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完全版 不安のメカニズム: ストレス・不安・恐怖を克服し人生を取り戻すためのセルフヘルプガイド (単行本) 単行本 – 2016/12/8

4.2 5つ星のうち4.2 62個の評価

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購入オプションとあわせ買い

経験豊富な開業医が不安症状に苦しむ人に語りかけるロングセラー。自らの心の持ち方を変えていくことで改善できるという著者の確…
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2016/12/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/12/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480843108
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480843104
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 2.2 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 62個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
62グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
薬だけに頼らずパニック発作を治したかったのでネットを色々検索して、ブルーバックス版のこの本に出会いました。こちらの方が読みやすいかなと思いますが、ブルーバックス版の翻訳も好きでした。翻訳者のパニックに苦しんでいる人を少しでも助けたい気持ちが伝わります。私は発作がおきても仕事があるため必死で行動していたので、この本を読んで、やってることの方向性は間違ってなかったと気付かされ嬉しかったです。
 発作とはどういう仕組みでおこるか、その時、体、脳のなかでは何が起こっているか、その時どうしたらいいか、著者の言葉を思い出して発作をやり過ごしました。何度も何度も読み返し、かなり回復した今でも、持ち歩いています。(けっこう重いですが)
 発作の時まるで著者が隣で見守ってくれているような気持ちになり涙が出たこともあります。やるべきことは簡単。でも、発作によって過敏になっている人間にとっては不可能に思われます。でも、何度もやってみると、これか!と思う瞬間がくると思います。
 苦しくて読み進められない時もあったけど、この本に出会えてよかったです。
 パニック発作で苦しんでいる方は一度、読んでみてほしいです。
61人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年2月3日に日本でレビュー済み
こちらで購入したわけではないのですが、
どうしても購入するか迷っている方に本を手にした感想をお伝えしたいと思ったのでレビューを書きたいと思います。

【購入時の心境】
2017年ごろの話です、当時鬱病と向き合って8年目位でした。
仕事と感情のコントロールが上手くできない自分にイライラしながら退勤後、私は本屋さんに向かいました。
ズラッと並んだ本の中から一冊だけ手助けしてくれる本を探しました。
目次、表紙、帯、ビビッとくるものを…
白くてシンプルだし帯に心が軽くなるって書いてある…分厚いけどとりあえず買いたい、読みたい!という気持ちで購入しました。

【道しるべはこの本の中に、セルフヘルプガイド】
参考書感覚で買ったので、なんだか勉強してるみたいなんて思いながら好きなページに折り目をつけて読んでました。
書いてある内容はとても優しく、丁寧な言葉で、まるで隣に寄り添ってくれているように私は感じました。

超絶ざっくり言うと、ある人物は昔こうだったけど〇〇をしたらこうなりました、今そうしているよりもこうしたら良くなりますと書いてあります。
中にはそんなん出来てたら苦労してないよと思う内容もありました。

難しく書いてあるところや今の自分には無理と思った内容は飛ばして太字だけ読んだり好きな章だけ読むだけでも価値はあると思います。
無理せず難しく捉えず気が向いた時、余裕のある時、自分の目で脳で『へー!そうなんだ、なるほどね』とちょっとずつ吸収してみてほしいです。
長期間にわけてでも。

【治るわけじゃない】
回復するスピードや病の重さは人それぞれなので読んだから必ず治るとは限りません…
ただヒントは、得られるものは本当にたくさんありました。

あれから数年たった今、私は主婦になりました。
今もこの本から得たヒントを思い出しながら日々変わり続けています。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章ばかりで、イメージがしにくかったです。
僕には向いてませんでした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パニック障害をなんとかしたくて購入。この書の中の、台風(パニック)の目に居なさいと言う示唆から、以前修していたマインドフルネス(ヴィパッサナー瞑想で育てていたサティ)が蘇り、パニ抜けの道を歩いています。もちろん、医学的治療も併用です。漢方治療です。その後は、ブッダダーサ師の「呼吸によるマインドフルネス」(サンガ)により、パニックを観察し滅尽する相を念じています。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大体、パニックとか抱えている患者さんは過度な緊張により、頭も心も疲れている状態にあります。
だから、患者さんは長文など読んでいちいち紐解いている余裕はないほど、心が追い詰められた状態にあると思います。
しかも、頭が疲れているのだから長文の本など読めば、更に頭が疲れて逆効果になりかねません。
残念なところはこの本が勉強本に特化されているような書式であるという点。
この本が本当に回復を目指す本ならば、もっと回復に向けたプロセスをシンプルに書かないとダメだと感じました。
43人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブルーバックス版を28年前に購入して読みました
その復刻かと思い買いましたが、文章の量が多くなっていました
自分の読んだ時に出てきた患者さんのエピソードもなかったです

