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女性部下や後輩をもつ人のための1on1の教科書 「何を話す?」「どこまで聞く?」「どう育てる?」を解決する Kindle版
会社から1on1を行なうようにと言われたけれども、具体的にどのように行なえば良いのか、何をゴールに設定すれば良いのかわからないという方に向けて、メンタリングの手法を用いた1on1の進め方を解説。一人ひとりの課題に寄り添いながら、キャリア形成とリーダーシップの発揮をサポートできるようになる一冊です。具体的な会話例をもとに、信頼関係を築きながら、相手のキャリアに対する考えを深めるコツがわかります。
- 言語日本語
- 出版社日本実業出版社
- 発売日2023/3/17
- ファイルサイズ8413 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
レビュー
◆「1on1って結局、何をするの?」に答えます
会社から1on1を行なうようにと言われたけれども、具体的に何をどのように話したら良いのか、何をゴールに設定すれば良いのかわからないという方に向けて、1on1の進め方を解説します。一人ひとりの課題に寄り添いながら、キャリア形成とリーダーシップの発揮をサポートできるようになる一冊です。信頼関係を築きながら、相手のキャリアに対する考えを深めるコツを紹介します。
◆どんな相手とも満足感のある1on1を行えるようになります
「女性活躍」が叫ばれる一方で、女性社員との1on1には、難しさもあります。本書では、「なかなか話が深まらない」「うまくアドバイスできない」「相手との間に壁を感じる」「ハラスメントと捉えられないか心配」などの悩みに寄り添いながら、どのような聞き方をすればいいのか、何を伝えたらいいのか、どんなことを意識したらいいのかなどを、会話例を用いて解説しているため、自信をもって1on1に臨めるようになります。
◆「メンタリング」を活用すれば成長が早い!
コーチングにおいて、コーチは原則的には助言をしません。一方、メンタリングでは、メンター(上司・先輩)が自らの経験をもとに、アドバイス(助言・指摘・ナレッジシェア)を行ないます。また、メンターがもっている有識者の知見のシェアも含まれるので、メンティ(部下や後輩)のキャリア課題の解決・成長が早くなる傾向にあります。
累計3000以上(2023年2月時点)ものキャリア1on1セッションを組織の女性等のリーダーに提供してきた会社を経営する著者が、その手法を豊富な事例を交えながら丁寧に解説します。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
会社から1on1を行なうようにと言われたけれども、具体的に何をどのように話したら良いのか、何をゴールに設定すれば良いのかわからないという方に向けて、1on1の進め方を解説します。一人ひとりの課題に寄り添いながら、キャリア形成とリーダーシップの発揮をサポートできるようになる一冊です。信頼関係を築きながら、相手のキャリアに対する考えを深めるコツを紹介します。
◆どんな相手とも満足感のある1on1を行えるようになります
「女性活躍」が叫ばれる一方で、女性社員との1on1には、難しさもあります。本書では、「なかなか話が深まらない」「うまくアドバイスできない」「相手との間に壁を感じる」「ハラスメントと捉えられないか心配」などの悩みに寄り添いながら、どのような聞き方をすればいいのか、何を伝えたらいいのか、どんなことを意識したらいいのかなどを、会話例を用いて解説しているため、自信をもって1on1に臨めるようになります。
◆「メンタリング」を活用すれば成長が早い!
