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SFプロトタイピング: SFからイノベーションを生み出す新戦略 単行本(ソフトカバー) – 2021/6/2
購入オプションとあわせ買い
SFを通じて未来を試作=プロトタイプし、逆算&ストーリーの力で製品/事業開発・組織変革の突破口を開く――いまビジネス界で熱い注目を集める「SFプロトタイピング」、待望のスタートブック
〈座談ゲスト〉
佐宗邦威 株式会社BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナー
藤本敦也 三菱総合研究所 経営イノベーション本部 シニアプロデューサー
岡島礼奈 株式会社ALE代表取締役社長/CEO
羽生雄毅 インテグリカルチャー株式会社代表取締役社長/CEO
小谷知也 「WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所」所長
樋口恭介 SF作家、コンサルタント
塚田有那 編集者、キュレーター
長谷川愛 アーティスト、デザイナー
ルース・ワイリー アリゾナ州立大学「科学と想像力センター(CSI)」アシスタント・ディレクター
呉岩 南方科技大学教授
張峰 香港大学名誉助教
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2021/6/2
- 寸法13.1 x 1.6 x 18.8 cm
- ISBN-104152100265
- ISBN-13978-4152100269
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商品の説明
出版社からのコメント
著者について
1989年生まれ。科学文化作家、応用文学者。筑波大学システム情報系研究員、株式会社ゼロアイデア代表取締役、博士(理学、東京大学)。編著『プレイヤーはどこへ行くのか――デジタルゲームへの批評的接近』、原案担当漫画連載「教養知識としてのAI」(人工知能学会誌)、対談連載「VRメディア評論」(日本バーチャルリアリティ学会誌)など。『ユリイカ』『現代思想』『実験医学』などに寄稿。原作担当漫画「Her Tastes」は2020年、国立台湾美術館に招待展示された。
難波優輝 Yuuki Namba
1994年生まれ。美学者、批評家、SF研究者。修士(文学、神戸大学)。専門は分析美学とポピュラーカルチャーの哲学。近著に『ポルノグラフィの何がわるいのか』(修士論文)、「SFの未来予測はつねに間違っていて、だから正しい」(『UNLEASH』)、「キャラクタの前で」(草野原々『大絶滅恐竜タイムウォーズ』解説)。短篇に「『多元宇宙的絶滅主義』と絶滅の遅延」(『SFマガジン』)がある。『ユリイカ』『フィルカル』『ヱクリヲ』などに寄稿。
大澤博隆 Hirotaka Osawa
1982年生まれ。筑波大学システム情報系助教・HAI研究室主宰者、日本SF作家クラブ理事、博士(工学、慶應義塾大学)。専門はヒューマンエージェントインタラクションおよび社会的知能。JST RISTEX HITEプログラム「想像力のアップデート:人工知能のデザインフィクション」リーダー。共著に『人狼知能――だます・見破る・説得する人工知能』『人とロボットの〈間〉をデザインする』『AIと人類は共存できるか?』『信頼を考える――リヴァイアサンから人工知能まで』など。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2021/6/2)
- 発売日 : 2021/6/2
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 288ページ
- ISBN-10 : 4152100265
- ISBN-13 : 978-4152100269
- 寸法 : 13.1 x 1.6 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,299位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 190位企業革新
- - 544位マーケティング・セールス全般関連書籍
- - 3,515位その他のビジネス・経済関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
2009年慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻博士課程修了。慶應義塾大学理工学部准教授、筑波大学システム情報系客員准教授慶應義塾大学サイエンスフィクション研究開発・実装センター所長。ヒューマンエージェントインタラクション、人工知能の研究に幅広く従事。共著として「人狼知能:だます・見破る・説得する人工知能」「人とロボットの〈間〉をデザインする」「AIと人類は共存できるか」「信頼を考える リヴァイアサンから人工知能まで」「SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略」「AIを生んだ100のSF」など。『アイとアイザワ』監修。人工知能学会、情報処理学会、日本認知科学会、ACM等会員、日本SF作家クラブ会長。博士(工学)。
