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三河雑兵心得 足軽仁義 (双葉文庫) 文庫 – 2020/2/11
井原 忠政
(著)
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購入オプションとあわせ買い
時は戦国、所は三河。
喧嘩のはずみで人を殺め、村を出奔した18歳の茂兵衛は、
松平家康の家来である夏目次郎左衛門の屋敷に奉公することになる。
だが、折しも一向一揆が勃発。
熱心な一向宗門徒である次郎左衛門は「君臣の縁は一代限り。
弥陀との縁は未来永劫」と、一揆側につくことを決意する。
武士人生ののっけから、「立身出世」どころか国主に弓を引く「謀反人」になってしまった茂兵衛。
波乱の世に漕ぎ出すことになった新米足軽の運命やいかに!?
喧嘩のはずみで人を殺め、村を出奔した18歳の茂兵衛は、
松平家康の家来である夏目次郎左衛門の屋敷に奉公することになる。
だが、折しも一向一揆が勃発。
熱心な一向宗門徒である次郎左衛門は「君臣の縁は一代限り。
弥陀との縁は未来永劫」と、一揆側につくことを決意する。
武士人生ののっけから、「立身出世」どころか国主に弓を引く「謀反人」になってしまった茂兵衛。
波乱の世に漕ぎ出すことになった新米足軽の運命やいかに!?
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2020/2/11
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104575669873
- ISBN-13978-4575669879
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対象商品: 三河雑兵心得 足軽仁義 (双葉文庫)
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出版社より
商品の説明
著者について
神奈川県鎌倉市在住。会社勤務を経て文筆業に入る。趣味は絵画。
波乱の時代や組織の論理に翻弄されながらも、逞しく生きる人々の姿をユーモアと哀感を交えて巧みに描くのを得意とする。
波乱の時代や組織の論理に翻弄されながらも、逞しく生きる人々の姿をユーモアと哀感を交えて巧みに描くのを得意とする。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2020/2/11)
- 発売日 : 2020/2/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4575669873
- ISBN-13 : 978-4575669879
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 51,170位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 227位歴史・時代小説 (本)
- - 337位双葉文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
5 星
大河ドラマより面白い
ちょうど現在放映中の大河ドラマと内容が重なって興味深く読み始めたが、ハッキリ言って大河ドラマよりこの本の方が面白いこちらの方が数段上11冊目まで一気読みしてます次作待ち遠しい。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年9月1日に日本でレビュー済み
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時代考証から都度の状況表現まで最下層の雑兵足軽の視点からの展開が素晴らしい
2024年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史小説といえば教科書にも出てくるようなパワーエリートが、歴史的な事件にどのように立ち向かったかとか、どのような人生を送ったとかが常道です。
しかし、本作品は、名前すら残らない軽輩(架空の人物です)が、歴史の片隅に埋もれ記録にも残らないような事件の中で動いてゆくという、一般的な歴史小説とはひと味違うお話です。
桶狭間の戦いの後、独立を果たした徳川家康は、三河の一円支配を行おうとし一向宗と衝突します。忠義に篤い三河武士団ですが、家康派と一向宗側の二つに割れて、「どうする家康」状況になります。
そんなときに、人を殺してしまい村を出奔する羽目になった、本作品の主人公である(植田)茂兵衛(うえだもへえ)は一向宗側の武将に使えることになり、三河の片隅の小さな城で、名もない足軽の一人として、歴史書には1行の記述もないような籠城戦でに臨みます。
茂兵衛は架空の足軽ですが、おそらく戦国時代には茂兵衛のような人がたくさんいて、歴史の流れを作ることも、名前を残すこともなく生きて、死んでいったのでしょう。
大河物語でさえ、合戦の時に足軽どうしが槍で突き合っていて、歴史考証はどうなのと思うときがありますが、作者は「槍は突くものではなく叩くものである」など、歴史の研究成果をよく勉強していて、物語にリアリティーを与えています。
籠城戦に際しての準備、兵卒の様子、役割、装備品の違い、鉄砲や矢の有効射程距離や名中度、防御の方法など、細部にこだわった記述が臨場感満載です。
私が買った本は第14刷でした。1刷がどのくらいの製本数か知りませんが、2年経たずに14刷を数えるのはすごいことです。