コーチングにおいて、コーチは原則的には助言をしません。一方、メンタリングでは、メンター(上司・先輩)が自らの経験をもとに、アドバイス(助言・指摘・ナレッジシェア)を行ないます。また、メンターがもっている有識者の知見のシェアも含まれるので、メンティ(部下や後輩)のキャリア課題の解決・成長が早くなる傾向にあります。
累計3000以上(2023年2月時点)ものキャリア1on1セッションを組織の女性等のリーダーに提供してきた会社を経営する著者が、その手法を豊富な事例を交えながら丁寧に解説します。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者について
池原 真佐子(いけはら・まさこ)
株式会社Mentor For代表取締役、一般社団法人ビジネス・キャリアメンター協会代表理事。早稲田大学大学院教育学研究科卒業後、PR会社、NPO、コンサルティング会社で勤務。在職中にINSEAD(Executive Master in Change)に入学、修士号取得。その後起業するも、出産・ワンオペ育児や海外生活を経験する中で、キャリア1on1やメンターの重要性を痛感し、女性リーダー育成に特化した「社外メンター」の企業マッチング事業を新たに開始。
先人の知見を共有するメンタリングの手法を確立し、スクール事業も同時展開。多くの企業で社外メンターのマッチング、社内メンター支援、キャリア1on1等の導入支援の実績を持ち、組織のDE&I推進に伴走する。第21回女性起業家大賞グロース部門優秀賞(全国商工会議所女性会連合会会長賞)、EY Winning Women 2022、第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションファイナリスト、第5回女性起業チャレンジ制度グランプリ等受賞。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
株式会社Mentor For代表取締役、一般社団法人ビジネス・キャリアメンター協会代表理事。早稲田大学大学院教育学研究科卒業後、PR会社、NPO、コンサルティング会社で勤務。在職中にINSEAD(Executive Master in Change)に入学、修士号取得。その後起業するも、出産・ワンオペ育児や海外生活を経験する中で、キャリア1on1やメンターの重要性を痛感し、女性リーダー育成に特化した「社外メンター」の企業マッチング事業を新たに開始。
先人の知見を共有するメンタリングの手法を確立し、スクール事業も同時展開。多くの企業で社外メンターのマッチング、社内メンター支援、キャリア1on1等の導入支援の実績を持ち、組織のDE&I推進に伴走する。第21回女性起業家大賞グロース部門優秀賞(全国商工会議所女性会連合会会長賞)、EY Winning Women 2022、第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションファイナリスト、第5回女性起業チャレンジ制度グランプリ等受賞。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B0C1RZLNDV
- 出版社 : 日本実業出版社 (2023/3/17)
- 発売日 : 2023/3/17
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 8413 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 203ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 46,435位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,261位実践経営・リーダーシップ (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー

4 星
部下を持った管理職の方への必読書
初めての管理職となり、部下と1on1の面談をすることになったため、本書を読み始めました。何をどこまで話せばいいのか、例えばプライベートのことに、どこまで踏み込んで話していいのかなど、痒いところまで手が届く内容になっています。そういう意味では管理職になった方にまず読んでもらいたい指南書になっていると思います。その上で、単なる個人面談にとどまらず、なぜ1on1でのキャリア面談が必要なのか、それは生き方や働き方が変化し、伝統的なキャリア観から自律型のキャリア観に時代の流れが加速していることと、著者は論じていました。この部分に非常に共感を得ました。40代中盤の私にとっては、20代の頃の伝統的なキャリア観、近年感じる人生100年の中でのキャリア観という部分に挟まれていると感じていたところだったので、読み進めるうちに、自分自身の「働きがい」を考えることもできました。管理職の方の価値観もアップデートしていく上でも必読の一書だと思います。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年3月23日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
教科書の様な一冊、何度も読んでいます。女性部下を意識した題ですが、内容としては、そう限定的でなく、広く、勉強になります。
役に立った
2023年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めての管理職となり、部下と1on1の面談をすることになったため、本書を読み始めました。何をどこまで話せばいいのか、例えばプライベートのことに、どこまで踏み込んで話していいのかなど、痒いところまで手が届く内容になっています。そういう意味では管理職になった方にまず読んでもらいたい指南書になっていると思います。その上で、単なる個人面談にとどまらず、なぜ1on1でのキャリア面談が必要なのか、それは生き方や働き方が変化し、伝統的なキャリア観から自律型のキャリア観に時代の流れが加速していることと、著者は論じていました。この部分に非常に共感を得ました。40代中盤の私にとっては、20代の頃の伝統的なキャリア観、近年感じる人生100年の中でのキャリア観という部分に挟まれていると感じていたところだったので、読み進めるうちに、自分自身の「働きがい」を考えることもできました。管理職の方の価値観もアップデートしていく上でも必読の一書だと思います。

