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現代SF小説ガイドブック 可能性の文学 (ele-king books) 単行本(ソフトカバー) – 2023/3/8
池澤 春菜
(監修)
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- 本の長さ192ページ
- 出版社Pヴァイン
- 発売日2023/3/8
- 寸法1 x 13 x 18.8 cm
- ISBN-104910511377
- ISBN-13978-4910511375
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登録情報
- 出版社 : Pヴァイン (2023/3/8)
- 発売日 : 2023/3/8
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4910511377
- ISBN-13 : 978-4910511375
- 寸法 : 1 x 13 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 70,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
100名のSF作家が紹介されているのはよいが、各作家の紹介が1、2ページで初心者には作家の魅力が捉えにくかった。上級者の振り返りにはいいと思う
2024年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonの酷評にビビって読みましたが、むしろ読んで良かった!
今最低読むべき作家100という目安が分かるし、ガイドやコラムでSFの今が見通せる参考図書あるいは索引として良書だと思います。
レビューも作品自体というより、作家の立ち位置を示し、同作家の他の作品紹介もあるので分かりやすいです。また紹介している人がSFに縁がある人達なので、SFで仕事をしている人を知ることができるというメリットもあります。
ガイドでは非英語圏のSF紹介もあり、コラムではアフロフォーチャリズムとか未知のサブジャンルを知れたのも良かったです。
Amazonでは評価が今ひとつですが、読んでおいても損はない、そういう良書だと思います。
今最低読むべき作家100という目安が分かるし、ガイドやコラムでSFの今が見通せる参考図書あるいは索引として良書だと思います。
レビューも作品自体というより、作家の立ち位置を示し、同作家の他の作品紹介もあるので分かりやすいです。また紹介している人がSFに縁がある人達なので、SFで仕事をしている人を知ることができるというメリットもあります。
ガイドでは非英語圏のSF紹介もあり、コラムではアフロフォーチャリズムとか未知のサブジャンルを知れたのも良かったです。
Amazonでは評価が今ひとつですが、読んでおいても損はない、そういう良書だと思います。
2023年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誤植がけっこうあったり、作家の名前はすでに知っている人が多かったり、ということもあるけど、コラムなんかは勉強になることが多かった。SFを読みたいけどなにから読めばいいかわからないというひとにはおすすめ。
2023年3月16日に日本でレビュー済み
ソフトカバーの小さな本です。かっこいい装丁とタイトル。携行して隙間時間に読むのにちょうどいい。
巻頭が監修の池澤春菜さんの言葉で、またこれがカッコいい。若手ライターたちがたくさん集まって楽しく作った一冊なのだろうと読み始めました。
でもけっこうなページがwikiコピペ?
ライターさんの差がはげしく、作品に酔った感想で抽象的すぎるページがあり、作家の経歴とデビュー作・初訳作だけで終わり代表作の紹介も無いページもありました。
前者の、作家や作品にオマージュを捧げるのは「小説ガイド」だから良いです。優れた文章の書き手もいました。そして文章は下手かもなんだけどこの作家を好きなんだと感じるライターもそれはそれで良いです
でも後者の「資料の前半を写しただけで字数終わっちゃいました」的なページはいかんでしょう。
そして誤字が多いのも残念。作家名表記も統一されてない。
なんと今をときめく直木賞作家・小川哲氏が書いたページが誤字だらけというシャレにならないことになっていました。たとえば伊藤計「畫」になっている。
「小川哲は伊藤計劃を知らないのか!? 」という驚きがありました。(問題は出版社のチェックの甘さでしょうけれど)
重版や改訂版が出る時には、どうか書誌データの訂正をしてください。
巻頭が監修の池澤春菜さんの言葉で、またこれがカッコいい。若手ライターたちがたくさん集まって楽しく作った一冊なのだろうと読み始めました。
でもけっこうなページがwikiコピペ?
ライターさんの差がはげしく、作品に酔った感想で抽象的すぎるページがあり、作家の経歴とデビュー作・初訳作だけで終わり代表作の紹介も無いページもありました。
前者の、作家や作品にオマージュを捧げるのは「小説ガイド」だから良いです。優れた文章の書き手もいました。そして文章は下手かもなんだけどこの作家を好きなんだと感じるライターもそれはそれで良いです
でも後者の「資料の前半を写しただけで字数終わっちゃいました」的なページはいかんでしょう。
そして誤字が多いのも残念。作家名表記も統一されてない。
なんと今をときめく直木賞作家・小川哲氏が書いたページが誤字だらけというシャレにならないことになっていました。たとえば伊藤計「畫」になっている。
「小川哲は伊藤計劃を知らないのか!? 」という驚きがありました。(問題は出版社のチェックの甘さでしょうけれど)
重版や改訂版が出る時には、どうか書誌データの訂正をしてください。
2023年3月20日に日本でレビュー済み
目次で「作家紹介 海外」となるべきところが「作家紹介 国内」となっている。
これは執筆者よりも出版社のチェックが甘い証拠ではないだろうか。
重版がかかるようなら、このあたりは直してもらいたい。
作家の紹介よりもよりもコラム/ガイドの部分に得るものが多かった感じである。
そして池澤嬢の巻頭言「ガイドブックを信じないこと」が一番しびれる台詞だと思う。
これは執筆者よりも出版社のチェックが甘い証拠ではないだろうか。
重版がかかるようなら、このあたりは直してもらいたい。
作家の紹介よりもよりもコラム/ガイドの部分に得るものが多かった感じである。
そして池澤嬢の巻頭言「ガイドブックを信じないこと」が一番しびれる台詞だと思う。
2023年4月3日に日本でレビュー済み
取りあげた作家・作品が「偏っている」のは,「今,読むべきSFは何か」についての一つの見識として面白く,参考になった。しかし,記載があまりにも不統一。作家については生年(物故者は没年も),海外作家の場合は活動した国を載せるべき。作品については発表年が必須だと思う。これらが,作家・作品によって記載されていたりされていなかったりする。ガイドブックを謳うなら致命的な欠陥だと思う。訳者や出版レーベルは載っているが誤りが散見される。各SF賞については取りあげるのだったら,「○○などがある」とするのではなく,範囲を決めて一覧にしてほしかった。その他,各作家の作風や特徴に関しては,各ライターの文章力のばらつきが目につくが,それはさておくとしても,資料としては使えない。編者がSF界の中枢にいる方なだけに残念。