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どもる体 (シリーズ ケアをひらく) 単行本 – 2018/5/28

4.4 5つ星のうち4.4 65個の評価

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しゃべれるほうが、変。

何かしゃべろうとすると最初の言葉を繰り返してしまう(=「連発」という名のバグ)。
それを避けようとすると言葉自体が出なくなる(=「難発」という名のフリーズ)。

吃音とは、言葉が肉体に拒否されている状態です。
しかし、なぜ歌っているときにはどもらないのか?
なぜ独り言だとどもらないのか?

本書は、従来の医学的・心理的アプローチとはまったく違う視点から、
吃音という「謎」に迫った画期的身体論です!

【本文より抜粋】
――
吃音について考えることは、たとえばマリリン・モンローが、
あるいはルイス・キャロルが、あるいは田中角栄がどんなふうにしてしゃべっていたのか、
それを仮説的に追体験することでもあるわけです。
彼らは、私たちとは少し違う仕方で、言葉が体から出てきていた。
それはいったいどんな仕方なのか。
――
吃音は、「言葉がどもっているかどうか」では、なかなか片付かない障害なのです。
あくまで「体がどもっているか」に焦点を当てたい。
本書のタイトルが「どもる体」なのはそのためです。
本書は、身体論としての吃音論です。
――
意識的な介入さえも飲み込んで生成していく体と付き合うこと。
どもる体を持つとは、このもどかしさ、ままならなさに絶えず引き戻されることを意味します。
コントロールを旨とする社会のなかでは、このもどかしさ、ままならなさはたしかに具合が悪い。
でもそもそも私たちの体とは、
そのような全貌を知ることのできない生成によってつくり出されています。
――
本書は、あくまで「どもる」という経験にこだわり続けます。
それを症状ではなく経験としてとらえ、その意味を見出したい。
どもるとき、当事者のなかではいったい何が起こっているのか。
それはどのような出来事であり、当事者はそれとどのように付き合っているのか。
そこには、人間がこの「自分のもののようで自分のものではない」体を抱えて生きることの
本質があるように思えるからです。
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出版社より

ろご

「科学性」「専門性」「主体性」といったことばだけでは語りきれない地点から≪ケア≫の世界を探ります

居る 在宅 異なり どもる 中動態
居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 在宅無限大: 訪問看護師がみた生と死 異なり記念日 どもる体 中動態の世界 意志と責任の考古学
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
401
5つ星のうち3.9
40
5つ星のうち4.1
28
5つ星のうち4.4
193
価格 ¥2,200 ¥2,200 ¥2,200 ¥2,200
著者 東畑 開人 村上 靖彦 齋藤 陽道 伊藤 亜紗 國分 功一郎
内容紹介 「ただ居るだけ」と「それでいいのか?」をめぐる 感動のスペクタクル学術書! 京大出の心理学ハカセは悪戦苦闘の職探しの末、ようやく沖縄の精神科デイケア施設に職を得た。 しかし、「セラピーをするんだ!」と勇躍飛び込んだそこは、あらゆる価値が反転するふしぎの国だった――。 ケアとセラピーの価値について究極まで考え抜かれた本書は、同時に、人生の一時期を共に生きたメンバーさんやスタッフたちとの熱き友情物語でもあります。 一言でいえば、涙あり笑いあり出血(!)ありの、大感動スペクタクル学術書! 「普通に死ぬ」を再発明する。 病院によって大きく変えられた「死」は、いま再びその姿を変えている。 現在の在宅死は、かつてあった看取りの文化を復活させたものではない。 先端医療が組み込まれた「家」という未曾有の環境のなかで、訪問看護師たちが地道に「再発明」したものである。 著者は並外れた知的肺活量で、訪問看護師の語りを生け捕りにし、看護が本来持っているポテンシャルを言語化する。 「看護がここにある」と確かに思える一冊。 著者の齋藤陽道さんもパートナーの麻奈美さんも、耳の聞こえない写真家です。 陽道さんの第一言語は日本語。麻奈美さんは日本手話。言葉が違えば見ている世界も違います。 ふたりの間に生まれた樹(いつき)さんは、どうやら聞こえるらしい。聴者です。からだが違えば見ている世界も違います。 そんな「異なる」3人が、毎日をどんな風に過ごしているのか。本書は、ケアが発生する現場からの感動的な実況報告です。 しゃべれるほうが、変。 何かしゃべろうとすると最初の言葉を繰り返してしまう(=「連発」という名のバグ)。 それを避けようとすると言葉自体が出なくなる(=「難発」という名のフリーズ)。 吃音とは、言葉が肉体に拒否されている状態です。 しかし、なぜ歌っているときにはどもらないのか? なぜ独り言だとどもらないのか? 本書は、従来の医学的・心理的アプローチとはまったく違う視点から、 吃音という「謎」に迫った画期的身体論です! 自傷患者は言った「切ったのか、切らされたのかわからない。気づいたら切れていた」。依存症当事者はため息をついた「世間の人とは喋っている言葉が違うのよね」 ――当事者の切実な思いはなぜうまく語れないのか? 語る言葉がないのか? それ以前に、私たちの思考を条件付けている「文法」の問題なのか? 若き哲学者による《する》と《される》の外側の世界への旅はこうして始まった。ケア論に新たな地平を切り開く画期的論考。

商品の説明

出版社からのコメント

【目次】

序章 身体論としての「どもる」

コントロールを外れた体
モンローもキャロルも角栄も
「どもる言葉」でなく「どもる体」
治るのか治らないのか
「うまくいかない」は二元論、他

第1章 あなたはなぜしゃべれるのか

「しんぶん」ってどう読む?
「ん」は準備している
マニュアル制御からオートマ制御に
発声器官のモーフィング
「かんだ(神田)さん」と「かただ(堅田)さん」
なぜ一語だとどもらないか
初音ミクはこうして吃音を克服した! 他

第2章 連発――タガが外れた体

tの三〇連打!
言葉の代わりに体が伝わってしまう
どもる自分に笑ってしまう
一か八かの「挑戦」
他人事感覚
「次、言えるかな」の手さぐり感、他

第3章 難発――緊張する体

連発から難発へのメカニズム
対処法としての症状
バグを避けようとしてフリーズする
連発は乖離、難発は拒絶
扉の鍵がない!
吃音スイッチ
逃れようのない期待の前で
なぜ独り言だとどもらないのか、他

第4章 言い換え――体を裏切る工夫

三単語先にあいつが来る
なかば自動の言い換え
類語辞典系と国語辞典系の言い換え
自分の名前でモジモジ
音読は奴隷の仕事!
ドッグトレーナーと犬
言い換え自体に意味がある、他

第5章 ノる――なぜ歌うときはどもらないのか

衝撃のバリバラ、ラストシーン
「刻む」には「待ち」が必要
リズムとは「新しくなく」すること
不確実性減少装置としてのリズム
運動の部分的アウトソーシング
韻を踏むたび外に連れ出される
「波づくり」の作業
別人のような音読
パターンの使用としての演技
「ノる」とは「降りる」こと
自己から「匿名態」への移行、他

第6章 乗っ取られる――工夫の逆襲

なぜ実生活では使えないのか
いつの間にか自分が犬になっている
「うまくいく方法」が「私」を乗っ取る
二重スパイ
乗っ取りからの決別
どもれるようになるまで、他

第7章 ゆらぎのある私

「生理的エラー」と「工夫の誤作動」
工夫→乗っ取り→自動化
言い換え警戒派と言い換え共存派
思考はしゃべると同時にわくものだ
運動が運動を生み出す次元
体との関係が変質するプロセス
吃音という謎とともに生きる、他

著者について

伊藤亜紗(いとう・あさ)

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。
もともと生物学者を目指していたが,大学3年次より文転。
東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。
研究のかたわらアート作品の制作にもたずさわる。

主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)
『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版社)
参加作品に小林耕平《タ・イ・ム・マ・シ・ン》(国立近代美術館)など。
趣味はテープ起こし。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 医学書院 (2018/5/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/5/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 255ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 426003636X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4260036368
  • 寸法 ‏ : ‎ 15 x 2 x 21 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 65個の評価