初めての管理職となり、部下と1on1の面談をすることになったため、本書を読み始めました。何をどこまで話せばいいのか、例えばプライベートのことに、どこまで踏み込んで話していいのかなど、痒いところまで手が届く内容になっています。そういう意味では管理職になった方にまず読んでもらいたい指南書になっていると思います。その上で、単なる個人面談にとどまらず、なぜ1on1でのキャリア面談が必要なのか、それは生き方や働き方が変化し、伝統的なキャリア観から自律型のキャリア観に時代の流れが加速していることと、著者は論じていました。この部分に非常に共感を得ました。40代中盤の私にとっては、20代の頃の伝統的なキャリア観、近年感じる人生100年の中でのキャリア観という部分に挟まれていると感じていたところだったので、読み進めるうちに、自分自身の「働きがい」を考えることもできました。管理職の方の価値観もアップデートしていく上でも必読の一書だと思います。
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2024年3月14日に日本でレビュー済み
この本は1on1の教科書です。1on1の導入は大企業や外資系企業からはじまり、ビジネスパーソンで
1on1という言葉を聞いたことがない人はほとんどいないくらいに広まっています。
かたや、1on1とはどういう目的で実施するものかが曖昧であったり、上司はどんなスキルを身に着け
れば効果的な対話ができるのかがおざなりになっていたりするケースがたくさん見られます。
前者について本書では、”部下や後輩(以降部下に統一します)の成長や育成を目的に、その人の能力
や長所を伸ばすための対話” と明記されています。直面している課題の解決から成長や育成につなげる
ことを否定するものではありませんが、ポイントは中長期に視点を置くことです。言い換えると、
部下のキャリアについて対話することが基本となります。著者の池原さんは女性活躍の文脈でこの本
を書いています。現在の日本では女性の活躍が道半ばであることや、ライフイベントがキャリア形成
の難しさにつながることが多い女性に焦点を当てているのは時宜を得ていますが、組織における多様
性の進展が必然なのであれば、価値観の違う部下を持つのは女性に限らなくなってきていますし、
多様な部下をマネジメントしていく必要に迫られているのは、むしろ男性上司の方です。
本書で描かれているのは、後者の1on1に必要なスキルです。これまではもっぱら「コーチング」が
部下とキャリアについて対話する際の手法として使われてきました。私自身、かつて社内コーチの
役割を担い、現在は社外コーチを本業の柱としていますが、相手によっては、”答えはあなたの中に
ある” 路線では効果が弱いケースをたくさんみてきました。
1on1で部下から”どうしたらいいでしょうか?” と問われて、型通りに”あなたはどう思いますか?”
と問い返して、上司部下ともモヤモヤした気持ちに陥って終わるというのは「あるある」です。
コーチングが効果的な人もいますが、アドバイスや提案を提供することで部下の考えや選択を促す
ことになるケースも少なくありません。その手法が「メンタリング」で、この本ではメンタリング
スキルやメンターの役割などが詳しく書かれています。
■ 1on1に必要な3つのメンタリングスキル
本書に描かれているメンタリングスキルは、「ディープカンバセーション(深い対話)スキル」、
「アドバイス(助言)スキル」、「クロージング」の3つです。
それぞれの要点をみていきます。
《ディープカンバセーションスキル》
「信頼関係構築」「傾聴」「深掘り」の3要素で構成されています。特にこれは大事だなと思った
ことをピックアップするなら、信頼関係構築では ”否定しない姿勢”と”自己開示” を挙げたいです。
人は否定から入られると心を閉ざします。まずは相手の意見を受け入れることが基本です。
次の自己開示は、自分の弱みをさらけ出すことや、本心を率直に伝えるところまで求められると
ハードルが高いし、相応のスキルが求められます。すぐにでもできるのは、部下の良い言動が見ら
れた時に”ありがとう” を伝えることや、自分に間違いや非がある時に”すみません”と謝ることから
始めたいです。プライドを捨てることで、逆に部下から尊敬されることにつながります。
傾聴で大事だなと思ったのは、言葉の奥にある「思い」に目を向けることです。自戒の念を込めて
言いますと、積極的に聴くことは慣れればそれほど難しくないですが、聴くのは「コト」に偏りがち
で、奥に隠れている「思い(気持ち)」を聴くのは容易ではありません。トレーニングやエクササイ
ズを積むことで、コトよりも思いに添って聴く力は習得できます。
深掘りで留意したいのは、「オープンクエスチョン」です。相手を詰めることになりがちな「クロー
ズドクエスチョン」や「どうして?(why)」はできるだけ控えて、相手の感情や発想の表現を促進
する「オープンクエスチョン」をベースにしたいです。
《アドバイス》
池原さんは、”アドバイスはメンタリングをベースとした1on1のスキルの中で一番難易度が高い” と
記しています。部下に対して「教える(ティーチング)」ことを基本としてきた上司にとっては、
アドバイスがややもすると ”上から目線” の指示や命令になります。ここでのポイントは、選択する
のは相手(部下)であるというスタンスを守ることです。
換言するなら、適切なアドバイスをすることがメンタリングの特長です。
《クロージング》
”クロージングの質で、1on1を受けた部下の変化は大きく左右される” と説かれています。
せっかくいい対話ができていても、フワッとした締めくくりになってしまうと効果が激減します。
キーワードは、「振り返り」「気づき」「鼓舞」だと感じました。本書がユニークなのは「鼓舞」
や「励まし」を強調している点です。
ステレオタイプになりすぎるのはよくないですが、日本のビジネス社会では女性が少数派であること
などもあり、女性部下には言葉による「ひと押し」が効果的なケースが多いです。やみくもに褒める
のは逆効果かもしれないですが、自己肯定感を高める言葉を意識して多めに使いたいです。
この本のレビューを書いてみて感じたのは、1on1ではコーチングだけでなくメンタリングを取り入
れることにメリットがあることと、対象となるのは女性だけではなく男性も同様であることです。
現時点では男性管理職の比率が日本では圧倒的に高いことを考えると、冒頭に書いたことに戻ります
が、本書を手に取るべきなのは、女性上司よりもむしろ男性上司です。上司が本書を手に取り、メン
タリングの効果を実感するようになると、部下のキャリア支援や成長支援のステージが上がること、
間違いありません。男女問わず部下のいる方にお勧めの書です!
