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青年期のデプレッションへの短期精神分析療法―CBTとの比較実証研究と実践マニュアル 単行本 – 2022/9/2
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- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社岩崎学術出版社
- 発売日2022/9/2
- 寸法15.6 x 1.8 x 21.6 cm
- ISBN-104753312054
- ISBN-13978-4753312054
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出版社より
本書の翻訳を思い立ったのは,令和元年の札幌での日本精神分析学会でニック・ミッジリー氏の講演を聞いて,二つのことが脳裏を走ったからです。まず,精神科を受診する青年期のデプレッションの人は多く,この対応に苦慮しているからです。個人的な印象ですが,半数以上は一般的な精神科診療の枠組みで改善します。しかし,20~30%は改善の兆候もなく,症状は遷延化し,ひきこもりなどのように長期化してしまいます。この問題に精神分析はどのように役立つのか,その適応についても関心がありました。もう一つのことは,デプレッションは認知行動療法のみが有効であり,精神分析にはその適応がないかのような偏見が臨床現場に流布されているように思いますが,これに大きな疑義を感じていたからです。あくまでも私見ですが,認知行動療法の技法は一般の精神科診療で行っている技法と大きく変わっていないように思っています。つまり,この従来からの精神科の診察技法を整理し,ほどよく体系化しただけに過ぎないものと思っていました。そのために,認知行動療法のみがデプレッションを特異的に改善させるとは思っていませんでした。しかし,認知行動療法と精神分析の比較検討は根本的に困難であるとも思っていましたが,精神分析の回数制限によって,この比較研究を行うというアイデアは斬新でした。元々,短期精神分析的心理療法は技法的に確立されていますが,やはりどこか軽視されているように思います。この研究は英国の実証経験主義の賜物であり,これは国境を越えた大きな知見を与えてくれると思いました。
本書は青年期のデプレッションに関して精神分析が有効な介入であるということを実証したマニュアルです。また,28回という回数制限以外には従来の精神分析的心理療法と異なる設定ではなく,大きく技法の修正を求めるものではありません。さらに,本書には青年期の特有の精神分析的介入も記載され,私たちの臨床活動にも大きく役立つものだと思います。
ご存知のようにフロイトは患者との四苦八苦の治療の中で精神分析を創案しました。つまり,精神分析はフロイトと患者たちの試行錯誤の末に成立した臨床実践そのものです。しかし,精神分析はその後,あたかも神格化され,秘密結社が神棚に祭り上げたかのようになり,患者との治療は二の次になった印象です。本書は,精神分析がもう一度,患者の治療にどれだけ役立つかを原点に立って問い直しているものとして読まれることを期待しています。(解題より抜粋)
こどもの精神分析 | 発達障害・被虐待児のこころの世界 | 母子臨床の精神力動 | 改訳 遊ぶことと現実 | 新版 子どもの治療相談面接 | メラニー・クライン入門 | |
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価格 | — | ¥6,600¥6,600 | — | ¥4,400¥4,400 | ¥5,280¥5,280 | ¥4,180¥4,180 |
内容 | クライン派的なプレイセラピーとは,スポーツのルールのような枠組みの中で,無意識の世界を,玩具という楽器を使って奏で,俳優のように演じる 舞台である――。こどもの空想,悩みや攻撃性と真摯に向き合うセラピストたちに一筋の光明を投げかける。 | 子どもたちに垣間見られる混乱した心的世界は,思春期に一気に表面化し,精神病として発症することもある。本書は,子どもの臨床に関わる多くの専門家が知らない,無視している心的世界を真摯に吟味することによって,子どもたちを救出した語りの結集である。 | 本書は日本より深刻な現状に苛まれている英国のテキストであり,その実践に必須な豊かな知見に溢れた論文集である。 本書は4部に分類され,「第1章 顔と表情──乳児の鏡としての母親の顔」,序章および各部の扉において,本書の説明が為されている。 | 移行現象と中間領域という本書のテーマがそうであるように,ウィニコットの新しさは,互いに矛盾し対立しあう両極の「あいだ」にはかなくも生きている形で表れる真実をとらえ,それによって臨床的な現象をより的確にとらえるパラダイムを開いたところにある。 | ウィニコットが,子どもを対象に行なった21例の記録。神経症からスキゾイド,反社会的傾向まで,多彩な症例を取り扱うウィニコットの卓越した治療技法と臨床感覚が,主にスクィグル・ゲームという一種の遊戯療法を通して,臨場感豊かに再現される。 | フロイト以降,精神分析理論が発展するなかで,とりわけ重要な役割をはたしたメラニー・クライン。本書では彼女の初期の業績から始まり,「妄想的-分裂的態勢」「羨望」など,その重要概念を解説する。また訳者による解題や索引も充実。数十年を経てなお読み継がれる必携のロングセラー。 |
