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はじめて出会う育児の百科 0~6歳 (はじめて出会う 育児の百科) 単行本 – 2003/11/21
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ことばとこころの発達について月齢ごとに解説した育児書は、本書が世界で初めてです。
監修者のひとり、東大名誉教授で白梅学園大学学長の汐見稔幸さんは、監修のことばで本書の特徴のひとつとして「全体を通じて、子どもの利益を最優先させていること」を挙げました。
それは、次のようなことです。
育児書というのは、育児をする大人、親のための本です。そのため、親の立場を優先させたり、子どものためと称して親に「正しい育児」を「教えてやる」という調子になったりしがちです。
私たちはこのいずれの傾向にも陥らないように努力しました。どの月齢、年齢でも、子どもはみずから育とうとする力を豊かにもっているということを前提として、その育ちを実現するために親や社会が何をするべきかを示唆するという立場で書かれています…(中略)…親の大変さに共感しながら、子どもの伸びようとする力をどう支えていくべきか、親と一緒に考えていこうというのが本書の立場です。
お母さん、お父さんが心細くなったとき、この本を開けば、新しい気持ちで子どもと向き合うことができる、具体的なアイディアと、心に響くことばにあふれた1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
育児情報はネットでも手に入れることができます。
しかし、教育学者、小児科医、言語聴覚士の3人の著名な専門家が時間をかけて書きあげた、丁寧で神経の行き届いた本書は、何よりも読む人を安心させ、応援するメッセージに満ちています。
1歳までは1か月ごとに、1歳~2歳は3か月ごとに、それ以上はもう少し長いスパンで、育ちにあわせたアドバイスが読めます。
からだやこころの発育について知りたいとき、今の月齢の赤ちゃんが喜ぶ遊びを知りたいとき、ことばを増やしてあげたいとき、とても役に立ちます。
本書は、たとえひとりで子育てをしているお母さんでも、この本があれば、自信をもって赤ちゃんを世話することができるように、お母さんが心細くなったときにも、気持ちが明るくなるように、という志を著者と編集スタッフが共有して作り上げました。
赤ちゃんと子どもの病気事典も巻末についています。
生まれてから6年間にお母さん、お父さんが知りたいことを網羅してありますので、とてもお得な1冊です。
- 本の長さ816ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2003/11/21
- ISBN-104093035210
- ISBN-13978-4093035217
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商品の説明
出版社からのコメント
21世紀最初の本格的な育児百科として、お母さんお父さんが赤ちゃんとはじめて向き合ったときに、知りたいと思うことすべてが載っています。
からだ・ことば・こころの発達を、月齢・年齢ごとに6歳まで詳細に解説しました。赤ちゃん学の国際的な研究成果を取り入れつつ、3人の監修の先生方が、心を込めてこの本のために書き下ろした原稿です。毎日の子育ての頼りになる相談役として、また密室育児で煮詰まってしまったお母さんの息抜き係として、また保育士さんの参考書としても十分に使えます。
巻頭には、カラーページで12か月発育見守りチャートをつけました。赤ちゃんが、今とっている姿勢を目印に、赤ちゃんができること、考えていること、お母さんお父さんがやってあげたいこと、がすぐにわかる一覧表です。そのほか「時期別赤ちゃんの遊び」「赤ちゃんとのコミュニケーション」「家族で育つ」など興味深い特集が並びます。赤ちゃんと子どものための病気事典も巻末につけました。妊娠・出産のお祝いにはもちろん、6歳までのお子さんを持つご家庭に置いていただければ、必ずお役に立つ1冊です。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2003/11/21)
- 発売日 : 2003/11/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 816ページ
- ISBN-10 : 4093035210
- ISBN-13 : 978-4093035217
- Amazon 売れ筋ランキング: - 237,655位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14位妊娠・出産ガイドブック・マニュアル
- - 289位子育てノンフィクション
- - 1,568位子育て (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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内容がかなり充実しております。からだやこころの発達の様子から、授乳や食事、言葉などのコミュニケーション、おすすめの遊び、おもちゃ、絵本など各月齢で書かれています。コラムも充実しており役立ちます。
とにかく、文章が前向きな表現で優しい語り口なのが素敵です。
こちらの書籍を知り、販売ページでイメージを確認し、分かりやすそうだと感じ、
また評判も良さそうなので購入しました。
届いたものを早速、紐解きましたが子どもが生まれてからはもちろん、妊娠初期から出産に至るまでの
過程・注意点についても図解付きで丁寧に書いてあり、質問・回答形式も採用されていて
非常に読みやすいと感じました。
また年齢別に構成されており、初めて登場する用語については詳細説明ページの案内があるので
その場で確認し、きちんと理解して読み進めていける点と、よく育児中のママが悩む「成長の遅れ」や
「なんとかちゃんは出来るのにうちの子は・・・」という部分についても当該書籍は個々で成長の早さが違っていて
当たり前だということが基本にあるため、肩ひじ張らずに育児を進めていけそうで良いと感じました。
大型書籍なのでスペースは取りますが、いつでも取り出しやすい場所に置いて
プレママ時期に出産・生後少しまで確認し、あとは必要な時に主婦の友社「はじめてママ&パパの0-6才病気とホームケア」と
併せて辞書的な使い方で活用していけたらと思いました。
しかも、読み物として気軽に読め、
『0歳の子供と二人きりでどう過ごしたらいいのか』という基本中の基本がしっかりと書かれています。
抗生物質の処方についても、「処方されたら医師に抗生物質は止めたいと相談しましょう」と理由付きで(抗生物質が効かなくなっていくので、投与しなくて済む程度ならしない方がよい)と書かれています。しかも東大医学部小児科の先生ということで、こういう内容も安心できる表現で網羅されています。
近年、問題になっている発達障害が10人に1人の割合まで増えたという事例については「テレビの中の事柄が作り事だとわかる」という表現で、テレビを見せれる無難なタイミングを例示してくれています。
4歳の内容では、オムツが取れていない子は3割ほどまだいて、その理由とどうしたらよいかも丁寧に書かれており、いろんな書物やネットの記事よりも、まずは本書を手にとってみることをおすすめします。
妊娠中や0歳代は1ヵ月毎に書かれており、こころ、からだ、ことばの発達やコラムなど多方面からアプローチされた文章で読みごたえがあります。文章嫌いの夫もこの育児書だけは読んでいました。
巻末のホームケアは子どもの病気について書かれており、突然の体調不良の時に助かりました。