1on1という言葉を聞いたことがない人はほとんどいないくらいに広まっています。
かたや、1on1とはどういう目的で実施するものかが曖昧であったり、上司はどんなスキルを身に着け
れば効果的な対話ができるのかがおざなりになっていたりするケースがたくさん見られます。
前者について本書では、”部下や後輩(以降部下に統一します)の成長や育成を目的に、その人の能力
や長所を伸ばすための対話” と明記されています。直面している課題の解決から成長や育成につなげる
ことを否定するものではありませんが、ポイントは中長期に視点を置くことです。言い換えると、
部下のキャリアについて対話することが基本となります。著者の池原さんは女性活躍の文脈でこの本
を書いています。現在の日本では女性の活躍が道半ばであることや、ライフイベントがキャリア形成
の難しさにつながることが多い女性に焦点を当てているのは時宜を得ていますが、組織における多様
性の進展が必然なのであれば、価値観の違う部下を持つのは女性に限らなくなってきていますし、
多様な部下をマネジメントしていく必要に迫られているのは、むしろ男性上司の方です。
本書で描かれているのは、後者の1on1に必要なスキルです。これまではもっぱら「コーチング」が
部下とキャリアについて対話する際の手法として使われてきました。私自身、かつて社内コーチの
役割を担い、現在は社外コーチを本業の柱としていますが、相手によっては、”答えはあなたの中に
ある” 路線では効果が弱いケースをたくさんみてきました。
1on1で部下から”どうしたらいいでしょうか?” と問われて、型通りに”あなたはどう思いますか?”
と問い返して、上司部下ともモヤモヤした気持ちに陥って終わるというのは「あるある」です。
コーチングが効果的な人もいますが、アドバイスや提案を提供することで部下の考えや選択を促す
ことになるケースも少なくありません。その手法が「メンタリング」で、この本ではメンタリング
スキルやメンターの役割などが詳しく書かれています。
■ 1on1に必要な3つのメンタリングスキル
本書に描かれているメンタリングスキルは、「ディープカンバセーション(深い対話)スキル」、
「アドバイス(助言)スキル」、「クロージング」の3つです。
それぞれの要点をみていきます。
《ディープカンバセーションスキル》
「信頼関係構築」「傾聴」「深掘り」の3要素で構成されています。特にこれは大事だなと思った
ことをピックアップするなら、信頼関係構築では ”否定しない姿勢”と”自己開示” を挙げたいです。
人は否定から入られると心を閉ざします。まずは相手の意見を受け入れることが基本です。
次の自己開示は、自分の弱みをさらけ出すことや、本心を率直に伝えるところまで求められると
ハードルが高いし、相応のスキルが求められます。すぐにでもできるのは、部下の良い言動が見ら
れた時に”ありがとう” を伝えることや、自分に間違いや非がある時に”すみません”と謝ることから
始めたいです。プライドを捨てることで、逆に部下から尊敬されることにつながります。
傾聴で大事だなと思ったのは、言葉の奥にある「思い」に目を向けることです。自戒の念を込めて
言いますと、積極的に聴くことは慣れればそれほど難しくないですが、聴くのは「コト」に偏りがち
で、奥に隠れている「思い(気持ち)」を聴くのは容易ではありません。トレーニングやエクササイ
ズを積むことで、コトよりも思いに添って聴く力は習得できます。
深掘りで留意したいのは、「オープンクエスチョン」です。相手を詰めることになりがちな「クロー
ズドクエスチョン」や「どうして?(why)」はできるだけ控えて、相手の感情や発想の表現を促進
する「オープンクエスチョン」をベースにしたいです。
《アドバイス》
池原さんは、”アドバイスはメンタリングをベースとした1on1のスキルの中で一番難易度が高い” と
記しています。部下に対して「教える(ティーチング)」ことを基本としてきた上司にとっては、
アドバイスがややもすると ”上から目線” の指示や命令になります。ここでのポイントは、選択する
のは相手(部下)であるというスタンスを守ることです。
換言するなら、適切なアドバイスをすることがメンタリングの特長です。
《クロージング》
”クロージングの質で、1on1を受けた部下の変化は大きく左右される” と説かれています。
せっかくいい対話ができていても、フワッとした締めくくりになってしまうと効果が激減します。
キーワードは、「振り返り」「気づき」「鼓舞」だと感じました。本書がユニークなのは「鼓舞」
や「励まし」を強調している点です。
ステレオタイプになりすぎるのはよくないですが、日本のビジネス社会では女性が少数派であること
などもあり、女性部下には言葉による「ひと押し」が効果的なケースが多いです。やみくもに褒める
のは逆効果かもしれないですが、自己肯定感を高める言葉を意識して多めに使いたいです。
この本のレビューを書いてみて感じたのは、1on1ではコーチングだけでなくメンタリングを取り入
れることにメリットがあることと、対象となるのは女性だけではなく男性も同様であることです。
現時点では男性管理職の比率が日本では圧倒的に高いことを考えると、冒頭に書いたことに戻ります
が、本書を手に取るべきなのは、女性上司よりもむしろ男性上司です。上司が本書を手に取り、メン
タリングの効果を実感するようになると、部下のキャリア支援や成長支援のステージが上がること、
間違いありません。男女問わず部下のいる方にお勧めの書です!