茂兵衛の役割や行動に、現代のサラリーマンの、社会を動かすとか歴史に名を残すことなく、会社の歯車になって地道に生きてゆく姿を重ねているのかもしれません。
とてもおもしろかったので、読後すかさず続編を注文しました。
しかし、本作品は、名前すら残らない軽輩(架空の人物です)が、歴史の片隅に埋もれ記録にも残らないような事件の中で動いてゆくという、一般的な歴史小説とはひと味違うお話です。
桶狭間の戦いの後、独立を果たした徳川家康は、三河の一円支配を行おうとし一向宗と衝突します。忠義に篤い三河武士団ですが、家康派と一向宗側の二つに割れて、「どうする家康」状況になります。
そんなときに、人を殺してしまい村を出奔する羽目になった、本作品の主人公である(植田)茂兵衛(うえだもへえ)は一向宗側の武将に使えることになり、三河の片隅の小さな城で、名もない足軽の一人として、歴史書には1行の記述もないような籠城戦でに臨みます。
茂兵衛は架空の足軽ですが、おそらく戦国時代には茂兵衛のような人がたくさんいて、歴史の流れを作ることも、名前を残すこともなく生きて、死んでいったのでしょう。
大河物語でさえ、合戦の時に足軽どうしが槍で突き合っていて、歴史考証はどうなのと思うときがありますが、作者は「槍は突くものではなく叩くものである」など、歴史の研究成果をよく勉強していて、物語にリアリティーを与えています。
籠城戦に際しての準備、兵卒の様子、役割、装備品の違い、鉄砲や矢の有効射程距離や名中度、防御の方法など、細部にこだわった記述が臨場感満載です。
私が買った本は第14刷でした。1刷がどのくらいの製本数か知りませんが、2年経たずに14刷を数えるのはすごいことです。
茂兵衛の役割や行動に、現代のサラリーマンの、社会を動かすとか歴史に名を残すことなく、会社の歯車になって地道に生きてゆく姿を重ねているのかもしれません。
とてもおもしろかったので、読後すかさず続編を注文しました。
2023年4月22日に日本でレビュー済み
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配達予定日より数日遅れて届きましたが、多分郵便局の都合だと思います。
キレイな本だつたので良かったです。
ありがとうございました🍀
キレイな本だつたので良かったです。
ありがとうございました🍀
2023年9月24日に日本でレビュー済み
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ネイティブです。
何より気になるのは「だら」の使い方。
「だら」は、標準語でいうと「でしょう?」とか「だろう?」にあたります。
つまり「…だら」というと「軽い同意(同調?)を求める疑問文」ということになります。
この「だら」を単純な接尾語みたいに多用するので、ネイティブが読むと出てくる人出てくる人が同意を求めまくってるように感じられます。
あと「みりん」ですが、基本的に友人や親族など近しい関係や女性が使うことが多く、知り合って間もない上司が部下に使うのはちょっと違和感があります。
たまに出てくる「らー」ですが、これは静岡弁の流れの言葉で静岡に近い豊橋や田原のような東三河では使われます。なので主人公が言うのは問題無いと思います。が、菱池のある幸田町方面や岡崎は西三河弁です。西三河で「らー」はちょっと聞いたことないです。
西三河は西に行くほど名古屋弁の影響をうけた三河弁になります。
あと、三河弁の三大構成要素である「じゃん、だら、りん」の「じゃん」がほとんど出てこないのは違和感あります。
三河弁には敬語がないので、三河弁での自由闊達な意見交換になると、言葉上の上下関係が無くなりフランクな会議が成立しやすい…といった特徴なんかもあるんですが(笑)
逆に言うと、上下関係がとてもきつい状況では三河弁はあまり出ないとも言えます。
何より気になるのは「だら」の使い方。
「だら」は、標準語でいうと「でしょう?」とか「だろう?」にあたります。
つまり「…だら」というと「軽い同意(同調?)を求める疑問文」ということになります。
この「だら」を単純な接尾語みたいに多用するので、ネイティブが読むと出てくる人出てくる人が同意を求めまくってるように感じられます。
あと「みりん」ですが、基本的に友人や親族など近しい関係や女性が使うことが多く、知り合って間もない上司が部下に使うのはちょっと違和感があります。
たまに出てくる「らー」ですが、これは静岡弁の流れの言葉で静岡に近い豊橋や田原のような東三河では使われます。なので主人公が言うのは問題無いと思います。が、菱池のある幸田町方面や岡崎は西三河弁です。西三河で「らー」はちょっと聞いたことないです。
西三河は西に行くほど名古屋弁の影響をうけた三河弁になります。
あと、三河弁の三大構成要素である「じゃん、だら、りん」の「じゃん」がほとんど出てこないのは違和感あります。
三河弁には敬語がないので、三河弁での自由闊達な意見交換になると、言葉上の上下関係が無くなりフランクな会議が成立しやすい…といった特徴なんかもあるんですが(笑)
逆に言うと、上下関係がとてもきつい状況では三河弁はあまり出ないとも言えます。
2023年4月4日に日本でレビュー済み
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一番下から這い上がる有り様が 現代に通じる❗最高だ‼️どうする家康と同様
2024年5月13日に日本でレビュー済み
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やっぱりこのタイトルこのシリーズは全て揃えたほうがいいですよね。
面白いですよ。
面白いですよ。
2024年2月25日に日本でレビュー済み
足軽視点で新鮮であり、歩兵視点での戦闘、徳川家の描写がいい。