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LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。 単行本(ソフトカバー) – 2012/6/15

4.0 5つ星のうち4.0 105個の評価

北欧諸国があらゆる「幸福度ランキング」で上位を占めているのはなぜか。
世界的に見ても豊かなはずの日本が、どうして81位なのかーー。

ハワイをベースにノマドライフを実践する本田直之が
幸福度ランキングトップの北欧(デンマーク、スウェーデン、フィンランド)の人たちと
幸福について語り合って得た、確信。

ここ数年、さまざまな研究機関から、世界の国々の「幸福度ランキング」が発表されています。たとえば、ギャラップの2010年の調査によれば、日本の幸福度は81位。そのランキングで上位を独占しているのは、北欧の国々です(デンマーク1位、フィンランド2位、ノルウェー3位、スウェーデン4位)。
モノも豊富にあって豊かなはずの日本人が、なぜ幸せを感じられないのか。
それは、アメリカ的な物質至上主義が幸福感につながらなくなったからではないかと著者は考えました。

著者が、日本人の描く「幸せ」に違和感を覚え始めたのは、日本経済が再びバブルを迎えていた2005年頃のことでした。
当時、著者は東京とハワイでのデュアルライフ(=2拠点生活)を始めたばかり。その違和感はなんなのだろうと、ずっと考えていたのです。
ハワイはアメリカの一部ですから、幸福度ランキングの上位に名前があがることこそありませんが、過ごしていてとても幸せを感じられる場所です。
2007年から実際にデュアルライフを始めてみて、また毎年ニュージーランドやオーストラリアなど、幸福度ランキング上位の国々で生活をする中で、著者が強く感じたこと
。それは、古い価値観のままでライフスタイルをつくっていくと、幸せではなくなってしまうのではないかということでした。
ハワイやニュージーランド、オーストラリアには、モノが少なく暮らし自体はシンプルですが、豊かな自然や旅をはじめとしたライフスタイルがありました。
モノやお金に振り回されるのではなく、精神的・体験的なものに重きを置く。
見た目は質素でも、そのほうが実は豊かなのだ。本田氏はそう確信するに至ったのです。

本書のタイトルにもなっている「Less is more」は、ドイツの建築家、ミース・ファン・デル・ローエの言葉です。
彼はル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトと並ぶ、近代建築の三大巨匠のひとり。
もちろん「Less is more」は建築について語られた言葉ですが、「より少ないことは、より豊かなことだ」というキーワードは、そのまま現在の世の中が求めているものではないかと思います。
物質至上主義とは、言い換えるならば、車や家をはじめモノや場所など、さまざまな制約に縛られて生きることでもあります。
そうした制約から解放され、自由に生きること。
「Less is more」は、人生を楽しむために、とても重要な思想だと著者は考えました。

今回、著者は実際に幸福度ランキングの高い、デンマーク、スウェーデン、フィンランドといった北欧の国々を訪れ、20人以上の人たちと幸せについて語り合いました。
そのインタビューをふまえて、幸せに生きていくための思考法や行動法をまとめたのが本書です。

◎自由に生きるための「新しい幸せ」10の条件とは何か。
◎日本はこれだけ豊かなのに、なぜ幸福度ランキングが低いのか。
◎自由に生きるために、変えなければならないことは何か。
◎自由に生きるために、捨てなければならないものは何か。
◎新しいライフスタイルを求めて、何をするべきか。