2023年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1on1にとても有効です。メンタリングの入門書として最適だと思いますし、日々の仕事の中で活用できます、良書だと思います。お勧めです
2023年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
質問して相手から引き出すのがコーチング。それに対して、自分の知見によるアドバイスも加えていくのがメンタリング。この2つを両方使えるようになるのがマネジメントでは不可欠。本書は、特に女性に対するメンタリングの第一人者による実践書。会話例などもあり使いやすいものになっている。メンタリングに興味のある人、女性を部下に持つマネージャーは一読の価値があると思う。

質問して相手から引き出すのがコーチング。それに対して、自分の知見によるアドバイスも加えていくのがメンタリング。この2つを両方使えるようになるのがマネジメントでは不可欠。本書は、特に女性に対するメンタリングの第一人者による実践書。会話例などもあり使いやすいものになっている。メンタリングに興味のある人、女性を部下に持つマネージャーは一読の価値があると思う。
このレビューの画像

2023年8月12日に日本でレビュー済み
・「1on1」(ワンオンワン)とは、定期的に上司と部下(あるいは先輩と後輩)が、1対1で行う面談や対話のことをいう。
・本書で紹介する「キャリア1on1」では、部下や後輩の中長期的なキャリア全般にまつわるテーマを幅広く扱う。
・「キャリア」とは、その人の夢や希望、ライフイベントなども含めたプライベート、大切にしている価値観などもひっくるめた「生き方そのもの」である。つまり、中長期的なキャリアをテーマにした1on1は、部下や後輩の成長や育成を目的に、その人の能力や長所を伸ばし、活かすための対話なのだ。
・プライベートも含めたキャリアの話をする理由の大きな要因の1つに、私たちが生きている今の時代背景(新型コロナウイルスの世界的流行・ロシアとウクライナの戦争の影響など)がある。
・現代は、VUCA(ブーカ)の時代と呼ばれており、私たちの生き方・働き方は、伝統的なキャリア観から、自立型のキャリア観へと、時代の流れが加速している。
・日本の場合、「大企業に就職すれば安心」「終身雇用で定年まで安泰」といった伝統的な価値観が、ひと昔前まで当たり前だったが、「このタイミングで学び直そう」「この時期になったらステップアップを考えよう」といったキャリアを、一人ひとりが自ら考え、動くことが強く求められるようになってきている。
・人が組織で活躍するためには、「働きやすさ」と「働きがい」の二軸が必要である。
・「働きやすさ」は制度や環境によるものであるが、「働きがい」のサポートをしていくのは、「キャリア1on1」である。
・組織の中でしっかりとキャリアについての話ができなければ、多様な人が「働きがい」を感じて活躍できる風土はできていかない。
・だからこそ、人生やプライベートも含めたキャリアの話を、会社でする必要があるのだ。
・1on1を行うメンターには、
①キャリア支援
②ロールモデル、もしくはパーツモデルや提示
③エンパワーメント(励まし、勇気づけ)
という3つの役割がある。
・その中でも一番大きな役割が、「キャリア支援」である。
・現代の社会やビジネスは変化が激しく、良い意味で選択肢も多い中で「キャリアの正解」というものがない。
・だからこそ、部下や後輩が自分のキャリアを前向きに形成できたり、「こういう仕事の仕方や考え方、チャレンジもあるんだ」と気づいたりすることのできる支援が、組織の中にあるかどうか、というのが実はとても重要なのである。
・本人の大事な価値観と組織の目指す方向性や取り組みが少しでも重なることが重要であるが、その重なりを見出すことができなければ、人は定着していかない。
※②〜③の詳細については、本書をお読みください。
・本書は、「なぜ今、キャリア1on1が必要なのか?」「1on1の役割とルールを知っておこう」「1on1が変わる!「ディープカンバセーション」」「1on1が変わる!「アドバイス」」「実際に部下(後輩)と1on1をしてみよう〈基礎編・応用編〉」「ケーススタディで考えるうまくいかない1on1の解決法」「女性リーダー・管理職育成のための1on1の課題」という章で構成されており、「1on1が上手な上司(先輩)になるためには、何をしたらよいか」について余すところなく伝えた内容となっている。
