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5本のワインの物語 Five Wines' Story 単行本(ソフトカバー) – 2022/10/31

4.3 5つ星のうち4.3 19個の評価

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日本ワイン映画「シグナチャー」の主人公モデル・安蔵光弘氏(シャトー・メルシャンGM)による半生記。
現代日本ワインの父と称される麻井宇介氏は、著者が新入社員のときからワイン醸造家としてのあるべき姿を教えてきた。病に倒れ、余命宣告を受けた麻井氏は、病院で面会した安蔵に「あなたが日本のワイン造りを背負っていってくれよ」と伝え、入社7年目の安蔵が答えに詰まると、「君が背負わなかったら、だれが背負うんだ!」と背中をたたいて激励した。
以来、安蔵はその背中の感触を忘れることなく、麻井氏との重い約束を果たすために、全力で日本ワインと向き合ってきた。
映画「ウスケボーイズ」(2018)のハイライトシーン、藤沢市内の藤沢グランドホテルでの「浅井さんを囲む若い造り手たちの会」に安蔵は登場しない。その頃、安蔵はボルドーで、世界的銘醸地の歴史から栽培・醸造までのすべてを吸収しようと、がむしゃらに学び、経験を重ねていた。日本のワイン造りを念頭に。
本書は、ワイン造りを志し、ワイン会社に就職するまでをプロローグとし、師と仰ぐ先輩との出合い、日本でのワイン造りを志す妻との結婚、ボルドー駐在、欧州系専用品種によるワインの品質向上、海外でも通用する日本固有品種の新たなワイン、妻・正子のワイナリー建設(2022年)までの半生を、数年の期間ごとに分け、それぞれの時期で印象に残る5本のワインを軸に全5章で構成。 これまでの歩みを事実に忠実に語る本書には、日本ワインの知られざるエピソードがふんだんに盛り込まれている。
日本ワインがめきめき実力をつけていった時代、その最先端を走り続けてきた醸造家が自ら記す証言だ。

安蔵光弘のエピソードでは、ワイン醸造のテクニックや考え方が細かく描写され、常に最先端を切り拓くワイン造りの現場を知ることができる。
妻・安蔵正子のワイナリー建設のエピソードからは、個人が日本でワイナリーを立ち上げることの現実を知ることができる。
そして、互いにワイン醸造家として尊重し合い、認め合い、助け合う醸造家夫婦ならではの関係もふんだんに描かれ、愛のあり方に温かい気持ちになる。

日本ワインに携わる人、日本ワインを愛する人、日本ワインに関心を持った人に読んで欲しいドキュメンタリーだ。


【CONTENTS】

はじめに

[プロローグ] ワイン造りを志す
(1989年4月~1995年3月)
 農芸化学科へ
 五月祭のイベントの責任者に
 全国きき酒大会で3位入賞
 アカデミー・デュ・ヴァンで学ぶ
 就職活動、メルシャン内定

 卒業旅行はフランスのワイン産地へ
[第一章] シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャー 1998
(1995年4月~2000年12月)
 勝沼ワイナリー着任
 浅井さんと独身寮での交流
 ワインの仲間との出会い
 仲間たちとのワイン会へ
 本社転勤
 浅井さんとプロヴィダンス1993
 鎌倉ワイン会の熱気
 赴任希望はナパ? ボルドー?
 ポンタリエ氏の貴重なアドバイス
 ワインスカラで浅井さんと
 ヒントを求めてフランスへ
 ワイナリーに復帰
 初めてづくしのメルロー特別仕込み
 久々のワイン会
 特別仕込み、2人のコメント
 水上からの電話
 NZ、プロヴィダンスでの確信
 2人で飲んだニュージーランド・ワイン
 水上はなぜワイン会社に?
 駐在先はやっぱりボルドー?
 両家の顔合わせ
 水上、九州のワイナリーに誘われる
 水上、中伊豆ワイナリーへ
 正子、「万力畑」を借りる
 ヴルティッチ氏のコメントは「おめでとう!」
 水上のフランス旅行
 新婚旅行はアメリカのワイナリーへ
 ワインスカラで西海岸のピノ・ノワールを講義
 酒販ニュースにもピノ・ノワールの記事執筆
 大善寺宿坊のワイン会
 ボルドー駐在の内示