本書の中には、そのヒントや答えがあります。

商品の説明

著者について

本田 直之 (ほんだ・なおゆき)
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO
シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。
現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。
東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活するデュアルライフを送っている。
著書に、ベストセラーになったレバレッジシリーズをはじめ、『ノマドライフ』(朝日新聞出版』、25万部を越えるベストセラーとなった
『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』『ゆるい生き方』『7つの制約にしばられない生き方』(以上、大和書房)『ハワイが教えてくれたこと。』(イースト・プレス)などがある。
著書は累計200万部を突破し、 韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。
日本ファイナンシャルアカデミー、コーポレート・アドバイザーズ、米国Global Vision Technology社、アスロニア、アロハテーブル、コポンノープ、アキュム等多数の企業取締役を兼務。経営者を中心としたトライアスロンチーム、TeamAlapaを主宰する。
サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)
明治大学商学部産業経営学科卒
(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
アカデミーデュヴァン講師
上智大学非常勤講師。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2012/6/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/6/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4478014701
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478014707
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.3 x 1.5 x 18.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 105個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で、本田さんの『ゆるい生き方』を借りました。中身はつい最近のこと(ミニマリストや働き方などから)のようでしたが、どう見ても結構年数経ってる劣化具合。発行年数(2010年)を見てかなり驚き、この方は先見の明がある‼と確信。色んな方のレビューを拝見し、こちらを購入しました。

……こりゃ凄い。下手な占い師より当たってるんじゃないのかな。もう激しく同意。

この2~3年、世代間のギャップが10年前のそれとは比べ物にならない程あるな、、と漠然と感じていました。つい最近上京し、その流れを更に感じていましたが、その原因を具体的に挙げてくれてまして、相当スッキリしました(笑)

私は今30代前半ですが、バブル世代の考え方にはどうしても馴染めないでいました。
1度の飲み会に1万近くかける、お金をかけてくれない恋人は価値がない、○○なら質屋で売れるから○○が良い、今の時代では仕事内容に見合わない報酬を要求する、安い賃金の職種を低く見る等々……しかもそれで歳を重ねてるせいか、絶対だと思っている人が多くて、かなりの率でそれを押し付けてきます(笑)
……価値観の優劣のベースに『如何にお金をかけるか』があるから、何を聞かされても同意出来ないような違和感。。

反して、今の20代前半は、物凄く個人主義だなと。お金の話をしてるコを殆ど見ません。倹しく生きてるけど、そんな(無理してる)風に見えないような、、
10年前なら先輩や年長者を舐めてるとしか思えない態度のコも多いと感じますが(笑)、能力は40代と同じ位あるコも多く(びっくりしてます)、やることはやってるから無駄なこと(=不必要に周りに合わせる)はしないというスタンスが多いなと。

……これはきっと何かある。とは思ってましたが、それを根拠を示しつつはっきり指摘してくれてますし、視野が広く、物事を決め付けず、ポジティブネガティブ両方踏まえた上でバランスの良い答えを持ってくる、かつある程度の期間成功してる方の意見はかなり当たってると思っており、この方は略当てはまってます。なまけものの本(笑)を読んでから暫く離れてましたが、あれからこれだけ経っても未だに断定してない姿勢にも余計そう感じるのかもしれません。

私はこの3年程で、モノを相当減らし、合わせて価値観も変わり、遂に当初夢見ていた生活を叶えました。が、手に入れて初めて分かった合う合わない、更にやりたいことが見えてくるなど、生き方そのものに揺らいでました。
そんな中でしたので、合ってるな~~大丈夫だ(笑)と。今、寧ろ揺らいでない方が危険かもしれないと思わせてくれます。他の方も書いてましたが、今後起業したり人生設計の岐路に立ってるような方へのビジネス書としてもオススメだと思いました。

追記。
話が他の作品と若干被ってるものもありますが、要はこの人の価値観のベースにあるものだから、重複してるのだと思います。私はそんなに気になりませんでした。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はランキング上位にある北欧の国々と日本を比較して、なぜ北欧の人々は日本に比べて幸せなのかということをさまざまな視点から考察している。結局のところ、現代の日本はモノに溢れ、物質的な豊かさはあるものの、満足感が薄れてしまっているのに対して、北欧の人々は例えお金もモノも質素だとしても満足感が得られるといった違いが主な要因である。「もっとお金を、もっと高級なものを、、」といった、もっともっとの精神は自分を不幸にさせてしまう。いかにこの考えを外せるかで精神的にゆとりを持って過ごせるかが変わってくると思う。
また、本田さんの「ワークライフバランスではなく、仕事と遊びの境界線をなくす」というスタイルにハッとさせられた。「自分では遊びだと思ってやっていることが同時に仕事にもなっている」というのはまさに自分が目指している状態である。5年後くらいに、今の自分がちゃんとそこを目指せているかということを確認するために もう一度読みたい本である。
2022年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シンプルな暮らしは共感するが、目新しい気づきなどは特になく、
ノマドライフやデュアルライフが憧れの人にとっては見通しとなるだろうなという感想。

