【収録作】
1.「飢餓の予感」4頁。描き下ろし。
2.「沼の子供」24頁。双葉社「漫画アクション増刊」1982年9/4号
3.「子供の遊び」26頁。集英社「ヤングジャンプ」1979年6/21号
4.「影の街」25頁。秋田書店「I’m チャンピオン」1985年1号
5.「不安の立像」24頁。双葉社「漫画アクション増刊」1973年9/8号
6.「復讐クラブ」25頁。集英社「ヤングジャンプ」1979年12/20号
7.「真夜中のプシケー」24頁。小学館「ビッグコミック増刊」1975年1/15号
8.「袋の中」26頁。奇想天外社「アダムの肋骨(単行本)」1978年
9.「詔名」24頁。双葉社「漫画アクション増刊』1978年6月号(「礎」を改題)
10.「鰯の埋葬」24頁。双葉社「アクション・ピザッツ」1991年10/2号。
11.「蒼い群れ」30頁。双葉社「漫画アクション増刊」1981年9/5号。
12.「飢餓の季節」8頁。描き下ろし。
84頁と132頁に描き下ろしイラスト。
1は全て、2の巻頭2頁はカラー。
帯に山岸凉子氏の推薦文付きでした。
諸星大二郎氏の、青年向けに描かれた、ユーモアを抑えた一級品の恐怖短篇集。
青年の鬱屈した性や社会に対する漠然とした不安と疑念、パラノイア的なシステムにより軽々と抹殺される個人を、お得意のSF、民俗学、オカルト等広範な知識を駆使して描き、他の追随を許しません。
3-7、9,10は市井の人々(小学生、家族持ち、愛人、サラリーマンや公務員)が陥穽の如き怪異に囚われる話が多く、他人事とは思えぬ恐ろしさが有ります。
フロイト的な隠喩に満ちた8と不況時に読むと腹にズシリと来るディストピア物11の不気味さは時代を乗り越えています。
2に描かれた魔性を持った女性の隠喩と言うべき怪談も秀逸。
描き下ろしは本書内ではブラックながらユーモアが薫る掌編2作。
良い意味でまったりとした最新作と今はもう諸星氏も出せない張りつめた初期作品のタッチを比べるのも一興です。
他は全て再録ですが、未見の作品が有って、時代を乗り越えたホラー・SF漫画をお探しの方にはお薦めです。
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諸星大二郎特選集 (4) (ビッグコミックススペシャル) コミック – 2015/2/27
諸星 大二郎
(著)
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諸星大二郎傑作短編集、第4弾!!
ある青年サラリーマンが通勤電車の窓から目にする、線路脇にたたずむ黒い影法師。いつもそこにいるのだが、彼以外に誰も気にとめることはない。その正体の探索を試みる青年だが、それは“知ってはならぬもの”だった・・・!?
諸星大二郎氏自らが新たに選び抜いた短編集が、巻頭と巻末に描き下ろし作品を加えて、豪華本として登場!!
第4集は、『不安の立像』はじめ、日常と地続きの異界を描き、こちら側とむこう側の境界を曖昧にすることで、見慣れたはずの現実が姿を変え、恐怖を生み出すという諸星氏らしい独特かつ斬新な作品を多数収録。そして巻頭にカラー、巻末にショートストーリーの”描き下ろし作品”を加えた諸星短編集の決定版!!
【編集担当からのおすすめ情報】
初めて諸星氏の作品をご覧になる方はもちろん、諸星氏の作品を長年愛読し続けてきた方にもオススメできる傑作短篇集です!!
新たに描き下ろした作品は、どれも諸星氏らしい神秘的で重厚感のある仕上がりです。諸星氏の創り出した独創的な世界へと誘う、柔らかく美しい配色で描かれたカラーの描き下ろしや、ショートストーリーながら非常に深みのある描き下ろしが収録された傑作短編集、必読です!!
ある青年サラリーマンが通勤電車の窓から目にする、線路脇にたたずむ黒い影法師。いつもそこにいるのだが、彼以外に誰も気にとめることはない。その正体の探索を試みる青年だが、それは“知ってはならぬもの”だった・・・!?
諸星大二郎氏自らが新たに選び抜いた短編集が、巻頭と巻末に描き下ろし作品を加えて、豪華本として登場!!
第4集は、『不安の立像』はじめ、日常と地続きの異界を描き、こちら側とむこう側の境界を曖昧にすることで、見慣れたはずの現実が姿を変え、恐怖を生み出すという諸星氏らしい独特かつ斬新な作品を多数収録。そして巻頭にカラー、巻末にショートストーリーの”描き下ろし作品”を加えた諸星短編集の決定版!!
【編集担当からのおすすめ情報】
初めて諸星氏の作品をご覧になる方はもちろん、諸星氏の作品を長年愛読し続けてきた方にもオススメできる傑作短篇集です!!
新たに描き下ろした作品は、どれも諸星氏らしい神秘的で重厚感のある仕上がりです。諸星氏の創り出した独創的な世界へと誘う、柔らかく美しい配色で描かれたカラーの描き下ろしや、ショートストーリーながら非常に深みのある描き下ろしが収録された傑作短編集、必読です!!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2015/2/27
- ISBN-104091868274
- ISBN-13978-4091868275
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著者について
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1949年長野・軽井沢に生まれ、東京で育つ。1970年「COM」にて「ジュン子・恐喝」でデビュー。1974年「生物都市」で第七回手塚賞に入選し本 格的な作家活動に入る。同年「少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」を連載(後に「稗田礼二郎のフィールド・ノートより」と改題)、以後「暗黒神話」、「孔子 暗黒伝」と同誌に連載、その後他誌にて「マッドメン」、「海神記」、「西遊妖猿伝」と代表作となる作品群を発表。異形、寓意、そして或る時は“クトゥ ルー”をモチーフに古代から現在に至る物語世界を紡いでいる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『MUD MEN 最終版』(ISBN-10:4334901670)が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー

5 星
「1970-80年代作を中心に編まれた恐怖短篇集。」
【収録作】1.「飢餓の予感」4頁。描き下ろし。2.「沼の子供」24頁。双葉社「漫画アクション増刊」1982年9/4号3.「子供の遊び」26頁。集英社「ヤングジャンプ」1979年6/21号4.「影の街」25頁。秋田書店「I’m チャンピオン」1985年1号5.「不安の立像」24頁。双葉社「漫画アクション増刊」1973年9/8号6.「復讐クラブ」25頁。集英社「ヤングジャンプ」1979年12/20号7.「真夜中のプシケー」24頁。小学館「ビッグコミック増刊」1975年1/15号8.「袋の中」26頁。奇想天外社「アダムの肋骨(単行本)」1978年9.「詔名」24頁。双葉社「漫画アクション増刊』1978年6月号(「礎」を改題)10.「鰯の埋葬」24頁。双葉社「アクション・ピザッツ」1991年10/2号。11.「蒼い群れ」30頁。双葉社「漫画アクション増刊」1981年9/5号。12.「飢餓の季節」8頁。描き下ろし。 84頁と132頁に描き下ろしイラスト。 1は全て、2の巻頭2頁はカラー。 帯に山岸凉子氏の推薦文付きでした。 諸星大二郎氏の、青年向けに描かれた、ユーモアを抑えた一級品の恐怖短篇集。 青年の鬱屈した性や社会に対する漠然とした不安と疑念、パラノイア的なシステムにより軽々と抹殺される個人を、お得意のSF、民俗学、オカルト等広範な知識を駆使して描き、他の追随を許しません。 3-7、9,10は市井の人々(小学生、家族持ち、愛人、サラリーマンや公務員)が陥穽の如き怪異に囚われる話が多く、他人事とは思えぬ恐ろしさが有ります。 フロイト的な隠喩に満ちた8と不況時に読むと腹にズシリと来るディストピア物11の不気味さは時代を乗り越えています。 2に描かれた魔性を持った女性の隠喩と言うべき怪談も秀逸。 描き下ろしは本書内ではブラックながらユーモアが薫る掌編2作。 良い意味でまったりとした最新作と今はもう諸星氏も出せない張りつめた初期作品のタッチを比べるのも一興です。 他は全て再録ですが、未見の作品が有って、時代を乗り越えたホラー・SF漫画をお探しの方にはお薦めです。