[第二章] シャトー・レイソン 2003
(2001年1月~2005年2月)  フランス生活は語学研修からスタート
 プロジェクトへの誘い
 朝食は日本風
 浅井さんとの旅行の計画
 ボルドーでの仕込みが始まる
 父の病気・急ぎの帰国
 ボルドー第二大学・DUAD講義開始
 浅井さんの病気
 大船の病院・背中の感触
 研究室 飛び込み大作戦
 あのメルローが僕には一番だな
 DUAD、一発合格
 日本からの研修生
 正子の研修先が決まる
 夏休みはドイツ・モーゼルへ
 ダルネ先生の植物病理学講座
 正子の車のめどが立つ
 シャトー・デステューでの充実した毎日
 スタージュ・アン廃止? それなら!
 2003年の記録的な暑さ
 収穫~醸造、すべて順調!
 打ち上げパーティー
 正子のDUAD受講はじまる
 バルセロナの災難
 2003のプリムールが高評価
 DUAD、正子の自信
 最後の夏休みはスコットランドへ
 メドック・マラソン完走
 帰国後の正子の勤務先は?
 岡本さんからのメール

[第三章] メルシャン 甲州かおりロゼ 2006
(2005年3月~2014年3月)
 帰国
 ボルドー大学との交渉
 日本からの研究員を迎える
 きいろ香の醸造がんばります
 正子、丸藤に復帰する
 2005年の仕込み統括
 鎌倉の海を見下ろす浅井さんのお墓
 長野県ワイン協会で講演
 はじめての万力メルロー(2005)
 富永博士が認めた甲州香り仕込み
 キリンビールと統合
 『等身大のボルドーワイン』出版
 株主限定ワインとして製品化
 山梨県若手醸造家・農家研究会 初代会長に
 本音で語り合えた若手部会。しかし…
 単身赴任で藤沢に勤務
 富永博士の死
 仕込みに参加できない秋
 正子がくれた公開テイスティングのチケット
 ボーヌに出張、3年半ぶりのフランス
 出張ではじめて南米へ
 藤塚畑=2番目の正子の畑
 長野県のワイナリーからの誘い
 残る決断
 家を買う
 状況は変わらず

[第四章] 万力ルージュ2014
(2014年4月~2018年12月)
 洋酒技術研究会賞
 浅井さんの13回忌
 正子の病気
 手術は仕込みのあとで
 抗がん剤とバリカン
 南米出張
 ポンタリエ氏の最後の来日
 ワイナリー復帰の内示
 味村興成さんの送別会
 町田からの引越し
 抗がん剤終了と勝沼復帰のお祝い
 36本の万力ルージュ2014
 長畑=3番目の正子の畑
 そろそろ自分のワイナリー?
 ブランドの顔
 特区の可能性
 オレンジ・ワイン?
 苦労が多かった2016年ヴィンテージ
 大橋MWがコンサルタントに
 映画「ウスケボーイズ」
 塩尻ロケハン
 笛吹甲州グリ・ド・グリ
 ルバイヤート万力ルージュ2015デビュー
 ワイン特区 その後
 NYWE2017に出張
 柿崎監督と話した浅井さんとの思い出
 棚畑=4番目の正子の畑
 『ボルドーでワインを造ってわかったこと』出版
 NYWE2018に出張

[第五章] Cave an 万力ルージュ2019
2019年4月~2022年8月
 ウスケボーイズ上映会
 ルバイヤート 万力ブラン2018
 VIPのアテンド
 正子の父逝く
 鴨居寺と岩出
 グリ・ド・グリが海外で金賞
 万力ルージュ2019
 柿崎監督に相談する
 山梨市のポテンシャルを市長にアピール
 シャトー・メルシャンGM就任
 私が映画の主人公に?
 山梨県ワイン酒造組合会長就任
 映画化は延期に
 コロナ禍の中での甲州引取り
 引き取り量の見込みは一割増に
 全日本最優秀ソムリエ・コンクール
 優勝者の椀子ヴィンヤード訪問
 イベントは軒並み中止に
 勝フェスを初開催
 10円はげ出現
 ついに山梨市がワイン特区取得
 隣の畑
 「甲州の畑をやりませんか?」
 正子、退職の意向を伝える
 ワイナリーを建てる場所
 株式会社Cave an設立
 映画の脚本
 グリ・ド・グリがIWCで金
 私が主題歌の作詞を?
 映画シグナチャー、クランクイン
 作詞の完成
 ワイナリー建設が始まる
 酒販免許を取得
 Cave anのロゴマーク
 製造免許(ワイン特区)の申請
 映画シグナチャー、初号試写会
 正子、丸藤を退職
 Cave an万力ルージュ2019
 タンクなど輸入の遅れ
 国際映画祭にノミネート
 Cave an、製造免許取得

[エピローグ]

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出版社より

安蔵光弘は映画「シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~」の主人公モデル

映画

映画「シグナチャー」は、日本ワインのレジェンド・麻井宇介氏(本名・浅井昭吾)の意思を引き継ぎ、日本を世界の銘醸地にするため奮闘する安蔵光弘の実話を映画化した作品。 本書の第一章・第二章が映画の原作となっており、安蔵光弘がシャトー・メルシャンに入社してから大先輩である麻井氏と出会い、麻井氏が病気でなくなるまでの知られざるエピソードを描いている。 監督は、同じく日本ワインをテーマにした「ウスケボーイズ」を手がけた柿崎ゆうじ監督。

最先端の大手ワイナリーで働く夫、社員1人のワイナリーを立ち上げた妻。二人の醸造家の物語

二人

安蔵光弘は、日本ワインの歴史を作り、革新を続けるシャトー・メルシャンのGM(ゼネラル・マネージャー)。ワインを造るために入社し、ワイン造りの現場にこだわり続けてきた。メルシャンの大先輩の醸造家・麻井宇介氏に指導を受け、その志を次の世代に繋ぎたいと本書を執筆。 妻・安蔵正子も日本ワインに精魂を傾ける醸造家。丸藤葡萄酒で働きながら、山梨市万力地区で自分の畑を広げ、2022年に独立し、Cave anワイナリーを立ち上げる。夫・安蔵光弘だけでなく、妻・正子のストーリーも細かく書かれる。 本書では、夫婦のワインに関する会話も随所に登場する。

現代日本ワインの父・麻井宇介という人

宇介

1930-2002。醸造家としては浅井昭吾(本名)、著述家としては麻井宇介(ペンネーム)。メルシャン勝沼ワイナリー第3代工場長。 1976年に長野県塩尻市桔梗ヶ原のブドウ農家に欧州系専用品種メルローへの栽培転換を提案し、「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー」で日本ワインを世界の舞台に引き上げた。ワイン産地は全体を底上げしないと形成できないと栽培・醸造技術を中小ワイナリーに開示。とくに1989年のシュール・リー製法の技術公開は甲州ワインのレベルを飛躍的に高めた。社内外を問わず、若手の人材育成にも情熱を傾け、著述家としても後進の育成につながる多くの著作を残す。日本ワインの品質向上に計り知れない貢献をしたことから、「現代日本ワインの父」と称される。 本書では、師弟として深い絆で結ばれた安蔵光弘の目を通して、麻井氏の実像が描かれ、日本ワイン業界における存在の大きさをうかがい知ることができる。

各章の主な内容

若き日

ブドウ

農場

【プロローグ】ワイン造りを志す

東大農芸化学科で微生物を研究していた安蔵光弘は、日本酒造組合中央会主催の全国きき酒大会に思いがけず参加することになり、3位入賞を果たす。その懇親会で、他の参加者に「ワインも面白いですよ」と聞き、大学院に進学後ワインスクールに通い始める。夏休みに勝沼、さらに初の海外旅行でボルドーとドイツの産地を回り、すっかりワインにはまって帰国。 就職先は国の機関で酒類の研究をしたいと考えていたが、せっかく造るなら多くの人に飲んでもらうほうが張り合いがあると、メーカーを受験。面接では研究職ではなくワイン造りの現場を希望し驚かれた。卒業旅行も、フランスのワイン産地を巡り、入社後も長期の休みには1人で頻繁に海外の産地を回る。

【第一章】シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャー 1998

1995年にメルシャンに入社した安蔵は勝沼ワイナリーに配属され、麻井宇介氏との交流が始まる。銘醸地は高い志を持つことで生まれるという麻井氏の教えを受け、理想のワイン造りを目指す安蔵。麻井氏が衝撃を受けたニュージーランドのプロヴィダンスのようなワインを造りたいと、選果と醸造にこだわり抜いた特別なワイン、「桔梗ヶ原メルロー シグナチャー 1998」を誕生させる。プロヴィダンスのヴルティッチ氏から「Congratulations!」の言葉をもらい、麻井氏が亡くなる直前に「あのメルローが僕には国産ワインで一番だな」と言ったワインだ。 「ウスケボーイズ」で描かれる同世代の醸造家たちとの出会いや、水上正子との結婚も第一章で描かれる。

【第二章】シャトー・レイソン 2003

2001年から約4年間、ボルドーのシャトー・レイソンに駐在。その間、安蔵も正子もボルドー大でDUAD(ワイン・テイスティング適性資格)を受講し、一発合格を勝ち取る。 2001年の秋に病気であることがわかり、余命宣告を受けていた麻井氏は、年末に一時帰国して大船の病院に見舞った安蔵に「あなたが日本のワイン造りを背負っていってくれよ」と日本ワインの将来を託し、2002年に亡くなった。 翌2003年のボルドーは記録的な暑さで凝縮した果実が得られ、「シャトー・レイソン 2003」のプリムールは今までにない高評価を得た。後のシャトー・レイソンのワイン造りに影響を与えることになったワイン造りの現場が、詳しく描かれる。

シャルドネ

ぶどう

製造過程

【第三章】メルシャン 甲州かおりロゼ 2006

2004年、メルシャンはボルドー大学の協力を得て、甲州の香りを追求するプロジェクト(安蔵はボルドー大学との交渉を担当)を開始し、「甲州きいろ香2004」を誕生させる。2005年にボルドー駐在を終えて勝沼ワイナリーに戻った安蔵は、仕込み統括としていくつかの目標を立て、きいろ香を甲州ワインのカテゴリーの一つに育てるべくボルドー大学の富永博士と協働する。2006年には独自に、香り物質を壊さないよう赤品種の色素を加えたワインに挑戦。それが「甲州かおりロゼ 2006」だ。 だが、2008年に藤沢に異動。輸入ボトルワインの品質管理を担当し、海外出張を精力的にこなしていたが、なかなかワイン造りの現場(勝沼)には戻れなかった。

【第四章】万力ルージュ2014

2015年、安蔵は製造部長兼チーフ・ワインメーカーとして、7年ぶりに勝沼に復帰。甲州グリ・ド・グリの改革や2つのワイナリーの立ち上げなど新たな挑戦を続け、ブランドの顔としても活動する。 妻の正子は丸藤葡萄酒に勤務しながら、山梨市万力地区で栽培するブドウを丸藤に納め、それを自分で醸造していたが、2014年に乳がんが発覚。医者は9月上旬の手術を提案したが、正子は自分で育てたブドウはどうしても自分で仕込みたいと、手術を1か月遅らせてワインを造った。それが「万力ルージュ2014」だ。 定年したら夫婦でワイナリーを持つのが夢だったが、治療で体力が落ちた正子は、定年まで待てないと言い始める。

【第五章】Cave an 万力ルージュ2019

2020年、安蔵はシャトー・メルシャンのGMに昇格し、勝沼、桔梗ヶ原、椀子の3ワイナリーを統括するトップに立つ。さらに山梨県ワイン酒造組合の会長に就任するが、コロナ禍の中、栽培農家の不安に応えようと県内ワイナリーに可能な限り多くの甲州引き取りを要請するなど、産地を守るために奔走する。 山梨市が2020年にワイン特区を取得したことから、正子は、万力の畑を望む土地に醸造所を建設。Cave anと名づけたワイナリーで最初に売るのは、正子が丸藤葡萄酒で醸造したワインを買い取り、自分のブランド名のラベルを貼った「Cave an 万力ルージュ2019」だ。2022年8月30日に製造免許を取得し、9月中旬から自分のワイナリーで仕込みをスタートした。

