ザックリとハプスブルク家を知ろうと思った初心者の自分にとっては分かり易い内容だった
菊池氏の良い意味で口が悪いハプスブルク評は、辛辣ながらどこか愛情があり
たまに飛び出す軽妙な悪口に声を出して笑ってしまった
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戦うハプスブルク家 (講談社現代新書) 新書 – 1995/12/15
菊池 良生
(著)
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中世的秩序をゆるがし、新たな国家間システムを生み出す契機となった、ハプスブルク家(旧教)・新教諸勢力間の悲惨な長期抗争の推移をたどる。
白山の戦い――晩秋の霧がたちこめていた1620年11月8日、プラハ近郊のわずか標高38メートルの小高い丘、白山で戦闘が起きた。……戦闘は2時間と続かなかった。……文句なくカトリック連合軍の圧勝であった。……注目すべき点は、勝利者フェルディナント2世の明確な意志が余すところなく貫かれたその戦後処理である。このことがやがて全ドイツを、そして全ヨーロッパを以後30年近くにわたって恐ろしい戦争に引きずり込んだのだから。――本書より
白山の戦い――晩秋の霧がたちこめていた1620年11月8日、プラハ近郊のわずか標高38メートルの小高い丘、白山で戦闘が起きた。……戦闘は2時間と続かなかった。……文句なくカトリック連合軍の圧勝であった。……注目すべき点は、勝利者フェルディナント2世の明確な意志が余すところなく貫かれたその戦後処理である。このことがやがて全ドイツを、そして全ヨーロッパを以後30年近くにわたって恐ろしい戦争に引きずり込んだのだから。――本書より
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1995/12/15
- 寸法10.6 x 1 x 17.4 cm
- ISBN-104061492829
- ISBN-13978-4061492820
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商品の説明
著者について
1948年、茨城県に生まれる。早稲田大学大学院博士課程に学ぶ。現在、明治大学教授。専攻はオーストリア文学。著書に『ハプスブルク家の人々』、『イカロスの失墜―悲劇のメキシコ皇帝マクシミリアン一世伝』―新人物往来社―がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1995/12/15)
- 発売日 : 1995/12/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 206ページ
- ISBN-10 : 4061492829
- ISBN-13 : 978-4061492820
- 寸法 : 10.6 x 1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 315,071位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 85位ドイツ・オーストリア史
- - 833位ヨーロッパ史一般の本
- - 1,635位講談社現代新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
3 星
この分野の数少ない新書、やや読みにくい
三十年戦争についての数少ない新書、入門書。その点については、お勧めできる。ややわかりにくい。フランス、スペインを除き、当時のヨーロッパは小さな領邦国家の集まりだから、そもそもわかりにくい。そこのところをもう少し地図などを使って、頭に入りやすく書いてあればもっと良かった。わたしの場合、スマホを横にウィキペディアを駆使しなごら読んで理解が深まった。でも、基本はいい本、ぜひ改訂版を望む❗️
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
30年戦争は、その帰結としてのウェストファリア条約とともに、
近代主権国家体制成立の契機となったことで知られている。
本書は、ヨーロッパ中世の政治・社会・経済のパラダイムを徐々に変化させ、
結果として新しい世界認識の流れを加速化させた30年戦争の過程を追ったものである。
30年戦争を描く際に著者は、主人公とでも呼ぶべき人物を数名登場させている。
神聖ローマ皇帝フェルディナント二世、傭兵隊長ヴァレンシュタインがそれである。
また歴史の一時期だけ登場するスウェーデン国王グスタフ・アドルフなど、各領邦の将軍たち。
それぞれの思惑から行動する彼らの政治手法と結果は、人間臭く、時に面白い。
個人的には、ヴァレンシュタインが自ら築いた軍税制度に葬られる話が興味深かった。
堅苦しい学術書のように構造だとか理論を振りまわすことなく、
主体的な個人の行動を描く手法で、まるで物語を読んでいるような感覚だった。
行動がそれ自体の思惑を離れて、歴史を動かしていく様子は非常に興味深い。
また、個人の行動の背景をなした時代精神や、思わぬ副産物などにもしっかり言及している。
わずか200頁強の新書でありながら、エピソードも豊富で楽しめる好著である。
近代主権国家体制成立の契機となったことで知られている。
本書は、ヨーロッパ中世の政治・社会・経済のパラダイムを徐々に変化させ、
結果として新しい世界認識の流れを加速化させた30年戦争の過程を追ったものである。
30年戦争を描く際に著者は、主人公とでも呼ぶべき人物を数名登場させている。
神聖ローマ皇帝フェルディナント二世、傭兵隊長ヴァレンシュタインがそれである。
また歴史の一時期だけ登場するスウェーデン国王グスタフ・アドルフなど、各領邦の将軍たち。
それぞれの思惑から行動する彼らの政治手法と結果は、人間臭く、時に面白い。
個人的には、ヴァレンシュタインが自ら築いた軍税制度に葬られる話が興味深かった。
堅苦しい学術書のように構造だとか理論を振りまわすことなく、
主体的な個人の行動を描く手法で、まるで物語を読んでいるような感覚だった。
行動がそれ自体の思惑を離れて、歴史を動かしていく様子は非常に興味深い。