ただ、どの世界世論調査でも日本の幸福度ランキングは低く、
改めてこの数値は上げていきたいと感じた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
北欧の社会福祉制度に興味があり、ふとしたきっかけでこの本にたどり着きました。
著者については、それまで存じ上げませんでしたが、いわゆる「ノマド」的な生き方の先駆者です。

著書で繰り返し語られるのは、自分がどういう生き方をしたいのか、「選択する」ことの重要性です。
日本では、「皆がそうしているから」と、誰かの押し付けられた価値観に縛られる生活に終始し、
主体的に行動できていない人が多いため、幸福度が上がりにくいのではないでしょうか。

「自由」とは、「自分に由る」、すなわち、自分が責任を負うことでもあります。
自分の選択が、自分の生き方を決める。
既存の価値観や常識ではなく、自分の意見を持ち、行動する。
それが幸せへの第一歩であると痛感させられます。

会社のレールに乗る、あるいは、国に頼る。
そういった他人任せの生き方は、これからの時代はもはや通用しません。
震災・リストラ・病気など、今の生活が突然失われる事態を想定し、フレキシブルに生きること。
そして、小さなコミュニティでの評価に一喜一憂せず、絶えず変化する世界を楽しむこと。

グローバルな時代に、「日本」という国だけで生きていると、価値観が固定してしまいます。
著者のように、場所の制約にとらわれず生きることでしか、見えてこない世界があります。

自分がどう生きたいか、を模索している方や、日々の生活に幸福を感じられない方におすすめの一冊です。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本田さんの著書なので購入。

今回は内容が少し今までと違って読みごたえあり。
最近の著書にはちょっと重複感、薄すぎ感が否めなかったので。

自由の他に幸福を切り口にしている点が新しく、幸福を基準に生き方を考え、捨てるものを決めていって、結果、ポジティブにシンプルに生きるという理想像を考える。
まさに自分の目指す生き方である。
最近月に1回は孫の顔を見せに実家に帰っているが、考えようによってはこれはデュアルライフの始まりでは?
ということで、もっと考え方を進化させていくようにしよう。
引き続き本田さんからは自由に生きる生き方を教えていただきたい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、いくつかのミニマリスト(本当に必要なモノしか持たない人たち)の
本の中でも異質ではないでしょうか。

内容としては、北欧の幸福度の高さの理由を
実際に北欧の人たちにアンケートをとり
理由を追求すると共に、その結果から筆者の意見・推測が
書かれています。

先ほど述べたように、他のミニマリストの本との違いは
モノを捨てるという自己啓発本というより、
かなりビジネス書に近い点です。
人生の多くの部分を占める仕事をどのようにするか、選ぶかを
説明している箇所が多く、その選択によって
幸福感が得られるようになるというものです。

北欧の暮らしのなかには
モノを買うことで幸せになるのではなく、
ライフスタイルとしてのくつろげる家や旅といった経験から
長期的な幸せを得る知恵が多くあります。
あえて、便利な世の中で不便を強いることをする。ということには
かなり衝撃をうけました。

幸福とはなにか。
改めて考えてみることの少ない現代社会に生きるわたしたちには
役に立つ本ではないでしょうか。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月11日に日本でレビュー済み
高校生の時にこの本に出会いました。

現代の幸せとは何か?
自由になるためにはどうすれば良いのか?

と、人生においてとても学べる本でした。

特に幸せの10カ条は実現すると確かに幸せになりそうだなと感じました。

デュアルライフのライフスタイルも魅力的でいつかは実現したいなと思います。

自分もデュアルライフと幸せの10カ条を目指して、努力したいと思います。

素晴らしい本です、出会って良かったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思ったより内容が薄い、好きな作者なので、自分の期待が高かったかもしれません(/_;)