・本書は、起業した会社のなかで、女性リーダー育成に特化した「社外メンター」の企業マッチング事業。新たに開始し、先人の知見を共有するメンタリングの手法を確立し、スクール事業も同時展開する著者が、最前線で働く女性の育成や成長(キャリア形成)の悩みの本質的な解決の一助となる「1on1」の手法について紹介した1冊。
・「1on1」(ワンオンワン)とは、定期的に上司と部下(あるいは先輩と後輩)が、1対1で行う面談や対話のことをいう。
・本書で紹介する「キャリア1on1」では、部下や後輩の中長期的なキャリア全般にまつわるテーマを幅広く扱う。
・「キャリア」とは、その人の夢や希望、ライフイベントなども含めたプライベート、大切にしている価値観などもひっくるめた「生き方そのもの」である。つまり、中長期的なキャリアをテーマにした1on1は、部下や後輩の成長や育成を目的に、その人の能力や長所を伸ばし、活かすための対話なのだ。
・プライベートも含めたキャリアの話をする理由の大きな要因の1つに、私たちが生きている今の時代背景(新型コロナウイルスの世界的流行・ロシアとウクライナの戦争の影響など)がある。
・現代は、VUCA(ブーカ)の時代と呼ばれており、私たちの生き方・働き方は、伝統的なキャリア観から、自立型のキャリア観へと、時代の流れが加速している。
・日本の場合、「大企業に就職すれば安心」「終身雇用で定年まで安泰」といった伝統的な価値観が、ひと昔前まで当たり前だったが、「このタイミングで学び直そう」「この時期になったらステップアップを考えよう」といったキャリアを、一人ひとりが自ら考え、動くことが強く求められるようになってきている。
・人が組織で活躍するためには、「働きやすさ」と「働きがい」の二軸が必要である。
・「働きやすさ」は制度や環境によるものであるが、「働きがい」のサポートをしていくのは、「キャリア1on1」である。
・組織の中でしっかりとキャリアについての話ができなければ、多様な人が「働きがい」を感じて活躍できる風土はできていかない。
・だからこそ、人生やプライベートも含めたキャリアの話を、会社でする必要があるのだ。
・1on1を行うメンターには、
①キャリア支援
②ロールモデル、もしくはパーツモデルや提示
③エンパワーメント(励まし、勇気づけ)
という3つの役割がある。
・その中でも一番大きな役割が、「キャリア支援」である。
・現代の社会やビジネスは変化が激しく、良い意味で選択肢も多い中で「キャリアの正解」というものがない。
・だからこそ、部下や後輩が自分のキャリアを前向きに形成できたり、「こういう仕事の仕方や考え方、チャレンジもあるんだ」と気づいたりすることのできる支援が、組織の中にあるかどうか、というのが実はとても重要なのである。
・本人の大事な価値観と組織の目指す方向性や取り組みが少しでも重なることが重要であるが、その重なりを見出すことができなければ、人は定着していかない。
※②〜③の詳細については、本書をお読みください。
・本書は、「なぜ今、キャリア1on1が必要なのか?」「1on1の役割とルールを知っておこう」「1on1が変わる!「ディープカンバセーション」」「1on1が変わる!「アドバイス」」「実際に部下(後輩)と1on1をしてみよう〈基礎編・応用編〉」「ケーススタディで考えるうまくいかない1on1の解決法」「女性リーダー・管理職育成のための1on1の課題」という章で構成されており、「1on1が上手な上司(先輩)になるためには、何をしたらよいか」について余すところなく伝えた内容となっている。
・「1on1」(ワンオンワン)とは、定期的に上司と部下(あるいは先輩と後輩)が、1対1で行う面談や対話のことをいう。
・本書で紹介する「キャリア1on1」では、部下や後輩の中長期的なキャリア全般にまつわるテーマを幅広く扱う。
・「キャリア」とは、その人の夢や希望、ライフイベントなども含めたプライベート、大切にしている価値観などもひっくるめた「生き方そのもの」である。つまり、中長期的なキャリアをテーマにした1on1は、部下や後輩の成長や育成を目的に、その人の能力や長所を伸ばし、活かすための対話なのだ。
・プライベートも含めたキャリアの話をする理由の大きな要因の1つに、私たちが生きている今の時代背景(新型コロナウイルスの世界的流行・ロシアとウクライナの戦争の影響など)がある。
・現代は、VUCA(ブーカ)の時代と呼ばれており、私たちの生き方・働き方は、伝統的なキャリア観から、自立型のキャリア観へと、時代の流れが加速している。
