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「非常識」な組織づくりが会社を強くする: 管理・査定をなくしてこそ、人は育つ!ベンチャーの旗手、川合アユムの異端の経営哲学 単行本 – 2003/7/1
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2003/7/1
- ISBN-104408105465
- ISBN-13978-4408105468
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商品の説明
商品説明
似たものに成果主義や参加型経営、事業部制なども思い浮かぶが、同社の根底には、必要なプロジェクトを社員の提案で決めたり、社員が自ら各プロジェクトと雇用契約を結んだりといった「個人の自発的意志に基づくシステム」があるという。この「PD制度」で同社は急成長し、東証マザーズへの上場も果たしている。
本書によれば、この異例の経営が生まれた背景には、会社組織に対する川合社長の次のような問いかけがあったという。「会社のために」といって社員を命令に従わせていいのか、組織の目的が社会貢献から組織維持や利潤追求に変質しているのではないか、企業活動が環境を破壊しているのではないか…。
ナイーブだとしてよく切り捨てられがちなこうした問いを、妥協せずに突き詰めていく川合社長のエピソードは圧巻である。経営の合理性や経済効率、組織の論理よりも、個人の倫理を貫くことが問題解決を導いたこのケースは痛快でもある。
実際に同社では、PD制度によって「縦割り」の弊害の解消や、柔軟な働き方の実現、「失敗を許容する」仕組みによるアイデアの創出などのメリットが生まれているという。「20世紀型」の企業組織が行き詰まるなか、それを個の自発性や倫理、支援、利他の精神といったコンセプトで克服しようとする試みが盛んであるが、それらを集約した次代の経営モデルを早々に見せられたような驚きがここにある。(棚上 勉)
出版社からのコメント
会社のなかで理不尽な思いをしても、「会社員だから」「組織の論理には逆らえないから」とあきらめたことはありませんか? でも本来、組織とは、何かの目的を遂行するために、人が集まってできたもの。世の中の「プロジェクト」だといえるでしょう。けっして個人を殺す場ではありません。この本に登場する川合アユム社長は、そういった組織が持つ純粋性を保つために、会社の「部」も「課」も「管理」も「査定」もなくしてしまいました。
彼が「組織とはいったい何なんだ?」と悩み続けるその過程は、組織の上に立つ人に限らず、組織のなかで働く人であれば、誰もが共感するはずです。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2003/7/1)
- 発売日 : 2003/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4408105465
- ISBN-13 : 978-4408105468
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,135,000位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 829位企業革新
- - 41,389位投資・金融・会社経営 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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聞こえはいいのかもしれませんが、やはり組織は組織。
大企業からのドロップアウト組が多いので体質は旧式の組織。
結局どこもたいした違いはないと思っていました。
この本を読むまでは。
この本には本来あるべきベンチャー企業の姿が描かれています。
会社が成長するにはまず個人が成長しなければならない。
個人が成長するにはその為の環境が必要です。
それを実現してきた過程が分かります。
お互いに補完しあい、成長していけるような組織。
これが真の意味での組織なのだと思います。
確かに、従業員の働きがい、自己実現を手伝うことが、経営者の仕事だと思うが、そのモチベーションをどう作り上げていくのかについては、あまり触れられていない。この本に書かれていることだけだと、経営者のストレスは相当なものになると思います。
もっと、モチベーションをどう作り上げるか、どう与えてきたかそのことについても触れてほしかったです。
組織の実際的組織作りについての記述はいまひとつ。
自由とそのための厳しさ(プロフェッショナル)が
受け取った感想。
サラリーマンでは困難、
ビジネスマンなら魅力的。
自分に甘い自身をふと、不安に思う。
考えること悩むことの大切さを学び社会の中で人間としてどうあるべきかを自問自答させられました。関西のベンチャー企業の社長ではなく職業、旅人という肩書きを持つ川合さんの哲学を知ることによって経営者にとって哲学というものの重要性を学ぶ良書です。
無意識でもどんどん面白いことに挑戦しながら、様々なアイデアを形にしていくエネルギーに感服しています。
パリダカまで出た、(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-.すごい 人。
本も面白い
PD制度・・・それにもまして、ユニークな制度!!
オーナー企業には、オーナー企業の良さがある。ワンマン社長組織にはワンマン社長組織の良さがある。しかし、いつまで?どのくらいの規模まで?ワンマンを続けられるのか・・・多くのオーナー・ワンマン社長が自社の成長をよろこびながらも、その不安に悩む夜を過ごすことも多いのではないか?
本書は、その不安に応える一案となる「PD制度」と言う組織運営方法を、その発案者である川合アユムの思考の変化を物語風にまとめて紹介されている。とかくありがちな、お仕着せや、自慢話でもない。文字通り、一案として、変革の参考にできる良書である。