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なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 新書 – 2024/4/17
購入オプションとあわせ買い
☆★2024年 年間ベストセラー1位(新書ノンフィクション/日販・トーハン・オリコン調べ)☆★
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◎テレビ朝日『大下容子!ワイドスクランブル』で特集されました(2024年9月20日)
テレビ、新聞、雑誌、ネットメディア、ラジオ、ポッドキャストなどでのメディア出演、紹介多数!!
【人類の永遠の悩みに挑む!】
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。
「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。
自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。
そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。
【目次】
まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました
序章 労働と読書は両立しない?
第一章 労働を煽る自己啓発書の誕生―明治時代
第二章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級―大正時代
第三章 戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?―昭和戦前・戦中
第四章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー―1950~60年代
第五章 司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン―1970年代
第六章 女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー―1980年代
第七章 行動と経済の時代への転換点―1990年代
第八章 仕事がアイデンティティになる社会―2000年代
第九章 読書は人生の「ノイズ」なのか?―2010年代
最終章 「全身全霊」をやめませんか
あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします
【著者略歴】
三宅香帆(みやけかほ)
文芸評論家。
1994年生まれ。
高知県出身。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了(専門は萬葉集)。
著作に『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』、『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術―』、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』、『人生を狂わす名著50』など多数。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2024/4/17
- 寸法10.6 x 1.3 x 17.3 cm
- ISBN-104087213129
- ISBN-13978-4087213126
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出版社より





登録情報
- 出版社 : 集英社 (2024/4/17)
- 発売日 : 2024/4/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 288ページ
- ISBN-10 : 4087213129
- ISBN-13 : 978-4087213126
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 334位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの本の内容を非常に高く評価しています。首肯する内容で、歴史を繰り返すことが良く分かり、再読して思考を深められる読書(古典的物語など)が推奨されています。また、読みやすさも好評です。読み応えがあり、読み応えがあると感じています。一方で、タイトルについては不満の声があります。題名がよくある啓発書のようで、内容が面白そうだと感じているようです。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの書籍について、以下のような評価をしています: 首肯する内容で歴史を繰り返すことを指摘し、再読して思考を深められる読書をおすすめしています。また、骨太でアカデミックな要素が含まれており、エンタメ要素も含まれているようです。 本が読めないのは労働環境によるものだと指摘されており、本を読むためのヒントや知識を提供している点が好評です。 一方で、本が読めない原因は労働環境にあるという批判もあります。
"...ただタイトルを度外視して日本の読書史として読むと、なかなかに内容がまとまっており、面白い。 そして、著者は「本が読めないほど疲弊する社会はおかしい」「燃え尽きずに、本が読める余裕を残すレベルの働き方をしよう」と問いかける。..." もっと読む
"...ならば、半身社会と言う人生の在り方があっていいのではないかとの提案で終わる。 秀逸な当事者研究であり、読書を含む自分にとって大事なものを持って生きている人たちへのエールでもある。" もっと読む
"...・骨太でアカデミックな要素も含まれつつ、 ところどころ入ってくる著者のツッコミに エンタメ要素もある。 →読み応えありつつ、とても読みやすい。 ・..." もっと読む
