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仏教と科学が発見した「幸せの法則」:「心」と「私」のメカニズムを解き明かす Kindle版

4.2 5つ星のうち4.2 70個の評価

2500年前の「ブッダの教え」と最新の「幸福学の研究」が、
「幸せになる」というゴールへ、重なり合いながら突き進む――
人生をダイナミックに変える白熱対談!


推薦のことば

幸福についての議論は、時に表面的なものになりがちだ。
ロボット工学、意識の科学、幸福学の知見が、仏教の思想、実践、伝統と響き合う本書は、深い本質の部分での「幸福論」を提供している。
知的好奇心と感情の両方が満足する、稀有な本である。
茂木健一郎

「私」の実存を否定することでヒトは幸せになる――。
本書ではそんな火の玉のように熱い議論が、しかし静謐に展開されます。
そして、読み終えた私の中に新しい自分像が芽生え、なぜか不思議と安堵
するのです。
池谷裕二


前野隆司 「まえがき」より

もともと原始仏教や禅の思想に本質的なものを感じ、スマナサーラ長老や中村元先生や鈴木大拙先生の本を読みあさっていた私にとって、長老との対談は、願ってもない光栄な機会でした。なんて素晴らしい宇宙のインタラクションの一部なのでしょう。そして、本書をお読みいただくとわかりますが、科学と仏教の類似点、相違点が、とても鮮やかに腑に落ちました。長老の説明は明快で、私の誤解も理解も明確になりました。これまで、多くの日本の僧侶の方と対話してきましたが、何か難解で理解できないものが心に残っていました。ところが、長老のお話は、すべてすっきりわかりやすく、心は晴れやかになりました。シンプルな本質を明快に伝える原始仏教の考え方をいまに残している上座部仏教と、年月をかけてインドから中国を経由して日本に入ってくる間に精緻化・複雑化・多様化・理解困難化した大乗仏教の違いを感じました。この本は、私にとって、とても大切な記録となりました。長老、ありがとうございました。心から感謝しています。


アルボムッレ・スマナサーラ 「あとがき」より

あるイメージが湧いてきました。それは『源氏物語』のような長いエピソードが書かれた日本の巻物と、同じエピソードが印刷された分厚い本のイメージです。本の場合は、どこからでも読むことができます。読む前に目次を眺めれば、中身についての概要を掴むこともできます。巻物の場合は、それほど便利ではありません。しかし、巻物には歴史的な価値があります。本ならば読むときに潰れても構いませんが、巻物は大事に使わなくてはいけないのです。
前野先生と、幸福学をテーマにして対談を行ないましたが、結局は両者とも同じことを言っていたので、お互いの背中を掻きあうような結果になりました。要するに、私は先生の研究と活動に大いに感銘を受けたのです。先生も仏教の幸福思考に驚くほど賛成してくれました。科学者の肩書を振りかざして、伝統的に語り続けている私たちのやり方について批判することはなかったのです。そこから浮かんだのが、巻物と本のイメージです。「幸福」という概念を学問的に研究してデータを取って説明すると、誰にでもわかりやすい教えになります。本と同じです。二五〇〇年の伝統を誇る仏教の幸福学を私たちが語るとき、皆、古い巻物を眺めているような気がするに違いありません。
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商品の説明

著者について

アルボムッレ・スマナサーラ (Alubomulle Sumanasara)
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。メディア出演や全国での講演活動を続けている。
著書に『ブッダの実践心理学─アビダンマ講義シリーズ』(藤本晃氏との共著)『怒らないこと』『無常の見方』『大念処経』(以上、サンガ)、『ブッダの幸福論』(ちくまプリマー新書)、『原訳「スッタ・ニパータ」蛇の章』(佼成出版社)、『テーラワーダ仏教「自ら確かめる」ブッダの教え』(大法輪閣)、『Freedom from Anger』(WisdomPublications)など多数ある。
日本テーラワーダ仏教協会 http://www.j-theravada.net/

前野 隆司 (まえの・たかし)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科教授。
1962年、山口県生まれ。東京工業大学卒、同大学修士課程修了。キヤノン入社後、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授等を経て、2008年より現職。博士(工学)。研究領域は、幸福学、システムデザイン・マネジメント学、イノベーション教育と幅広い。
著書に、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(ちくま文庫)、『幸せのメカニズム』(講談社現代新書)、『システム×デザイン思考で世界を変える』(日経BP社)、『人生が変わる! 無意識の整え方』『無意識と「対話」する方法』(以上、ワニブックス)、『実践 ポジティブ心理学』(PHP新書)、『無意識の力を伸ばす8つの講義』(講談社)など多数ある。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0CWRVHK9N
  • 出版社 ‏ : ‎ サンガ新社 (2024/3/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/3/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 4987 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 256ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 70個の評価

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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
70グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごい高レベルの内容でしたので感動しました…理解するのには何回も読まないと…わかったことは自我など無くて自分はすでに死んでいるということです 俗世間の低レベルな話題に飽きたならこれ読みましょう
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対話形式で書かれている。どちらかというと心理的な部分が多い。
仏教とキリスト教徒の違いがかかれており、参考になる。
内容としては面白かった。スラスラ読める、分かりやすくてよい。
仏教の知識を深めるのにはよいが、実践的な本ではない気がする。

結局幸せを探してもみつかないという言葉は、共感できた。
みんな幸せを探しているが、みつからないのは幸せになるということを勘違いしているのだという内容
は面白い。仕事を探している人→役に立つアドイバイスが書かれているので参考になる本である。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月14日に日本でレビュー済み
釈尊の時代、999人を殺戮し、1000人目の獲物を探し求める男がいた。
彼は釈尊の姿を認め、必死に後を追うがどうしても追いつけない。