宮本 道人(MIYAMOTO Dohjin)
虚構学者、応用小説家、SF思考コンサルタント。
北海道大学CoSTEP特任助教、慶應義塾大学SFセンター訪問助教。
フィクションと科学技術を組み合わせてイノベーションを生む手法を研究。
三菱総研、クラレ、カインズ、リコー、NECなど、企業の未来共創企画に多数協力。
NON STYLE石田明氏らと共同研究し、VR漫才システムを開発。
NHK「おはよう日本」、NHK Eテレ「又吉直樹のヘウレーカ!」、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」などに出演。
筑波大学STEAMリーダーシッププログラム、東京理科大学オープンカレッジ、灘中学校・高等学校土曜講座、筑波大学附属中学校総合学習コースなどで講義。
著書に『古びた未来をどう壊す? 世界を書き換える「ストーリー」のつくり方とつかい方』(光文社)、共編著に『AIを生んだ100のSF』(早川書房)、『SF思考 ビジネスと自分の未来を考えるスキル』(ダイヤモンド社)、『SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略』(早川書房)、『プレイヤーはどこへ行くのか デジタルゲームへの批評的接近』(南雲堂)など。
原作担当漫画「Her Tastes」でマンガミライハッカソン大賞および太田垣康男賞受賞。
『SF思考』は中国で翻訳出版され、「Her Tastes」は国立台湾美術館で招待展示されるなど、国外評価も高い。
1989年生まれ。慶應義塾大学理工学部物理学科卒業。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。
1994年生まれ。美学者、批評家、SF研究者。修士(文学、神戸大学)。専門は分析美学とポピュラーカルチャーの哲学、SFスタディーズ。近著に『ポルノグラフィの何がわるいのか』(修士論文)、「SFの未来予測はつねに間違っていて、だから正しい」(「UNLEASH」)、「キャラクタの前で」(草野原々『大絶滅恐竜タイムウォーズ』解説)。短篇に「『多元宇宙的絶滅主義』と絶滅の遅延」(「SFマガジン」)がある。「ユリイカ」「フィルカル」「ヱクリヲ」などに寄稿。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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SFといえば未来感満載で、ファンタジーといえば中世ヨーロッパ的文明世界という語感イメージなのかな。
発電をSF的に分裂反応でなく融合反応で、ファンタジー的に魔法でとした世界での生活を描くということか。
商品企画や事業方針を求める方法として現実をちょっと離れた世界を創作してあり得る状況を小説化するのか。
本書ではビジネスへの適用についても述べられていますが、特に大企業においてSFプロトタイピングで考えた施策を実行することは、経営陣の相当のコミットメントもしくは経営者の強い思いが伴っていないとかなりハードルが高いと思います。未来は予測するものではなく創造するものだ、といわれますが、SFプロトタイピングを大企業の人がする前に、そもそもその会社のミッション、ビジョン、バリューが相当強力かつ粘着力のあるものでないとほとんど効果はないのではないでしょうか。
本書は対談をベースにした本ですので、SFプロトタイピングの教科書的な本ではありません。書かれていることもあまり印象には残っていませんが、読み終わった後の感想を一言で言うなら、「これまで以上にSF小説もしくはファンタジー小説を(古典も含めて)意識的に読んでみよう」という気分になったということでしょうか。鈍った想像力を鍛えたいと思います。
もちろん、SFプロトタイピングなるものが何なのか論じた部分がないわけではない。本書の最初の一文に、「SFプロトタイピング…それはサイエンス・フィクション的な発想を元に、まだ実現していないビジョンの試作品=プロトタイプを作ることで、他者と未来像を議論・共有するためのメソッドである。」(本書、はじめに)とある。本書は座談と論考から構成され、論考の部分ではここに引用した文章にあるようなSFプロトタイピングとは何であるかを論じられてはいる。しかし、論考でもSFプロトタイピングが何であるのかを明快に示すには至っていない。さらに、座談では、話者が各自の取り組みについて話しているだけで、実際には話者もそれをSFプロトタイピングとは思っていないようにも見受けられた。
SFプロトタイピングなる手法が登場したばかりであり、これから理論の確立や実践がなされていくということなのだと思うが、何だか生煮えな印象が拭えない一冊であることは間違いない。少なくとも、SFプロトタイピングが何たるかを知りたくて本書を手に取っても、得られるところはあまりないように思う。