商品の説明

著者について

1968年、茨城県水戸市生まれ。東京大学農学部農芸化学科卒業、同大学院修士課程応用生命工学専攻(応用微生物学)修了。メルシャン株式会社入社、勝沼ワイナリー配属。 2001年より、ボルドー・オーメドックに同社が所有するシャトー・レイソン駐在。同時期にボルドー大学醸造学部でDUADおよびDU Technologie du Vin取得。 2005年に帰国後、勝沼ワイナリー品質管理課長(ワインメーカー)、本社品質管理部長などを経て、シャトー・メルシャン ゼネラル・マネージャー。2020年から山梨県ワイン酒造組合会長、日本ワイナリー協会理事も務める。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ イカロス出版 (2022/10/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/10/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 420ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4802212283
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4802212281
  • 寸法 ‏ : ‎ 21 x 14.8 x 3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 19個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
19グローバルレーティング

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ワイン好きには面白い本
4 星
ワイン好きには面白い本
映画になっているということです興味を持ちました。ワインが好きな主人のために注文しましたが、お酒は一滴も飲まない私が読んでしまいました。アルコールは全く飲まないので、ワインのこともわかるわけがないのですが、読みやすくて読んでしまいました。小説だと思ってたんですが、違いました。著者の方の半世紀でした。分厚い本ですが読めてしまいます。ワインを飲まない私でさえそこそこ面白いと思って読むのですから、ワイン好きの方には興味深く読めると思います。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年2月10日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
ぜひとも、ワインを片手に読んでいただきたい

ワインに対する思いが伝わるたびに
ワインの味わいが一層引き立つこと間違いありません

週末に、ちょっと良いワインを飲みながら読む
そんな楽しみ方もよいです
大作なので長く付き合ってくれます

おススメです
2023年2月15日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
漫画本より一回り大きく、厚みがあり、文字数がそこそこあり、読み応えがありそうです。
携帯はし易そうです。
日本を世界に誇れるワインの醸造地にしようと奮闘してきた安蔵さんの話です。
写真が所々に印刷されてるので、本の内容を想像し易そうです。
ワインの歴史に興味のあるユーザーは楽しめそうです。
2023年4月27日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
ワイン好きのための実話の物語です。日本のワインはあまり印象がなく、ヨーロッパが主流だと個人的には感じているのですが、日本でもこんなにも命をかけて制作をしている方がいるとは思いませんでした。
一つのことに打ち込む熱意というか生き様が自分の心を震わせてくれました。
ワイン好きでなくてもお勧めな本です。
2023年2月18日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
かなり厚い本で、女性が持つにはちょっと辛いです。文字の大きさは一般的な大きさで、読みにくいということはありません。
てっきり日本経済新聞の「私の履歴書」のような感じかな?と思ったのですが、会話が多く、臨場感があるドラマっぽい印象を受けました。

会社の立ち上げから、つい最近のコロナ禍までが描かれています。ワインの知識がなくても面白いですが、品種の特性などを知っているとより身近に感じられます。
2023年2月14日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
ワインに人生をかけている方の熱意がとても伝わってきます.
所々に挿入されている写真も効果的で,夢中になって一気に読めました.

読んだあとは美味しいワインを飲みたくなること間違いなしです.
2023年2月7日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
この内容でこの厚さ。ちょっと読み進めるのが苦痛なレベルです。難解なドストエフスキーの本みたいです。
2023年4月9日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
なかなかのボリュームです。が、読みやすかったです。
2023年2月11日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
400ページの分厚い書籍ですが、説明欄に記載されている様にストーリーが多く、一つ一つが2,3ページなので、個人的には短時間で読み区切れてとても読みやすく、濃い内容で文章を読むのが苦手な方にもオススメできる本だと思います。
紹介されるワインは年代を気にしなければ購入しやすい価格の物なので飲んで見たくなります。
また映画化されている物の、現在はほぼ上映している映画館がないのが残念です。