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伊藤 亜紗
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んで、自分のことを言われている様に思う箇所が多く、ハッとすると同時に、チョッと安心も。
自分を見つめ直し、吃音を見つめ直す機会になった。
ここまで吃音の本質に迫った本を他に知らないが、とても読みやすく、日をおいて、また読みたい大切な本。
2022年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『きみの体は何者か』(私はこちらを先に読んだ)が本書の若者向けダイジェストとしてとてもよくできていることが本書を読むと分かる。もちろん、本書では著者自身の吃音体験の話は封印され8名の人へのインタビューがベースになっているという点や、分析がより詳しいなど『きみの体は何者か』と違う点もあるけれど、大筋は相似形。だから、とても面白いのだけれど、『きみの体は何者か』を読んだときほどのインパクトはなかった。また、著者の研究手法がそういうものなのだろうけれど、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』と同じく「サンプル数」が少ないことが気になった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月20日に日本でレビュー済み
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どちらかというと自分も吃音的にフリーズすることが緊張
すれば起こりがちで共感して読めました。オートマティックに
全てが不随意運動的にモノゴトが展開して上手くいく時と失敗する
差を自分的に考えても緊張や自分が無い場合やリズムやノリが
良い時やほろ酔いのときに流暢に話せる印象が個人的にあります。
それが原因で対人回避的になり悪循環を生じさせたりします。
自分でコントロール出来るようで出来ないのでもどかしい経験を
している人も多数の領域で上手く言語化して下さっていると思います。
もちろん本を読んで解決することは無いのですが心強いです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「(吃音の)経験を分析することは『自分のものでありながら自分のものでない体』をたずさえて生きるという、
誰にとっても切実な問いに向き合うこと」(p.16)
本書は目的の1つにこう掲げるように、吃音という1つの"事例"を通して、「しゃべる」ことの音声学的身体性、
ひいては広く人間が行う動作の意識性・社会性・時間的志向性や、それらに伴うジレンマに迫る。

発現を避けるために編み出した肉体的"工夫"が、相手にとっては不自然に感じられる社会的"症状"ともなりえ、
ときには「ありたい自分」の外へはみ出してしまうことへの自己嫌悪ともなるという吃音当事者の宿命は、
他人を理解するという"慈愛"がいかに複雑で多面的かということを改めて提示する絶好の鏡に思えてくる。

1点、マイナスというわけではないが注意が必要なのは、
当事者のインタビューで登場する8名は、選択バイアスのかかった特別に聡明な方たちであろうということ。

彼女・彼らは自身の吃音を、そして吃音当事者である自分を、的確な比喩を交えながら分析している。
8というサンプル設定の絶妙さもあり、ある程度の意見相反を持ちながら、1人1人の言葉がしっかりと記録されている。
吃音当事者はこの素晴らしく明哲な自己レビュー集から、共感できる要素を見つけることが出来るだろう。

ただ、吃音当事者がみなここまで自己を理論化・言語化しているわけではないだろうし、
一介の市民として吃音と添い遂げるうえではここまで考える必要もない、どころかリスクにさえなるのではないか。
「吃音者ってどんな人たちなの?どんなこと考えてるの?周りにどうして欲しいの?」のような探究心から読む人は、
吃音当事者への"期待"は本書の内容から4割引きくらいで掛けるほうがいいかもしれない。
57人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月18日に日本でレビュー済み
吃音の発生機序や分析は興味深く、切り口も面白い。説明も(完全にではないが)納得は可能なものだった(勿論異論もあるが)。でもね。章扉などに多用されている蛍光色に近いピンク色の毒々しさには閉口。近視乱視弱視の俺にはただただ不愉快。疲れる。生理的にダメ。何考えてこんな製本にしたんだか、その意図がわからん。もう読まない。絶対に。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月18日に日本でレビュー済み
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吃音持ちです。自分の吃音の症状についてのモヤモヤが丁寧に言語化されていて、とても嬉しく思いました。
自分は吃音って脳の癖(吃らないと発話できない)で、脳を矯正できれば(認知行動)吃音は改善すると思っていますが、
経験上と言うか、難発症状の「言うこと決まってるのにからだが言うこと聞かない」を毎日経験していて。
「どもる体」こういう視点はとても面白かったです。

吃音のカミングアウトはまだまだハードルが高く、本にも書いてありますが吃音持ちが意を決してカミングアウトしても、暖簾に腕押しな事が多く。
もし、彼氏彼女に、息子娘に告白されたらこの本を読んで「吃音持ちって案外大変なのね」と感じていただければと心から思います。

表紙や挿絵がとてもユニークですが、本文に伴っています。肩が軽くなると言うか、軟かい本にしてくれてると思いました。

この本は考察な本で、療法的は事は書いてありません。
それに他のレビューにもありますが、吃音由来の過酷な状況な人の話がありません。
吃音は社交不安障害やうつ等の二次障害を引き起こしやすい症状です。
43人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が吃音なので、読みながらあるあると頷いてました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月29日に日本でレビュー済み
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声の本質が理解出来るし、他にない貴重な本です。人間は知らない間(よき環境から)に言葉を獲得しているのを感ずる。モーフィングの知識は貴重。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート