ひとりの時間を欲しいと思うことは、誰にでもある。
あなたは「ひとりになりたい」「ひとりの時間が欲しい」と思ったことはありませんか？
「ひとりの時間が欲しい」とGoogleで検索すると、それに続くキーワードとして夫・彼氏・主婦・男・子ども・彼女・高校生とさまざまな人たちが表示されます。「ひとりの時間が欲しい」と思う瞬間は、誰にでもあるのです。
たとえば、他人や家族とずっと一緒にいる状況が長く続いたときや、長時間の作業や仕事で疲れを感じたとき。他にもよく見られるのは次のようなもの。
・家族のためにつきっきりで精神的に疲れている
・仕事のストレスがたまっている
・仕事と家事で忙しくてまったく自分の時間がない
・個人的な問題についてゆっくり考えたい
・マンネリ化した生活から一旦離れたい
・辛いことがあってひとりになりたい
・やりたいことや資格の勉強に集中したい……など。
あなたにも同じような経験はありませんか？
過去には「ひとり」というと、寂しさや暗さなどネガティブであまりいいイメージはありませんでした。しかし、ひとりの時間を楽しむ人は友人がいない気の毒な人とは限りませんし、ひとりの時間は決して孤独で惨めな時間ではありません。
ひとりの時間は人生を楽しむための時間。それはとても大切な時間です。本書は自由で豊かな「ひとりの時間」についての本です。
【目 次】
はじめに
第１章 ひとりの時間がとれない主な５つの原因
原因その１ 仕事と家庭の多忙さ。24時間では足りない！
原因その２ ＳＮＳやテクノロジーの影響。常につながっている必要はあるか？
原因その３ 自分を犠牲にする文化と他人を優先することのプレッシャー。
原因その４ 完璧主義は１００％を目指すあまりのストレスに。
原因その５ 罪悪感。ひとりの時間を持つことの葛藤。
まとめ
第２章 ひとりの時間って、何？ ３つのポイント
１ 「Loneliness」と「 Solitude」は違う。自分と向き合う時間は内省と自己理解。
２ ひとりの時間が楽しいってどういうこと？ 新しいことを学ぶ自己成長の時間。
３ リフレッシュとリラックスの時間に心と体のバランスを整える
まとめ
第３章 ひとりの時間を楽しむための３つの方法
１ リラックスとリフレッシュの秘けつ
２ 質の高いひとりの時間の過ごし方
３ 自己肯定感を高めるための習慣
まとめ
第４章 ひとりの時間を楽しむまでの５ステップ
ステップ１ 自分の時間の価値を認識する
ステップ２ 優先順位を明確にする
ステップ３ 小さな習慣を取り入れる
ステップ４ 罪悪感を手放す
ステップ５ サポートを求める
まとめ
第５章 誰でも簡単、すぐにできること10個
１ おうちカフェ
２ 手帳を使う
３ 読書
４ 手作りのおやつ
５ 散歩
６ 短時間の運動
７ 音楽を聴く
８ アート活動
９ 日記を書く
10 ダラダラ過ごす
第６章 続・誰でも簡単、すぐにできること10個
１ 公園でプチピクニックを楽しむ
２ 写真を撮る
３ 観葉植物のお手入れをする
４ 短い昼寝をする
５ いつもと違うコースを歩く
６ ひとり会議を開く
７ ハンドメイド小物を作る
８ 料理をする
９ パズルを解く
10 星を見る
おわりに 他者との関係性を保ちながら、ひとりの時間を楽しみたい
【読者限定 特別付録】テーマ別ひとりの時間を楽しむヒント
１ 楽々簡単すぐ楽しみたいあなたへ １５のヒント
２ お金をかけずに楽しみたいあなたへ１５のヒント
３ 趣味・スキルで楽しみたいあなたへ 5０のヒント
多くの人が簡単に始められる趣味
日常の中で「ひとりの時間」を確保しやすくするためのスキル
自分自身の成長やキャリアの発展に役立つスキル
