真、デザイン、アート、Well beingなど、実際の事業実践者である方々の考えが垣間見え、違った視点で物事を見るための入り口になりそう、という点で折に触れ読み返してみたい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月17日に日本でレビュー済み
「メタコミュニケーション」を掲げた特集で読んでみたが、いわゆる「メタコミュニケーション」とは関係なく、佐藤浩之氏の勝手な造語ということがわかり、落胆した。新しい事象にことばを作るのは悪いことではない。しかし、「メタコミュニケーション」はすでに重要な用語として存在しているものであり、「バーチャル空間と現実空間、さらにはその両方が重なり合う新たなコミュニケーション領域を総称して『メタコミュニケーション』と呼んでいます」(p. 29)とあり、わざわざ用語を当てる必然性がわからない、ぼんやりとした指示対象のことばとして、あたかも自分たちがこのことばを生み出したかのように使用していて鼻白んだ。佐藤氏が意図的に無視したのか無知なのかは分かりかねるが、大変紛らわしいという思いである。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月6日に日本でレビュー済み
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海外のペーパーバックのようなハンディな体裁の雑誌でした。出先にも手軽に持ち運びできる一方で、中身はそれなりにじっくり読む必要があるため、中身と体裁がマッチしていないと感じてしまいました。そのせいか、読んでいても今一つ理解が促進されず、言葉が上滑りしているかのように表層的に感じてしまいました。巻頭対談など非言語コミュニケーションの重要性を語っていて面白いのに残念。その他のページに差し込まれている写真は小さすぎてほとんど視認できず、図表なども見にくくて仕方なかったです。
2023年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
通信の専門家や都市開発のプロフェッショナル、タレント、経済思想家等がそれぞれの視点でメタバース・コミュニケーションの在り方を語っており、非常に面白い読み物でした。
ゲーム的なメタバースではなく、コミュニケーションを軸に置かれており(そのため題名がメタコミュニケーションとなっていると理解)、各専門家が予測する将来やこう在ってほしいという願いも合わさり、未来に可能性を感じる本でした。読んでいながらワクワクしました。

特に勉強になったチャプターは経済思想家の斎藤氏のところでした。新しい技術が紹介されていく中で、一度リアルな生活に立ち戻って考えることが示唆されており、技術ばかりに目が行ってしまってはいけないなと考えさせられました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月13日に日本でレビュー済み
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Web3とMetaverseに興味があり読みました。
最初の目的は、IOWNの事業担当者の方のインタビューが載っている点が仕事に役に立つかと思い買いましたが、結果としては中川翔子さんの「思い出の場所を残し、自由に行き来したい」というインタビューがとても心に残りました。技術の本だとおもって手に取った本ですが、その意味では良い意味で裏切られました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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