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ユリイカ2012年9月臨時増刊号 総特集=平成仮面ライダー 『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダーフォーゼ』、そして『仮面ライダーウィザード』へ・・・ヒーローの超克という挑戦 ムック – 2012/8/8

4.3 5つ星のうち4.3 17個の評価

≪目次≫

【原理の最前線】
存在論的なヒーローのために 平成仮面ライダーの正義と倫理 / 白倉伸一郎+國分功一郎

【Interview】
〈ヒーロー〉と無限の可能性 / 高岩成二

【日常と生存の闘争】
平成仮面ライダーという系譜 / 井上敏樹+宇野常寛 with 川上弘美
大根とアンドロメダ / 川上弘美
『リトル・ピープルの時代』その後 「ヒーローと公共性」のゆくえ / 宇野常寛
初期平成ライダー考 秩序と混沌のはざまで / 井上伸一郎

【Cast interview】
“ダチ"の絶対値 如月弦太朗の青春 / 福士蒼汰
世界を見届けるためのたったひとつの冴えたやり方 門矢士の確信をめぐって / 井上正大
清冽なる凶暴 澤田亜希という始まり / 綾野剛
時を超えるふたつの声 野上幸太郎の受け継いだもの / 桜田通
新生としての『仮面ライダーウィザード』 操真晴人の拓く希望 / 白石隼也

【想像的なものの生成変化】
生き生きとした“キャラクター" 存在と時間の技法 / 小林靖子 聞き手・構成=上田麻由子
小林靖子と河竹黙阿弥 / 矢内賢二 誰が「変身」しているのか? 「特異点」としての『仮面ライダー電王』 / 岩下朋世

【Form change EUREKA !】
歪んだ仮面 『仮面ライダー』と『人造人間キカイダー』におけるポストヒューマン的存在論 / 門林岳史
女の子はライダーになれたのか “境界線上の存在"としてのライダーの喪失 / 筒井晴香

【来るべき朝のために】
はじまりはいつも突然 平成ライダーと過ごした時間 / 切通理作
社会の様変わりを反映した平成仮面ライダーシリーズ / ひこ・田中
面影のない街の神話劇 平成ライダーの闘う場所 / 若林幹夫
拡散から求心へ “男の子向け"番組としての成熟 / 泉信行

【平成仮面ライダー・クロニクル】
◆仮面ライダークウガ 意味としての「サムズアップ」から存在としての「いいね! 」へ 『仮面ライダークウガ』論 / 海老原豊
◆仮面ライダーアギト 違和感の勝利 『仮面ライダーアギト』はなぜ傑作か / 藤田直哉
◆仮面ライダー龍騎 死者の夢、鏡のある小部屋 / 村上裕一
◆仮面ライダー555 多重プロットドラマとしての『仮面ライダー555』 / 堺三保
◆仮面ライダー剣 ヒーローとして働くということ 『仮面ライダー剣』に見る今時のワークスタイル / 真実一郎
◆仮面ライダー響鬼 響鬼と響き交わした日々に / 東雅夫
◆仮面仮面ライダーカブト 擬態・格差社会・コミュニケーション 『仮面ライダーカブト』 / 樋口康一郎
◆仮面ライダー電王 電王はなぜそれでもヒーローなのか 犠牲・記憶・想像力 / 入江哲朗
◆仮面ライダーキバ 怪物的宿命を生きる美の血脈 『仮面ライダーキバ』をめぐって / 樋口ヒロユキ
◆仮面ライダーディケイド 『仮面ライダーディケイド』、旅の途中 / 石岡良治
◆仮面ライダーW ハードボイルドからハーフボイルドへ / 小野俊太郎
◆仮面ライダーオーズ/OOO 愛と平和と自己決定 / 水無田気流
◆仮面ライダーフォーゼ うちゅうひこうしのうた 『仮面ライダーフォーゼ』論 / 飯田一史

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 青土社 (2012/8/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/8/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ムック ‏ : ‎ 261ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4791702425
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4791702428
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 17個の評価

