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ズームバック×オチアイ 過去を「巨視」して未来を考える Kindle版
ペスト、世界恐慌、オイルショック……過去の事例を徹底検証してこれからの世界を読み解き、未来への展望を示す。「自粛=空気を読む力を武器にする」「環境負荷を制限する新しいイノベーション」「連帯の精神が経済を変える」などウィズコロナの世界を生きるヒントが満載! 「世界の知見」オードリー・タン、マルクス・ガブリエルとの特別対談も収録。
〈目次〉
第1部「半歩先の未来」を考える
特別編1 オードリー・タンと会う
特別編2 「大回復」へのプロローグ~危機の後のブレイクスルー、新しい「啓蒙」
第2部 「大回復」への道 [社会編]
第3部 「大回復」への道 [カルチャー編]
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2022/1/11
- ファイルサイズ33451 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
登録情報
- ASIN : B09PYXXCHS
- 出版社 : NHK出版 (2022/1/11)
- 発売日 : 2022/1/11
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 33451 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 394ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 12,195位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 656位社会・政治 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。2010年ごろよりメディアアーティストとして活動。
現在、筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JSTCRESTxDiversityプロジェクト研究代表、京都市立芸術大学客員教授,大阪芸術大学客員教授,デジタルハリウッド大学特任教授,金沢美術工芸大学客員教授.2020年度,2021年度文化庁文化交流使,2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサーなどを務める。
2017年 - 2019年まで筑波大学学長補佐,2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員,内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員,デジタル改革法案WG構成員などを歴任.
受賞歴に2010年IPAよりスーパークリエータ/天才プログラマー認定、2015年World Economic Forum Global Shapers選出、WorldTechnologyAward、2016年PrixArsElectronica、EUよりSTARTSPrizeを受賞。LavalVirtualAwardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeadersofTomorrow選出。2021年MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan、PMI Future 50など多数.
個展として「ImageandMatter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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オードリー.ターンとの対談は、今後に期待です。
コロナ禍の中夢も希望もない様な不安だらけの今こそ、必要な情報です。
書籍化されたものです。
私がこの番組を知ったのは、本書でも掲載されているオードリー・タン氏との対談でした。
この番組の装いはカジュアルでありながら、落合陽一さんが放つ言葉の輝きや、話すスピード感と
リズム、論理の飛躍のようにみえて実は一貫性があるところに魅了されました。
テレビというメディアだから感じることのできる魅力とは別ものである、言語としてきちんと確認
できる書籍として、あの感動を再び味わうことができました。
わたしたち一般視聴者は番組を通じてしか醍醐味を知ることはできませんでしたが、落合さんとの
出会いから番組制作、そして放送までの一連を手掛けたNHK制作班による次の言葉が本書の全体と
すべてを語っています。
打ち合わせ自体が極上の知的エンターテイメントだった
「落合陽一の頭脳に、人類の叡智を直結する」をコンセプトとして、
NHKにある膨大なアーカイブを落合さんと読み解くことで、未曾有の事態を切り抜けるヒントを探す
こうして、落合さんを ”編集長” に迎える番組は始まった
ここに「ヒント」はあるが「答え」はない
決して大袈裟ではなく、制作班はこの情熱を持って番組を作っていったことが、本書からビンビンと
伝わってきました。
その制作方針がまたふるっています。
1) 難解さに逃げない … 分かりにくいものは分かりにくいままで、考えるところから始める
難解なものを安易に簡略化せずに高いレベルをそのまま保つスタンスがいいです。
2) 飛躍を厭わない … 大胆な仮説を立て、それを論証する
セーフティゾーンで収めるのではなく、あえて踏み込んだ話をしていました、たしかに。
そして最後が、「ズームバック = 俯瞰せよ!」です。時間軸だけでなく地理的な広がりの両方です。
このコンセプトと基本方針を携えて、経済、自粛、教育、生と死、大衆、孤独、世代、言葉、会社、
ゲーム、アート、祝祭という多彩なテーマを多才に読み解いています。
それぞれのテーマに書かれている魅了を書くだけでも膨大になるので、本書のベスト・オブ・ベスト
を選ぶとするなら、私の中ではダントツで、『オードリー・タンに会う』です。
天才同士が、彼らのペースで視聴者に忖度せずに話をするとこんな会話になるんだ!というのが、
内容は両者が通じ合っていたものの数分の1しか理解できなかったとしても、その凄さを感じることは
できました。
対話のひとつひとつに圧倒的なパワーがあります。
本書にはいくつかのキーワードが出てきます。
おそらくですが、統合する言葉は「新しいゲーム」(あえて制約をつくることで、新しい価値観や
楽しさを創造すること)です。
それを支えるワードが、
質量への憧憬 / 地産地消 / 分散系への回帰 / 民藝 / コンヴィヴィアリティ(自立共生)/ 愉快 / 祝祭
などです。
そして勝手な読みで言わせてもらうなら、「新しいゲーム」に適応して楽しむコツは、「”ほどほど” な
距離感」をバランスよく取ることです。
本書は、再びNHK制作版の言葉で締めくくられています。
「巨視」は、過熱では見えない「冷静さ」を与えてくれる
出口が見えないコロナ禍を、ウィズコロナ時代を生き抜くためのヒントが、ここには散りばめられて
います。
最高の知的エンタメ本。多くの方に読んでいただきたいお勧めの書です。
冒頭に落合氏による過去を振り返ることの大切さについて書かれているが、コロナ禍とは関係なく、過去の事象が現在や未来予測に結びつくという考え方にも共感できる。
NHKの同番組の書籍化だが、各章ともに図版やグラフを駆使してわかりやすく説明されており、番組を見ていなくてもライトな教養書として役立つ知見が満載であり、さらにオードリー・タンやマルクス・ガブリエルとの対談も収録されていて読みごたえ十分だった。
この本には入ってないですが「戦争」の回でした。とは言え、情勢は様々なところにリンクしていて、とても勉強になりわかりやすく読めました。その中で紹介される人や本など一層調べたくなりました。
出荷前に検品してほしい。