症状により長い文章を読めない方もいると思うので
82~116ページ、314.315ページをとりあえず読むといいです

私は当時20歳で、パニック発作が急に起こり何が何だか
わからない状態で混乱していましたが
ブルーバックス版のおかげで、落ち着きを取り戻し自分に起きていることを
理解することができました
上記のページをメモ帳に書き出して、外出時に読んだり
まさに発作中に唱えていました
3ヶ月ほどで投薬治療と合わせて、良くなり
その後2年間の大学生活も送れ、卒業し社会人になることができました

薬なしになりたい方、投薬しつつ社会生活を送る方
いろいろいらっしゃると思いますが
この本のアドバイスはいい相棒になると思います

ブルーバックス版の方がコンパクトに読めて
例に出てくる方もわかりやすかったのでちょっと残念でした
確か訳者の方も病気でクレアさんに感謝されていました

この本がみなさんの回復の杖になりますようにお祈りします
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年12月21日に日本でレビュー済み
 「アナ、来させればいいのよ。戦おうとしないで、そのままにしておけば、いずれ通り過ぎるわ」

 (単純型神経症の)治療の根本原則は次の4つ...1)真正面から向き合う 2)受け入れる 
3)浮かんで通り過ぎる(フローティング) 4)時が経つのに任せる...これ、いつの本の内容だと
思いますか?

 50年前だそうです!

 書物としてまとめるまでに体系立っていないとしても、具体的な方法論の数が少ないとしても...
この著者は臨床現場で体系立てて使っていたことは、はっきりわかります。...これ、マインドフル
ネスのベースになる考え方そのものですよ。

 ...「第1の恐怖」とは、何らかの「危険」が生み出したもともとの恐怖であり、「第2の恐怖」
とは、第1の恐怖がもたらした身体の異常な感覚(よくあるのはパニック感)に対する恐怖です、とか
...疲労を4つに分類して...1)筋肉の疲労(筋緊張による)2)感情の疲労(ストレスによる神経の過
敏化による)3)頭の疲労(恐怖をともなうしつこい考えによる)4)魂の疲労(心身が疲れきった人
はなにをするにも、何を考えるにも大きなエネルギーを使ってしまい、生きる意欲をなくす)など  
症状の持続や悪化を『疲労』で説明してくれるところなど...ここはメンタルレスキュー協会でのファー
スト・ショック、セカンド・ショックや疲労の考え方を思い起こさせてくれます。

 最近、精神分析関係の本を手にすることがあるのですが...読み進めていくと、断片的で、体系化され
てはいないとはいえ、もうこの頃にこのような考え方をしていたのかと、いまさらながら先人が行き
着いていた場所に頭はひたすら下がります。
62人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月12日に日本でレビュー済み
強迫症やパニック障害、不安障害などの様々な症例を事例を交えて対応法を解説。確かに、症状を抱えている人にとっては読み応えがあり過ぎて、とても読み切らないと思う。私も辛い時は読めない。
しかし、巻末に対応法のまとめを書いている項目があるので、そこに苦しくなったときに目を通すだけでも良いと思う。

不安や恐怖感等を抱えている人にとっては、それでも辛くて困難かもしれないし、きちんと読まねばと強迫的に考えてしまう方もいらっしゃるかと思うけれども。ゆえにこそ、世間から理解されにくく、また、長引いてしまうのだろう。
余談が過ぎた。

著者の対処法を私的な言葉に置き換えると、浮かんでくる諸々の想念や強迫観などを、肯定も否定もせずにありのままに受け止めて、実際にパニック障害や強迫観念に襲われても、できる限り、ありのままの姿勢を保持するという点にある。

絶望的に困難に思えるかもしれないけれども、十に一つは、自分の意識はおかしいのではないかと思うときがあると思う。著者はその瞬間を気付くことの大切さを説いている。また、ぶり返しについても解決へのプロセスであると述べていて、それはその通りだとしても非常に困難だと思う。

しかしながら、例えば、パニック障害への対応について、「死なないから大丈夫」というような言説が未だに流布している現状(予期不安や広場恐怖、そして実際のパニック状態の恐怖感を知らないのだから無理もないだろう)、とりあえず適当にめくったページを一行だけでも目で追ってみるだけで、或いはホッとする瞬間が訪れるかもしれない。
項目に分かれているが、全ページに渡って、本書のテーマが貫かれているから、なにかしら関連性は見出せると思う。

皆さん、頑張りましょう。いや、肩の力を抜いて、ありのままにいきましょう。可能な範囲で。

また、医療・心理関係の方にもお読みいただければと思います。当事者性が無いとなかなか掴みにくいかもしれませんが。
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