「彼は、お釈迦さまを追いかけながら、『沙門、止まりなさい』と言いました。
するとお釈迦さまは、『君こそ止まりなさい、私はすでに止まっているのだから』と言ったのです。」
(アルボムッレ・スマナサーラ長老『心は病気』より)

*****

誰しも幸せな人生を願っているはずなのに、幸せを実感できる人はとても限られている。
その原因を解き明かし、幸せを実現する方法を人々に説く2つの道、仏教と幸福学のエキスパートであるお二人が対談した本です。

もともとロボットの研究者であった前野氏は、ロボットの心を作ろうとしているうち、心の研究に取り組まれるようになったそうです。
その結果、なんと「心は幻想、あるいは錯覚ではないか」という結論に達し、「受動意識仮説」を提唱するに至りました。
それは、私たちがあると思っている自由意志は錯覚に過ぎず、人間は、ただ無意識にコントロールされながら生きているだけのロボットのような存在であることを示唆しています。
『北斗の拳』の決めゼリフ「お前はすでに死んでいる」のように。

これだけでも充分驚きますが、この結論に達した前野氏に対するスマナサーラ長老の評価も衝撃的です。
覚りの境地を尊ぶ仏教徒の中には、お尻に火を点けられたような気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

前野氏に、「自由意志は存在する」という先入観があったら、受動意識仮説は成立しなかったと長老は言います。
そのように、もしかすると「仏教は宗教である」という先入観があるかぎり、お釈迦さまの発見した真理に至ることはできないのではと、ふと思いました。

冒頭に挙げた殺人者ほどではないにせよ、至福の境地に憧れても、なかなか正しい道が見つけられない私たち。
「フォーカシングイリュージョン」という研究では、人と比べられる金・物・地位といった地位財で幸せになろうとしても長続きしないと説き、幸せを探し求める焦点のズレを修正すれば、長続きする幸せが得られると勧めています。

人類史の中でも、間違ったモノの見方が次々と修正され、真実へと近づいてきたように思います。
天動説は地動説へ、古典力学は相対性理論、そして量子力学へ。
物質世界で改革を起こしてきた科学が、「幸福」を手がかりとして、ついに心の世界へ踏み込んできたのかと思うとワクワクします!
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月29日に日本でレビュー済み
『』内は追記です。
『先日、有田秀穂氏とスマナサーラ氏の「仏教と脳科学」という本を読んだが、この本と内容が驚くほど似ている。
脳科学者によるスマナサーラ氏に対するインタビュー形式、という構成も同じであり、とあればスマナサーラ氏の答えが同じなのもうなずけることなのだが。。

発行日を見ると2012年なのでそちらの方が先なのだが、この2冊の関係性は果たして、、?!』

※以下、最初のレビュー

科学者 前野氏の数々の質問に対して、スマナサーラの答えが全て一貫している。
神を信仰する宗教自体を否定しているスタンスなど、もちろん誰もが納得できる話では無いだろう。しかし大変勉強されている方であり、個人的には仏教についてこれほど腹落ちした著書はなかった。(自分の勉強不足もあるだろうが。。)

ただ、対談形式であるために構成が必ずしも読みやすくはない。
仏教の本質である部分が第4章から簡潔に語られるので、その辺りの配慮などあればもっと入り易いのでは、と感じた。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前野先生の話は大変参考になりましたが、
残念ながらスマナサーラ長老の話はイマイチでした。
2019年8月26日に日本でレビュー済み
受動意識仮説については複数の違う部位の脳が同時に司令を出した場合、大脳新皮質は一番遠いのだからヨーイドンで走ったら遠いほうが負けるに決まっている。意識しないところで自動的に司令を出す存在がいるからこそ意識はブレーキの役目も果たすし誤作動を防ぐ意味でも環境を整えることの重要性を再確認できた。
中~ラストにかけては今までの価値観や勘違いが良い意味で消え思考の海や世界の広がりに引きずり込まれる
2019年5月16日に日本でレビュー済み
ロボット研究者の前野さんとスリランカ初期仏教長老のスマナサーラさんの対談気意識の本です。
前野さんはロボットを研究しているうちに心に興味を持ち研究を進め受動意識仮説というものを提唱します。
これは自分の意志の前に無意識で脳から指令が出ているという理論です。
要は自分で決めて何か行動を起こしたつもりでも、そのまえに無意識からその行動を起こすように指令がでているということ。自分たちに自由意志はなくただ反応しているだけ。
これが仏教の無我という理念とリンクします。
無我とは自分は幻想である、存在しないという考えです。
仏教では全ては無常であり瞬間瞬間で現象が現れて消えるを繰り返しているだけと考えます。
そこに自我という錯覚を起こすから物事に執着し、怒り妬み苦しむことになります。
主に仏教メインで書かれていますが、この本で初期仏教の考え方の基本が理解できます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月25日に日本でレビュー済み
仏教やら脳科学や機械工学の知識なくとも分かりやすく読めます
特にスマナサーラ長老の言葉は明快で、心に刺さるものが多々ありました
私は自己に執着したダメ人間です
お二方が自我が妄想の産物だとお話になられても怖くて信じたくないです、霊魂など安直なものを信じたいと思ってしまう人間です
でも今はそれでいいんだと分かりました
悟りというものはイメージするものではなく、学びの末に気づくものだと分かったからです
スマナサーラ長老が勧める瞑想をまたやってみようと思います
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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