・日本の場合、「大企業に就職すれば安心」「終身雇用で定年まで安泰」といった伝統的な価値観が、ひと昔前まで当たり前だったが、「このタイミングで学び直そう」「この時期になったらステップアップを考えよう」といったキャリアを、一人ひとりが自ら考え、動くことが強く求められるようになってきている。
・人が組織で活躍するためには、「働きやすさ」と「働きがい」の二軸が必要である。
・「働きやすさ」は制度や環境によるものであるが、「働きがい」のサポートをしていくのは、「キャリア1on1」である。
・組織の中でしっかりとキャリアについての話ができなければ、多様な人が「働きがい」を感じて活躍できる風土はできていかない。
・だからこそ、人生やプライベートも含めたキャリアの話を、会社でする必要があるのだ。
・1on1を行うメンターには、
①キャリア支援
②ロールモデル、もしくはパーツモデルや提示
③エンパワーメント(励まし、勇気づけ)
という3つの役割がある。
・その中でも一番大きな役割が、「キャリア支援」である。
・現代の社会やビジネスは変化が激しく、良い意味で選択肢も多い中で「キャリアの正解」というものがない。
・だからこそ、部下や後輩が自分のキャリアを前向きに形成できたり、「こういう仕事の仕方や考え方、チャレンジもあるんだ」と気づいたりすることのできる支援が、組織の中にあるかどうか、というのが実はとても重要なのである。
・本人の大事な価値観と組織の目指す方向性や取り組みが少しでも重なることが重要であるが、その重なりを見出すことができなければ、人は定着していかない。
※②〜③の詳細については、本書をお読みください。
・本書は、「なぜ今、キャリア1on1が必要なのか?」「1on1の役割とルールを知っておこう」「1on1が変わる!「ディープカンバセーション」」「1on1が変わる!「アドバイス」」「実際に部下(後輩)と1on1をしてみよう〈基礎編・応用編〉」「ケーススタディで考えるうまくいかない1on1の解決法」「女性リーダー・管理職育成のための1on1の課題」という章で構成されており、「1on1が上手な上司(先輩)になるためには、何をしたらよいか」について余すところなく伝えた内容となっている。

5つ星のうち5.0
最前線で活躍する女性たちのキャリア形成の悩みの解決をサポートする手法(キャリア1on1)が紹介された1冊
2023年8月12日に日本でレビュー済み
・本書は、起業した会社のなかで、女性リーダー育成に特化した「社外メンター」の企業マッチング事業。新たに開始し、先人の知見を共有するメンタリングの手法を確立し、スクール事業も同時展開する著者が、最前線で働く女性の育成や成長(キャリア形成)の悩みの本質的な解決の一助となる「1on1」の手法について紹介した1冊。2023年8月12日に日本でレビュー済み
・「1on1」(ワンオンワン)とは、定期的に上司と部下(あるいは先輩と後輩)が、1対1で行う面談や対話のことをいう。
・本書で紹介する「キャリア1on1」では、部下や後輩の中長期的なキャリア全般にまつわるテーマを幅広く扱う。
・「キャリア」とは、その人の夢や希望、ライフイベントなども含めたプライベート、大切にしている価値観などもひっくるめた「生き方そのもの」である。つまり、中長期的なキャリアをテーマにした1on1は、部下や後輩の成長や育成を目的に、その人の能力や長所を伸ばし、活かすための対話なのだ。
・プライベートも含めたキャリアの話をする理由の大きな要因の1つに、私たちが生きている今の時代背景(新型コロナウイルスの世界的流行・ロシアとウクライナの戦争の影響など)がある。
・現代は、VUCA(ブーカ)の時代と呼ばれており、私たちの生き方・働き方は、伝統的なキャリア観から、自立型のキャリア観へと、時代の流れが加速している。
・日本の場合、「大企業に就職すれば安心」「終身雇用で定年まで安泰」といった伝統的な価値観が、ひと昔前まで当たり前だったが、「このタイミングで学び直そう」「この時期になったらステップアップを考えよう」といったキャリアを、一人ひとりが自ら考え、動くことが強く求められるようになってきている。
・人が組織で活躍するためには、「働きやすさ」と「働きがい」の二軸が必要である。
・「働きやすさ」は制度や環境によるものであるが、「働きがい」のサポートをしていくのは、「キャリア1on1」である。
・組織の中でしっかりとキャリアについての話ができなければ、多様な人が「働きがい」を感じて活躍できる風土はできていかない。
