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視点という教養(リベラルアーツ) 世界の見方が変わる7つの対話 単行本(ソフトカバー) – 2022/6/18
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生き方を主体的に選ばなくてはならない「史上初の時代」に
思考OSをアップデートする 教養(リベラルアーツ)を学ぶ
2021 JAPAN PODCAST AWARDSベストナレッジ賞受賞!
7つの学問分野のトップランナーたちと、
『歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)』オーガナイザー深井龍之介・
Podcast Studio Chronicle代表野村高文が対談したPodcast、
「a scope ~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~」待望の書籍化。
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Podcast Studio Chronicle代表野村高文が対談したPodcast、
「a scope ~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~」待望の書籍化。
- 本の長さ292ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2022/6/18
- ISBN-104781620949
- ISBN-13978-4781620947
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商品の説明
出版社からのコメント
ビジネス・プライベート問わず様々な選択肢があるがゆえに、
迷いや嫉妬が生まれる現代に、
「世の中をあらゆる視点から捉えることができ、自ら選択できる能力」
を身につけるためヒントとなる教養(リベラルアーツ)。
物理学・文化人類学・仏教学・歴史学・宗教学・教育学・脳科学、
各学問のトップランナーとの対話から、思考OSをアップデートするための
さまざまな視点を獲得せよ。
【目次】
本書について
第1章 リベラルアーツの力を考える
第2章 物理学:物理学での「直感」を手に入れて、判断力を手に入れろ(北川拓也)
第3章 文化人類学:感染症も経済も、世の中はすべて文化人類学の研究対象になる(飯嶋秀治)
第4章 仏教学:実は極めて論理的な、仏教の世界へようこそ(松波龍源)
第5章 歴史学:歴史を学ぶことで「ツッコミ力」を磨け(本郷和人)
第6章 宗教学:キリスト教が、世界を変えた理由(橋爪大三郎)
第7章 教育学:現代に再びあらわれた「松下村塾」の実践(鈴木寛)
第8章 脳科学:感情の仕組みを脳から読み解く(乾敏郎)
おわりに:7つの対談を終えて
【著者コメント】
深井 龍之介:
「a scope ~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~」は、各分野の研究者の方々のご協力なしでは生まれなかった番組です。心より感謝申し上げます。「教養がある」というと、知識をたくさん知っているというイメージがありますが、本書で伝えていることはそれとは異なります。様々な学問の視点を知り、あらゆる角度から社会を見ることで、多面性があることを理解する。さらに、視点を増やすことによって人生の選択肢を増やし、自分自身が納得する決断ができるようになるのが、教養=リベラルアーツの特徴です。僕自身、ゲストの方々から新しい視点をたくさん獲得することができました。本書を通じて、皆さんが人生を主体的に生きていくためのエッセンスをお伝えできれば嬉しいです。
野村 高文:
現代社会を生きる私たちは、どうしても社会が規定する「ものの見方」にとらわれがちです。しかし各学問の視点で世界を見ると、自分たちが持っている視点は数ある中の一つに過ぎず、世界は想像を遥かに超えて多様であることがわかります。本書では研究者の方々と深井さんの対話を通じて、私たちが生きるこの世界を捉え直し、知らず知らずのうちにとらわれている常識や価値観を相対化することを目指します。私は「へえ〜、すごいですね! 」と横で頷いていただけですが(笑)、研究者の方と深井さんが起こす化学反応が、読者の皆さまに伝わればいいなと思います。Podcastを聴いてくださった方も、そうでない方も、ぜひ一度手にとっていただけますと嬉しいです。
迷いや嫉妬が生まれる現代に、
「世の中をあらゆる視点から捉えることができ、自ら選択できる能力」
を身につけるためヒントとなる教養(リベラルアーツ)。
物理学・文化人類学・仏教学・歴史学・宗教学・教育学・脳科学、
各学問のトップランナーとの対話から、思考OSをアップデートするための
さまざまな視点を獲得せよ。
【目次】
本書について
第1章 リベラルアーツの力を考える
第2章 物理学:物理学での「直感」を手に入れて、判断力を手に入れろ(北川拓也)
第3章 文化人類学:感染症も経済も、世の中はすべて文化人類学の研究対象になる(飯嶋秀治)
第4章 仏教学:実は極めて論理的な、仏教の世界へようこそ(松波龍源)
第5章 歴史学:歴史を学ぶことで「ツッコミ力」を磨け(本郷和人)
第6章 宗教学:キリスト教が、世界を変えた理由(橋爪大三郎)
第7章 教育学:現代に再びあらわれた「松下村塾」の実践(鈴木寛)
第8章 脳科学:感情の仕組みを脳から読み解く(乾敏郎)
おわりに:7つの対談を終えて
【著者コメント】
深井 龍之介:
「a scope ~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~」は、各分野の研究者の方々のご協力なしでは生まれなかった番組です。心より感謝申し上げます。「教養がある」というと、知識をたくさん知っているというイメージがありますが、本書で伝えていることはそれとは異なります。様々な学問の視点を知り、あらゆる角度から社会を見ることで、多面性があることを理解する。さらに、視点を増やすことによって人生の選択肢を増やし、自分自身が納得する決断ができるようになるのが、教養=リベラルアーツの特徴です。僕自身、ゲストの方々から新しい視点をたくさん獲得することができました。本書を通じて、皆さんが人生を主体的に生きていくためのエッセンスをお伝えできれば嬉しいです。
野村 高文:
現代社会を生きる私たちは、どうしても社会が規定する「ものの見方」にとらわれがちです。しかし各学問の視点で世界を見ると、自分たちが持っている視点は数ある中の一つに過ぎず、世界は想像を遥かに超えて多様であることがわかります。本書では研究者の方々と深井さんの対話を通じて、私たちが生きるこの世界を捉え直し、知らず知らずのうちにとらわれている常識や価値観を相対化することを目指します。私は「へえ〜、すごいですね! 」と横で頷いていただけですが(笑)、研究者の方と深井さんが起こす化学反応が、読者の皆さまに伝わればいいなと思います。Podcastを聴いてくださった方も、そうでない方も、ぜひ一度手にとっていただけますと嬉しいです。
著者について
深井 龍之介/株式会社COTEN 代表取締役
島根県出雲市出身。大学卒業後、大手電機メーカーや複数のベンチャー企業の取締役・社外取締役などを経て、2016年に株式会社COTENを設立。「メタ認知を高めるきっかけを提供する」をミッションに掲げ、3500年分の世界史情報を体系的に整理。数百冊の本を読んで初めて分かるような社会や人間の傾向・行動パターンを、誰もが抽出可能にする「世界史データベース」を開発中。COTENの広報活動として「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」を配信。2019年には、「JAPAN PODCAST AWARDS2019」で大賞とSpotify賞をダブル受賞。 Apple Podcast総合ランキング1位。NTT「ナチュラルな社会をめざすラボ」顧問。*2022年5月11日現在
野村 高文/Podcast Studio Chronicle代表
音声プロデューサー・編集者。愛知県知立市出身。東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。NewsPicksアカデミア マネージャー、編集部デスク、音声事業プロデューサーなどを歴任。2022年に独立し、Podcastレーベル「Chronicle(クロニクル)」を立ち上げ。手掛けたPodcastに「News Connect あなたと経済をつなぐ5分間」「みんなのメンタールーム」「The Reading List 未来に残るビジネス名著」など。TBSラジオ「テンカイズ」に出演中。旅と柴犬とプロ野球が好き。
島根県出雲市出身。大学卒業後、大手電機メーカーや複数のベンチャー企業の取締役・社外取締役などを経て、2016年に株式会社COTENを設立。「メタ認知を高めるきっかけを提供する」をミッションに掲げ、3500年分の世界史情報を体系的に整理。数百冊の本を読んで初めて分かるような社会や人間の傾向・行動パターンを、誰もが抽出可能にする「世界史データベース」を開発中。COTENの広報活動として「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」を配信。2019年には、「JAPAN PODCAST AWARDS2019」で大賞とSpotify賞をダブル受賞。 Apple Podcast総合ランキング1位。NTT「ナチュラルな社会をめざすラボ」顧問。*2022年5月11日現在
野村 高文/Podcast Studio Chronicle代表
音声プロデューサー・編集者。愛知県知立市出身。東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。NewsPicksアカデミア マネージャー、編集部デスク、音声事業プロデューサーなどを歴任。2022年に独立し、Podcastレーベル「Chronicle(クロニクル)」を立ち上げ。手掛けたPodcastに「News Connect あなたと経済をつなぐ5分間」「みんなのメンタールーム」「The Reading List 未来に残るビジネス名著」など。TBSラジオ「テンカイズ」に出演中。旅と柴犬とプロ野球が好き。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2022/6/18)
- 発売日 : 2022/6/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 292ページ
- ISBN-10 : 4781620949
- ISBN-13 : 978-4781620947
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,679位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 420位思想
- - 1,096位実用・暮らし・スポーツ
- カスタマーレビュー:
著者について
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1969年埼玉県本庄市生まれ。立教大学文学部地理学、九州大学文学研究科比較宗教学を経て、九州大学人間環境学研究科人間共生システムコース共生社会システム論修了(人間環境学博士)。2023年より人間環境学府共生社会学講座および統合新領域学府ユーザー感性スタディーズ兼任教授。
主なフィールドはインドネシア(バリ島およびロンボク島)、オーストラリア(先住民)、日本(北関東および九州)。生活世界に埋め込まれている人間が、環境との間に生じた諸々の危機といかにしてつきあうのかを研究してきました。
現在、日本文化人類学会、日本宗教学会、日本人間性心理学会、ソシオロジ、日本児童青年精神医学会、日本民俗学会会員。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ教養を学ぶのか。自分ではなかなか言語化できなかったのだが本書を読んでスッと腹に落ちた。本書は様々な学問が出てくるが専門知識がなくても読め、様々なモノの見方を学ぶことができる。教養を学ぶって面白い、という気になれる本だ。
2023年7月6日に日本でレビュー済み
以前「世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考」を読んでみて面白かったので、同じようなジャンルの本を他にも読んでみました。
各専門分野の研究者を呼び、司会の2人が固定で次々対談していった内容をまとめた本です。
印象に残ったのは物理学と文化人類学です。
私自身は文系人間で物理は中学までしか勉強しておらず、章の見出しを見たときに一番よくわからないだろうな、と感じていましたが思っていたより読みやすかったです。
具体的な物理の話というよりは、物理学者がどういう思考でいるのかという話が中心でした。
文化人類学の話はフィールドワークを2年やるとか、どうやってそのコミュニティに入っていくかとか、そういう具体的な調査研究活動の話が面白かったです。興味を持って読み進めることができました。
各分野の権威というかかなりのエリートばかりが次々登場するので、途中ちょっと胸焼けしてきてしまった部分もありましたが、この本でテーマとして掲げていたメタ認知を高めるというところは達成できたのではないかと思います。
普通に生きていると自分の仕事の分野や、長年やっている趣味の分野にばかり注目が行き、確実に視野が狭くなると常々感じています。
読書等を通した教養の育みは前述の視野の狭さ問題に対して有効だと、本書を読んで感じました。
各専門分野の研究者を呼び、司会の2人が固定で次々対談していった内容をまとめた本です。
印象に残ったのは物理学と文化人類学です。
私自身は文系人間で物理は中学までしか勉強しておらず、章の見出しを見たときに一番よくわからないだろうな、と感じていましたが思っていたより読みやすかったです。
具体的な物理の話というよりは、物理学者がどういう思考でいるのかという話が中心でした。
文化人類学の話はフィールドワークを2年やるとか、どうやってそのコミュニティに入っていくかとか、そういう具体的な調査研究活動の話が面白かったです。興味を持って読み進めることができました。
各分野の権威というかかなりのエリートばかりが次々登場するので、途中ちょっと胸焼けしてきてしまった部分もありましたが、この本でテーマとして掲げていたメタ認知を高めるというところは達成できたのではないかと思います。
普通に生きていると自分の仕事の分野や、長年やっている趣味の分野にばかり注目が行き、確実に視野が狭くなると常々感じています。
読書等を通した教養の育みは前述の視野の狭さ問題に対して有効だと、本書を読んで感じました。
2022年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常は仕事や生活に振り回され、役に立つものや課題解決のものに飛びつきがちだと思います。
この本はある意味反対で、様々な学問を切り口に、自分を振り回している側のルールや社会について、本当にそれでいいの? 別の視点があるのでは? と様々に問いかけてくる内容ではないかと感じます。
今まで思っていた歴史や過去、今の現状が、この本を読むとがらりと違って見えてきます。
視点について思考する機会はそれほど多くはないだろうけれど、こちらの本では難解な学問も対話の中で無理なく導いてくれ、「はっ」と思わせてくれる瞬間が何度もある。
読み終わる頃には、いくつかの視点に気付かせてくれた上で、「ではよりよく生きることはどうしたらいいのか」と自身でも考えたくなる…。できれば時間に余裕のある時にどっぷりつかって読むか、隙間時間であれば少なくとも項目ごとはまとめて読むことをおすすめします。
情報が書かれていて読者がただ受け取る本ではなく、考える機会にするための本だと感じました。読んだ後からがスタートな気もしていて、次は誰かと本の外でも視点について対話してみたいなとも思えた本でした。
この本はある意味反対で、様々な学問を切り口に、自分を振り回している側のルールや社会について、本当にそれでいいの? 別の視点があるのでは? と様々に問いかけてくる内容ではないかと感じます。
今まで思っていた歴史や過去、今の現状が、この本を読むとがらりと違って見えてきます。
視点について思考する機会はそれほど多くはないだろうけれど、こちらの本では難解な学問も対話の中で無理なく導いてくれ、「はっ」と思わせてくれる瞬間が何度もある。
読み終わる頃には、いくつかの視点に気付かせてくれた上で、「ではよりよく生きることはどうしたらいいのか」と自身でも考えたくなる…。できれば時間に余裕のある時にどっぷりつかって読むか、隙間時間であれば少なくとも項目ごとはまとめて読むことをおすすめします。
情報が書かれていて読者がただ受け取る本ではなく、考える機会にするための本だと感じました。読んだ後からがスタートな気もしていて、次は誰かと本の外でも視点について対話してみたいなとも思えた本でした。
2022年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コロナに続いてウクライナの一件が発生し、世界の変化が速すぎてついていけないという焦燥感をお持ちの方も少ないと思います。
そんな中、時代が変わっても決して変わることのない「リベラルアーツ」の入門書がこちらです。物理学とか歴史学、人類学、仏教学、キリスト教学などの泰斗が登場し、話し言葉でわかりやすく語ってくれます。
私にとって一番衝撃だったのは「三蔵法師は今も生きていた」そして「固有名詞ではなかった」という点です。
小さなところでいえば飲み会で使える蘊蓄が沢山ありますし、大きく言えば今後の職業生活の土台となる素養が身に付く一冊だと思います。ぜひ、ご一読を。
そんな中、時代が変わっても決して変わることのない「リベラルアーツ」の入門書がこちらです。物理学とか歴史学、人類学、仏教学、キリスト教学などの泰斗が登場し、話し言葉でわかりやすく語ってくれます。
私にとって一番衝撃だったのは「三蔵法師は今も生きていた」そして「固有名詞ではなかった」という点です。
小さなところでいえば飲み会で使える蘊蓄が沢山ありますし、大きく言えば今後の職業生活の土台となる素養が身に付く一冊だと思います。ぜひ、ご一読を。
2023年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々な学問的視点を得ることによって事象を評価するための尺度を複数持ち、物事を相対化できるようになること。本書で選ばれたリベラルアーツ7科は物理学、文化人類学、仏教学、歴史学、宗教学、教育学、脳科学である。理系の学問、特に脳科学が入っている点が新しいと感じた。
特に文化人類学の研究対象のコミュニティーに入り込み同じ言葉を話ながら、2年間一緒に生活する「参与観察」が本書の主旨に合っていると感じた。一物一価ではない国もあるということや科学者のいう真理は、文化人類学的には「あるものを根拠にデータをまとめ対象となる媒体に掲載されれば真理として認定される」という一つの文化である、という話が目から鱗だった。