"書かれている内容は興味深いし、読書好きならばどこを切り取っても楽しく読める一冊。だが、働いていて本が読めない人のことを考えた構成ではない。具体例が多すぎて、読書慣れしていないと議論の本筋を見失う。このタイトルで出版するなら、ちくまプリマー新書くらいのライトさでまとめて欲しかった。" もっと読む
お客様はこの書籍について、読みやすさを高く評価しています。決して読みづらくはなく、読み応えがあり、読みたい時に読むと好評です。また、わかりやすく書かれていて興味深い内容で、丁寧に言語化されている点も魅力的だと感じています。 一方で、学習の効率性については懸念があるようです。 理系の人は読まないほうがいいという意見もあります。 ただし、内容を記憶に定着させようとして負担になると指摘する声もあります。
"...→読み応えありつつ、とても読みやすい。 ・タイトル的には読書関係本だが、背骨は 労働史や現代の働き方にあり、読書を趣味と してない人でも楽しめる(特に後半) 【その他】 ・..." もっと読む
"...読書というものが社会でどういう役割を担ってきたのか、担っているのかについてわかりやすく書かれていて興味深かった。読んで良かった。" もっと読む
"...素晴らしい考察! 日本の労働と読書、成功観の変遷が分かりやすく述べられていて、今年一番発見が多かった本です。 今の時代の考え方が、なんでこうなっているか、違和感というか、疑問を持ったことがある人は一度読んでみるとよいと思いますよ。..." もっと読む
"...文章もわかりやすくも読みやすかったが、目新しい情報を得ることはあまりなかった。 普段から労働関係の書籍を読んでいる人にとっては微妙かもしれない。" もっと読む
お客様は、この書籍のタイトルが引っかかり購入し、内容と内容が差が大きいと指摘しています。また、タイトルと内容の差が大きく、ミスリーティングだと感じています。
"タイトルが引っかかり購入。 内容の大半は「近現代日本読書史」。 で結局タイトルに対する答えは、仕事に全身でコミットすると余裕がなくなり、「欲しい情報=答え」以外の「ノイズ」を邪魔だと感じるようになってしまうから。..." もっと読む
"イメージしていた内容とは違いました。タイトルと内容の差が大きいと感じました。" もっと読む
"...で、タイトルの問いに対する答えが浅い点だが、これはもう別にいいと思う。 読書ははっきりしたリターンに直結させづらい情報媒体で、他の時間の使い方が山ほどあるなかで読むのに腰が重くなる、という以上でも以下でもそもそもない。..." もっと読む
"タイトルはミスリーティングですが..." もっと読む
イメージ付きのレビュー

スマホやインターネットの過度な情報こそノイズである
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2025年3月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入これは新書あるあるなのだが、目を惹くタイトルに対して、中身はややミスマッチだ。
もしウケを狙わずタイトルをつけるなら「日本読書史100年」みたいな題名になるだろう。
なぜ働いていると本が読めなくなるかという疑問に直接的に答える本ではない。
ただタイトルを度外視して日本の読書史として読むと、なかなかに内容がまとまっており、面白い。
そして、著者は「本が読めないほど疲弊する社会はおかしい」「燃え尽きずに、本が読める余裕を残すレベルの働き方をしよう」と問いかける。
あとがきで著者が「そういう自分は実は、働くの大好きなんですけどね」と書いていたのには、少し冷めてしまったが、トータルでは良い本だと思う。
- 2025年2月12日に日本でレビュー済みAmazonで購入映画のワンシーンから始まり、本を読んでいた(もしくは買っていた)のは誰か?と言う視点から読書の歴史を紐解き、戦後の主たる読者はサラリーマンである事に至る。そこから労働の歴史を紐解き、人生と言う「時間とエネルギー(体力、気力、興味関心)の配分問題」として読書の位置付けの移り変わりを示す。その上で、現代は、自らの時間とエネルギーの全てを仕事に集中させる事。つまり、全身全霊を捧げる働き方を選択するように仕向ける仕組みを抱えている。この仕組みにハマり仕事に全身全霊を捧げてしまうと、仕事以外のことは全てノイズになってしまい、読書と言う「自分から遠く離れた文脈に触れる」経験をする余裕がなくなってしまう。ならば、半身社会と言う人生の在り方があっていいのではないかとの提案で終わる。
秀逸な当事者研究であり、読書を含む自分にとって大事なものを持って生きている人たちへのエールでもある。
- 2025年1月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入ここ数年読んできた本の中でもTop3に入る良書でした。以下、ネタバレ込みのレビューです。
【概要】
・問題提起のきっかけは「花束みたいな恋をした」
・令和の映画から時代を明治まで遡り、
日本人の読書の歴史を遡って行く。
・時代を経るごとに、また、階級別に、労働者
に求められる要素が変遷を辿ってきた。
(修養、教養、知識、情報)
・教養とは、自分から最も遠いところにある
知識に触れることである。
・知識=情報+ノイズ(背景や文脈等)
・情報化社会の現代においては、自分に関係ある
「情報」をいかに手早く入手するか、が重視
されている。
→ノイズだらけの読書はニーズと不一致。
・全身全霊を称賛する風潮を是とせず、仕事や
家事を半身で取り組む半身社会を提唱
(→働きながら本が読める社会)
【私が推したいポイント】
・骨太でアカデミックな要素も含まれつつ、
ところどころ入ってくる著者のツッコミに
エンタメ要素もある。
→読み応えありつつ、とても読みやすい。
・タイトル的には読書関係本だが、背骨は
労働史や現代の働き方にあり、読書を趣味と
してない人でも楽しめる(特に後半)
【その他】
・続編として、本レビューのタイトルの書籍が
執筆されることを大いに期待したいです。
- 2024年11月26日に日本でレビュー済みAmazonで購入書かれている内容は興味深いし、読書好きならばどこを切り取っても楽しく読める一冊。だが、働いていて本が読めない人のことを考えた構成ではない。具体例が多すぎて、読書慣れしていないと議論の本筋を見失う。このタイトルで出版するなら、ちくまプリマー新書くらいのライトさでまとめて欲しかった。