・だからこそ、人生やプライベートも含めたキャリアの話を、会社でする必要があるのだ。
・1on1を行うメンターには、
①キャリア支援
②ロールモデル、もしくはパーツモデルや提示
③エンパワーメント(励まし、勇気づけ)
という3つの役割がある。
・その中でも一番大きな役割が、「キャリア支援」である。
・現代の社会やビジネスは変化が激しく、良い意味で選択肢も多い中で「キャリアの正解」というものがない。
・だからこそ、部下や後輩が自分のキャリアを前向きに形成できたり、「こういう仕事の仕方や考え方、チャレンジもあるんだ」と気づいたりすることのできる支援が、組織の中にあるかどうか、というのが実はとても重要なのである。
・本人の大事な価値観と組織の目指す方向性や取り組みが少しでも重なることが重要であるが、その重なりを見出すことができなければ、人は定着していかない。
※②〜③の詳細については、本書をお読みください。
・本書は、「なぜ今、キャリア1on1が必要なのか?」「1on1の役割とルールを知っておこう」「1on1が変わる!「ディープカンバセーション」」「1on1が変わる!「アドバイス」」「実際に部下(後輩)と1on1をしてみよう〈基礎編・応用編〉」「ケーススタディで考えるうまくいかない1on1の解決法」「女性リーダー・管理職育成のための1on1の課題」という章で構成されており、「1on1が上手な上司(先輩)になるためには、何をしたらよいか」について余すところなく伝えた内容となっている。
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2023年8月27日に日本でレビュー済み
キャリア1on1の目的、ルールや注意点、実践方法や具体的なテクニックが記されていて、網羅性の高い入門書だと思いました。
1章、2章は、キャリア1on1のはずが、ついつい業務上の目標や課題についての話になってしまう時に、
3章、4章は、目的はわかっているはずなのに話しづらいという時に、
5章、6章は、実践における意識や全体の流れ、テクニックを見直したい時に、
7章、8章は、女性のキャリア1on1でとくに注意すべきことを見直したい方に、
それぞれ目的に合わせて見返したくなる本でした。
実際にありそうなOKやNGの例を挙げながら、持つべき意識やテクニックまで記されているので、まさに教科書のように必要な時に読み返すような使い方をしたくなる本です。
1章、2章は、キャリア1on1のはずが、ついつい業務上の目標や課題についての話になってしまう時に、
3章、4章は、目的はわかっているはずなのに話しづらいという時に、
5章、6章は、実践における意識や全体の流れ、テクニックを見直したい時に、
7章、8章は、女性のキャリア1on1でとくに注意すべきことを見直したい方に、
それぞれ目的に合わせて見返したくなる本でした。
実際にありそうなOKやNGの例を挙げながら、持つべき意識やテクニックまで記されているので、まさに教科書のように必要な時に読み返すような使い方をしたくなる本です。
2023年6月15日に日本でレビュー済み
ここに書いてあるスキルって、部下がいる人だけのためのものではないと感じた。
相手に心をひらいてもらったり、相手と信頼関係を構築したり、相手を本質的に励ませるようなスキルって、「人間力」というか、誰もが備えておいて損はないスキル。損はないというか、自分も相手も幸せにしてあげられる重要なスキルだなと。
私に部下はいないけれど、今の対人関係で実践できるスキルがめちゃくちゃ詰まってました。買ってよかった。
あと、女性のキャリアアップを阻む組織の課題(オールド・ボーイス・ネットワークとか、的外れな配慮とか、詐欺師症候群とか)がまとまっていて、すごく参考になった。組織課題というか、日本の場合は社会課題じゃないかな。
何はともあれ良書です。
相手に心をひらいてもらったり、相手と信頼関係を構築したり、相手を本質的に励ませるようなスキルって、「人間力」というか、誰もが備えておいて損はないスキル。損はないというか、自分も相手も幸せにしてあげられる重要なスキルだなと。
私に部下はいないけれど、今の対人関係で実践できるスキルがめちゃくちゃ詰まってました。買ってよかった。
あと、女性のキャリアアップを阻む組織の課題(オールド・ボーイス・ネットワークとか、的外れな配慮とか、詐欺師症候群とか)がまとまっていて、すごく参考になった。組織課題というか、日本の場合は社会課題じゃないかな。
何はともあれ良書です。