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文藝春秋2023年9月特別号 雑誌 – 2023/8/10

文藝春秋 (編集)
4.1 5つ星のうち4.1 99個の評価
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秋篠宮家 なぜ独り暮らしを決意されたのか
佳子さまからの警告
 ▶︎女性宮家創設に恐怖する佳子さまのメンタル
▶︎宮内庁幹部の証言「皇族は人権侵害されている」
▶︎ＮＹ行の機中で姉眞子さんは悔し涙を流した
▶︎愛子さまの「お相手」を確認させた宮内庁長官
本誌特別取材班


木原誠二官房副長官のカサノバ伝説　本誌編集部

孫正義の大ピンチ　　神谷秀樹

黒柳徹子「新しい戦前」なんて嫌ねッ

野球が熱い！　
　 「なんでも吸収したい」手書きの便箋には切実な気持ちが綴られていた
レッドソックス吉田正尚選手の手紙　室伏広治
ＷＢＣ優勝の陰に古典あり　栗山英樹

沢木耕太郎　特別エッセイ　夢ノ町本通り

『スラムダンク』に熱狂する中国人　楊駿驍

第169回　芥川賞発表

 壊れゆく身体の中で欲望が爆発する
「ハンチバック」　市川沙央
受賞者インタビュー
父は破廉恥さに激怒しました

選評…松浦寿輝　小川洋子　奥泉光
平野啓一郎　吉田修一　島田雅彦
山田詠美　川上弘美　堀江敏幸


わが友ジェーン・バーキン　村上香住子

黒澤明か、小津安二郎か　山田洋次×三浦雅士

初公開　三島由紀夫「未完の遺作」　織田紘二

松本フェスティバル30年
父　小澤征爾の希望　小澤征良

映画『君たちはどう生きるか』作画監督が明かす
宮﨑駿監督との真剣勝負 本田雄

なんちゃって在宅診療に気をつけろ　山中光茂

赤ちゃんはＡＩより天才だ！　今井むつみ

ＡＩにアートは可能か　塩田千春

新連載
私の代表的日本人 二　上杉鷹山 　藤原正彦

新連載
秋元康ロングインタビュー　第二回
僕が作詞家になった日

小林旭回顧録　第四回
ジョン・ウェインの大豪邸

菊池寛 アンド・カンパニー21　鹿島茂
記者は天国に行けない20 清武英利
有働由美子対談56 萩本欽一　コメディアン
新連載　ムーンサルトは寝て待て3 内館牧子

病葉草紙　第五話　鬼胎　後編　京極夏彦
日本の地下水脈34　保阪正康

新世界地政学144 船橋洋一
ハコウマに乗って31 西川美和
　
BOOK倶楽部
▶︎中島岳志、原田マハ、平松洋子
▶︎今月買った本　綿矢りさ　 ▶︎著者は語る ▶︎新書時評　

ベラルーシの茸狩り　古風堂々 52 藤原正彦
北京ワイマイ　綿矢りさ
彼女の幸せぐらいは… 岡田惠和
……と柴田君　柴田元幸
ジュリーはひたすら眩しい　島﨑今日子
「発信」と「交流」の未来図　三浦篤
元職業的心配屋の料理日記　中原広
牛尾治朗さんの思い出　佐々木毅
文豪二人の留学体験　日本人へ240 塩野七生

グラビア
▶︎日本の顔（塩田千春）
▶︎名品探訪23「車が拓く、新たな地平」
▶︎名画が語る西洋史133　
▶︎日本で花開く時計の芸術
▶︎小さな大物（有森裕子）
▶︎同級生交歓
▶︎目耳口
▶︎作家が愛した名店4（吉田健一）

ベストセラーで読む日本の近現代史　佐藤優
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  1. 本の長さ
    464ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    文藝春秋
  4. 発売日
    2023/8/10
  5. 寸法
    2 x 14.4 x 21 cm
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文藝春秋2023年9月特別号目次

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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0CCSRQX6W
  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2023/8/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/8/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 雑誌 ‏ : ‎ 464ページ
  • 寸法 ‏ : ‎ 2 x 14.4 x 21 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 99個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

mountainside
5つ星のうち5.0 引退しても復活する宮崎駿！
2023年8月10日に日本でレビュー済み
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①宮崎駿の新作アニメ「君たちはどういきるか」を見た人も多いだろう。感想も様々あるが、往年の実力は影を潜めていたと感じた人も多いのではないか。
②若い世代への継承以外に感じられるものはなかった。何よりエンタメ性に乏しい作品だった。しかし本書を読めば、監督が本作に込めた思いやこだわりがひしひしと伝わる。
その意味でこの作品を監督が込めた思いを見直すためにもう一度観ても良いのではないか？
お勧めの一冊だ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
sasayan163
5つ星のうち4.0 ハッチバックだけ読みました
2024年2月15日に日本でレビュー済み
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全文掲載とのことでハンチバックが読みたくて購入しました
読みやすい形（２段ぐみ）で掲載されていたので時間かからず読めたのが嬉しかったです
意外と短かく感じましたが、内容が深くて面白いなと思った
専門用語（隠語？）とか難しい表現のたとえがあって私のレベルではわからず調べたりしてとても勉強になりました
書かれている内容というよりも内面的なお話がとても興味深かったです
印象に残ったのは電子書籍についての記述
健常者にとっては持ち運びが楽で便利だなと思うくらいで紙の本とあまり変わらない感覚だったのですが読む人によっては紙の本が不便であることに改めて気づかされました
フランスや他の国のようにすべての人がすべての本を読めるような配慮がこれから進んでいくといいなと思いました
役に立った
 レポート
知多ｍａｃ
5つ星のうち3.0 興味深い記事が少なかった。無理矢理書いている感じを受ける部分がある。
2023年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皇室の記事は良かった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
よたろう
5つ星のうち5.0 芥川賞
2023年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味深く拝読
役に立った
 レポート
河村　宣幸
5つ星のうち4.0 芥川賞
2023年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
芥川賞受賞作読みごたえがありました
役に立った
 レポート
村田　繭子
5つ星のうち5.0 恋愛小説の極北
2023年8月10日に日本でレビュー済み
作者はインタビューで、ドフトエフスキーの「白痴」は世界最高の恋愛小説だと言いましたが、
私は受賞作を楽しく拝読し、これぞ恋愛小説の極北、と感じ入りました。

愛の囁きの代わりに、悪意の応酬。
途中で相手は敵前逃亡。（この場合、敵というのは主人公釈華のことです）
作者はいったん喪失を受け入れようとします。
―私はモナ・リザにはなれない。
―私はハンチバックの怪物なのだから。
but…
最後は預言者になり、妬みと怒りを持って呼びかけます。
田中順よ、武器（ペニス）を手に、私を、この地を、滅ぼしに来い！
そのとき私は泥濘の中から見事な涅槃の華を咲かせるだろう。

これは釈華のあらまほしき恋の結末。

最後の章は、だから釈華の手による、あらまほしき結末のが実現したという短編小説。
―私に兄などなく、私はどこにもいないのかも。
そのとおり、風俗嬢の紗花は、釈華のつくった登場人物なのだから。
　
以上、ラフな読後感。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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はる
5つ星のうち4.0 芥川賞受賞作を読むために買いました。
2023年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文藝春秋は、他の記事はともかく芥川賞受賞作を読むためだけに買っています。
単行本より少しだけお得に読めます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
茄子三郎
5つ星のうち5.0 三島由紀夫の最後の日々の模様が半世紀を経て、明らかに。
2023年8月11日に日本でレビュー済み
商売の世界では８月は夏枯れという。文藝春秋９月号の目次をめくると、私にとり、魅力のある記事が見つからない。だが、三島由紀夫との秘話と回想を綴った織田氏の原稿は実に読み応えがあった。これまでは、謎であった三島由紀氏の市ヶ谷での決起までの日々を国立劇場での「弓張月」上演の準備のために、共に過ごした著者がついに公開してくれた。
　織田紘二氏は1945年に国学院大学を卒業して以来、長い間、国立劇場の芸能部制作室に勤務して、43年間、歌舞伎、新派、中世芸能、民俗芸能などの制作に従事した。その国立劇場もいよいよ建て替えとなる。この劇場の屋上で、三島由紀夫と楯の会のメンバーが同会の結成1周年の記念行事を挙行していた、という秘話も本稿で明らかにされた。
映画『三島由紀夫vs東大全共闘の真実』（2020年）の東大での講義には、国立劇場から出かけて、出がけに著者に「生きていたらまた逢おう」と言ったという、エピソードも、当事者でないと、聞けない三島の言葉である。
　後世の人々からは、三島は天才的な文学者で、あたかも吉田松陰のごとくに、高度成長によって、日本人が本来の武士道や誠の精神など、日本古来の精神性が失われていくことに耐えられなかった思想家というイメージが強い。だが、織田が身近に接した三島は、母親や妻に対しても気遣いをする優しい面も備えていたようだ。本稿を通して、そうした三島の別の素顔も見えて来た。
半世紀以上著者が封印していた三島夫人から贈られた『弓張月』の戯曲の原稿や上演に向かっての日々を共に過ごした若き演出家から見た死に向かう三島の已むに已まれぬひたむきな精神行間からこぼれ出てくるような感じがした。
　私は、三島の市ヶ谷決起のような行動を肯定したり、賛美したりするつもりではない。だが行動の過激さや反社会性はともあれ、国家の社稷とは何かを問い続けて、失われつつあった日本人の魂を考え抜いて、駆け去った三島の実像を見事に捉えている織田の言葉には、深い感動を覚える。当時二十五歳の織田が、大作家の三島と唯一『天人五衰』『豊饒の海』など文学の話をしたという。「だんだんと、いつもは饒舌な三島の声が、段々、低くなり、黙り込み、闇を通して沈鬱な空気が伝わってきた」と、いう。その年の11月25日に三島は楯の会のメンバーと共に市谷で決起した。本稿の極め付けは、「諸説ある中、私は先生は自分のために死んだと思うのです。そのために大きな舞台装置を作って」という著者の言葉である。これは、三島の最後の日々に、身近に過ごした、そして演劇の制作者でしか言えな新説だと思えた。国立劇場57年の歴史で、屋上を舞台にしたのは三島だけだったという。実に、芝居の制作者らしい結びだ、と思った。猛暑も吹き飛んだ。
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