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【収録作】
1.「飢餓の予感」4頁。描き下ろし。
2.「沼の子供」24頁。双葉社「漫画アクション増刊」1982年9/4号
3.「子供の遊び」26頁。集英社「ヤングジャンプ」1979年6/21号
4.「影の街」25頁。秋田書店「I’m チャンピオン」1985年1号
5.「不安の立像」24頁。双葉社「漫画アクション増刊」1973年9/8号
6.「復讐クラブ」25頁。集英社「ヤングジャンプ」1979年12/20号
7.「真夜中のプシケー」24頁。小学館「ビッグコミック増刊」1975年1/15号
8.「袋の中」26頁。奇想天外社「アダムの肋骨(単行本)」1978年
9.「詔名」24頁。双葉社「漫画アクション増刊』1978年6月号(「礎」を改題)
10.「鰯の埋葬」24頁。双葉社「アクション・ピザッツ」1991年10/2号。
11.「蒼い群れ」30頁。双葉社「漫画アクション増刊」1981年9/5号。
12.「飢餓の季節」8頁。描き下ろし。
84頁と132頁に描き下ろしイラスト。
1は全て、2の巻頭2頁はカラー。
帯に山岸凉子氏の推薦文付きでした。
諸星大二郎氏の、青年向けに描かれた、ユーモアを抑えた一級品の恐怖短篇集。
青年の鬱屈した性や社会に対する漠然とした不安と疑念、パラノイア的なシステムにより軽々と抹殺される個人を、お得意のSF、民俗学、オカルト等広範な知識を駆使して描き、他の追随を許しません。
3-7、9,10は市井の人々(小学生、家族持ち、愛人、サラリーマンや公務員)が陥穽の如き怪異に囚われる話が多く、他人事とは思えぬ恐ろしさが有ります。
フロイト的な隠喩に満ちた8と不況時に読むと腹にズシリと来るディストピア物11の不気味さは時代を乗り越えています。
2に描かれた魔性を持った女性の隠喩と言うべき怪談も秀逸。
描き下ろしは本書内ではブラックながらユーモアが薫る掌編2作。
良い意味でまったりとした最新作と今はもう諸星氏も出せない張りつめた初期作品のタッチを比べるのも一興です。
他は全て再録ですが、未見の作品が有って、時代を乗り越えたホラー・SF漫画をお探しの方にはお薦めです。
1.「飢餓の予感」4頁。描き下ろし。
2.「沼の子供」24頁。双葉社「漫画アクション増刊」1982年9/4号
3.「子供の遊び」26頁。集英社「ヤングジャンプ」1979年6/21号
4.「影の街」25頁。秋田書店「I’m チャンピオン」1985年1号
5.「不安の立像」24頁。双葉社「漫画アクション増刊」1973年9/8号
6.「復讐クラブ」25頁。集英社「ヤングジャンプ」1979年12/20号
7.「真夜中のプシケー」24頁。小学館「ビッグコミック増刊」1975年1/15号
8.「袋の中」26頁。奇想天外社「アダムの肋骨(単行本)」1978年
9.「詔名」24頁。双葉社「漫画アクション増刊』1978年6月号(「礎」を改題)
10.「鰯の埋葬」24頁。双葉社「アクション・ピザッツ」1991年10/2号。
11.「蒼い群れ」30頁。双葉社「漫画アクション増刊」1981年9/5号。
12.「飢餓の季節」8頁。描き下ろし。
84頁と132頁に描き下ろしイラスト。
1は全て、2の巻頭2頁はカラー。
帯に山岸凉子氏の推薦文付きでした。
諸星大二郎氏の、青年向けに描かれた、ユーモアを抑えた一級品の恐怖短篇集。
青年の鬱屈した性や社会に対する漠然とした不安と疑念、パラノイア的なシステムにより軽々と抹殺される個人を、お得意のSF、民俗学、オカルト等広範な知識を駆使して描き、他の追随を許しません。
