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南の国のカンヤダ 単行本 – 2018/8/3

3.9 5つ星のうち3.9 37個の評価
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スタジオジブリ鈴木敏夫の初小説

スタジオジブリ鈴木敏夫初のノンフィクション小説ーー

どこまでも続くパクトンチャイの田園風景を見ながら散歩をする。
だんだんと日が落ちていき、夕方になると、大人たちは誰かの家の庭先に自然と集まり、酒盛りをはじめる。子どもたちは近くの川で水遊びをして、はしゃいでいる。そうした風景を見ていると、なぜか子ども時代に夏休みに帰省したときの思い出がよみがえってくる。

その街で大家族と暮らすシングルマザーのカンヤダは、真っ直ぐ正直に生きている。端から見たら不器用だ。もっと上手に生きればいいのにと思う。だけど、彼女は決して、自分の生き方を変えない。

でも、だからこそ私は彼女に惹かれていった。

【編集担当からのおすすめ情報】
スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫さんが都内のマンションのエレベーターで、偶然知り合ったタイ人のシングルマザー・カンヤダをめぐる物語です。

女性セブンで2017年3月から2018年1月まで連載していたものに加筆修正をし、さらに、今年4月に亡くなられた高畑勲さんとのエピソードも書き下ろしとして収録予定です。

連載時、鈴木さんは「書いていて、本当に楽しい」と何度も話されていました。心の底から楽しんで書いたからこそ、いままでに語られていない鈴木さんの家族観、人生観を知ることのできる一冊になっています
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  1. 本の長さ
    258ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    小学館
  4. 発売日
    2018/8/3
  5. 寸法
    13.8 x 1.9 x 19.4 cm
  6. ISBN-10
    4093886288
  7. ISBN-13
    978-4093886284
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2018/8/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/8/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 258ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4093886288
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093886284
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.8 x 1.9 x 19.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 37個の評価

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鈴木 敏夫

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上位レビュー、対象国： 日本

mmss
5つ星のうち5.0 鈴木敏夫は偉大だ！
2022年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
変わらずに最高です
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
Amazon カスタマー
5つ星のうち4.0 古き良き女性の魅力
2019年2月28日に日本でレビュー済み
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異国の女性ですが、どこか懐かしく魅力ある女性、是非会ってみたいなと思いました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
YM
5つ星のうち5.0 生きるとは何か、これからどう考えるべきか。
2018年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白かったです。
鈴木敏夫版「風立ちぬ」だな、と思いました。

著者人生の振り返りでもあり、
友情のお話でもあり、
少し切ないラブストーリーでもあり。

これからの日本において、
強く、気持ちよく生きる為には、何が必要かを考えさせられる内容でした。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
たこちゃんママ
5つ星のうち2.0 小説ではなくエッセイ
2021年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説ではなくエッセイ。小説のような客観性はなく、自分語りが多い。

そして、カンヤダという女性のどこがよいか、さっぱりわからない。周りの人が自己中、ワガママと彼女のことを評しているが、その通り。
だけど、著者はその美貌に一目惚れしているので、そうとは受け取らない。そして、頼まれてもいないのに、彼女に結婚相手をあてがおうとしたり、店を持たせようとしたり。
それって、性的な魅力では惹きつけられないので、そういう行動で若い女の感心を買おうとしたのだろうか。

しかし、著者の策略にもめげず、ATUSHI君はカンヤダとは結婚しない。ある意味当然の結果で、どう見ても相性悪いし、価値観も違う。
そして、オープンしたメイのレストランも結局は閉店したそうだ(オールアバウト鈴木敏夫に書かれている)。これもカンヤダという人がやりたくて始めたことではないので、こちらも当然の帰結かも。
結局著者のやったことは骨折り損のなんとやら、だけど、こうして本にしたのだから、少しは元が取れたのかな。
253人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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前原政之
5つ星のうち1.0 雑然として未整理な一冊
2023年4月1日に日本でレビュー済み
著者と本書のヒロインであるタイ人女性「カンヤダ」の関係を巡り、マスコミで公私混同批判が巻き起こり、ジブリを揺るがしている一冊。
ゲスな興味から読んでみたが、さっぱり面白くなかった。

著者の“恋心”のフィルターを通すと、カンヤダの一挙手一投足が輝いて見えるのだろう。だが、読者にはその特別感が微塵も伝わらない。
読者から見れば、著者のミューズたるカンヤダは、単にワガママで平凡な女性にしか思えないのだ。

実態としての両者の関係がパパ活なのか何なのか知らないが、著者はそれを本書でごまかそうとする。自分はカンヤダと「ATSUSHI」（日タイ・ハーフの青年）の仲を取り持とうとしただけだ、と。

そしてカンヤダに、「ぼくは、きみのお父さんになるよ」などと言う。なんだかな～。

鈴木敏夫の青春時代を振り返る部分とか、高畑勲についての記述などが、随所に唐突に出てくる。だが、それらはメインのカンヤダの物語と1ミリも関係がない。
全体に、雑然として未整理な一冊で、小説としてもノンフィクションとしても何の魅力もない。

本書の感想ツイートを検索して、「その通りだな」と思ったのは、「恋愛中に恋愛小説を書いてはいけない」という主旨のツイート。
老いらくの恋を描いた小説があってもいいとは思うが、舞い上がってトチ狂っている自分を冷静に見つめる“もう一人の自分”がいなければ、小説にはならないだろう。
94人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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安藤　一郎
5つ星のうち5.0 閉塞感多き現代日本人への一石
2019年5月21日に日本でレビュー済み
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一年の半分を海外アジアに置く身として共感することが多く、また日本人の幸福感に一石を投じた作品と思いました。
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筋トレ
5つ星のうち1.0 鈴木P パパ活
2023年3月28日に日本でレビュー済み
ただのパパ活物語やんけ。
248人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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Chain
5つ星のうち5.0 肌感とリアリティに驚きました！
2018年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「カンヤダは、過去を悔やまず、未来を憂えない。いつも”今、ここ”を生きている。」と帯の文字。その通りの内容だが、読み進めるに連れて肌感で感じるリアリティに驚かされます。穏やかな文体で朴訥と書かれているけれど、ふと突然泣きそうになる。不意に鳥肌が立つ。何なんだこのリアリティは？。いろんな局面での人の感情がそこかしこに純粋に溢れ、そして散りばめられている。鈴木敏夫さん初のノンフィクション小説ということだそうですが、今まで読んだ事のない、感じたことのない肌感を感じることのできる書籍でした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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