- 2025年2月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入本書が「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」と問いかけるとき、私は男性ですが、まず「家事や育児を担っている女性はさらに読めないのではないか?」と直感的に思いました。著者は近代日本の読書史をたどるなかで、主婦やOLがカルチャーセンターや雑誌を通して“教養”を得ようとしたエピソードを紹介しつつ、「いかに女性が仕事以外のケア労働に時間を割かれてきたか」を浮き彫りにしています。
たとえば1980年代に、カルチャーセンターに通う主婦が「暇つぶし」と蔑まれたという話は、当時を知らなくても「そういう偏見は今も根強く残っているよな…」と感じさせられます。フルタイムで働きつつ家事や育児をこなし、それでも自分のやりたいことを学ぶ時間を捻出するのは至難の業。本書の魅力は、こうした現実を挙げながら「労働と文化は両立させるのが難しい」という大きな命題を、労働史全体や近代日本の“修養”“教養”イデオロギーとの関係から描き出している点にあります。
日本の雇用文化では「全身で仕事をする」ことが前提になりがちで、残りの家事や育児は女性が引き受けるという構図が生まれやすい。その結果、女性は“全身仕事+αの家事”を背負い、「読書などの楽しみを味わう余裕なんてない」という状況に追い込まれる。一方、男性も「仕事に全身を捧げる」のが当たり前とされ、“男らしさ”の象徴のように扱われてきました。著者は、この「全身社会」を否定し、「半身社会」の必要性を強く説きます。
“半身で仕事をする”という言葉は、今の日本社会ではラディカルに聞こえるかもしれません。しかし、フルタイム勤務+副業+家事育児という過密スケジュールが当たり前になっている人も多く、これ以上の無理は続きません。だからこそ「週3勤務が普通になり、空いた2日間はケアや文化を楽しむ」という提案には説得力があります。少子化の根底にも、子育てと両立しにくい労働慣行があるわけですから、正社員枠そのものがもっと柔軟になれば救われる人は増えるでしょう。
本書が語る読書の魅力は「ノイズを排除しない」という点にあります。スマホで手早く情報収集するのとは違い、読書は文脈ごと吸収し、いつ役立つかわからない知識を蓄えておける行為。そして、そのための時間を確保するには、社会全体が「何事も完璧にこなさなくてもいい」という“余白”を認める必要があります。全身全霊ですべてを完璧にやろうとするのではなく、仕事も家事も“半分”くらいにして、残りを文化や趣味に振り向ける。大人も子どもも、そんなスタイルが当たり前になれば、むしろみんな健康に暮らせて、多様な可能性が育まれるはずです。
しかも、家事が“女性の仕事”として固定されがちなのは依然として大きな問題。もし男性が「半身」で働くようになれば、家事・育児へ当たり前に参加する未来だって見えてきます。その実現には政策や企業の意志が欠かせませんが、本書を読み終えると「歴史を振り返れば、働き方もカルチャーとの関わり方も変遷し得る」と思えるのです。
本書では、女性の読書論をあえて一章丸ごと割り当てているわけではないものの、大正や昭和期における「修養」と女性との関係や、1980年代以降の主婦層カルチャーセンター利用など、女性目線のエピソードがしっかりと織り込まれています。これによって「教養はエリート男性のもの」「修養は男性向け」という明治以来の偏った文化構造が浮き彫りになり、「女性が長い間、文化や学問から遠ざけられてきた」という歴史的事実に納得せざるを得ません。
しかし、現代になっても「フルタイム+残業」は男女問わずしんどいし、家事・育児との両立はさらに厳しい。そんな働き方が続く限り、本を読む時間を確保するのは大変です。ここが変わらなければ、本当に危機的な未来になってしまうでしょう。
本書のメッセージは「働きながら本を読むコツ」程度で終わるものではなく、社会のデザインそのものを考え直すよう促しています。「ノイズを排除しない余白づくり」を通じてジェンダー観点をも掘り下げ、男性は仕事に、女性は家事に「全身」を注がざるを得なかった構造に切り込む。そうした「全身」を求めあう文化は結局、誰も救わないのだと。この事実に気づけば、男女問わず「半身」で仕事をし、男女問わず家事育児を担い、読書や趣味を心おきなく楽しむ――そんな暮らし方こそが持続可能で健全な道に思えてきます。
働く女性や家事育児に追われる人はもちろん、「本を読むくらいなら寝たいよ…」と思うすべての忙しい方にこそ手に取ってほしい一冊です。私も、「疲れているときは本を開く気力さえ出ない」という苦しさを痛感しています。でも、この状況が歴史や社会構造によって作られたものだとわかれば、「変えよう」という気概がわいてくるのではないでしょうか。ぜひ一読して、新しい働き方と読書の可能性を考えてみてください。
「本をもっと読みたいのに時間がない」と感じるすべての方に、強くおすすめします。
- 2025年1月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入タイトルの通り、本を沢山買うのに読まずにSNSばかり見てしまい、どうしたものかと悩んで購入しました。読み出すとタイトルの内容とは違い読書の歴史のような文が続き、知りたいことではないと思い、最終章まで飛ばしてしまいました。結果、筆者の言うノイズを省いてしまったことになってしまいました。「自分に余裕がなくなると不必要な情報をノイズと判断し受付なくなる」を実践してしまったのです。だから本が読めないんだなと妙に納得してしまった。
- 2025年2月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入工夫次第で本読む時間が作れることが分かった。
- 2024年10月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入働く人が本が読めなくなる理由はそんなにインパクトないと感じた。でも読書をめぐる歴史の考察が細かくて、根拠も示されていておもしろかった。読書というものが社会でどういう役割を担ってきたのか、担っているのかについてわかりやすく書かれていて興味深かった。読んで良かった。