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カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大きく見ればフォーゼまでの平成ライダーの事が載っている本で、活字はかなりあるが、今までの歴史の歩みが細かく書かれています。今まであんまり語られなかったカブトやキバも同等に扱ってくれて感謝しています。ウィザード以降の総特集化も希望したい。
2013年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仮面ライダーを色々な人が、様々な角度から分析したり、作品構成の特色を出すのに欠かせない、プロデューサー・ライダーについての研究・分析・批評がなされていて本当に面白い。
少なくとも、響鬼後半をぶち壊したA級戦犯が井上敏樹だということがはっきりしただけでも読む価値があった。
だからと言って、それを責める気もない。そういうスタッフの確執があって、面白い作品が生まれたことも事実だから。
要は、良作を生み出してくれればいいのだ。つまらないライターは自然と淘汰されるものだから。
そういった、まさに、ファンが知りたかった舞台裏が暴露されるという楽しみもある本である。
にもかかわらず、意外と評価が低いのは、不思議である。
おそらく、このような批評を受け止めるだけの、誰も全作品を視聴できないくらい、作品数が膨大になっているからなのだろう。
全作品を理解しているファンにとっては、最高に面白い本である。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仮面ライダーをここまで論じている本は珍しいです。いい大人が・・・なんて批判はどーでもいいです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルで目に入りました。とても面白く読めて楽しかったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高寺プロと白倉プロとはポリシィがどう違うのか。角川書店の井上社長の文章を読んでよくわかりました。インタビューの2番目に高岩成二を持ってきたセンスはなかなかだと思います。川上弘美の文章が載っていたのにもびっくり! 彼女はきちんと仮面ライダーを見ている人だと知りました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月3日に日本でレビュー済み
前提として平成仮面ライダーを一から最終回まで見ている事が前提であり尚且つその時期ごとの時事問題などにも精通している必要がありますが、そもそもそんな人でない限りこの本を手に取ることもないでしょう。

あの高寺P&白倉P両名を知る人物の話や脚本家の物語作りの姿勢など興味深い対談やインタビューが載っており裏事情を知りたい大人のファンとしては少しばかり背景が垣間見える所が嬉しいです。

澤田/スパイダーオルフェノクを演じた綾野さんのロングインタビューなどレアな話も必見。

また様々な人物がライダー作品を独自に解釈して寄稿された批評論も色んな意見が混在し正に「平成ライダー批評」と呼ぶに相応しいものとなっており、考え方の一つの指標として資料的役割もはたしていると思われます。

もう少し製作者側のインタビューが欲しかった(特に高寺P)のと批評が多すぎるのが難かもしれませんが平成ライダーのディープなファンで、かつ制作の裏事情を知りたいと思う方や批評をしてみたいと思う方は買って損はないと思います。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月4日に日本でレビュー済み
特撮好きの旦那に付き合って、図らずもクウガから観続けている平成ライダーシリーズ。
ついつい買って読んでしまいましたが…

ディケイドに感する考察は「なるほど」と思ったし、
他の作品の評論についても、そこそこ読めましたが、
一番大好きな電王に感しては、エンターテインメント性を追求した作品なんだから
こんな小難しいことをいちいち考えなくても良いのに、と感じました…

…と、いうことは、この評論だけは私的に論点ずれてた、ということ。
全シリーズ同じタッチの作品ではないのだから、
評論の切り口だって、その都度変えていくべき。
よって星は3つにさせていただきます。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月9日に日本でレビュー済み
平成仮面ライダーのプロデュースを多くおこなった
現東映テレビプロの社長は、
バットマンのダークナイトのシリーズを気に入っていて、
かつてムービーぴあのインタビューでもほめていて、
ダークナイト・ライジングのプログラムにもエッセイを寄稿してるそうです。
(つまり平成仮面ライダーのスタッフはダークナイトシリーズを意識していたということです)

で、ダークナイト・ライジング公開にともなって、
コロラドで前作ダークナイトのジョーカーの影響をうけた人による銃撃事件がおこりました。

また、ダークナイト・ライジングは、
ウォール街の格差反対デモを暴動扱いして批判していて、
現地アメリカでは「ウォール街に味方する共和党的な作品」と批判されていることも判明しました。

このタイミングで東映テレビ社長をはじめ
平成仮面ライダーのスタッフのインタビューがのる本がでる、というのはなんなんでしょう。

上記のダークナイトやダークナイト・ライジングにまつわる問題について、
東映テレビ社長や、彼に同調して作品づくりに勤しんだ平成仮面ライダーのスタッフたちが
しどろもどろの弁解をしているように見えてしまう(←比喩表現)感じの本ですね。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート