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康太の異世界ごはん 6 (ヒーロー文庫) 文庫 – 2021/2/27

5つ星のうち4.4 15個の評価

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購入オプションとあわせ買い

「我が国は未知の感染症に襲われている」。致死率5割の悪疫が王宮に。
コロナ禍の今こそ読んでほしい。6巻だけでも感動します。

康太たちが、新興貴族の大衆主義者、ナバリオーネ・ラパイヨネの陰謀をくじき、
移民島を救ってから、しばしの時間が流れていた。
季節は巡り、夏だというのにヘカトンケイルでは、やけに肌寒い日々が続いていた。
移民島の二人の少女・白茅とキュネーは、変わりゆく状況に翻弄されていた。
一方、康太と榛美は、平穏な日々を味わうように過ごしていた。
海藻を摘んで寒天をつくったり、潟に小舟を出して釣りをしたり……。
そんなある日、二人のもとに、ピスフィがとある仕事の話を持って来る。
ヘカトンケイルの国家元首にしてピスフィの父、ピスディオ・ピーダーの
帰国祝いに、ふさわしい料理をつくってほしいという依頼だった。
ピスフィには、ナバリオーネとの対立によって空中分解寸前となってしまった
ピーダー閥を、饗宴によってつなぎとめる狙いがあった。
ピスフィが持ち込んだ精白小麦粉は素晴らしく、
ふかふかの食パンを焼くことができ、それで極上のサンドイッチを作った。
康太の前腕以上もある巨大なオマール海老を使ってクリームコロッケを作った。
仕事が終われば、もちろんみんなでお酒を酌み交わす。
仕事は楽しく、お酒はおいしく、すべて世は事もなし。
そんな平和な日々に感謝する康太たち。
一方、ヘカトンケイル人は、忍び寄る凶兆に気づいていなかった。
朽ちない遺体を乗せた小舟が、風雨と共に潟に打ち寄せたことに―――。

商品の説明

著者について

中野 在太(なかのあるた):静岡県在住。本作にてデビュー。

七和 禮(しちわれい):イラストレーター。「汐汲坂のカフェ・ルナール 」「転醒のKAFKA使い」「お嬢様が、いけないことをたくらんでいます! 」「放課後四重奏」「探偵失格」他、ラノベ・TCG等のイラストを担当。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 主婦の友社 (2021/2/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/2/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 456ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4074479362
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4074479368
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 2.2 x 15.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 15個の評価

著者について

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中野 在太
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
15グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2021年3月10日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    これは、良いのか?これを書くのか?

    感染症が発生して、主要キャラが次々と亡くなっていく、異世界人のチートも少し防疫に役に立つだけで、問題は何も解決しない。
    そこで書かれるのはひたすらに生き様と死に様だ。

    コロナ禍の現在、作品としてよくも書いたり、よくぞ出版したりと思う。
    読者の声は色々とあろうが、わたしは星🌟5を付けさせて頂きます。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年3月13日に日本でレビュー済み
    料理がおいしそう。

    今回は感染症がテーマになっているから、重要キャラがバタバタ死んでいく。それこそコニー・ウィリスの『ドゥームズディ・ブック』を思い出した。その中でも政治とか、キャラクターとかの描き方が良くって、一気に読んでしまいましたね。そんな重めのテーマの中でも、おいしそうな食べ物がしっかり出てきて、人が生活している様子が出てくるのが好き。

    前巻で出てきた銀英伝のトリューニヒトもびっくりの時代の巨人、ナバリオーネ大先生を中心に巻き起こる小気味いい皮肉の応酬は本当に素晴らしかったね。ヘカトンケイル商人とはかくあるべしという文化を感じた。いっぱい死んじゃったけど。ミリシアさんは今までで一番いかれてて最高だったね。

    世界観も骨太で・・・しっかり説明を付けていて・・・こう、『銃・病原菌・鉄』とか『ゲンロン0』とか、人文系の本読んできた人たちにとってはご褒美ですよ。

    いやしかし、本当に出てくる料理がおいしそう。比喩が素晴らしい。料理の工程と説明がとてもいい。

    続きが楽しみですね。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート