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日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来 (集英社新書) 新書 – 2023/9/15

4.7 5つ星のうち4.7 78個の評価

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大増税、物価高、公共事業依存、超少子高齢化の放置…
社会の好循環を絶対生まない「政治の病(やまい)」をえぐり出す
泉流ケンカ政治学のエッセンス!

◆内容紹介◆
3期12年にわたり兵庫県明石市長をつとめた著者。
「所得制限なしの5つの無料化」など子育て施策の充実を図った結果、明石市は10年連続の人口増、7年連続の地価上昇、8年連続の税収増などを実現した。
しかし、日本全体を見渡せばこの間、出生率も人口も減り続け、「失われた30年」といわれる経済事情を背景に賃金も生活水準も上がらず、物価高、大増税の中、疲弊ムードが漂っている。
なぜこうなってしまったのか?
著者が直言する閉塞打破に必要なこと、日本再生の道とは?
市民にやさしい社会を実現するための泉流ケンカ政治学、そのエッセンスが詰まった希望の一冊。

◆目次◆
第1章 シルバー民主主義から子育て民主主義へ
第2章 「明石モデル」をつくれた理由
第3章 地方再生に方程式はない
第4章 「地方」と「国」の関係をつくり直す
第5章 日本が滅びる前に

◆「はじめに」より◆
2023年になってから、
全国の市町村でこれまでにない新しい動きが起こっています。
明石市が実施した子育て支援の施策を取り入れる動きが、
ドミノを倒すかのように広がり始めているのです。
子どもの存在を無視してきた社会。
その社会がようやく子どもに目を向け始めています。
この動きは、今後地方から国を変えていく
大きな流れを形づくっていくのではないか。
安心して子育てができる社会が実現すれば、
絶望的なまでに落ち込んだ出生率は必ず回復するはず。
将来、歴史を後から振り返ってみるならば、
この流れは日本社会が転換するひとつの大きなきっかけになるやもしれません。

◆著者略歴◆
泉 房穂(いずみ ふさほ)
前明石市長、元衆議院議員、弁護士、社会福祉士。1963年、兵庫県明石市二見町生まれ。県立明石西高校、東京大学教育学部卒業。NHK、テレビ朝日のディレクター、石井紘基氏の秘書を経て、弁護士となり、2003年に衆議院議員に。その後、社会福祉士の資格も取り、2011年5月から2023年4月まで明石市長を3期つとめた。著書に『社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ』(ライツ社)、『政治はケンカだ! 明石市長の12年』(聞き手=鮫島浩、講談社)等。
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出版社より