こどものこころのアセスメント | フロイトを読む | クラインとウィニコット | ナルシシズムとその不満 | 体系講義 対象関係論 上 | 体系講義 対象関係論 下 | |
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内容 | 発達障害児,被虐待児,摂食障害児,乳幼児,それを取り巻く家族,思春期の家族,その精神分析的心理療法,自殺が主なテーマとなっている。生き生きとした臨床の息吹きを感じさせる諸論文で構成され,どこの章から読んでもかまわない。 | 「フロイトの遺産を生き生きと保つ最も良い方法は,彼が私たちに残したものを通じて彼との対話を確立しつつ,その力動のすべてを伝えること」だと考える著者による,フロイトと出会い,さらには対話するための絶好の案内書。 | 子どもの臨床に関心を持つ人なら興味深いクラインとウィニコットの理論を,ヒンシェルウッドとエイブラムという両第一人者が,要領よく纏めているだけでなく,その違いをそれぞれの臨床的体験から討論,心の捉え方の核心に迫る。 | SNSの発展により話題になることが多いナルシシズムについて,アメリカ精神分析界の第一人者が論ずる。ナルシシズム臨床の診断にかかわる事項を第1部で述べたのち,実際の病的ナルシシズムの精神分析的治療について第2部で述べる。 | 精神分析的対象関係論の全貌をわかりやすく知りたいというニーズに応える待望の書。上巻では,重要概念の解説に続いてその創始にかかわったフロイトとアブラハムの業績が紹介され,対象関係論の本体であるクラインを人生史も含めて解説。 | 初学者には学びの取っ掛かりに,中級者には理解の進化の道しるべになる対象関係論の体系的テキスト。下巻では,クラインと前期ビオンを継承した現代クライン派精神分析の理論と技法を代表的な分析家の紹介も含めて解説する。 |
精神力動的精神療法 | 精神力動的精神医学 第5版 | 抱えることと解釈 | 小児医学から精神分析へ | 精神分析という経験 | 対象の影 | |
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内容 | 米国精神分析界の第一人者による精神力動的精神療法の基本テキストである。本来は,米国で精神科専門医を目指すレジデントのために企画された精神療法の入門書の中の1冊なのだが,学ぼうとしているすべての人にとって「最初に読むべき本」として機能することを願って書かれた本である。 | 精神科医,心理臨床家の座右の書として読み継がれてきた力動精神医学の記念碑的著作の最新版。わが国の精神医学・精神分析の第一人者らが極めて正確かつ翻訳と感じさせない読みやすさで訳出した。力動的アプローチの導入によって人間の苦悩の理解と支援を深めるために,精神科医や心理職必携。 | 1955年の数カ月間にウィニコットによって行われた治療の記録。引きこもっていた患者が,「抱えること」を中心とした治療を通して,依存への退行を果たし,多少なりとも自発性を見せるようになるプロセス。ウィニコットが成人の患者に対してどのような治療を行ったかをつぶさに知ることができる。 | これはD.W.WinnicottのCollected Papersを訳出したものである。原著のサブタイ トル「小児医学を通して精神分析へ」に表わされているように,二重の資格に二股をかけ,その間を生きた彼の人生と思考の過程がうまく表現された臨床論文集である。 | ボラス自身が序章で述べているように,ただ単に精神分析の技法や理論の本ではなく,精神分析の基盤にあるものを描き出すことを試みた本である。そのために,精神分析だけでなく,文学や哲学の理論が幅広く取り込まれている。 また,臨床家だけでなく,幅広い読者が想定されている。 | 英国中間学派の代表的論客であるボラスの代表作である本書は,そのオリジナルな着想は本書の様々なところで表れている。タイトルは,フロイトの『悲哀とメランコリー』のたいへん有名な一筋から採られている。それはボラスがその後一貫して関心を抱いているテーマを端的に示したものと言える。 |
認知療法 | 新版 うつ病の認知療法 | 認知行動療法と精神分析が出会ったら | 体験的スキーマ療法 | 体験的CBT | 体験的コンパッション・フォーカスト・セラピー | |
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内容 | 「自分の考えの基本的なものが全部入っている」と言う本書は,ベックが認知療法について初めて体系的に書き表したものである。彼の認知療法の原点とも言え,現在も読み継がれている名著である。認知療法・行動療法・認知行動療法家であれば,一度は読むべきである。原点から学ぶところは大きい。 | 79年に出版された本書は,今なお日々の臨床実践において参照されるべき「最も偉大な治療マニュアルの古典」である。うつ病の方々の支援に関わる専門家に必要な暖かさは,治療行為の細部にどのように宿るべきかに対し,極めてわかりやすく説いており,21世紀のわが匡でもその価値を失ってはいない。 | 「夢見ること」の操作的な定義は可能か? 「スキーマ療法」は精神分析にとって脅威となるか? 精神分析は聴覚的でCBTは視覚的?……。精神分析の第一人者と認知行動療法の旗手,サイコセラピーの実践を知り尽くした二人が「ぶっつけ本番,本音全開」で語り合う。 | 「実践から内省への自己プログラム」は,「そのセラピーを実施するセラピスト自身が,そのセラピーを自ら実践し,その体験を通して,自らのセラピーという仕事や,自らの人生そのものへの内省を深める」ことを目的とする。読者には,本ワークブックを通して,自らスキーマ療法に取り組み,それを自らの人生に,そして実践するセラピーに活かしていただきたい。 | 数多くのCBTスキルを巧みに12のモジュールへと構成しているため,順々に自己実践して体験することができる。様々な段階のCBTセラピストや別のオリエンテーションをもつ心理職だけでなく,CBTを必要とする他の対人援助職にも最適。 | 本書は治療者が訓練のためにコンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT)を体験できるようになっているが,CFT を体験するということは,優しさや温かさだけではなく,恐怖や悲しみも引き受ける覚悟と勇気を必要とする。読者は「自分を思いやりましょう」と聞こえの良い言葉を空疎に並べる治療者ではなく,自分が今ここで感じている感覚を元にして,確かな言葉を伝えられる,そんな治療者に近づくことができるであろう。 |
商品の説明
出版社からのコメント
編者・著者の紹介/謝辞/シリーズ編集者の序文/まえがき
序論
青年期のデプレッション/青年のデプレッションの治療/STPPとIMPACTトライアル/STPPの実践:そのマニュアル
第1章 青年期のデプレッションに関する精神分析的見解
デプレッションの精神分析的理論/発達上考慮すべき事柄/青年のデプレッションの精神分析的な定式化に向けて
第2章 子どもの精神分析的心理療法:原理とエビデンス
子どもおよび青年との精神分析的心理療法/子どもと青年の精神分析的心理療法のエビデンス
第3章 青年のデプレッションへの短期精神分析的心理療法:枠組とプロセス
STPPの原則,目的,技法/ケースマネージメント,連携作業,そして精神医学的諸問題/STPPへの紹介
第4章 短期精神分析的心理療法における治療の各段階
STPPの初期段階/STPPの中間段階/STPPの終結段階/治療後の連絡
第5章 親・養育者とのワーク
親・養育者との精神分析的ワークの原則/STPPにおける親のワーク/設定・振り返り・コミュニケーション・定期的な結果のモニタリング/STPPにおける親のワークの過程/一般的な課題,困難,バリエーション/養子・社会的養護下にある子どもの養育者とのワーク
第6章 短期精神分析的心理療法のスーパーヴィジョン
精神分析的スーパーヴィジョンの原則と目的/STPPのスーパーヴィジョン:その枠組みとプロセス/リスクへの対処/STPPのスーパーヴィジョンにおけるマネージメントの諸問題/セラピストの逆転移のマネージメントに対するサポート/スーパーヴィジョンにおけるパラレル・プロセス/親とのワークのスーパーヴィジョン
第7章 臨床実践における短期精神分析的心理療法
精神医学的な困難とリスクの管理/いくつかの共通した問題点
あとがき/子どもの心理療法士協会について/文献/解題/索引
登録情報
- 出版社 : 岩崎学術出版社 (2022/9/2)
- 発売日 : 2022/9/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4753312054
- ISBN-13 : 978-4753312054
- 寸法 : 15.6 x 1.8 x 21.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 564,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,566位臨床心理学・精神分析
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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青年期の抑うつにフォーカスした様々な理論家の理論が、横断的に体系化されています。この著書で得られた立体的な臨床像に、臨床経験や実証研究の知見を照らすことで、漂っていた断片的な情報が体系化されていく感覚がありました!何度も読み返したい1冊です。
抑うつについて理論的なところからまとまっていて、実際の活用の仕方も事例も踏まえながら説明されていて、今までにない視点を考えるきっかけになりました。