特に文化人類学の研究対象のコミュニティーに入り込み同じ言葉を話ながら、2年間一緒に生活する「参与観察」が本書の主旨に合っていると感じた。一物一価ではない国もあるということや科学者のいう真理は、文化人類学的には「あるものを根拠にデータをまとめ対象となる媒体に掲載されれば真理として認定される」という一つの文化である、という話が目から鱗だった。
2022年9月6日に日本でレビュー済み
タイトルにある「視点」「教養」「7つの対話」という言葉から、ゾウを撫でて頓珍漢な評価をくだす7人の盲人を思いだした。いわゆる「群盲象を撫でる」である。それで、「多くの視点からモノを見ることによって、全体像を把握できるという話ね。古くから言われてることだよね」「著者たちがリベラルアーツの『自由7科』として選んだのが「物理学」「文化人類学」「仏教学」「歴史学」「宗教学」「教育学」「脳科学」というわけね」と、あまり期待することなく、軽い気持ちで読み始めたのであるが・・
いい意味で期待を裏切られた。たいへん面白かった。それぞれの「学」で最新とおぼしき話題が語られ、(他の方にとってどうかわからないが、少なくとも)評者にとって啓発的であった。「思考OS」という考え方は面白いし/ / 学問分野において理解の意味が異なる話(数学→分類、物理学→予測、工学→実装)もそうだし // 文化人類学の「インサイド・アウト」の手法、プチ「参与観察」の勧め、文化人類学者の「沈没」の話 // 三蔵法師は今でもいること、仏陀と阿羅漢のちがい、西洋哲学が仏教に近づいてきた話、色即是空・空即是色の意味 // 歴史学の本郷和人先生は「グレ」てテレビに出るようになったこと、新説「本能寺の変」四国説の話// 橋爪大三郎先生はユニタリアンのクリスチャンであること、「聖書を読んだから」宗教改革が起きたこと、哲学は理性を使ったスポーツである話、キリスト教は世界を理解する「カギ」であること // すずかん(鈴木寛)先生の経歴、早稲田政経入試に数学を入れた、高校の授業で「想定外」と「板挟み」を学ばせる //「脳の大統一理論」、「自由エネルギー原理」、脳細胞が炎症を起こしてうつ病が・・// 面白そうなところをちょっと拾っただけでも以上である。
どれほど視点を増やしても盲人は盲人であって、ゾウの完璧な姿など見えようはずもないが、より正確に捉えようとする姿勢を本書から学べる。ある意味、ゾウは私たちの生きる世界であり日本といえる。「史上初の時代に生きる私たち」にとって本書は現状を把握し未来を予測する本ともいえる。そういう意味でもオモシロイ本だ。(ひとづだけ注文がある。鼎談した日付を掲載して欲しかった)。
いい意味で期待を裏切られた。たいへん面白かった。それぞれの「学」で最新とおぼしき話題が語られ、(他の方にとってどうかわからないが、少なくとも)評者にとって啓発的であった。「思考OS」という考え方は面白いし/ / 学問分野において理解の意味が異なる話(数学→分類、物理学→予測、工学→実装)もそうだし // 文化人類学の「インサイド・アウト」の手法、プチ「参与観察」の勧め、文化人類学者の「沈没」の話 // 三蔵法師は今でもいること、仏陀と阿羅漢のちがい、西洋哲学が仏教に近づいてきた話、色即是空・空即是色の意味 // 歴史学の本郷和人先生は「グレ」てテレビに出るようになったこと、新説「本能寺の変」四国説の話// 橋爪大三郎先生はユニタリアンのクリスチャンであること、「聖書を読んだから」宗教改革が起きたこと、哲学は理性を使ったスポーツである話、キリスト教は世界を理解する「カギ」であること // すずかん(鈴木寛)先生の経歴、早稲田政経入試に数学を入れた、高校の授業で「想定外」と「板挟み」を学ばせる //「脳の大統一理論」、「自由エネルギー原理」、脳細胞が炎症を起こしてうつ病が・・// 面白そうなところをちょっと拾っただけでも以上である。
どれほど視点を増やしても盲人は盲人であって、ゾウの完璧な姿など見えようはずもないが、より正確に捉えようとする姿勢を本書から学べる。ある意味、ゾウは私たちの生きる世界であり日本といえる。「史上初の時代に生きる私たち」にとって本書は現状を把握し未来を予測する本ともいえる。そういう意味でもオモシロイ本だ。(ひとづだけ注文がある。鼎談した日付を掲載して欲しかった)。
2023年5月21日に日本でレビュー済み
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コンセプトは面白いし、なにより有意義。多角的な視座をあたえる、素晴らしい企画だとおもう。
一方、一つ一つの視点で話されている内容が薄い。もっと掘るか、その視座をどういかすかに思考をもっていってもよさそうなもの。
一方、一つ一つの視点で話されている内容が薄い。もっと掘るか、その視座をどういかすかに思考をもっていってもよさそうなもの。