泉房穂 明石市長 日本政治 維新の会
泉 房穂 明石市 地方自治体 子育て 支援 貧困 地方再生 移住 政策 地方 行政 改革 故郷

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2023/9/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/9/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087212793
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087212792
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1.1 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 78個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
78グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月10日に日本でレビュー済み
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泉氏の市長時代の市政運営を知る事ができ、感心させられる事が多かった。大変だけどこれからの市を考え、市民と共に成長した市政運営は立派なものだと思う。自分は今の市に住んで10年以上経つが、住民サービスは一向に良くならない。どこにお金が使われてしまうのか、これからの未来に向けて市民と共に歩めるような泉氏のような市長が出て来てくれる事を期待したい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情熱が詰まった一冊。泉さんの熱い想いが伝わってあっという間に読んだ。もう一度、国政に挑戦して日本政治を変えて欲しい!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月13日に日本でレビュー済み
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生まれた環境、家族への想い、街への想い、努力と、
信念、志しを、忘れる事無く、人としての暖かさ、
温もりを街創りに実現する、政策は、個人一人ひとりに、届く街創り社会創りです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月10日に日本でレビュー済み
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『社会の変え方』(ライツ社)と重なる部分も多いが、それでも刺激になるし元気づけられる。
 著者の取り組みには斬新なものが少なくないが、職員に「特別手当も出し」年末のゴミ収集を「31日まで(p.76)」にしたというのは意表を突くアイディアだった。「仕事を『マスト(must)』『ベター(better)』『メイ(may)』『ドント(don't)』の4つに分け(p.64)」「『ベター』なもの……は3つの観点で整理していきます。1つ目は代替性、2つ目は緊急性、そして3つ目がコストバランスです。(pp.63-64)」というのはあらゆる場面で使えそうだ。
 一方、著者が市長として「あまりできなかったこと」に教育をあげ、その理由が「人事権は県に(p.121)」あり権限がないという点になるほどと思う。ただ、都道府県でも教育委員会は知事部局と分離しているから(時に文科省の直轄地のようになる)首長の思うようにはいかないかもしれない。それにしても、国が仕事をしないだけならまだしも、子ども医療費の無料化を拡充した明石市に対して「拡充を理由に国は国民健康保険の補助(国庫負担金)を減額するという制裁措置を続けています。(p.110)」というのには驚いた。そこまで横並びにこだわるのか。
 著者は市長を三選12年やったわけだが「明石市の子育て支援策の効果が表れ出したのは、私が市長になってから5年が経過した2016年ごろからです。(p.25)」「市政をある程度納得のいく形にするまでに3期12年かかりました。(p.141)」とある。著者の剛腕をもってしてもそうなら1期で成果を出すということは容易じゃないということだ。有権者の長い目で見ることや忍耐強さも必要になろう。
 これからやりたいこととして挙げている「こども政治塾(p.203)」も面白そうだ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月5日に日本でレビュー済み
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ですます口調が多く、とても読みやすい本だと思います。この本を読むと、如何に泉元明石市長が勉強されておられるかが分かると思います。国民目線の政治家を、というのが全頁に貫かれており、訴えたい内容が、様々な角度から書かれています。知人に勧めたい本の1つです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年9月29日に日本でレビュー済み
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明石市の前市長泉氏は所得制限なしの5つの無料化を実施したうえで、明石市の財政を黒字化しました。
5つの無料
1子ども(高校3年生まで)の医療費の無料化
2第2子以降の保育料の完全無料化(保育園・幼稚園・市街の施設でもOK)
3おむつ定期便 四の研修を受けた見守り支援員(配達員)が毎月おむつや子育て用品を直接届ける
4中学校の給食費無償
5公共施設の入場料無料 天文科学館、文化博物館、明石海浜プール、親子交流施設など
児童扶養手当の毎月支給、戸籍がない人への支援、ひきこもりセンターの開設、養育費に関する法整備(養育費の一時立て替え)などなど、少子化に対して実効がある政策を実現してきました。
泉氏はこれらの政策は何も特別な事ではなく、グローバルにみると当たり前のことをしただけといいます。

今までネットニュースなどで、ところどころ見知っておりましたが、本書をよんだことで、より政策や泉氏が政治を目指した幼少期の体験など知ることができました。
母方の故郷が明石ということ、教育を学び障害児教育に関わったものとして、ほぼ同年代ということもあり、勝手ながら大変シンパシーを感じました。
が、政治の世界は程遠いところと、シングルマザーとして過ごした40代、介護と教育が重なった50代は自分のことで精いっぱいの日々でした。
少し落ち着いた60代、ふと娘や息子のことを見ると、この時代のなかで希望を持って生きているかと言えばそうではありません。

日本人は、変化や初がなかなか受け入れられないところがあり、お役所というところは特にそういうところのようです。
泉氏が新たな取り組みを役所の職員に訴えても最初は抵抗が強く大変だったようです。
けれど10年余の人気の間に人口増加、税収アップなどの実績によって、自信を持って取り組むようになったとのこと、さらに明石市だけではなく、周辺や泉氏の取り組みに賛同する首長や議員の誕生により、無料化などの子育て施策が広がっています。
泉氏は明石市でできることは国でもできると述べられます。
息子と一緒に泉氏の動画を拝見し、少なからずの希望を持ったように感じました。
若い世代が安心して子育てできる、子どもを持たなくても安心し、希望を持って生きていくことのできる時代になっていくことを望みます。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年10月14日に日本でレビュー済み
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政治家、自治体の職員、また、一般の多くの人達に読んでもらいたい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年10月4日に日本でレビュー済み
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とても素晴らしいです。ありがとうございます。日本の未来を守りたいです。どうかよろしくお願いします。ありがとうございます。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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