3-7、9,10は市井の人々(小学生、家族持ち、愛人、サラリーマンや公務員)が陥穽の如き怪異に囚われる話が多く、他人事とは思えぬ恐ろしさが有ります。
フロイト的な隠喩に満ちた8と不況時に読むと腹にズシリと来るディストピア物11の不気味さは時代を乗り越えています。
2に描かれた魔性を持った女性の隠喩と言うべき怪談も秀逸。
描き下ろしは本書内ではブラックながらユーモアが薫る掌編2作。
良い意味でまったりとした最新作と今はもう諸星氏も出せない張りつめた初期作品のタッチを比べるのも一興です。
他は全て再録ですが、未見の作品が有って、時代を乗り越えたホラー・SF漫画をお探しの方にはお薦めです。
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2015年3月3日に日本でレビュー済み
2013年、10月、11月、12月と3か月連続で選集が出版されて、しばらくの間滞り、もう出ないのかなと思っていた第4巻がようやく出版されました。
収録作品は下記のとおりです。
1:飢餓の予感 2:沼の子供 3:子供の遊び 4:影の街 5:不安の立像 6:復讐クラブ 7:真夜中のプシケー
8:袋の中 9:詔命 10鰯の埋葬 11:蒼い群れ 12:飢餓の季節
1、と12、のみ短いカラーの描き下しの短編で、この選集の各々、プロローグとエピローグになっています。
2~11の作品は、すべて再録作品で、1973年~1991年の間に描かれていて、諸星さんの初期、中期の作品が中心になっています。
以下、私が面白いと思った作品について少し記してみます。
5:線路際に立っている黒いマントを被った不思議な人間?・・・・・その正体は、最後に明かされますが!!
自殺者の多い昨今、私にも黒いマントの男が見えたりして・・・・・
6:因果応報ということなのでしょう!人を呪わば穴二つ、ということです。諸星さん特有のブラック・ユーモアが効いています!!
7:ローズマリーの赤ちゃんにインスパイア―されたのかな?結末の不気味さが余韻を残します。
9:諸星さんお得意の伝承、民話を上手く現代の世界に溶け込ませています。
その他の作品も全て水準以上の作品ばかりです。諸星さんのファンに広くお勧めします!!
収録作品は下記のとおりです。
1:飢餓の予感 2:沼の子供 3:子供の遊び 4:影の街 5:不安の立像 6:復讐クラブ 7:真夜中のプシケー
8:袋の中 9:詔命 10鰯の埋葬 11:蒼い群れ 12:飢餓の季節
1、と12、のみ短いカラーの描き下しの短編で、この選集の各々、プロローグとエピローグになっています。
2~11の作品は、すべて再録作品で、1973年~1991年の間に描かれていて、諸星さんの初期、中期の作品が中心になっています。
以下、私が面白いと思った作品について少し記してみます。
5:線路際に立っている黒いマントを被った不思議な人間?・・・・・その正体は、最後に明かされますが!!
自殺者の多い昨今、私にも黒いマントの男が見えたりして・・・・・
6:因果応報ということなのでしょう!人を呪わば穴二つ、ということです。諸星さん特有のブラック・ユーモアが効いています!!
7:ローズマリーの赤ちゃんにインスパイア―されたのかな?結末の不気味さが余韻を残します。
9:諸星さんお得意の伝承、民話を上手く現代の世界に溶け込ませています。
その他の作品も全て水準以上の作品ばかりです。諸星さんのファンに広くお勧めします!!
2015年3月8日に日本でレビュー済み
まさかの4巻発売は嬉しいですね。
今回もすべての作品が大傑作です。できればあと1〜2冊特選集として出してくれて、さらに別巻として未収録作品や現在発売されている単行本には未収録の作品を集めてレア作品集として出して欲しいですね。例えば、「空気のような・・・」、「ジュン子・恐喝」などです。
小学館さんぜひお願いいたします。
今回もすべての作品が大傑作です。できればあと1〜2冊特選集として出してくれて、さらに別巻として未収録作品や現在発売されている単行本には未収録の作品を集めてレア作品集として出して欲しいですね。例えば、「空気のような・・・」、「ジュン子・恐喝」などです。
小学館さんぜひお願いいたします。