また、個人の行動の背景をなした時代精神や、思わぬ副産物などにもしっかり言及している。
わずか200頁強の新書でありながら、エピソードも豊富で楽しめる好著である。
2024年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「三十年戦争概説」というタイトルだったらよかった。(それなら買わなかったけど)
ハプスブルク家は三十年戦争の当事者の一角という視点に限って記述されており、傭兵隊長ヴァレンシュタインやスウェーデン王グスタフアドルフらと扱いが変わらない。スペインハプスブルク家に至ってはほとんど記載がない。なんで「戦うハプスブルク家」という書名にしたのだろう。
ハプスブルク家は三十年戦争の当事者の一角という視点に限って記述されており、傭兵隊長ヴァレンシュタインやスウェーデン王グスタフアドルフらと扱いが変わらない。スペインハプスブルク家に至ってはほとんど記載がない。なんで「戦うハプスブルク家」という書名にしたのだろう。
2020年10月31日に日本でレビュー済み
三十年戦争についての数少ない新書、入門書。その点については、お勧めできる。ややわかりにくい。フランス、スペインを除き、当時のヨーロッパは小さな領邦国家の集まりだから、そもそもわかりにくい。そこのところをもう少し地図などを使って、頭に入りやすく書いてあればもっと良かった。わたしの場合、スマホを横にウィキペディアを駆使しなごら読んで理解が深まった。でも、基本はいい本、ぜひ改訂版を望む❗️
三十年戦争についての数少ない新書、入門書。その点については、お勧めできる。ややわかりにくい。フランス、スペインを除き、当時のヨーロッパは小さな領邦国家の集まりだから、そもそもわかりにくい。そこのところをもう少し地図などを使って、頭に入りやすく書いてあればもっと良かった。わたしの場合、スマホを横にウィキペディアを駆使しなごら読んで理解が深まった。でも、基本はいい本、ぜひ改訂版を望む❗️
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2005年12月18日に日本でレビュー済み
帝国やフランスをはじめとする大国が挙って参戦し、中欧全域を阿鼻叫喚と荒廃の巷と化した三十年戦争。ヴァレンシュタインやグスタフ・アドルフ、そしてリシュリューなど、当時の名に負う梟雄たちが死闘と権謀術数の限りを尽くした舞台こそ、この17世紀の欧州大戦に他なりません。
もともと宗教的熱情の迸りに端を発した紛争ですが、関係各国間の複雑な利害の絡まり合いの中、いつしか国際関係の現実に根差した「近代的」戦争へと変容を遂げていき、ウェストファリアで講和がなされた頃には、欧州におけるパワー・ゲームのルールは全く新しいものに変化し、また、各国の統治システムも面目を一新することとなりました。
さて、本書は、主としてハプスブルグ家側からこの戦争を概観し、その背景と経過を紹介するとともに、戦争の過程における国際関係と国家システムの変容を分かり易く説き明かそうとするものです。
本書の中で筆者は、この戦争の基本的な性格に関して、カール5世以来の「帝国的」普遍主義と地域的個別主義との相克として捉え、各国・諸権力側の現実的な利害打算の中、中世的理念が最終的蹉跌を来たす過程を描き出そうとしています。
三十年戦争は、その後の国際関係の根本的方向性を規定する契機となった極めて重要な事象ですが、我が国では一般向け概説書の類は少ないようです。そうした中、本書は、平易な言葉を用いつつもポイントを押さえた記述振りとなっており、たいへん貴重な一冊だと思います。
なお、著者はもともと文学畑出身の方であり、その語り口には独特の味わいを感じます。
もともと宗教的熱情の迸りに端を発した紛争ですが、関係各国間の複雑な利害の絡まり合いの中、いつしか国際関係の現実に根差した「近代的」戦争へと変容を遂げていき、ウェストファリアで講和がなされた頃には、欧州におけるパワー・ゲームのルールは全く新しいものに変化し、また、各国の統治システムも面目を一新することとなりました。
さて、本書は、主としてハプスブルグ家側からこの戦争を概観し、その背景と経過を紹介するとともに、戦争の過程における国際関係と国家システムの変容を分かり易く説き明かそうとするものです。
本書の中で筆者は、この戦争の基本的な性格に関して、カール5世以来の「帝国的」普遍主義と地域的個別主義との相克として捉え、各国・諸権力側の現実的な利害打算の中、中世的理念が最終的蹉跌を来たす過程を描き出そうとしています。
三十年戦争は、その後の国際関係の根本的方向性を規定する契機となった極めて重要な事象ですが、我が国では一般向け概説書の類は少ないようです。そうした中、本書は、平易な言葉を用いつつもポイントを押さえた記述振りとなっており、たいへん貴重な一冊だと思います。
なお、著者はもともと文学畑出身の方であり、その語り口には独特の味わいを感じます。
2017年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結婚して、子供を他家・他国と結婚して領土を広げるイメージが多いので、この本はそれ以外の戦うことが書いてありました。
2004年8月7日に日本でレビュー済み
三十年戦争は十六世紀のルターの宗教改革で西欧がカトリックとプロテスタントの両陣営に分裂した状態を受けて、十七世紀にハプスブルク家が再びカトリックの盟主としてヨーロッパに覇を唱えることから発した戦争である。初期の宗教地図を巡る戦いから、次第に国家的利害の角逐に性格を変えていくのがこの戦争の特徴である。例えば最後に参戦したフランスはカトリックであるが、敵国内のプロテスタントに援助を与えたり、異教徒オスマン帝国と結んだり、宗教にこだわらない外交を展開している。ウェストファリア体制では「主権国家」という概念と近代の国際法秩序が生まれた。これはやがて欧州のみならず、植民地化していくアジア、アフリカなどの他の地域にも適応され、現代に到るものである。ヴァレンシュタイン、グスタフ・アドルフなどの英雄が活躍する時期であるが、ヨーロッパがこの戦争を契機として近代の道を歩んでいくありさまも見逃せないものがある。